長野市議会議員会派

改革ながの市民ネット

しっかり頭を切り替えて

 激戦であった参院選投開票日から一夜明けた今朝は、恒例の篠原孝衆議院議員の長野駅前街頭演説からスタート。初当選を果たした杉尾秀哉さんも加わり、爽やかかつ力強い新参院議員の演説に私自身選挙戦の疲れが吹き飛びました。今日は議会関係、そして地域関連会合、合間に諸作業をこなす一日となりました。  現在私は長野市議会の議会報編集委員会の委員を仰せつかております。8月1日「市議会だより」の発行に向け最終委員会が行われました。市議会だよりは回覧板や地域内配布物とともに長野市内全戸に配られるものですが、本日の委員会でも現状のもので本当に市民の皆様に読んでいただけるものなのか、という議論がなされました。作成に携わるのが議員なので、一人でも多くの人に、いかにすれば読んでいただけるのか自分たちよがりの感覚で考えがちになります。もっとも身近な議員だからこそ、身近に、そして、関心を持って読んでいただけるような議会報とすべく私も委員として取り組んで参ります。「市議会だより」についてご意見等あればお寄せいただければ幸いです。  委員会終了後、後援会役員さんと打ち合わせ。今回の参院選に関すること、私の活動報告などについて意見交換、途中、東外環状線建設期成同盟会に主席。東外環状線とは、長野市青木島町大塚の大塚南交差点を起点として長野市柳原の柳原北交差点を終点とする延長9.4kmの道路です。平成12年に事業化され平成18年から用地買収に着手してから既に10年が経過しております。平成28年3月末の段階で用地進捗96%となっており、柳原地区の用地買収の促進が継続中です。こうした道路整備に関しては事業開始から相当な年月が経過しても中々供用開始とならない箇所が他にもあるようですが、市民生活の向上を図る上で必要な公共事業は早期完成に向けて取り組まなければなりません。私も地元の皆様から小さなことから大きなことまで道路に関しては様々な要望をお聞きしております。例えば、人口減少社会であっても車社会の地方都市であれば常に課題山積の道路問題、現実を見極めながら前向きに取り組む必要があります。  暑い日が続きますが、選挙も終わり私自身頭を切り替え、しっかり日常活動を行ってまいります。

しっかり頭を切り替えて

 激戦であった参院選投開票日から一夜明けた今朝は、恒例の篠原孝衆議院議員の長野駅前街頭演説からスタート。初当選を果たした杉尾秀哉さんも加わり、爽やかかつ力強い新参院議員の演説に私自身選挙戦の疲れが吹き飛びました。今日は議会関係、そして地域関連会合、合間に諸作業をこなす一日となりました。  現在私は長野市議会の議会報編集委員会の委員を仰せつかております。8月1日「市議会だより」の発行に向け最終委員会が行われました。市議会だよりは回覧板や地域内配布物とともに長野市内全戸に配られるものですが、本日の委員会でも現状のもので本当に市民の皆様に読んでいただけるものなのか、という議論がなされました。作成に携わるのが議員なので、一人でも多くの人に、いかにすれば読んでいただけるのか自分たちよがりの感覚で考えがちになります。もっとも身近な議員だからこそ、身近に、そして、関心を持って読んでいただけるような議会報とすべく私も委員として取り組んで参ります。「市議会だより」についてご意見等あればお寄せいただければ幸いです。  委員会終了後、後援会役員さんと打ち合わせ。今回の参院選に関すること、私の活動報告などについて意見交換、途中、東外環状線建設期成同盟会に主席。東外環状線とは、長野市青木島町大塚の大塚南交差点を起点として長野市柳原の柳原北交差点を終点とする延長9.4kmの道路です。平成12年に事業化され平成18年から用地買収に着手してから既に10年が経過しております。平成28年3月末の段階で用地進捗96%となっており、柳原地区の用地買収の促進が継続中です。こうした道路整備に関しては事業開始から相当な年月が経過しても中々供用開始とならない箇所が他にもあるようですが、市民生活の向上を図る上で必要な公共事業は早期完成に向けて取り組まなければなりません。私も地元の皆様から小さなことから大きなことまで道路に関しては様々な要望をお聞きしております。例えば、人口減少社会であっても車社会の地方都市であれば常に課題山積の道路問題、現実を見極めながら前向きに取り組む必要があります。  暑い日が続きますが、選挙も終わり私自身頭を切り替え、しっかり日常活動を行ってまいります。

杉尾さんの涙

 選挙戦最終日ではありましたが、朝一で私が同窓会会長を務める母校長野南高校の文化祭訪問。生憎の雨降りの中、少し気の毒でしたが、一般公開日ということもあり中学生の姿、保護者や地域の方々などの多くの来訪者がありました。昨年同様、生徒会執行部展示の教室に入ると投票年齢引き下げについての研究もなされ、いよいよ明日が参院選投票日、選挙権を得ている生徒さんの投票行動に繋がるのか大変興味があるところです。  そんな参院選、今回から投票年齢の引き下げ、ここ長野県では定数1となり、また、与党対野党統一候補という激しい私自身これまで関わった選挙の中でも苛烈を極める選挙戦だったと感じます。 「落下傘より・・・」が選挙区では最大の争点というような雰囲気を作り出されたことから、最終日夕方の杉尾さん演説の中で、こうしたことが争点化されしっかりとした論戦の選挙戦とならなかったことが悔しい!と涙ながらに訴えていました。“正々堂々“という言葉がありますが、この意味は「公正で偽りなく、真正面から事を行なうこと」です。果たして今回の長野選挙区は正々堂々と与野党がぶつかった選挙戦となったのか私は聊か疑問が残ります。私も涙なくしては聞いていられませんでした。  杉尾さんが流した涙はまさに正々堂々ととは程遠い選挙戦故の悔しさからなのではないかと思います。決してお涙ちょうだいではありません。この思いが1人でも多くの有権者に伝わることを願います。

