「長野市議会3月定例会は一般質問2日目の6日、市清掃センター(松岡)のごみ焼却施設をめぐり、運営保守管理の業務委託契約に対する質問などが出た。
同業務委託は、これまで1社との随時契約が続いている。市は2月に初めて随時契約の相手以外から希望者を募ったが応募がなく、「条件は厳しく、公正な競争原理が働かない」とただす質問が出た。
市のよると、応募条件は「1日当たりの処理能力450トン以上の施設を過去10年以上継続して単独元請けで受注した実績」「市の施設を建設した日立造船(大阪市)の技術供与・支援が受けられる」といった内容。小林博環境部長は、施設は1982(昭和57)年建設で老朽化が著しく「10年以上の実績」の条件を設けたと説明した。市は来年度もこれまでと同じ日立造船の子会社、日神サービス(川崎市)と随時契約を結ぶ予定。」(平成25年3月7日信濃毎日新聞)