長野市議会議員会派

改革ながの市民ネット

衛生施設の視察一日目

11月24、25の2日間、千曲衛生施設組合議会議員一同で行政視察を行っております。 一日目の今日は、神奈川県相模原市の「津久井クリーンセンター」を視察。まず、相模原市は平成19年に旧津久井郡と合併し、現在の人口は72万人強、政令指定都市です。津久井クリーンセンターは、元々市内に2か所あった老朽化した施設の一元化を図り、し尿、浄化槽汚泥、ディスポーザ汚泥を受け入れ、遠心分離水機で含水率70%以下の脱水汚泥と分離液に分離、最終的に下水道排除基準まで希釈し、公共下水道に放流しております。また、脱水汚泥は市のごみ焼却施設にて助燃材として活用している、という説明を受けました。  千曲衛生センターは標準脱窒素処理方式を採用しているので、施設の維持管理費等は津久井の方が大分コストがかかっておりません。また、千曲は、余剰汚泥を脱水、乾燥して堆肥化設備で剪定枝チップと混合発酵し、汚泥発酵肥料として生産販売を行っておりますので、単純な比較は出来ませんが、平成33年にセンターの建て替えが予定されているとともに、公共下水道の普及により、現在、310kl/日の処理能力のところ、98klの処理です。津久井センターは、処理人口が33、895人に対し、処理能力89kl/日で、千曲は33、783人で310kl/日(実情では98kl/日)をみるにつけても、大いに参考になる施設であると感じます。これまで千曲衛生センターは、循環型社会形成という観点から経費削減ンとCO2削減に取り組んできました。これからの施設の在り方をも含めて、この議会の中で私もしっかり学ばせていただき、持続可能な環境社会づくりにかかわっていきます。

スポーツでも仕事でも

 土曜日、この日、母校法政大学の長野県北信地方の同窓生組織である「長野法友会総会」が開かれました。今回は準備、受付等からお手伝いの依頼があり、ほぼ終日を費やしました。 総会後に行われた記念講演会では、元法政大学野球部監督の五明公男名誉教授のお話をお聴きすることができました。五明先生は、東京都出身ですが、長野市篠ノ井に疎開され、また、奥様が長野市出身ということで長野市に縁のある方で、江川卓氏が在学中に監督を務められました。江川氏の剛腕があり完全4連覇を果たした話しもありましたが、私が特に心に落ちたことは、先生が法政二高野球部時代に、甲子園3連覇を目指していたものの、宿敵の浪商に負けてしまった。その理由が①慢心、②過信、③気の緩み、が原因であった、とまとめられておりました。また、常にベストコンディションを維持していなければならない重要性、普段から緊張感を持つこと、努力と自信をもって物事に取り組む姿勢、等、私の仕事を行う上でも、決して忘れはならないことを改めて教えられました。貴重な講演を聞くことが出来、感謝です。また、この会を通じて、私のご近所の大先輩がいらっしゃるのですが、その方が野球部OBで、江川氏の1年後輩だということがわかりました。そうした方が近くにいらっしゃることも私にとっては宝となります。  日曜は、挨拶回りを午前中に終え、今期本拠地最終戦を迎えるAC長野パルセイロの応援へ。  来期より「長野Uスタジアム」と名称が変わり、新たなスタートを切るにあたり最終戦を勝利で飾り、更に期待をするとともに多くのファンで埋め尽くされるスタジアムにて、今期好成績を治めたレディースチーム、そしてトップチームを応援していきます。  スポーツでも仕事でも、取り組む上での大事なことは一緒、11月も終盤戦、冬の寒さに負けずに頑張ります!

