2013年12月6日(金)、とうとう、特定秘密保護法案が可決されてしまいました。可決寸前まで修正し、今後も第三者機関等々、詰めていかなければと政府・与党が言っている欠陥法案が罪刑法定主義に反する内容のまま法律になってしまいました。審議不十分の強行採決といい、信じがたい暴挙で、呆れ・怒り・今後の運用を恐れるほかありません。国民の命と暮らしを守るため、3年後に予定される国政選挙において、再び政権交代を成し遂げ、廃止しなければと、思いを新たにするところです。

ただ、安倍首相は、結構、正直にご自身の考えを述べられていると私は思っています。故にこのタイトルです(^-^)。

そもそも、安倍首相の唱える「戦後レジームからの脱却」とは、戦後の平和や教育が間違っているので変える、ということだと私は理解しています。また、「日本を、取り戻す。」とは、戦前・戦中の日本を取り戻すことに他なりません。安倍首相の言動を見るに、それ以外の解釈のしようがないのですが、「そんなことはない」と思っておられる方もいらっしゃいます。侵略戦争が出来る国を取り戻すべく、集団的自衛権の行使が出来るよう解釈改憲を図ると同時に、憲法自体の改正も図り、その前提として言論の自由を封殺する特定秘密保護法案を成立させました。安倍首相は正直にやりたいことを述べられていますので、これに関しては、「だまされた方が悪い」と言える案件だと思います。もちろん、一番悪いのは国民を不幸にしようとする政権ですが…。

ご自身やご家族の命・暮らしが大切だと思われる皆様、戦後最悪の政権に対し、断固反対の意思表示を、共に貫いてまいりましょう(^^)v。