既に3ヶ月となんなんとする ロシアによるウクライナ軍事侵攻は、単なる2国間の争議に止(とど)まらず さまざまな方面にさまざまな影響を与えるに至っています。
蛮国ロシアへの制裁に伴う、原油や木材/天然ガスなどの資源の禁輸・サケ マス等の魚介類や小麦等の農産品などの食料(原料)の禁輸や(水産物の)操業交渉の難航など、ロシアの経済活動を封じ込めるための直接的な政策はもとより 関連する周辺国との輸出入の停滞や難航により、私たちの社会生活にも影響が及ぼされています。
これらの制裁措置は 当然かつ止むを得ないものでありますが、それ(ロシア制裁)に伴う物資の輸出入の状況変化については 私たち自身も予断なきものとして受け止めなければならないところです。
そんな中、長野県内ニュースで「長野県特産の『信州サーモン』の稚魚が、例年より多くの出荷量を数える」旨が報じられ、これは ひいては光明(こうみょう)になるのではと感じました。

報道によると、安曇野市にある長野県の水産試験場で ニジマスと北ヨーロッパ原産のブラウントラウトを掛け合わせ開発された養殖魚『信州サーモン』の稚魚の出荷が始まったとのこと。
今年で19年目になる『信州サーモン』の稚魚の出荷量、ここのところ コロナ禍で外食需要の落ち込みにより低迷していたものが一転、今年は過去最高に近い40万匹の出荷を目指しているとのことです。

これは、ロシアが招いた海外摩擦により 世界的な〝サケ・マス不足(価格高騰)〟が一因となり、自国産の食材が求められるようになった中 需要が増えたと思われます。
そのうえで この『信州サーモン』、単なる 海外のサケ・マスの〝代用〟に止(とど)まらず、その品質(味覚・食感)も大きく秀でていることが〝証明〟され、それも需要↑の要因となっているようです。
と いうのも、さきに訪日したアメリカのバイデン大統領を迎えた晩餐のメニューの一品として『信州サーモン』のムニエルが供され、日米両首脳が共に舌鼓を打ったことが報じられたのです。
特に バイデン大統領がサーモンをお好きとのことで、その食通を満足させるために厳選された食材に『信州サーモン』が選ばれたことは、まさに大きな評価に値するものでしょう。



この ロシアを巡る魚介類(サケ・マス)の変化…県内の関係者においては これをピンチの中に巡ってきたチャンスと捉え、この際は 安定供給と品質の更なる向上に努め、海外に頼らない〝サーモンの地産地消〟をぜひ実現してほしいと期待を寄せるところです。
他方、わが国の稲作などの圃場における農業についても じわじわと変化の兆しが起きていることが報じられています。
農林水産省による 2022年産の主食用米の作付面積調査によると、37道府県が 前年実績から(作付面積を)減らす意向である調査結果を発表したことが報じられています。

これは コロナ禍でのコメ消費の減少影響の他、ロシアのウクライナ軍事侵攻に伴う穀物価格の上昇→世界的な穀物価格の高騰をにらみ これまでの稲作一本から 飼料用米や麦・大豆などへ転換する動きが加速する可能性を示しているとのことです。
「風が吹けば~」の諺(ことわざ)ではありませんが、遠い海外での争議が わが国…もっといえば身近な産業にまで影響を及ぼす状況となっています。
とりわけ 私たちの食生活に影響する農林水産業については、この際 海外依存度を少しでも減らし、自分たちの胃袋は自分たちで満たせるよう 改めて努力してゆくべきではないかと思いをいたしたところです。
また…最近になって、市域内の幹線道路を 多くの木材を積んだ運搬車両が通行するのを目にします。

(写真は資料)
このことについても、自国産の材木の移出が進んでいるのかな…と思いながら注視しているものですが、いずれにしても 日本に内在する数多の〝資源〟を有効活用すべき時期に来ていると 併せ実感したところであります。
◆長野市コロナ報告
6月2日(木)・3日(金)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。
6/2(木) 長野市におけるコロナ感染症の発生(41人/市17507~17547例)について
[PDFファイル]
↓
https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/748867.pdf
6/3(金) 長野市におけるコロナ感染症の発生(46人/市17548~17593例・他に4人が東京都で届出)について
[PDFファイル]
↓
https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/748934.pdf
・
既に3ヶ月となんなんとする ロシアによるウクライナ軍事侵攻は、単なる2国間の争議に止(とど)まらず さまざまな方面にさまざまな影響を与えるに至っています。
蛮国ロシアへの制裁に伴う、原油や木材/天然ガスなどの資源の禁輸・サケ マス等の魚介類や小麦等の農産品などの食料(原料)の禁輸や(水産物の)操業交渉の難航など、ロシアの経済活動を封じ込めるための直接的な政策はもとより 関連する周辺国との輸出入の停滞や難航により、私たちの社会生活にも影響が及ぼされています。
これらの制裁措置は 当然かつ止むを得ないものでありますが、それ(ロシア制裁)に伴う物資の輸出入の状況変化については 私たち自身も予断なきものとして受け止めなければならないところです。
そんな中、長野県内ニュースで「長野県特産の『信州サーモン』の稚魚が、例年より多くの出荷量を数える」旨が報じられ、これは ひいては光明(こうみょう)になるのではと感じました。

