長野市議会議員会派

改革ながの市民ネット

視察で勉強!!

平成24年7月24日から26日の間、改革ながの所属議員5名は、次の事業・制度等を視察してまいりました。

7月24日 岩手県遠野市: で・くらす遠野市民制度 (定住促進とファンクラブ制度)
遠野健康福祉の里 (保健・医療・介護の連携)
献本活動と文化財レスキュー (大槌町等復興支援)
民泊体験
7月25日 東京都国分寺市: 恋ヶ窪保育園の病後児保育 (病後回復期児童の預かり)
7月26日 東京都稲城市:    介護支援ボランティア制度 (高齢者ボランティア推奨による介護予防)
東京都新宿区:   早稲田商店会による選挙セール (集客と投票率向上)
同 アトム通貨 (地域通貨による町おこし)
同 震災安全パック (被災時の疎開先を確保する保険商品)

放射能測定に立ち会いました

7月10日(火)、某小学校の放射能測定に立ち会いました。6月議会に出された、放射能汚染から子ども達を守ってほしいとの請願は、ことごとく否決されてしまいましたが、請願者は諦めず活動を続けてくださっており、長野市も、環境部が中心となり説明の機会を設けてくれました。お母さん方からすると到底納得できない説明会になりましたが、それでも、早速、土壌から高いベクレルが出ている、某小学校プールの排水が流れ込む側溝の土砂が空間中にどれだけ影響を与えているかを測定しに、環境政策課が来てくれることになり、私も紹介議員の一人として立ち会わせていただきました(その日、立ち会った議員は、共産党の野々村博美議員と、改革ながのから私・望月義寿と小泉一真議員です)。

 ← まずは校庭の測定

 ← 側溝の土砂の測定

校庭の値は、長野市平均の0.08μシーベルトでしたが、側溝土砂は0.14μシーベルトでした。やはり、側溝の土砂には放射性物質が集まりやすい傾向が見て取れました。

これは、大げさに騒ぐ事態ではありませんが、子ども達が遊ぶ場所に通常より高い線量が検出される土砂を放置していい問題でもありません。その小学校ではPTAの清掃活動にあわせて側溝土砂を子ども達に影響のない場所に埋めてくれることになりましたが、その他の小中学校で放置されることがないよう、昨日、教育委員会に赴き、小中学校に対し、通常より汚染されている可能性がある土砂の撤去を促す「注意喚起」をお願いし、していただけるお返事をいただきました。その後、保育家庭支援課に赴き、保育園に対し同じお願いをしたところ、統一した対応を取りたい、とのことになりました。(ちょっと心配になったので、保育家庭支援課に来たことにより、保健給食課の対応が後ろ向きにならないようお願いしておきました・・・(笑)。そんなことにはならないと信じていますので、よろしくお願いします(^-^)。)

放射能汚染、本当に大変な事態ですが、恐れ過ぎず、安心し過ぎにならず、検査体制はしっかりと整備して、市民の安心・子ども達の安全を守るよう、今後も提言してまいります。

市民団体との懇談

市民団体との懇談

6月定例会に請願「食品用放射能測定器設置についての請願」・「保育園の給食の放射能汚染対策を求める請願」・「小中学校給食の放射能汚染対策を求める請願」を提出した団体等「りんごほっぺの会」、「原発に頼らない未来を創ろうプロジェクト」と、長野市職員による懇談会に、改革ながのの望月よしひさ議員・小泉一真議員が同席しました。
市民団体側からは独自の調査結果を示した上で、「情報がほしい」、「周囲より突出したベクレル値が測定された調査箇所について、何らかの対応を取ってほしい」といった要望が出されました。