長野市議会議員会派

改革ながの市民ネット

5月最後の日曜日は...

 5月最後の日曜日、今回で47回目を数える長野市障害者スポーツ大会が開催され長野市議会福祉環境委員会委員の一員として参加して参りました。 先週の22日に水泳大会が行われ、この日は陸上競技大会が東和田の長野市陸上競技場にて陽射しが強く暑い中ですが180名の選手の方々がそれぞれの競技に臨みました。 障害を持たれる方々がスポーツを通して親睦をはかり交流を深め、障害者に対する市民との相互理解を深め自立と社会参加の促進につながることでしょう。 この大会には役員さん関係者の方々をはじめ多くのボランティアの皆様による手作り感もあり競技場全体に優しさで溢れる大会となったと思います。  ちょうど、隣の野球場ではリトルリーグの練習試合(と思われる)が行われおり、私の地元河川敷で毎週練習に励んでいるチームが熱戦を繰り広げており僅かな時間ではありましたが観戦をさせていただきました。この日は恐らくシニアの試合だと思いますが、このリーグのマイナーチーム(小1~中1)の監督に私が会社員時代から大変お世話になっている同僚が務めており、過日も練習場の問題等の相談を受けたところです。野球はまさに国的スポーツ、小さな頃から硬式ボールに触れあうことで高校や大学、そしてプロへ羽ばたいていく選手も多いと思います。長野市からのそうした選手が多く生まれることを期待します。  そんなこんなで、運動競技場を後にし、最近ご無沙汰している競技場周辺地域にお住まいのお世話になっている方々に挨拶訪問を行いました。その最中に、私の不注意で追突事故を起こしてしまいました。信号待ちをしている間、ちょっとした用を済ませようとした作業に取り組んでいるといきなり“カン”という音と感触が。ブレーキペダルを踏んでいるつもりでしたが緩んだのでしょう、前方の車に当たっていました。直ぐに近くの広い場所に移動しお話しをさせていただき、その後、しばらく経って警察に届け出。暑くなってきて、そして、集中力が緩慢になり、本当に車の運転には気をつけなければならない、相手の方にはただただ申し訳なく反省また反省そして自分自身への注意勧告となりました。  夕刻より後援会支部役員さんとの打ち合わせ及び慰労会があり出席いたしました。市政の話題よりもやはり参院選、消費増税が話題の中心となり、こちらも熱い議論が成されました。  5月の最後の日曜日、充実していた反面、注意散漫からの出来ごとに少々心身ともに堪えた一日でしたが、6月は6月議会、参院選の公示、選挙戦など落ち着かない1ヶ月となりそうですが、まずは“交通安全”集中力を高めていかなければなりません。

地元小学校での大運動会にて

 すっかり夏前の運動会が主流となった小学校運動会ですが、本日(5/28)は私の子どもが通う小学校の運動会が、非常に過ごしやすい天候の中で行われました。赤・白両軍の応援団長の力強い掛け声で応援合戦で幕を開けました。  我が子も今年が小6となり最後の運動会となり、また、我が家にとって上の子から永年お世話になってまいりましたが最後の運動会です。私もここ数年、しっかりと競技をみさせていただくことも出来なかったのですが、今年は、少しじっくりと各学年の競技に声援を送ることができました。昨今、組体操が取り入れられなかったり、数年前より”竹引き”から竹をリレーのような形に変わったり、初めてみる競技もいくつかありました。  そんな中、劣勢の赤組大将が果敢に敵陣と相対した伝統の騎馬戦では、校庭内から大歓声が上がったり、リレーでは抜きつ抜かれつ必死で走る子供たちの姿は清々しく活力をいただきます。  恒例の校歌ダンス、800名弱の児童が心を一つに綺麗な動きには感動を覚えます。この夏前に運動会を実施することで、特に1年生は学校生活に慣れることに加え、運動会練習があることを考えると子どもたちのみならず学校もご家庭も大変なことだと思います。それでも完成度の高い運動会となるのは、就学前教育(保育園、幼稚園)の取り組みが大きいのではと思います。大小規模の違いはあれど、様々な地域の特色を生かしながら行う小学校運動会、様変わりはしつつも地域の活力です。それにしても、素晴らしい運動会、お疲れ様でした。