報道によると、安曇野市にある長野県の水産試験場で ニジマスと北ヨーロッパ原産のブラウントラウトを掛け合わせ開発された養殖魚『信州サーモン』の稚魚の出荷が始まったとのこと。
今年で19年目になる『信州サーモン』の稚魚の出荷量、ここのところ コロナ禍で外食需要の落ち込みにより低迷していたものが一転、今年は過去最高に近い40万匹の出荷を目指しているとのことです。

これは、ロシアが招いた海外摩擦により 世界的な〝サケ・マス不足(価格高騰)〟が一因となり、自国産の食材が求められるようになった中 需要が増えたと思われます。
そのうえで この『信州サーモン』、単なる 海外のサケ・マスの〝代用〟に止(とど)まらず、その品質(味覚・食感)も大きく秀でていることが〝証明〟され、それも需要↑の要因となっているようです。
と いうのも、さきに訪日したアメリカのバイデン大統領を迎えた晩餐のメニューの一品として『信州サーモン』のムニエルが供され、日米両首脳が共に舌鼓を打ったことが報じられたのです。
特に バイデン大統領がサーモンをお好きとのことで、その食通を満足させるために厳選された食材に『信州サーモン』が選ばれたことは、まさに大きな評価に値するものでしょう。



この ロシアを巡る魚介類(サケ・マス)の変化…県内の関係者においては これをピンチの中に巡ってきたチャンスと捉え、この際は 安定供給と品質の更なる向上に努め、海外に頼らない〝サーモンの地産地消〟をぜひ実現してほしいと期待を寄せるところです。
他方、わが国の稲作などの圃場における農業についても じわじわと変化の兆しが起きていることが報じられています。
農林水産省による 2022年産の主食用米の作付面積調査によると、37道府県が 前年実績から(作付面積を)減らす意向である調査結果を発表したことが報じられています。

これは コロナ禍でのコメ消費の減少影響の他、ロシアのウクライナ軍事侵攻に伴う穀物価格の上昇→世界的な穀物価格の高騰をにらみ これまでの稲作一本から 飼料用米や麦・大豆などへ転換する動きが加速する可能性を示しているとのことです。
「風が吹けば~」の諺(ことわざ)ではありませんが、遠い海外での争議が わが国…もっといえば身近な産業にまで影響を及ぼす状況となっています。
とりわけ 私たちの食生活に影響する農林水産業については、この際 海外依存度を少しでも減らし、自分たちの胃袋は自分たちで満たせるよう 改めて努力してゆくべきではないかと思いをいたしたところです。
また…最近になって、市域内の幹線道路を 多くの木材を積んだ運搬車両が通行するのを目にします。

