10月より長野市議会における委員会人事により、新たな委員会での活動が始まっております。私は、常任委員会=企業建設委員会、特別委員会=まちづくり対策特別委員会の委員を務めるのですが、本日初の建設企業委員会協議会が開催されました。この協議会は所管する部局より事業の説明及び質疑が行われます。特に、建設企業委員会は、都市整備部、上下水道局、駅周辺整備局、建設部 を所管しており、まさに長野市のインフラ部局であり、普段から地域、市民からの要望が最も多い案件を取り扱います。
その中の都市整備部では、今年度中に「都市計画マスタープラン」が改定され来年度より新たな構想・理念の下で長野市のまちづくりが行われようとしております。この都市計画マスタープランと同時進行で策定されるのが「立地適正化計画」なるもので、必須事項として『都市機能誘導区域』と『居住誘導区域』を市街化区域内に作っていく、というものです。都市機能誘導区域とは中心的拠点や生活拠点に医療・福祉・商業等を誘導集約して各種サービスを効率的な提供を図る区域です。居住誘導区域は一定エリアにおいて人口密度を維持し、生活サービスやコミュニティが持続的に確保されるよう居住を誘導する区域となります。実に、言うは易く行うは難し、で中々難問だと思います。平成19年4月に改定された長野市都市計画マスタープランの中にも市街地のスプロール化を防ぐ、と記されておりますが現在の地域社会の中にあって現存の”まち”における課題解決に向けた取り組みを優先していくには立地適正化計画そのものが単なる絵に描いた餅となってしまうのではないか、と考えます。今日の協議会で、私も幾つか質問をさせていただきましたが、市街化区域の中においてレッドゾーン等の一部を除いた市街化区域全体が居住誘導区域となるとのことであったので、例えば、地元更北地区で言えば、大きな変化はないわけです。また、平成19年改定版では、更北地区における地域別まちづくり構想で川中島駅までのアクセス強化、公共交通機関利用促進のためのパークアンドバスライドの整備などの目標及び方針が示されております。形として表れてきておりません。市街化区域と市街化調整区域が一体となった地域でのまちづくりでは、単なるビジョンだけであってはならないと思います。
建設部関連では、大変分かりやすい資料の提供をいただきました。その中で、県外の知人、県外出身者等から長野県の道路はあまり整備されていない、と言われますが、しっかり数字で表れておりました。平成26年4月1現在の数字でありますが、長野市の道路改良率は一般国道、県道、そして市道の何れも全国平均を下回っております。県道では全国平均69.6%、長野県平均60.2%、長野市内の県道は39.9%、市道では、全国平均58.2%、長野県内市町村道48.5%、そして長野市道45.4%となっております。長野市道路課全体予算における広域道路網整備と生活道路整備予算で69%を占めているのですが、道路の老朽化や時代にあった道路整備が予算の関係で中々満足度を上げていくには至っていないのは悩ましいところです。
上下水道局関連でも、昨年、長野市水道事業100周年を迎えたわけですが、水需要の減少、人口減少、施設の老朽化、料金収入の減少など課題を抱えている中ではありますが、持続可能なしっかりとした水の提供が行われなければなりません。
これから1年、建設企業委員会にて、まさに生活に密着した課題解決に向けて調査研究を重ね、市民生活の向上に向けて頑張ります!