健康第一で

またまた、少し間隔をあけてしまい反省です。  以前、日頃からお世話になっているAさんよりご紹介いただいた「みそフェスタ2016 in 善光寺」にて行われた「飯だ!と聞いたら火事より急げ 家族と食す 100人箱膳」に母と参加。  「箱膳」は、いにしえの教えを語り伝えてくれるもので、箱の中に大事な日本人の「食べごとの心」が詰まっているとの説明があり。私も初めての箱膳体験でしたが、母が子供の頃はこうした食べ方をしたようで懐かしんでおりましたが、ごはんのおかわりを頼むときは、ひとくち残して器を差し出すのが和食の文化のようで、この日、ごはんのおかわりをした際に、恥ずかしながら、一粒のお米も残さずに器を差し出してしまいました。良い勉強になりました。  第43回更北地区文化芸術祭が開催されお招きをいただき参加させていただきました。発表の部では、謡曲、詩吟、コーラス等から大正琴、ギター、ハーモニカ、ギター&オカリナといった楽器を使用したサークルも多くあります。日頃からの練習の成果を披露する機会があることで向上心に加え、生きがいだったり、羨ましい限りです。私は一切楽器はできませんし、ほとんど音楽とは無縁でここ数年過ごしてきました。私も一念発起で何かに取り組みたい、と真面目に考えております。 小中高の先輩が代表を務めるサークルの発表があったのですが、某地区子ども会役員さんとの地域における教育に関する研修会出席のため途中退席を余儀なくされました。  私も子育て世代、同世代のお父さん同士で、主に家庭内での教育について意見交換をさせていただきました。私たちが小中学生の頃と大きく社会情勢の異なっており、また、親子関係も変わってきていると思います。ひと昔前と比べ父親の育児参加、協力も行われている一方で、父親の役割を充分に発揮しているのか、改めて自問自答した次第です。  週明けの昨日、数年振りに「人間ドック」受診。やはり体が資本です。日頃からの予防が大事なのですが、分かっていても中々実践できずにおります。案の定、そうしたことがすべて検査により数字で表されます。幸い、今すぐにどうのこうの、というものはありませんでしたので、ホッとしましたが、これが油断となり、更に悪化させることになるのでしょう。日々意識をしながら気を付けなければいけません。  メディカルチェックをした訳ですが、数日前に、急性腰痛症に。恐らく急な、かつ、変な動きをした際に起こってしまったのではと思います。それでも大分回復し、本日は、朝から街頭活動、そして、後援会役員さん回り等、通常の活動を行うことができました。気持ちは若いつもりでいても過信は禁物。労わり過ぎるのもどうかと思いますが、やはり、健康第一!で体は大事にしなければ何もできませんね。  

アメリカ大統領選挙・トランプ氏勝利に思うこと

激戦のアメリカ大統領選挙において、大方の予想を裏切りドナルド・トランプ氏が当選し、次期大統領に決まりました。イギリスのEU離脱と同様、世界中の人々が、行き過ぎた自由貿易による格差と貧困、それらを遠因とするテロや戦争に対し、不安と怒りを募らせている結果と考えます。

いずれにしても、アメリカの将来を決定するのはアメリカ国民であり、日本としては、その結果を受け止め対策を講じる以外にはありません。むしろ、既定路線の転換を主張するトランプ氏が次期大統領となることを、我が国の対米依存・新自由主義的貿易の在り方を見直すきっかけとする好機であると考えます。

ところが、残念ながら、安倍政権は、明確にTPP反対・来年1月20日の就任初日に協定からの離脱を宣言しているトランプ氏が次期大統領と決まった翌日に衆議院でTPP承認案を強行採決してしまいました。外交上非礼であり、無意味としか言いようのない拙速ぶりに唖然とします。与党は「再交渉に応じない決意を示した」等とわけのわからないことを述べていますが、協定自体に反対している相手に対して再交渉に応じないと言っても意味不明です。むしろ急いで参加したがっていることを示すのは、アメリカ側から「承認して欲しければもっと譲歩しろ」と言われるだけに決まっているのに、そんなこともわからずに不透明となった新米政権相手に外交交渉ができるのでしょうか。

そんな中、自民党の鈴木憲和衆議院議員は、TPP反対を公約に初当選したことを理由に採決を棄権しました。反対にまわるべきではありますが、この安倍独裁政権の圧力の下、信念に従った行動をとられたことに敬意を表します。

今後、防衛・貿易を始めとする国家の在り方を考え、国益・国民益をいかに守るかの正念場を迎えることになります。日本の在り方は主権者である日本国民が決めることです。共に考え行動してまいりましょう(^-^)。