(写真は資料)
このことについても、自国産の材木の移出が進んでいるのかな…と思いながら注視しているものですが、いずれにしても 日本に内在する数多の〝資源〟を有効活用すべき時期に来ていると 併せ実感したところであります。
◆長野市コロナ報告
6月2日(木)・3日(金)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。
6/2(木) 長野市におけるコロナ感染症の発生(41人/市17507~17547例)について
[PDFファイル]
↓
https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/748867.pdf
6/3(金) 長野市におけるコロナ感染症の発生(46人/市17548~17593例・他に4人が東京都で届出)について
[PDFファイル]
↓
https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/748934.pdf
・
この日(1日)午後に 市役所第一庁舎の1Fを歩いていると「あれ?クラノさん!」と声をかけられました。
振り返ると、以前から親好のある青年グループです。
「今日はどうしたの?」と問うと、かねてから長野市内の障がい者福祉施設に内在する課題などについて質問を寄せていたのに対し この日は担当職員が揃って回答(意見交換)するとのこと。
彼らの活動に注目していた私は、この間 予定が無かったことから傍聴させてもらうことにしました。
彼らのグループ名(企業名)は「Gota(ゴタ)」。
障がい者福祉施設との取引などを通じて、最終的には障がい者福祉の向上・もっといえば 障がい者自身の生活や社会環境の向上を期して活動する 個性あふれる青年グループです。
そんな彼らは、今の長野市における障がい者福祉事業に独自のメスを入れ 彼らの視点から見えてきた諸課題・諸問題について市行政に提起しています。
「Gota」のリーダーでもあるMくんは、常に 現場目線・当事者(障がい者)目線に立って、長野市の障がい者福祉事業に向き合い、そこから見えてくる課題や ときに矛盾点について切り込んでおり、そしてそれ(Mくん/Gota目線)による問題提起は ときに行政の〝立場論〟とかみ合わないことがしばしばでありますが、そのこと(かみ合わなさ)が 余計に今の福祉行政の矛盾点を炙(あぶ)り出す成果を導き出しています。
例えば 障がい者施設に設置された備品(高額備品)について、それが本来の役割を果たさないまま いわば放置されてきた実態について指摘し、それを看過してきた施設の体制 もっといえば職員意識の形骸化(マンネリ化)について問題提起しています。
また、長野市の障がい者福祉事業の多くを担う社会福祉法人の施設運営における諸課題(諸問題)について 利用者さんとの〝心の交流〟を深めたうえで現場の状況を訊き、運営側(法人側)が決して表(おもて)に出さない実態を炙り出し、具体的事例をもって強く指摘しています。
その(具体的)内容については後日に譲ることとしますが、施設(社会福祉法人)の いわば風通しの悪い運営体質・職員による課題の隠蔽体質・職員による ときに虐待に該当するのではないかと思われる利用者さんへの接し方等々、表面的には見えない(見せない)運営実態(問題)の数々が 長年に亘る現場の見聞や利用者さんとの心の交流によって露見していると(出席者に)伝えていました。
さらに…これは Mくんらが障がい者支援の目的の柱に据えているものですが、障がい者就労の「工賃アップ」について。
現行の制度上では 時給100円にも満たない時給(工賃)の低劣さに強い警鐘を鳴らし、障がい者の自立支援を謳(うた)う関係機関であるならば あらゆる創意工夫を講じ、1円でも高い工賃が支給されるよう(各施設は)あらゆる努力を講じるべきではないか。
Mくん率いる「Gota」は、本来の障がい者福祉事業は 障がい者の社会生活向上のためにあるものであり、そのために関係者は あくまで真の障がい者支援の視点をもって、ときに立場を超え ときに柔軟かつ積極的に事(こと)に当たるべきと、いわば障がい者支援を突き詰めた姿勢で問題提起を行なっています。
しかし残念ながら、この日の回答は「立場」を超えたものではありませんでした。
社会福祉法人の運営や備品の管理については 基本的には各団体の裁量に委ねられており、それが関係法令や基準を逸脱したものでなければ (行政は)それ以上立ち入ることはできない。
利用者さんの工賃については それは関係法令の範囲内であり、(工賃の低劣さについての)問題意識は共有するものの そのこと(工賃アップ)自体をことさら指導する立場にはない。
私は傍聴していて、Mくん(Gota)と市(職員)との話しの乖離(かみ合わなさ)を実感し、この乖離こそが 今の障がい者支援の問題(点)を象徴しているのでは…と 併せ実感したものでした。
以前、Mくんは 語気を強めながら言いました。
「何のため(誰のため)の障がい者支援だ。」と。
今の障がい者支援(施策・事業)は、障がい者の社会生活向上のためにあるのではなく、障がい者支援制度や施設運営を維持するためにあるのではないか。
そもそも障がい者福祉施設運営は 利用者さんが居てくれるから成り立つものであるのに、あたかも施設(職員)が 利用者さんを使ってやっているとの〝主従逆転〟のうえに成り立っているのではないか。
ホテルのフロント係が 来訪客の所作に難癖をつけるような運営(言動)が、いわば公然と行なわれているようなことは一般常識では考えられないが ここ(障がい者福祉施設)ではまかり通っている実態がある。
そんな〝非常識が常識になっている実態〟は、何が何でも打ち破らなければならない。
一縷(いちる)の光明として、この日は「福祉監査」の部署の職員が主な対応に当たったことから、社会福祉法人における いわば不適切運営に該当するのではないかとの指摘の部分については調査を行なう旨の回答があり、その点では「半歩前進」の感でありました。
この日のやり取りを踏まえ、Mくん率いる「Gota」としては こちら側(Gota側)としても 行政や関係者側の〝縦割り〟を斟酌(しんしゃく)したうえで、問うてゆく課題に応じて(対応を求める)先方を吟味(選択)し、そのことで より〝かみ合った議論〟を深めてゆくことで一致していました。