行政視察2日目

 行政視察の2日目、出雲市から特急電車と普通電車を乗り継ぎ、広島県福山市へ移動し、福山市役所にて「スクラムふくやまエコトライ」の取り組みを視察。福山市は広島県の東南端に位置し、人口47万人、中国地方では4番目の都市規模となっております。 大規模製鉄所、工業整備特別地域を抱え、温室効果ガス排出抑制を市民・事業者の皆様と協働しながらそれぞれが主体的な発想の中で取り組まれています。地球温暖化対策事業のスクラムふくやまエコトライは、「協働」をベースに家庭、地域、学校や事業者、行政がスクラムを組み、地球温暖化対策を推進し、各種事業を実施中。市内にある福山港では、10年間で2.7mmの割合で海面水位が上昇しているようです。 そこで、2007年を基準とし、2020年度には中期目標として温室効果ガスを40パーセント削減目標を定め、現在、様々な取り組みをされております。  5つの基本施策のうち、低炭素型の社会基盤の確立に向けた社会のしくみを変えていくという方向性の下で、公共交通の利用の促進を挙げられております。市職員については、毎月1回をエコ通勤日としてマイカー通勤を控える運動を実施しており約70%の参加率があるようです。支所などマイカーでの通勤となってしまう場所もあるということで、まずまずの結果だそうです。市民向けとしてはHP、冊子、地域や学校への出前講座等で周知しておりようであります。  そんな中、備後の二酸化炭素削減「ベスト運動」、交通渋滞緩和と交通に起因する環境負荷の軽減等を目的とし、ノーマイカーデーを発展させた運動が民間主導で行われているということです。実に2万人弱の方がこの運動に参加しているそうです。  そして福山市は、平成24年1月、環境施設が集積する箕沖地区を中心に「次世代エネルギーパーク」の認定を受け、環境学習の拠点である福山市リサイクルプラザを中心に再生可能エネルギーの普及等への理解の増進にも取り組まれております。

福祉環境委員会行政視察1

 5月24日、無事に47回目の誕生日を迎えることで出来、たくさんの方々よりお祝いのメッセージをいただきました。本当にありがとうございます。昨年10月より、市議会議員としての役割を担わせていただき感謝です。 そんな中、5月25日(水)~27日(金)まで、長野市議会福祉環境委員会による行政視察に来ております。 25日(水)、島根県出雲市を視察させていただきました。出雲市は人口約17人、出雲大社で有名で、駅周辺は派手さはないものの、いくつかのホテルがあり、地元の方に言わせると、現在さらに2棟のホテルを建設中とのことで観光客で賑わうまちなのでしょう。私が宿泊したホテルにも何組もの外国人の方がおりました。  今回の出雲市への視察では「農福連携事業」について事例等を紹介していただきました。平成24年10月より、島根県健康福祉部障害福祉課が「しまね農業振興公社」に委託し、農業と福祉を一体的に捉えた取り組みがなされております。昨年度より特定非営利活動法人 島根県障害者就労事業振興センターの業務に農福連携事業を入れ、新たなスタートを切っているところであります。 この日、障害者支援施設「太陽の里」を視察させていただきました。まさに農業に特化した就労支援、農福連携・福福連携にとりくまれており、玉ねぎ、キャベツ、白ネギなどを栽培され、そして、自分たちで育てたトマトをミックスソースとして加工販売を行っております。障害をお持ちであっても、働くことで自分が必要とされ、存在感を実感できる時間を少しでも多く感じられ、出雲市でも農業においては担い手不足、耕作放棄地対策、繁忙期の労働力確保などの課題解決に向けて農業と福祉をつなぎ合わせることで双方にメリットのある取り組みです。この太陽の里では、作業請負を行っており、近隣の農家のお手伝いを行う「せわやき隊」が地域に溶け込んで好評を得ているようです。ちょうど、この「せわやき隊」がお手伝いをしておる現場も視察させていただき、小雨の降る中、懸命な作業に汗を流されている姿には、私自身が元気をいただいた次第です。  太陽の里を後にし、島根県障害者就労事業振興センターを視察。農福連携で重要なことは、施設職員、関係者などがしっかり農業を理解すること、そして農家の方々にも福祉を理解しあうことだと思います。その一環として、ネットワーク会議、研修会の実施、そして、農福連携サポーター制度の実施など、まずは、しっかりとした環境を整えることだと改めて感じました。動画で作業の様子を拝見しましたが、個々の持っている能力を引きだすこと、少し時間は掛かるけれども、質の高い仕事を引き出すことができるということ。これらの課題とされている部分でもあるように、農業側への農福連携事業の浸透がまだまだ不十分、農業技術、情報持った旗振り役としての農業普及組織への期待感などもあるようですが、双方にメリットを生み出し、そして農業振興に繋がれば最高の取り組みです。 長野市としてもこうした取り組みを参考にしながらまさに農福連携の旗振り役とすべく委員会の中でも議論しなければなりません。