標語から考える

 本当に寒くなってまいりました。そんな中で、私も週末は日常活動の中で後援会報をお配りしながらの「挨拶訪問」を継続しております。年がら年中歩いておりますと、四季の移り変わりを肌で感じます。  さて、そんな週末は、地元更北地区「人権教育推進市民の集い」に出席しました。当地区でも学校・地域・企業などで学習や懇談、研修を重ね人権意識の向上に努めております。改めてお互いを尊重し、健全で明るい地域づくりのために私も取り組んでまいります。 集いでは、人権啓発、男女共同参画標語の表彰式が行なわれ、私もフっと我に返り、省みる機会ともなりました。「お父さん お疲れママを お手伝い」、「子育ては 夫婦仲良く 笑顔の子」、これは受賞された一部の作品ですが、やはり、家族というもっとも身近である社会の中でお互いを敬い、心豊かな環境づくりには基本だと思います。  続いて、長野市出身のシンガーソングライター清水まなぶさんの歌と語りと講演会、祖父の戦争体験手記を歌にした「回想」、長野県77市町村を回り戦争体験の聞き取りをもとに作られた「最後の手紙」、それぞれの歌と合わせた語りには、二度と戦争を繰り返してはならない、また、戦前、戦中と人権は二の次であった社会、当時の人たちの夢は「白いごはん、ゆっくり寝ること、家族と一緒に過ごす」だったそうです。平和・自由・希望等が描くことができるようになった現代社会に感謝しなければなりません。また、将来に向けて守っていかなければなりません。    日曜日の夕方より「(仮称)千曲川・信濃川にサケを復活する会」発足に向けた会議参加のために飯山市へ。サケの回帰運動を通して河川環境がどうあるべきか、を私も一緒になって考えていきたいと思います。会の顧問である篠原孝衆院議員も出席されましたが、冒頭の篠原代議士の挨拶では、サケの遡上によって大地や人々への必要な栄養分を運ばれる等といった勉強になる話も聞くことができ、併せて行われた映画「川はだれのものか 大川郷に鮭を待つ」が上映されました。新潟県村上市での活動の様子がドキュメンタリーでまとめられており、自然と地域文化の継承などお取組みには敬意を表するところであります。  そんなこんなの週末でしたが、明けて月曜からは重要案件について会派説明会、行政懇談会等でせわしく過ごしておりますが、日々勉強、向上心を持ちながら、今月末から始まる12月議会、そして年末へと走ってまいります。

森林を守る

 昨日、以前、ある方より林道整備に関してお話しをいただき、現地調査してまいりました。すっかり秋の気配の山に入ると、車である程度登っていくことが出来た訳ですが、相当前に整備された痕跡はあるものの法崩れや、未舗装部分がほとんどで産業として林業を営む上で障害となっており整備が必要であります。さすがに、入口付近は良いのですが、上がれば上がるほど状態は厳しくなっておりました。  林野庁における森林整備事業のあらましでは、「我が国の人工林が利用期を迎える中、森林施業の集約化や路網整備を通じて施業の低コスト化を図りつつ、森林所有者等による適切な森林整備を進めることにより、森林の有する多面的機能の発揮を図りつつ、林業の成長産業化を実現していくことが重要。一方、奥地等の条件不利地や、気象害、鳥獣害等を受けた被害森林のような、林業的な取り組みで対応できない森林については、公的な関与による森林整備を強化することにより、森林の有する多面的機能を確保することが必要です。このため、それぞれの森林整備に対して支援している」としております。  財政面から早急な対応が出来るのか、これから関係部門とも確認をしなければなりません。1951年に丸太の関税がゼロとなり、外国から木材が輸入されるようになり、木を切り出すの際の費用増で採算が合わなくなったといわれます。この日、見させていただいた森の木も先祖代々受け継がれてきた大切な資源であり、年老いた体でも守り続けている姿には頭が下がります。だからこそ、林野庁のあらましの中でもいっているように、しっかり公的な関与で森林整備を行い、森林の有する多面的機能を確保していかなければなりません。  

情合

 11月1日、今朝は朝の街頭演説から始動。毎週3回、3箇所で、昨年4月から街頭から私の思い(昨年10月以降は市政報告含め)をお伝えさせていただいております。お蔭さまで今日まで継続することができております。  そんな中で、今朝は本当に情合を感じる、といいましょうか、嬉しく、また、有り難く、感謝、元気を与えていただきました。いつものように街頭演説を行っていると後方から肩を叩かれ振り返ってみると、いつもはスーツ姿で風格を感じさせるU社長がウオーキングスタイルで。お声を掛けていただき有り難いなあ、と思っていると、私が片手に持っていたノボリバタを持ち、そして数十分間、街頭演説に付き合っていただきました。朝のお忙しい時間帯、かつ、すっかり寒くなった中、お心遣いに感動してしまいます。  任期が始まり1年が経過した中で、人間関係の構築には中々上手くいかない場面もあります。また、例えば、私の活動報告を配布させていただいていると、まったく受け取ってもらえなかったり、心が折れることも多々あります。日常活動のみならず議会活動においても、言ってみれば、内面的には打ちひしがれることの連続です。  お忙しいところ、また、寒い中、ご協力いただいたU社長には、ただただ、感謝です。こうした方々の思いにしっかり応えるべく、今月も全力を尽くします!