私の立場においても、Mくん率いる「Gota」のめざす目的に共感したうえで、協力を惜しまないことを伝えたところです。
障がい者支援。
この取り組みは、今後の超高齢社会全体の支援にもつながる 非常に大きなプロジェクトにもなり得ると実感し 彼らと手を振り別れたところです。
この日(1日)午後に 市役所第一庁舎の1Fを歩いていると「あれ?クラノさん!」と声をかけられました。
振り返ると、以前から親好のある青年グループです。
「今日はどうしたの?」と問うと、かねてから長野市内の障がい者福祉施設に内在する課題などについて質問を寄せていたのに対し この日は担当職員が揃って回答(意見交換)するとのこと。
彼らの活動に注目していた私は、この間 予定が無かったことから傍聴させてもらうことにしました。
彼らのグループ名(企業名)は「Gota(ゴタ)」。
障がい者福祉施設との取引などを通じて、最終的には障がい者福祉の向上・もっといえば 障がい者自身の生活や社会環境の向上を期して活動する 個性あふれる青年グループです。
そんな彼らは、今の長野市における障がい者福祉事業に独自のメスを入れ 彼らの視点から見えてきた諸課題・諸問題について市行政に提起しています。
「Gota」のリーダーでもあるMくんは、常に 現場目線・当事者(障がい者)目線に立って、長野市の障がい者福祉事業に向き合い、そこから見えてくる課題や ときに矛盾点について切り込んでおり、そしてそれ(Mくん/Gota目線)による問題提起は ときに行政の〝立場論〟とかみ合わないことがしばしばでありますが、そのこと(かみ合わなさ)が 余計に今の福祉行政の矛盾点を炙(あぶ)り出す成果を導き出しています。
例えば 障がい者施設に設置された備品(高額備品)について、それが本来の役割を果たさないまま いわば放置されてきた実態について指摘し、それを看過してきた施設の体制 もっといえば職員意識の形骸化(マンネリ化)について問題提起しています。
また、長野市の障がい者福祉事業の多くを担う社会福祉法人の施設運営における諸課題(諸問題)について 利用者さんとの〝心の交流〟を深めたうえで現場の状況を訊き、運営側(法人側)が決して表(おもて)に出さない実態を炙り出し、具体的事例をもって強く指摘しています。
その(具体的)内容については後日に譲ることとしますが、施設(社会福祉法人)の いわば風通しの悪い運営体質・職員による課題の隠蔽体質・職員による ときに虐待に該当するのではないかと思われる利用者さんへの接し方等々、表面的には見えない(見せない)運営実態(問題)の数々が 長年に亘る現場の見聞や利用者さんとの心の交流によって露見していると(出席者に)伝えていました。
さらに…これは Mくんらが障がい者支援の目的の柱に据えているものですが、障がい者就労の「工賃アップ」について。
現行の制度上では 時給100円にも満たない時給(工賃)の低劣さに強い警鐘を鳴らし、障がい者の自立支援を謳(うた)う関係機関であるならば あらゆる創意工夫を講じ、1円でも高い工賃が支給されるよう(各施設は)あらゆる努力を講じるべきではないか。
Mくん率いる「Gota」は、本来の障がい者福祉事業は 障がい者の社会生活向上のためにあるものであり、そのために関係者は あくまで真の障がい者支援の視点をもって、ときに立場を超え ときに柔軟かつ積極的に事(こと)に当たるべきと、いわば障がい者支援を突き詰めた姿勢で問題提起を行なっています。
しかし残念ながら、この日の回答は「立場」を超えたものではありませんでした。
社会福祉法人の運営や備品の管理については 基本的には各団体の裁量に委ねられており、それが関係法令や基準を逸脱したものでなければ (行政は)それ以上立ち入ることはできない。
利用者さんの工賃については それは関係法令の範囲内であり、(工賃の低劣さについての)問題意識は共有するものの そのこと(工賃アップ)自体をことさら指導する立場にはない。
私は傍聴していて、Mくん(Gota)と市(職員)との話しの乖離(かみ合わなさ)を実感し、この乖離こそが 今の障がい者支援の問題(点)を象徴しているのでは…と 併せ実感したものでした。
以前、Mくんは 語気を強めながら言いました。
「何のため(誰のため)の障がい者支援だ。」と。
今の障がい者支援(施策・事業)は、障がい者の社会生活向上のためにあるのではなく、障がい者支援制度や施設運営を維持するためにあるのではないか。
そもそも障がい者福祉施設運営は 利用者さんが居てくれるから成り立つものであるのに、あたかも施設(職員)が 利用者さんを使ってやっているとの〝主従逆転〟のうえに成り立っているのではないか。
ホテルのフロント係が 来訪客の所作に難癖をつけるような運営(言動)が、いわば公然と行なわれているようなことは一般常識では考えられないが ここ(障がい者福祉施設)ではまかり通っている実態がある。
そんな〝非常識が常識になっている実態〟は、何が何でも打ち破らなければならない。
一縷(いちる)の光明として、この日は「福祉監査」の部署の職員が主な対応に当たったことから、社会福祉法人における いわば不適切運営に該当するのではないかとの指摘の部分については調査を行なう旨の回答があり、その点では「半歩前進」の感でありました。
この日のやり取りを踏まえ、Mくん率いる「Gota」としては こちら側(Gota側)としても 行政や関係者側の〝縦割り〟を斟酌(しんしゃく)したうえで、問うてゆく課題に応じて(対応を求める)先方を吟味(選択)し、そのことで より〝かみ合った議論〟を深めてゆくことで一致していました。
私の立場においても、Mくん率いる「Gota」のめざす目的に共感したうえで、協力を惜しまないことを伝えたところです。
障がい者支援。
この取り組みは、今後の超高齢社会全体の支援にもつながる 非常に大きなプロジェクトにもなり得ると実感し 彼らと手を振り別れたところです。
ムラの識者(Iさん)との懇談の中で、地域の農産品の〝流出〟について話しが及びました。
二人は 共に川中島町に住んでおり、その 川中島の名産といえば 誰もが知る「川中島白桃」です。