この週末も幾つかの行事に参加し、たくさんの方とお会いすることができ、感謝です。
土曜日は、日頃から大変お世話になっている会社主催のゴルフコンペにお誘いいただきました。この会社の社長さんが中高の先輩、専務さんが中学の同級生で、色々な場面で永年に亘り公私共々お付き合いさせていただき、また、ご指導を賜っております。企業経営は大変なことだと思いますが、この日も建設業界の現況、他県の状況等についても少しお話を伺えたり、貴重な時間に感謝です。
この夜は、いよいよ来週に迫った地元育成会事業に関した役員会で、私自身の準備不足もありましたが何とか終了。最後の詰めを当日までに整えなければなりません。そんな状況ではありますが、他役員さん達の積極的な協力をいただき助けられております。これまた皆さんに感謝です。
この土日も各種イベントが各地で行われていましたが、日曜日、地元のJAまつりに顔を出させていただきました。ここでも日頃からお世話になっている方がいらっしゃり、また、お声を掛けていただいたり、感謝です。まさに収穫の秋で新鮮な野菜を何点も買わせていただきました。昔の八百屋さんは、色々な会話を楽しみながら顔なじみとなったり、お互いの世話を焼き合いながらコミュニケーションを取ったり、としていたのでしょう。こうした地元の収穫祭はまさにそんな雰囲気満載です。
その足で、以前私が在籍していた会社のファミリーセールへ。元の同僚とも久しぶりに顔を合わせることができ、加えて、安く良いワイシャツを購入することができる、私にとっては毎年の恒例行事となっております。私にとってワイシャツは最も重要視するアイテムであると共に、仕事へのモチベーションを高めるお守りみたいなもの。本日購入したワイシャツは更に私を盛り上げてくれることでしょう。
10月23日は、パルセイロレディースの本拠地最終戦ということで南長野へ。所用があり前半のみの応援ではありましたが、偶然、同級生に遭遇。その同級生とは劇場版イナズマイレブン監督であり、、アニメーション演出家、監督、また、パルセイロのマスコットであるライオー君の生みの親である宮尾佳和さんです。昨年、高校同窓会報を発行する際に寄稿いただいたり、お世話になっております。
中国出張からの疲れもある中ではありましたが、こうした出会いは偶然ではなく必然なのであり、パワーをいただいた次第です。今週は上述ンのように育成会等のイベントの準備、新たな市議会常任、特別委員会の勉強会等が目白押しですが、元気はつらつ、頑張ります!
無事に帰国しました。十数年ぶりの中国でしたが、道路等がキレイに整備されておりオリンピックの効果なのでしょう。そんな変化を見ることができた今回の出張でしたが、宿泊先ホテルで今回経験した思わぬトラブルは、以前には無かったことなのでご紹介します。
1、洗面台の水が溢れる・・・洗面台シンクの排水口蓋の開け方が分からず、水が流れず溢れる寸前に。よくよく聞いてみると、蓋を押せば流れるとのこと。勝手が違います。
2、チェックインし、カギ(カード)をもらい部屋に入ろうとするも、カードが反応せずに部屋に入れず。しかも、市職員、議員のすべてで。確認してもらったところ、チャージがされていなかった、とのこと。
3、シャワーを浴びようとしたところ、まったくシャワーに切り替わらず。仕方なく浴槽にお湯を張り、洗髪をしたは良いがシャンプーを洗い流せず。張ったお湯には入浴剤を投入してしまったので、蛇口に頭を近づけ洗い流す。
4、あまりにシャワーの勢いが弱く、普段の3倍の時間を掛けてシャワーを浴びる。
等々、水に関わるトラブルがそれぞれのホテルで経験しました。私以外も、それぞれトラブルに遭ったようですが、それでも、笑って過ごせることで、関係者全員が無事に帰国できたことが何よりです。
※出張中の報告もご覧くださいませ。
