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17日、松代へ。この日は地区内の仮置き場に山積みされた災害ゴミを指定場所に排出する作業に取り掛かる。今日も市外県外からのボランティアの方が多く参加。その中に、私の中学、高校の同期生の姿も。更に、昨日一緒に作業をした駒ヶ根から来られた方、1日、一緒に作業、心強い限り。
私たちボランティアが現場に到着すると、ボランティアとして参加された産廃の業者の方が既に作業をされていた。今日は、運搬用のトラックも十分で、業者の方の指導で災害ゴミを分別しながら積み込む事が出来た。山の様に積み上がったものも予定よりも早く搬出する事が出来た。こうした専門家が居られた事は偶々であるが、本当に大きな力となる。
昨日は道路沿いに出されたものを積み上げ運搬、今日は仮置き場から搬出。昨日も感じたが、この作業をいかに効率良く行うことが出来るかが大事。この作業がスムーズに進むことで被災された方の精神的な苦痛が多少和むことになるのだから。
夕方、友人より「知人が被災された。最寄りの指定された集積場所(豊野)まで往復で2時間、更に、集積場所近くでの交通整理が不十分」等と言った内容のご意見を頂いた。北部へのボランティア派遣が本格的に始まり、少しでも負担軽減に繋がればと思う。それにしても、私も二日間ボランティアに入り感じたことは、正に、災害ゴミの処理を如何に効率良く行うかだ。日々の状況を踏まえ、ニーズに速やかに応えいかなければならない。
16日より長野市南部においてボランティアセンターが開設され、ボランティア活動が始まった。私も、この日、南長野運動公園で受付を済ませボランティアに加わった。先ず、受付開始時間の9時に集まった40名程で、10名1グループに構成された。私のグループはセンターの担当者より指示され篠ノ井支所内に向かう。支所内の担当者より業務内容、活動場所(床上浸水が酷かった篠ノ井御幣川)などの説明を受け、担当地区に向かい、区長さん等の指示の下、作業に入る。
作業開始時刻は概ね10時。作業内容は、被災者宅から搬出された災害ゴミをトラックに乗せ、ゴミ集積所に運搬する作業。近くの集積所である篠ノ井運動場が泥濘みが酷いということで、松代の青垣公園に運ぶ。(午後、泥濘みが少なくなった) 青垣公園では、松代高校の生徒さんたちのお手伝いもあり集積所の作業はスムーズに行われていた。ありがとう!
15時30分過ぎまで、災害ゴミの片付け、トラックでの搬出の作業を繰り返し大分片付いた。被災された方と話すと、精神的な疲れが酷いが、これで少し気が楽になった、と。我々ボランティアもそうした声が聞けて嬉しい。ただ、被害は家屋関係だけでなく、浸水の影響を受けた動かなくなった車を搬出するためのレッカー車が数台。
私が属した10名のグループには、兵庫県尼崎市から来られた方、駒ヶ根、松本といった市外、県外からの方が多く、感謝です。尼崎市の方は、阪神淡路大震災を経験された。松本の方は、長野マラソンの参加者で「長野市の役に立ちたい」とのことだった。みんなが被災者、地域を思い、自分に出来る事を!との崇高な思いで一生懸命だった。
私も自分に出来る事を精一杯やる。そして、一日も早い生活再建に向けて力を尽くしたい。
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