ところが、この「川中島白桃」は 今や〝全国区〟になってしまっています。
桃を販売する広告を見れば、川中島から遠く離れた地域名の下(もと)に「川中島白桃」が堂々と掲載されています。

(福島県産の「川中島白桃」)

(山形県産の「川中島白桃」)
なぜ こんな状況に至ってしまったのでしょう。
Iさん曰く「これは 他でもない〝種苗の流出〟であり、そして その(流出の)責任の一端は、当時の農協と 他の生産者にもあったんだ。」とのことでありました。
遡(さかのぼ)ること昭和30年代、川中島町四ツ屋で営農されていた池田正元さんが 自身の農園で桃の品種改良を進める過程で見出し、その後 昭和36年に「池田1号」として出荷が始まったのが「川中島白桃」のルーツとされています。
そのうえで 件(くだん)の池田さんは、この桃(池田1号)について その品質の秀逸さから「地域を代表する農産品になり得る」として、当時の農協に対し「川中島白桃(かわなかじまはくとう)」として種苗を維持管理して全国へ売り出すよう提案したそうです。
ところが それに対し当時の農協は「個人が育成した苗(桃)を公的に認めることはできない」旨の〝却下返答〟をしたことから、池田さんは 川中島白桃を川中島ブランドとして確立することを断念し、広く(川中島白桃の)種苗を世に広めることとしたことから、以後 日本中に「川中島白桃」が、川中島白桃の名の下に育成・販売されることとなってしまったのだそうです。
当時を回顧する中で、当時 池田さんと共に営農していたIさんの親父さんは「農協がダメなら、われわれ周辺の農家が池田さんを助け 川中島白桃を川中島の財産として守るべきだった。」と悔やんでおられたとのこと。
何でも 当時は「池田1号」がここまで秀逸で、その後 全国を席巻するまでに至るとは予想できず、池田さん(川中島白桃)を積極的に守り抜く機運が醸成できていなかったそうで、その後の(川中島白桃の)評価の高さを知れば知るほど 当時の農協ならびに地域全体の対応に足りない面があったと言わざるを得なかったとのことでありました。
もし「池田1号」を「川中島白桃」として 地元(川中島)がブランドとして守る体制が構築されたならば、今の日本の桃生産の構図そのものが大きく違ったものになっていたかもしれません。
それだけ「種苗(しゅびょう)を守る」ということは 大変かつ難儀かつ曖昧(あいまい)なものなのでしょう。
そんな中、さきに農林水産省が 葡萄(ブドウ)の銘品「シャインマスカット」の種苗が中国へ無断流出したことによって、品種育成者が得られるはずの許諾料換算で 少なくとも年間100億円の損失が発生しているとの試算をまとめたことが報じられました。

これは、中国の生産者が 種苗を正規に購入したうえで現地で栽培し仮定して試算したもので、そのうえで農水省は、こうした品種流出による経済損失の防止へ品種の育成者権を管理・保護する専門機関の設立を検討しているとのこと。
「シャインマスカット」は、昨年4月の種苗法改正により 農作物の新品種に海外への持ち出し制限を付けられるようになる前に無断で海外に流出し、今や中国では 日本の栽培面積の約29倍に相当する5万㌶以上を栽培するようになっているそうです。

かかる〝種苗の海外流出〟については、ブドウ以外でも イチゴやサクランボなど、日本国内で広く親しまれ ときに高値で取引されるモノ(農産品)が狙い撃ちにされ、海外市場で暴利の素(もと)となっている実態が伝えられており 由々しき事態と申せます。

この事態を救(きゅう)するため、関係法令(種苗法)を改正するなどして 種苗の横流しを厳しく規制することとなっていますが、その種苗法自体に自家増殖の制限など課題が多いこともあり 今後の推移が注目されるところでもあります。
いずれにしても、Iさんとの懇談に端を発した〝種苗の流出問題〟は、いわば「食の安全保障」として ひいては私たちの食生活をも守る(守らない)案件として、今後も注視してゆくべきことで一致したところです。
◆長野市コロナ報告
5月31日(火)・6月1日(水)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。
5/31(火) 長野市におけるコロナ感染症の発生(72/市17391~17462例)について
[PDFファイル]
↓
https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/748563.pdf
6/1(水) 長野市におけるコロナ感染症の発生(44/市17463~17506例)について
[PDFファイル]
↓
https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/748621.pdf
既にローカル紙などで報告(報道)されていますが、長野市が「空き家の除去(解体)」について 思い切った補助制度を打ち出しており、そのことについて(空き家所有など)該当する市民の方々から反響(問い合わせ等)が急増しているとのことです。
これまで 50万円程度であった解体に対する補助金を、一気に 最大120万円まで引き上げ、管理不全の空き家の減少に向け取り組みを加速し、それに 関係する市民の好反応が寄せられています。
長野市の 空き家問題に向き合う所管課(建設部建築指導課空き家対策室)は、これまでも空き家問題に対し さまざまな施策を講じてきておりますが、今年度から始まった〝解体補助金倍増事業〟は、公費の投入という面では課題がありながらも 将来に向けた市(市民)の生活環境維持という面では避けて通れないところであることから、私の立場でも これを評価しつつ、早期のうちに 空き家が「特定空き家(危険空き家)」とならないよう措置すると同時に、これら(空き家)の 相続を基本とする継続的活用や、他の利活用等について思考すべきと思ったところです。