10月も終わりです(その2)

 週末は地域におけるイベントが催されました。29、30日の2日間は地元丹波島にて公民館主催の文化祭があり各展示物を観覧し、発表の部では声援を送らせていただきました。今年で36回を数えますが、公民館役員さん中心に運営準備され感謝です。年々参加者が減少し、規模も縮小していかざるを得ない状況は、各地でも共通の課題であると思います。そんな中でも、まさに地域の老若男女、それぞれのサークル活動の貴重な発表の場であることを考えると、改めて地域の交流の場であり、趣味を通して生涯学習としての場として、活動の拠点が公民館だ、という位置づけを認識しなければなりません。 2日目の30日は、私も日頃からお世話になっている方々が活動されている「カラオケクラブ」の発表会に声援を送らせていただきましたが、その役者振り、堂々たる佇まい等で会場内を大きく盛り上げるものでした。カラオケクラブの他にもこうした発表会を一つのモチベーションとして日頃の活動を行っている部分もあろうかと思いますが、来年度も盛大に、そして活気のある文化祭となるべく私も出来る限りの協力を行っていきたいと思います。  同日の午前中、今年、私が会長を務める更北地区子ども会連絡会主催の「更北5地域・小学校スポーツ交流大会」があり、例年以上の小学生の参加があり事前準備ですったもんだしましたが、役員さんが本当に一生懸命に取り組み、進めていただいたお蔭で無事に終えることができました。この大会の目的はスポーツという観点もありますが、4地域内4つの小学校の交流が大きな部分です。私の小6になる息子も参加し、2つのメダルを獲得しましたが、お世辞ではなく「楽しかった」との感想で主催者側とすればホッとしたところです。  様々な交流を通して地域の絆を深め、そして親交を図ることが地域づくりには欠かせないところです。

10月も終わりです(その1)

 明日から11月、今年もあと2か月となり慌ただしくなります。10月は各地で文化・スポーツイベントが開催されました。私も幾つかの会場にてそれぞれ観させていただきました。 10月26日は、作新大学文化芸術祭へ。ちょうど、午前中に市議会まちづくり対策特別委員会があり開会式は欠席となったので委員会終了後慌てて参加。作新大学は長野市立更北公民館主催講座(高齢者大学)で、 長野市民であれは満55歳以上の方がどなたでも学べる生涯学習の場です。学年毎の発表では、年齢を感じさせない、また、こうした文化祭への意気込みが会場全体に伝わり、演者と会場が一緒に身体を動かしたり、歌ったり、一体となった芸術祭で、地域の大先輩に元気をいただきました。また、遅参したにもかかわらず大勢の方からお声を掛けていただき感謝です。  NHK大河ドラマ「真田丸」がいよいよクライマックスに向け放映中ですが、初めて上田城跡公園を視察して参りました。27、28日と民進党北陸信越自治体議会議員総会が開催され、それに合わせての視察となりました。平日でも1、000人の来場者があり、大変な観光事業となっております。松代の真田大博覧会も大変な賑わいでありますが、一過性のブームとなってしまうのは仕方がないかもしれませんが、新たな環境拠点としての継続的な取り組みも必要です。  この視察に先立ち、山本英紀長野県健康福祉部長による「長野県の健康長寿の取り組みと生活習慣病対策の動向」と題し研修会がありました。私も司会を務めさせていただきましたが、長野県の健康長寿要因として、①高齢者就業率、野菜摂取量ともに全国1位、人口I10万人あたりの保健師数が全国2位等、そうした取り組みによる効果が大きく、更なる取り組みにより健康で長寿を目指さなければなりせん。それには予防に重点をおいた地域の自主的な健康づくり活動が更に求められる訳です。長野市においても更に考えなければなりません。  総会には、以前滋賀県知事選の際に私が応援に入らせていただいた際に大変お世話になり、また、昨年の長野市議選の際に、私の応援にも駆けつけていただいた田島一成衆院議員がお越しになりました。田島衆院議員は現在、自治体議員局長を務めてられております。一年振りの再会に感慨無量でした。  自治体議員視察2日目は、この日、私が所属する長野市議会会派『改革ながの市民ネット』から長野市長に「平成29年度予算要望」を行うために失礼させていただきまました。  28日、市長室にて219項目に及ぶ予算要望を行ったわけですが、時間の関係で重点項目として77項目について詳細な要望が布目幹事長よりありました。私も加えて、これまでの議会でも取り上げた市民の生命を守る観点から防災対策、高齢化が進む中での公共交通対策について要望させていただきました。しっかり市民サイド、現地の状況を把握しながらの施策を求めていきます。