石家荘市3日目、石家荘市第二中学校を視察。この中学は別名『石家荘石門実験学校(Experimental School)』といい、中学高校の一貫校で、選抜試験を通過した、所謂、エリート養成を主眼においたカリキュラムがくまれているようです。高校で6,000人、中学は5,100人の生徒が学んでおります。学校に到着時刻がちょうど、休憩時間ということで全校生徒の3分の一あたる1800人の生徒一糸乱れぬ隊列を組み中庭を走っておりました。その光景には圧倒され、エリートを育て上げる校風を見せつけられたような気がしました。生徒たちが走る中庭には優秀な成績の生徒さんの顔写真が掲げられていたり、日本の学校とは一味違った雰囲気を醸し出しておりました。職員室を見せていただき、高校2年生の先生から教科書をお借りしました。内容は多少理解することが出来、若干、親近感を抱きながら、授業を見学。どの生徒も教科書、参考書を山のように詰み上げながら授業に向かう姿にも、ただただ関心させられ放し。教養教育を重視し、生徒の可能性を探っていく学校方針が上手く生徒とかみ合っているのではないでしょうか。
高校のあとは中学を訪問。いきなり校庭(校庭といっても陸上競技場のような作りでスタンドがあり、また、人工芝)において、2000人近い生徒から歓迎のダンスと歌を披露していただきました。驚いたのは、縦横、斜め、しっかり列が整えられており、その人数と合わせて、ただただ圧倒されるばかりでした。この学校の生徒さんとは長野市内の中学、高校にも起こしいただき交流を図っておりますが、その生徒さんたちからすれば、良し悪しは別として、長野市の中高との違いがはっきり分かるのではないかと思います。長野市でも現在、中高一貫校の導入が検討されておりますが、規模等は別としても、学ぶ部分があると考えます。
学校視察の後は、石家荘市人民広場を視察。長野市から送られた鐘が友好の証として設置されており、植物園内に開園となった『桜園』とともに長野市ー石家荘市との35年間、育んできた友好がいたるところで形として表れていることには感動を覚えます。今後もこれまでの友好をしっかり維持し、平和と更なる両市の発展を私も長野市議会議員として取り組んでいきます。
2日目は、石家荘市のある植物園を視察。この植物園の大きさにびっくりでしたが、1998年10月に正式オープンし、総面積が167haに達しているそうです。非常jに綺麗に整備されており、1000人の従業員が働いているとのこと。中には遊園地のようなものもあり、国、省、市はじめ相当な事業であることが見て取ることができます。
今回の視察では、日本の桜をメインとして新たに植物園内において、長野市ー石家荘市の友好事業である『友好桜園開園式』に出席、盛大なセレモニーが行われました。桜園では、枯山水を想起させるような広大な日本の庭園のようであり、穏やかな雰囲気を醸し出した落ち着いた庭園です。植物園自体も大変な見応え、そして、桜園の清楚な部分は、長野市と石家荘市との友好の証のような気がします。石家荘市とはこうした文化の交流も進んでいることを改めて感じた次第です。
その後は、両市の観光交流会議に出席。主に小・中・高校生の研修旅行について、そして、飯綱・戸隠の両スキー場についてのプレゼンを行いました。特に児童・生徒の興隆については、平成25年には中国より15団体484人、平成26年は34団体1182人、そして平成27年は69団体2174人との交流が行われております。現在、外交上ではなかなか難しい課題も背負っているわけですが、こうした友好を継続することが一方では相互理解を進める上では、僅かかもしれませんが、大事なことだと思います。
交流会議の後は、石家荘市人民代表大会常任委員会の主任、副主任等への表敬訪問及び意見交換。常任委員会は51人から構成されており、石家荘市政府、裁判所、検察院からの業務報告を聴取し審査、提案を審査、予算の執行過程や決算及び財務監査状況を審査、決議や決定、人事任免事項を決していく役割があります。日本では言えば議会ですが、日本の議会に増した権限を保持しているといえます。表敬訪問、そして意見交換もやや緊張感が漂っておりましたが、やはり、それだけの重みのある人代なのでしょう。
いずれにしても、連日ハードな日程ではありますが、何度経験できるわけではありませんので、しっかり見聞を広げ、友好の架け橋となるように努力します。
明日は、石家荘市第二中学校を視察、夕方北京に移動予定です。