長野市の〝空き家事情〟は、全国傾向に洩(も)れず 深刻なものになりつつあります。
過去5年ごとの調査によると 平成30年度時点で、住宅総数が約18万戸 そのうち空き家が2万7千750戸あり、全体の15,5%を占めるに至っています。

この空き家数は 全国1261市町村の中で53位に位置し、比較的(空き家数が)多いと言わざるを得ません。

これらを分析(細分)すると、やはり合併後の中山間地域の物件(空き家)の比率が多いことが挙げられるところですが、いずれにしても 長野市域内には数多(あまた)の空き家が現存していることを再認識させられるところです。
この(空き家の)中で注意しなければならないのが「特定空き家(危険空き家)」です。
家というものは不思議なもので 人が住まなくなった時点から劣化が始まり、それが時間経過と共に朽(く)ちてしまい やがて倒壊の危険性を孕(はら)む物件と化してしまいます。

(写真は資料)
そうなってしまえば、通行人など 他者に被害を与えるようになる前に、解体によって除去することが求められるところですが、それ(解体)に要する費用もバカにならないことから 所有者や関係者も、なかなか腰を上げることができないでいるのが現状でありました。
その窮状に手を差し伸べることとなったのが、今年度から始まった「解体費用補助金拡大事業」です。
申請後に 市が「老朽危険空き家」と認定した物件の解体に際し、費用の1/2以内で最大100万円を補助(低所得者は最大120万円)を補助します。
このこと(補助金拡大)により、ご自身では「何とかしなきゃ…」と思っていながらも(解体に)踏み切れなかった関係の市民の方も、この際とばかりに決断する大きな原資となることでしょう。
[参考]老朽危険空き家の解体工事補助金について(令和4年度補助額拡大)/長野市HP
↓
https://www.city.nagano.nagano.jp/site/sinseikaihatu/407503.html
他方、私の暮らす川中島エリアを初め 市域のあちこちでは、新規の住宅着工が続々と行なわれている物件を多数に亘り目にする実態もあります。

このことについては、市域内に新たな世帯が生まれること→定住人口の増加 という点では喜ぶべきところでありますが、一方で 前掲の空き家の発生問題アリ…この 一見相反(あいはん)するかに思える事象について、核家族化等 将来に向けた社会構成(構造)の視点で 総合的に考察してゆくべきと認識させられるところです。
長野市だけでは無い「空き家問題」今回の補助金増額施策を新たなキッカケとし、改めて考えてゆくべきことを思ったところです。
◆長野市コロナ報告
5月29日(日)・30日(月)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。
5/29(日) 長野市におけるコロナ感染症の発生(76/市17296~17371例・他に1人が大阪府で届出)について
[PDFファイル]
↓
https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/748401.pdf
5/30(月) 長野市におけるコロナ感染症の発生(19人/市17372~17390例・他に1人が東京都で届出)について
[PDFファイル]
↓
https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/748478.pdf
市議会・改革ネットの代表を務めていた松木茂盛議員が5月24日、公職選挙法の規定にある寄附禁止違反の被疑者として家宅捜査を受け、任意の取り調べ...
長野市の事業に「市民の声」が反映されました。
『長野市令和4年推し店プラチナチケット事業』に、販売業・サービス業の分野も加える(対象にする)ことが(市/商工労働部から)報告されたのです。

未だ収束をみない新型コロナウィルス禍。その影響で落ち込んだ市内経済の早期回復を図るため、長野市においては これまで2度に亘って「推し店プラチナチケット事業」を展開、そして 今年度においても「令和4年度版」として実施することが表明されています。
ところが…です。
さきに発表された「令和4年度推し店プラチナチケット事業」は、その対象が〝飲食店のみ〟になっており、この裁定に対し 他の業種の関係者から落胆と異論の声が寄せられていたのです。
そりゃそうです。
過去2回に亘る「推し店プラチナチケット事業」は、飲食業のみならず 小売り・サービス業もその対象に据えており、市内のほぼ全ての(人と接する)事業へ支援の手を差し伸べていました。
ところが、今年度の推し店プラチナチケット事業については、それまで支援の対象であった 小売り・サービス業を外(はず)し、飲食業だけを対象としたころから、いわゆる〝外された業種〟の方々から不満の声が上がり そして、それ(不満)は無理からぬことと思います。
私自身 この〝令和4年度版〟を聞いた瞬間に、前掲の〝違和感〟を強く感じたものでした。