会話の中から

先週より忙殺されております。  私が会社員時代より大変お世話になっており、そして、昨年の選挙の際にもごい協力いただいた、小玉新市千曲市議会議員の市政報告会に参加させていただきました。会社員時代からそうでしたが、大変勉強熱心な姿勢に改めて学ばせていただき、地方議会議員の役割について、参加された皆様に丁寧な説明をされておりました。パワーポイントを使用しての説明で、実に分かりやすい報告会で参考になります。  地元更北および川中島の消防団永年に渡り地域の防災活動にご尽力され、このたび退団される方々の送別会に参加。地域防災の礎を築いていただいたことに敬意を表する次第であります。様々な会合に出席をさせていただいていると、思いがけない再会などがあります。この会合でも、私が数年前にPTA役員を仰せつかった際にお話しをさせていただいたSさん、中学高校の同期のW君、高校同期のY君、私より一学年上の幼馴染の先輩等、貴重な時間をいただき、ありがたい限りでした。地元で消防という地域を守る大きな役割を担われており、私も一緒になって地域の安全を守っていかなければなりません。  先週は、退職者関連、商工会関連、安協関連などの総会が続きましたが、地域の皆様が抱える課題をお聞きするいい機会となりました。その際、日ごろからお世話になっている某会社の会長より、地域経済の発展に関するお話をお聞きしました。地域には、昔から、この地で会社を経営され、地域経済の先頭に立たれた方が多くいらっしゃる一方で、大手の店舗や、支店なども少なからずあるわけですが、なかなか、こうした大手と地元中小の連携が思うように取れない場面があるということです。長野県では、平成26年に「中小企業振興条例」が制定されましたが、長野市においてもこの条例に習い、ますます地域経済の発展に向けた取り組みが重要です。6月議会において、私も一般質問にて登壇する予定なので、取り上げたいと思っております。いろいろな方とコミュニケーションをとることで課題を見つけていくこと、大事なことです。 今週は、市議会福祉環境委員会の行政視察で、5月25日~27日まで長野を留守にし、島根県出雲市、広島県福山市、兵庫県明石市を訪れます。

地域密着で安全な暮らしを守る

 先日の早朝、本年10月に長野市内で開催が予定されている「全国消防操法大会」に向け、地元消防団ポンプ操法の早朝練習に激励を兼ね見学をさせていただきました。それぞれの団員の方は、出勤前にほぼ毎日、練習されております。 丁度、小学校、中学校の先輩や、そして、同級生も団員として活動されておりました。 <消防団とは> 『消防団の活動は消火だけではありません。 消防団は、消防本部や消防署と同様、消防組織法に基づき、それぞれの市町村に設置される消防機関。地域における消防防災のリーダーとして、平常時・非常時を問わずその地域に密着し、住民の安心と安全を守るという重要な役割を担います。また、近年は、女性の消防団への参加も増加しており、特に一人暮らし高齢者宅への防火訪問、応急手当の普及指導などにおいて活躍しています。 火災消火の基本的な操作の習得を目指すための手順、ポンプ操法の訓練を平常時に行っています。 ポンプ操法は、実際の火災現場での消火を想定して行われ、全国規模で消防操法大会も実施されています。 消防団員は日々技術の向上に努め、訓練に励んでいます。 操法訓練の他にも、災害現場での後方支援や、負傷者の応急救護処置などにも対応できるよう研修会を開くなど、防火防災訓練にも力を入れています』(総務省消防庁HPより抜粋) 例えば、日中、仕事の最中でも、何か火災などが起こった場合も、直ぐに、それぞれの職場から現場に駆けつけ、当然、早朝深夜も同様です。心より敬意を表します。