10月16日から21日まで、友好都市締結35周年記念で、市長、関係部局長、市議会議長をはじめ7名の市議会議員、17名の長野市友好代表団の一員として市民友好訪中団とともに中国石家荘市を訪問中です。以前、サラリーマン時代に海外生産の仕事に携わっておりましたので、中国へは過去何度も訪れているのですが、それも10数年前、すっかり風景が変わっておりました。
昨日の夜、北京入りし、本日、高速鉄道にて石家荘市へ移動。企画館を視察しましたが、実際は都市計画館とでもいいましょうか、2010年から2030年までの都市計画のビジョンをジオラマで表現したり、石家荘市の歴史は鉄道の歴史ということで、高速鉄道しっかり整備され、数年前に駅もしっかり新しく整備され、これから地下鉄の整備も更に進むようです。これまでの石家荘市の歴史から、上述のような都市計画を現した施設自体がなかなか日本では考えられないのですが、本気度やお国柄が表れておりました。長野市でも今年度末に新たな都市計画マスタープランを公表予定でありますが、中国のようにはいかないと思いますが、やはり、明確な形が見えるプランにしなければなりません。こらから一年、私は、建設企業委員会に所属をしますので、長野市全体を鳥の目で見て、変な偏りが生じないようしっかり研究し、意見を述べていきたいと思います。
企画館視察の後は、石家荘のケイ市長を表敬訪問、そして市民友好団の皆様とともに記念レセプションに出席、頭を悩ませながら、久しぶりの中国語での会話で友好の輪を広げてまいりました。
ところで、この10数年、海外渡航を考えたことがなく、今回も電話やメールが全く使うことができませんでした。今日明日は何とかwifiで多少の対応が取れそうですが、不便です。何故か、ホテルの部屋から外への電話が出来ずに困ってしまいます。こうした環境下ではありますが、1来月?長野市の中学生が石家荘を訪れるようですし、両市の更なる友好のため、しっかりと務めます。
明日は、友好桜園記念活動と開園式、市内視察、長野市観光交流会にてインバウンド事業の一環で改めて長野市のプレゼンを行う予定です。
9月27日から行われた長野市議会決算特別委員会が10月13日に終了、私自身、昨年に引き続き委員を務めました。平成27年度(前年度)の長野市における歳出歳入を審査審議する場でありましたが、併せて、しっかり市民生活向上に向けた要望も行わせていただくことが出来たのではないかと感じます。当然、予算内の範囲で、ということになるのですが、緊急性や安全性を考えると一日も早い対応が迫られるものありますので、そこは、しっかり今後もチェックしていかなければなりません。
この間、長野市表彰式があり、永年に亘り長野市に貢献された方々への感謝の意を込めた長野市表彰式があり、私の先輩Kさん、友人Mさんも消防団における活動から受賞されました。先の台風接近時でもいち早く対応を取られたり、普段からも常に住民の安全を考えながら活動されている姿勢を近くで見させていただいておりますが、ただただ感謝と敬意を表する次第です、ますますのご活躍を祈念します。
決算特別委員会最終日の夕方は、今年度長野市に開催される『第25回全国消防操法大会』の激励交流会に出席。全国からの参加ということもあり会場となったビックハットは熱気に溢れ盛大な交流会となりました。長野県からポンプ車の部では諏訪市消防団、小型ポンプ車の部は川上村が代表として出場となりました。そしてこの会では、消防団応援隊として水前寺清子さん、岡崎朋美さん、そして、あの蝶野正洋さんも駆けつけ更に会場の熱もヒートアップ、翌日の大会に向け選手はもとより関係者も気合が入ったのではないかと思います。
そして翌14日、会場をオリンピックスタジアムに会場を移し緊張感いっぱいの大会当日となりました。ここ数年は各地で自然災害が発生しており、まさに隣り合わせの状況で、緊張感を保ちながら、その任務の責務を果たす使命感を絶やすことなく活動されている消防団の姿を改めて感じた次第です。
10月15日、後援会主催で市政報告会を開催していただきました。昨年10月1日から任期が始まり、ちょうど2年目に入ったところで、市政報告ならびに、この1年の私の活動を自分なりの評価を含めお伝えしました。選挙の際に掲げた政策に対する進捗、まだまだ、不十分な部分もありますが、自分自身にとってもこれからやらなければならない課題を整理することができたのでは、と感じます。そして何より、大勢の方々にお集まりいただき、交流を深めることができ、様々なご意見をお聞きし、大きな収穫をいただくと共に、元気をいただきました。