いわゆる〝コロナ禍〟による悪影響は、これまで多方面の事業(者)に対し及ぼされてきました。「感染」という 直接的なリスクは 主に〝飲食の場〟で発生することから、コロナ禍における支援の第一義は「飲食関係へ」となるのは理に叶(かな)っています。
しかしながら 他方、コロナ禍の悪影響は 飲食以外の事業にも確実に及ぼされています。
コロナ禍に伴う 自粛ムードの蔓延による外出抑制によって、小売業やサービス業も売り上げが激減…あたかもボクシングのボディーブローのようにダメージを受け、(小売・サービス業の)経営をも圧迫してきたのでした。
そのことを踏まえての「推し店プラチナチケット事業」ではなかったか。
今回の裁定(小売り・サービス業外し)に対し、私の元(もと)にも 多くの異論と疑問の声が寄せられ、私も全く同感であったことから、25日には所管課(商工労働課)に電話を入れ〝小売り・サービス業外し〟に疑問を呈すると同時に「令和4年度版」においても 事業の対象に「小売り・サービス業」を加えるよう 強い調子で具申したところです。
私の剣幕(けんまく)に対し、市の担当者は「課内で検討します…。」との返答でありました。
その後、朗報が。
27日に行なわれた政策説明会で、6月議会補正予算案の資料の中に 既に市民発表されている 飲食業推し店プラチナチケット事業に加え「小売り・サービス推し店プラチナチケット事業」の予算(案)が新たに計上されていたのです。


それによると「小売り・サービス推し店プラチナチケット事業」には、既に市民発表されている「飲食業推し店プラチナチケット事業」と同じく 販売額3,000円のチケットに2,000円のプレミア分が付与され、13万冊の発行が予定されています。
但し 販売時期については〝後追い事業〟のため、飲食推し店に遅れること2ヶ月の「9月販売開始」を予定しているとのことです。
で…これは後日談ですが、市(商工労働課)においては このこと(小売り・サービス業の追加)について、早いうちに検討していたとのことです。
そこにかけられた私(市民)の声なども イイ意味での追い風となり、今回の好判断につながったようであります。
いずれにしても、政治(行政)は「結果責任」であります。
今回の6月補正予算案の〝推し店事業〟に「小売り・サービス業」を加えたことは、コロナ禍に喘ぐ多くの事業者に光を当てることとなり、今後 この事業が三度(みたび)活用され、事業者の方々も市民の方々も 共にWin- Winの成果(結果)を享受してくださることを願って止みません。
私としては、今後も 議案や事業等について、あくまで俯瞰(ふかん)で見守り 検証し、機を見て適切に具申してまいりたいと思うところです。
◆長野市コロナ報告
5月27日(金)・28日(土)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。
5/27(金) 長野市におけるコロナ感染症の発生(74/市17162~17235例)について
[PDFファイル]
↓
https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/748338.pdf
5/28(土) 長野市におけるコロナ感染症の発生(60人/市17236~17236例)について
[PDFファイル]
↓
https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/748388.pdf
多くのみなさんも 報道等でご承知のとおり、所属会派の代表を務める現職の長野市議会議員が 有権者に商品券などを配った(贈った)との公職選挙法違反の疑いで、警察の捜査(任意)を受けていることが報じられています。
まさに青天の霹靂(へきれき)、驚きに堪えないところです。
現在は警察の捜査中であることから コメントは差し控えるところでありますが、残念至極に尽きません。
かくいう私も かつて道路交通法違反で議員辞職した経過があり、その際の反省と自責と贖罪の念は図り知れないものがありましたが、今回の件についても 同じく議会に身を置く者の一人として、市民の方々に市政への不信を抱かせることになってしまったことを強く遺憾に思うと同時に、私も含めて 全ての関係者が改めて襟を正すべきとしか、今は言うことができません。
◇長野県立高校再編案で、長野東高校が「スーパーフレックス新校/北信初の多部制・単位制校」の案が提示される
長野県教育委員会が、24日に決めた 県立高校第2期再編の最終3次案で、定時制・通信制の再編整備計画を公表したことが報じられました。
普通科の長野東高を多部制・単位制に転換し、長野吉田戸隠分校・長野高定時制・長野商業高定時制を集約、長野西高通信制を移管した「長野東スーパーフレックス新校(仮称)」を設けるとのことです。

(長野県長野東高校)
北信地域には、東北中南信の現行通学区で唯一「多部制・単位制高校」がありませんが、この「長野東スーパーフレックス新校」の設置が実現すれば、北信初であり これで全ての通学区に多部制・単位制が揃うことになります。