行事の多かった週末

 5月も半ばに入り、この週末も慌ただしく過ごしました。 14日(土)朝、運動会を控えた息子が通う小学校にてPTA作業(学校内外の清掃)が行われ、私は、外回りで校舎の壁等に付着しているマイマイガの卵除去を担当、予想よりも少なかったものの少々苦労しながらの作業となりました。それでも毎年、保護者の多くが参加して行われるため短時間での作業で終了し、週明けから子どもたちもきれいな学校での生活となることでしょう。  その後、更北住民自治協議会評議員総会に出席。今年度の事業計画から新役員さんの選出などが議題とされ、特に、28年度事業に関しては、今年度からスタートする「地域きらめき事業」、「地域農業活性化事業」、「稲里町での「はつらつ事業」」といった新規事業の計画も盛り込まれ、更北地区のスローガンである、住んでいる喜びを実感できる 安全で安心なまち づくりに向けて活動がなされます。  総会を中座させていただき、この日、長野市議会議会報告会が開催されるため、市役所第二庁舎へ。今回が第4回目を数え、参加者はこれまでより若干少なかったようですが、貴重な意見が出されました。私も第1回目開催の際に、参加いたしましたが、概ね、内容はその時と同様なものであり、中々、市民の皆様と言葉のキャッチボールを通した率直な意見交換とまではいかなかったのかもしれません。今回が第4回目となるので、中身について見直していく時期なのでしょう。当選一回の議員としての今後に向けた意見も伝えていきたいと思います。  この夜、更北地区子ども会育成連絡会総会に出席。以前、私も地区育成会会長を務めており、これまでもかかわって参りましたが、今年度は当会の会長を仰せつかっております。地域の宝である子どもたちの健全な育成という目標を達成させるために1年間、しっかり取り組んでいきます。  15日(日)、地元丹波島区自治会対抗の恒例の「ソフトボール大会」に参加。毎年、選手として参加しておりますが、今年は、少し張り切りずぎて、フライを取ろうとした際に、コケてしまい、左足と左腕を擦り剥くという、少しづつ、気持ちと足が同じように動いていない現実に向き合ってしまいました。それでも、試合内容はともかく、区内の人たち、そして同じ自治会の人たちと、こうした地域の行事を通して親睦を図れることは良いことです。参加者も減ってきている昨今ですが、そんな中でも運営にご尽力された役員さんたちには感謝です。大会終了後に行われた自治会内での慰労会でも更に親睦が深まり、地域事業も大事にしていかなければなりません。    10月から市議会議員としての任期が始まり、半年以上経った訳ですが、夜、市政報告を中心としたミニ集会を開催しました。後援会支部役員さんにはご苦労をいただき、農繁期かつ真田丸放送時間の中でありましたが盛況な会となりました。今回は特別ゲストとして『杉尾ひでや』さんをお招きしての開催となりましたが、質疑応答の時間では、農業振興、地域振興、都市計画など貴重なご意見をお聞きすることができ、大変な収穫となりました。6月9日から始まる長野市議会6月定例会での一般質問(個人質問)でも取り上げていきたいと思います。    やはり、こうした膝を突き合わせてのミニ集会は得るものが多く、これから色々な地区で行っていきます。

川中島古戦場を核として

 早いものでGW明けの週も今日が金曜日、恒例の朝の街頭演説を終え、懇意の埋橋県議と県建設事務所を訪問。地元の県道への要望事項について進捗確認を行いました。しっかり、市・県と連携を取り、地域住民の福祉の向上を図るべく確認をさせていただきました。その後、会社員時代の繋がりで20代前半の女性と少し話をする機会があり、政治家のイメージを率直な意見を聞くことが出来ました。結局、報道等から伝わる不祥事から決して良いイメージは持っていないようです。過日のNHKスペシャルでもあったように、若い人たちにとってみれば、いわばどうでも良い存在であるということが、私の回りでも、そう感じている方がいらっしゃる現実を目の当たりにした瞬間でした。そうした不信感を少ずづつでも払拭すべく活動を行っていかなければなりません。   夕方、地元更北地区のまちづくり委員会に出席。地域の課題はいくつもある中で、ここ数年で第一優先として取り組んでいる「長野市博物館と川中島古戦場史跡公園」を軸とした域活性化を主題として話し合いが行われました。この委員会の冒頭、支所より長野市として地域の実情、支所からの提案に基づいた施策で、平成28年度の新規事業である「地域発きらめき事業」の更北地区における事業の概要説明がありました。このまちづくり委員会でも取り上げている八幡原史跡公園を中心とした大きく分けて3つの事業が行われる予定となっています。この古戦場は、私が子供のころから慣れ親しんだ場所であり、社会人1年目で入社間もないころには、癒しを求めて訪れたことも度々ありました。公園というのは、それぞれの方々で目的も違えば、求めるものも異なることも多いかと思います。地域の大切な歴史的な資源を守りながら、かつ、地域の新たな核(拠点)づくりを地域活性化事業を通して地域が一体となりながら知恵を絞り効果を得られるようにしていかなければなりません。