今回の報告会はプチ旅行を兼ね、大町温泉郷にての開催でしたが、大勢の皆様にご参加をいただきました。後援会役員の皆様には事前の準備等大変なご苦労をいただきました。お集まりいただいた方々のご支援ご協力で現在、こうして議員として活動出来ることに改めて感謝です。支えていただいている方々の期待にしっかり応えるべく、とにもかくにも全力を尽くすのみ!です。
10月8日から3連休の方が多いかと思いますが、各地で様々なイベントが開催されております。私の地元更北地区では毎年恒例の『川中島古戦場まつり』が23回目を数え開催されました。午後2時30分に開会セレモニーが行われ、川中島古戦場太鼓、川中島古戦場音頭、そして地元更北中学校吹奏楽部の演奏とステージイベントが進むにつれ会場となった八幡原史跡公園内には来場者で溢れ、大変な賑わいとなってまいりました。
今年私はメインイベントの大花火大会には出席出来ませんでしたが、天候が心配されましたが、無事にすべてのプログラムを終えることが出来たそうです。秋の風物詩となったこのイベント、開催に向けて大変なご苦労をされた関係者の皆様には感謝です。大変ではありますが、来年も大いに盛り上がる地域のビッグイベントとしてたくさんの方々を向かい入れていただきたいと思います。
古戦場まつりを後にし、急いで上京。昨年より計画していた大学時代のサークル仲間との同窓会に出席。出身地も学部、現在地もバラバラで、それぞれの結婚式に出席以来の再会で実に10年以上振りに久しぶりに懐かしい昔話、現況の報告などで大いに盛り上がりました。そんな中、今回、残念ながら出席できなかった友人、居場所が分からない友人などもおりましたが、これからも2~3年に一度は開催しようと決意を固め合いました。それにしても、髪が寂しくなったり、お腹回りが倍以上になったり、やや風貌に変化は生じているものの、それぞれのキャラクターがそのままであったことは、日頃、各々がそれぞれの悩みやストレスを抱えながら、当時とは全く違った環境下にいるものの、そうした事をお互い忘れ、久方ぶりに会った仲間同士が若かりし頃の純な自分たちを呼び戻したのだと思います。懐かしさをかみしめた次第です。
本日(10/9)、午前中は大学野球応援を予定しておりましたが、降雨で開始時刻が遅延するとのことで、残念ながら断念を余儀なくされました。それでもわずかな時間でも、同じ学び舎で青春を共に過ごした仲間との再会が新たな活力となったのは言うまでもありません。それぞれが後ろ髪をひかれる思いで、それぞれの地に戻っていく、なんか青春プレイバックのようでした。
連日、長野市議会決算特別委員会が開かれ、ハードな調査審議議論を行っております。ご報告の通り、この決算特別委員会では全ての部局において前年度(平成27年度)の歳出歳入の中身について最終的に採決を行う重要な委員会であります。同時に現年度、そして次年度に生かすために委員として要望事項も述べられる場でもあります。
この特別委には私が所属をしている会派『改革ながの市民ネット』から先輩の倉野議員、そして私の2人が委員を務めておりますが、阿吽の呼吸とでも言いましょうか、私の発言において言葉足らずや核心に今一つ届いていない場合では、先輩倉野議員がしっかりフォローをしてくださり、特に打ち合わせを行っている訳ではないのですが、助けられております。
前年度の決算を審議する場ではありますが、先に記しているとおり要望を伝えることが許されている場でもあるので、しっかり問題点、課題等を見極め、そして何より市民益の向上に繋げていかなければならない貴重な場でもあります。本日も要望させていただきましたが、しっかり他部局と連携を取りながら進めるべし、そうすることのより、安全安心に繋がるという案件も見受けられます。
本日含め、連日予定の時間をオーバーしており、心身ともに疲労も溜まっていきますが、それだけの重責を担っていることを自覚しながら、先輩議員との阿吽の呼吸を持って、改めて、明日からの委員会審議に臨んでまいりたいと思います。