(県立高校第2期再編の最終3次案)一覧表
かくいう私は、長野東高校の第5期の卒業生で 東高は私の母校であります。
少子化に伴う人口減少社会の伸張により 児童生徒の学びの場に余剰傾向が進む中、高等学校においても 今のうちに(高校の)再編を図ってゆくべきことは焦眉の課題となっていることを承知しています。
そんな中、わが母校の将来像は一体どうなるのか…このことは非常に気になっていたところでありますが、今回の案で 北信地域で初の「多部制・単位制高校=長野東スーパーフレックス新校」に生まれ変わる(であろう)ことは、むしろ前向きに捉えるべきであろうと思いをいたすところです。
聞けば、その理由の一つに 女子駅伝の活躍が加味されているそうな。

再編議論の中で、長野東高については「同校は 進学実績と共に(全国高校駅伝で好成績を残すなど)部活動も盛んであることから、多部制・単位制の導入により さらに(生徒の)生活・学習スタイルに合わせた学びの多様化や、例えばスポーツを中心に取り組みたい生徒の入学が期待される」と評価を交えた意見が出されたことが特筆されており、OBの一員として喜ばしく思ったところです。
いずれにしても 少子高齢・人口減少化の中にあっても、わが母校が存在感を示し 将来有為な若者の「新たな学びの場」として持続的に維持発展してくれることを願うばかりであります。
季節の移ろいは早く、今年も5月の終盤に至っています。
カレンダーが進むに合わせて 日中の気温も上昇傾向となり、先日 通りかかった中御所の大型寒暖計も、ついに25℃を示していました。
長野エリアも いよいよ夏日の到来であります。


今年の夏は どれほど暑くなるのでしょうか。
過日「世界的な小麦不足」の記事でも触れましたが、地球上では現在 インドが猛烈な暑さに見舞われており、その影響等で どうやら今年の夏も相当に暑くなりそうな気配であります。
そのような状況下(予想下)で、私たちは 予め暑さに備え、実際に猛暑が到来したときにも それ(猛暑)を迎え撃つことができる身体づくりを進めておくべきことが、関係者の間で盛んにアドバウスされています。
その〝備(そな)え〟のことを「暑熱順化(しょねつじゅんか)」と称するそうです。
「暑熱順化」とは 読んで字の如く、暑くなって身体が熱をもつことに順応できるよう 身体を暑さに慣れさせる(順化させる)ことを言い、身体が過剰な熱をもって熱中症にならないよう(無理のない範囲で)暑さに慣れさせる必要性を説いたものです。
暑熱順化のポイントは「上手に汗をかく身体をつくること」だそうです。
人の身体について、冬から春を経て暑い時期に向かうも 部屋に籠(こ)もったり運動をしないままに経過すると、実際に陽気が暑くなっても〝汗をかけない身体〟ができあがってしまい、結果 暑くなっても身体の中に熱が留(とど)まることから それが高じて熱中症になってしまうとのこと。
それに比して、気温の上昇に伴い 汗をかける身体をつくっておけば、かいた汗が蒸発するときに体から気化熱を奪って体温の上昇を防ぎ もって熱中症になりにくく過ごせるというのです。

そのために 私たちは、今のうちに「汗をかく習慣」をつくっておくことが肝要だそうです。
それは 適度な運動もヨシ・入浴やサウナなどにより発汗もOKだそうです。
例えば、ウォーキングやエアロビクス・体操などの有酸素運動を 汗ばむ程度の強さ(量)で20〜30分ほど行なったり、入浴 それも熱い湯にサッと入るのではなく、37〜38℃のぬるめのお湯に 汗をかくまで10〜20分ほど浸かって暑熱順化するのも有効とのこと。
また 汗の原資ともなる「水分」についても疎(おろそ)かにはできません。
人は食事から摂る水分以外に 1日に約2㍑の水分が必要です。このこと(水分摂取)についても、夏本番に向け 意識して水分を摂る習慣をつけることも熱中症予防につながるそうです。
また 食生活においても、ミネラルやマグネシウム成分が多い食品を積極的に摂ることを心がけるべきだとも言われています。
具体的には、ひじきなどの海藻類・シシャモや丸干しイワシなどの魚介類・ほうれん草などの緑黄色野菜、それに豆腐や納豆などの大豆製品・さらに牛乳やヨーグルトなど乳製品・アーモンドなどの果実類の接種がお勧めだそうです。
いずれにしても、それまで暑さに慣れず 発汗しないままでいた身体を、暑くなったからといって急に変えるワケにもゆかないことから、今の時期に汗をかける体づくりをして 今年の猛暑を迎え撃つ準備を始めたいところです。
◆長野市コロナ報告
5月25日(水)・26日(木)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。
5/25(水) 長野市におけるコロナ感染症の発生(80人/市16995~17074例)について
[PDFファイル]
↓
https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/747965.pdf
5/26(木) 長野市におけるコロナ感染症の発生(87人/市17075~17161例)について
[PDFファイル]
↓
https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/747778.pdf