先をもしっかり見据えて

 本日、市議会福祉環境委員会が開催され、昨年度より議論されている長野市保健所と長野県保健所との共同設置について、調査研究が行われました。本日、保健福祉部より示された現状の長野市保健所における課題として、 (1)専門職(保健所長、獣医師、薬剤師、臨床検査技師等)の確保に苦慮している。 (2)専門職種について、保健所以外の人事異動が難しい。 (3)専門職種について、県は県内10か所への異動による人事交流と情報交換などでス キルアップを図る機会が多いが、市ではスキルアップの機会が少ない。 といったことが挙げあられました。    共同設置における長野市としてのメリットが上記の課題解決につながる反面で、当然、課題も残っております。例えば、県と市がそれぞれの管轄区域の指揮命令権を持つため、責任の所在を明確にする必要があること、市域を超えた公権力の行使に対して理解が得られるか疑問が残る点、事務の代替執行に必要な専門職種の採用、県から人材支援が得られるか、等があります。  そんな中でも、長野市保健福祉部として共同設置した場合、保健所業務条項数1,323のうち、県保健所との相違点がある条項520のうち、今後、県と協議を必要とするもの、市民サービスが低下するものはゼロ、向上するもの34項目、現状維持のものが486項目と中間まとめとして示されました。業務の相違点があるものの中でも、市保健所が市民サービスの観点から上回っているものについては、原則市の基準に統一する方向で協議をするとの報告があり、本日の段階では、「機関等の共同設置」という手法を用いて、事務の共同処理を行う方向で、県と調整協議を行っていく、という長野市としての方針が示されました。あくまでも市民サービス第一、近隣市町村においてもこれまでのサービス低下を招くことのないようにしなければならないのはいうまでもありません。    午後、長野県広告協会主催公開講演会「世界経済・日本経済と市場展望」に参加。利潤>成長率>利子率、つまり、企業の内部留保が多く、資本が循環していなく利潤が寝てしまっていることが経済成長を妨げている、といった話し、そして、これまでの農業革命、産業革命を経て、AI・IT革命の現在からこれからにかけては「知恵」が必要な時代となる。産業革命で豊かな生活を送ることができるようになった、例えば、1日8時間労働の中で、日本においてもモノづくりを行ってきた。その結果、確かに豊かになったけれどもモノを作りすぎた、モノがあふれていることが働きすぎの弊害ともいえる、という話がありました。業種によっては異なる部分もあると思いますが、働き方の見直しにより余暇の時間が増えることによって、また新しい産業が生まれ、雇用が生まれ、そして所得も増す、といった循環を生み出す時代もそう遠くない未来に訪れるかもしれません。やはり、経済成長は人間が生活していく上で最も重要なことです。時代とともに移り変わる波をしっかり捉え、守るべきものは守りながら、柔軟に対応していかなければならないのかもしれません。    社会が発展し、ひと昔前とは産業の構造も変わり、その反面、人口減少、少子高齢化を迎え、行政においても限りある財源の中で様々な施策を実行していかなくれはならない今、そしてこれからを考えると、実に難しい時代を我々、そして後世代は生きていかなければなりません。今をしっかり見つめ、そして、先をもしっかり見据えながら知恵を絞っていかなければなりません。

週末から

 先週の土日は、5月15日(日)に予定している市政報告を中心とした集会開催案内配布に費やしました。やはり、地域を回るといろいろな出会いや発見があるものです。そんな中、中学時代に隣のクラスにいたK君と数十年ぶりに再会。中学時代は体育、技術家庭科は一緒に授業を受けたりした仲。K君に言わせると、私の容姿が大分変ったとのこと。中学卒業してから30年ですので当然のような気もしますが、K君に至っては当時の面影を残しておりました。  月曜日、会派総会が開催され長野市当局よりいくつかの説明を受けました。その中で気になることが。。。 平成20年より始まった「長野市版放課後子どもプラン」について、これまでも社会福祉審議会などでも議論がなされたようですが、いよいよ平成30年度より現在の利用料無料化から有料化へ、というスケジュール、趣旨の説明がありました。私は平成23年、24年、当時は篠原孝衆院議員秘書でありましたが、長野市放課後子どもプラン推進委員会の委員を務めており、利用時間延長などについて議論して経緯があります。我が家には当時、小学生2人がおり、いずれも児童センター、児童プラザにお世話になっておりました。特に、上の子が低学年の時には、利用時間延長制度がなく、児童センターの後、保育園の延長保育にお世話になりました。  決して贅沢をしているわけでもなく、やむを得ず共働きという家庭も多いはずです。そんな若い世帯が増え、そして、男女共同参画社会、一億総活躍社会の中、さらに言えば、少子化が進み、現在の若い世帯が求めることとして経済的支援と言っている中において、私は長野市での放課後子どもプランにおける利用者負担の導入には反対です。 当然、財源も確保していかなければなりませんし、現状における利用者登録における課題の解決などをも行わなければなりません。いろいろな手を打つことにより、子育て世代に優しい教育の実現を目指すべきだと思います。