10月4日付けの長野市民新聞に掲載されておりますが、去る9月28日に開かれた「活き生き更北みんなでトーク」にて、長野市教育委員会として下氷鉋小学校通学区域から真島小学校に通えるよう検討することを表明しました。実は、私もお伝えの通り、この会には参加しておりましたのでしっかりと受け止めていたのですが、昨年の市議会議員選挙において、小規模校維持という観点から、限定隣接学校選択制度の運用ができないかということを提案したい、と謳わせていただきました。地域の活力の源でもある小学校は、地域の歴史そのものであり、あらゆる知恵を絞って小規模校の維持を図るべきで、そのような観点から制度の運用として、例えば、下氷鉋小と青木島小から隣接である真島小学校への選択入学が出来るような、まさに弾力化した運用が必要だとの考えを述べさせていただきました。
現在、本市では限定隣接学校選択制度を有しており、当該制度の趣旨は、大規模校解消、つまり児童数が多くなりすぎて行き届いた教育に支障が生じるような場合、通学区を超えて隣接の学校に通学できる、というものであると理解しております。
湯谷、朝陽、昭和、下氷鉋、三本柳小がそれぞれ隣接する小学校に選択通学でき、例えば、私の母校である下氷鉋小は篠ノ井東、青木島、川中島の各校への選択が可能であり、同校の26年、27年度の2年間における申請件数を調べてみると下氷鉋から篠ノ井東へ15人、青木島へは13人、川中島へは3人となっており、大規模校の児童数を調整するという面で一定の実績があります。
そして昨年、初当選を果たし初めて臨んだ12月定例会においても上述とおり提案したところ、当時の教育長より「導入可能」という答弁を引き出すことができ、その後も、教育委員会とも意見交換をさせていただいたり要望を重ねてまいりました。
今回、地域の方々がこの案件を取り上げていただいたことで、更に前進したと思います。制度の運用が出来るからと言って、児童数が直ぐに増えたり、劇的に何かが変わることはないのかもしれませんが、あらゆる施策を講じることが必要です。私も、議員として2年目を迎えたところで、今回のように少しでも形となっていくことで、大きな遣り甲斐を改めて感じているところです。
【平成27年12月定例会議事録より一部抜粋】
鈴木:
現在、本市では、限定隣接学校選択制度を有しておりますが、当該制度の趣旨は、大規模校解消、つまり児童数が多くなり過ぎて、行き届いた教育に支障が生じるような場合、通学区を越えて、隣接の学校に通学できるというものであると理解しております。
そこで伺います。
小学校維持という観点から、限定隣接学校選択制度の運用ができないかということであります。
地域の活力の源である小学校は、地域の歴史そのものであります。あらゆる知恵を絞って、小規模校の維持を図るべきだと考えますが、このような弾力化した運用のお考えはありますでしょうか。所見を伺います。
教育次長:
子供たちが就学すべき小・中学校は、市町村教育委員会が指定をすることとされており、本市でも通学区域を設定し、就学する学校を指定しております。
しかし、本市では、主として大規模校の規模の適正化を図るため、通学区域を弾力化した限定隣接学校選択制度を、平成18年度から小学校5校で例外的に導入しております。
この5校は、19学級から30学級のいわゆる大規模校と言われる学校で、本市の小学校は、55校のうち19校が、この大規模校に該当します。
一方、本市には、6学級から11学級以下の小規模校や、5学級以下の過小規模校と言われる小学校が合わせて22校あり、こうした学校の在り方が、喫緊の課題となっております。
議員御提案の小規模校維持という観点から、限定隣接学校選択制度を運用できないかという点につきましては、導入可能でございます。ただ、隣接する学校の規模、通学距離や交通手段、通学の安全確保、児童・生徒の居住地域とのつながり等、検討しなければならない課題もございます。
子供にとって集団で学び合える環境と、地域に根差した魅力ある学校づくりを進めるために、こうした通学区域の在り方を含め、市全体の小・中学校の将来像や具体的な方向性について、今後、検討してまいります。