小さな輪の繋がり

 18日間の参院選もあと3日。泣いても笑ってもあと3日。情勢は大接戦ということでまったく予断を許さない、非常に厳しい選挙戦となっております。  6日、午後、野党3党の党首、幹事長が揃って長野駅前で杉尾候補の応援。これまでの様々な選挙でも、ここまで人で埋め尽くされた街頭演説には関わったことがないほどでした。私も中々落ち着かずに現場をウロウロするばかりでした。  そして、6日は「杉尾ひでや候補」個人演説会が長野市南部4か所で開催され、私の担当地区である更北地区にて無事開催することができました。この更北は相手側のいわば地元でもあり、厳しい選挙戦の中で、更にその厳しさを感じるところでもあります。そんな中、地元から、たくさんの方々にご協力を賜り250名ほどの参集をいただき、私が司会を務めさせていただきました。(隣の方は更北9条の会の方です)  選挙戦では個人演説会はつきものです。私もこれまでたくさんの選挙にて個人演説会を担当してまいりましたが、実際に、どれだけの方々に足を運んでいただけるのか、心臓ドキドキ、決して体に良いものではありません。組織力も与党に比べようもないほどであり、一人ひとりの気持ちでお集まりいただき、真の1票に繋げていくことしかできません。一声かければ何百人集まればいいのですが、地道な活動が我々の持ち味ではないかと考えます。  本日ご参集の方々が、一人、そして二人と小さくてもいいから輪を広げ、そしてその輪がたくさんできて、オリンピックマークのようにつながっていけばこの接戦を制することにつながるのでは、と思います。

野党共闘について

7月10日は第24回参議院議員選挙の投票日です。今回の選挙は、改憲勢力が3分の2を確保するか否かが最大の争点であり、戦後71年間平和を維持してきた日本の在り方を左右する大切な選挙です。ぜひ、平和・人権を守り、国民の命と暮らしを大切にする政党・候補への1票をよろしくお願いいたします。(長野県選挙区においては、「杉尾ひでや」をよろしくお願いいたします。)

安倍政権のあまりの暴走ぶりから、32の1人区において野党共闘が実現しました。自党の利益度外視で他党の公認候補を応援する決断をした共産党さんに心からの敬意を表します。まとまりがないことで有名な民進党も、「安倍政権下での改憲阻止」で一致し共闘に合意しました。

安倍首相をはじめとする与党は、この英断を「野合」と批判していますが、むしろ、小異どころか大異を残して大同につかねばならないほど安倍政権が危険極まりない存在である自覚を持っていただきたいと思います。祖国防衛のための最小限の武力の行使は現憲法下で認められています。「侵略戦争に参加し日本人の血を流したい・個人の人権を制限したい」安倍政権は一刻も早く倒さなくてはいけません。

先人が残してくれた平和な日本を子や孫たちに引き継いで行くため、共に頑張りましょう!

暑くて熱い夏の決戦

6月議会、そして参院選準備など本当に慌ただしく、ブログ更新もままならない状態が続いております。 7月3日(日)は18日間の参院選挙戦でのラストサンデーということで私が支援する杉尾ひでや候補も長野市からのスタートとなりました。昼前から長野駅前にて衆議院予算委員会にて待機児童問題のブログを紹介し、改めて、その問題提起を行った民進党政調会長の山尾志桜里衆院議員が杉尾ひでや候補の応援で長野入りし、子育て支援、雇用問題について力強い演説をされました。 今回の選挙では、定数1となりまさにここ長野選挙区は熾烈な戦いが繰り広げられております。貴重な一議席を争っている中では心無い中傷ビラなどネガティブキャンペーンが一部報道では取り上げられておりますが、とにかく、長野県を代表する参議院議員を選び出すということを決して忘れることなくしっかり各候補者、政党の政策や考えをしっかり聞き見極めることが大切です。18歳に投票年齢が引き下げられ、また、今回の選挙が初めて投票をするという若い世代の有権者が選挙の本質から外れた議論を目の当たりにし、ますます政治不信に陥らないようにしなければいけません。 そんな7月3日は、長野市の隣接市である千曲市の市議会議員選挙が告示されました。千曲市議会議員選挙といえば、私の会社員時代の大先輩である小玉新市候補が3期目の挑戦をしております。7月4日(月)朝、OBの先輩方とともに街頭演説のお手伝いをさせていただきました。今回の選挙では定数より4人オーバーということでありますが、2期8年の実績と、小玉候補のお人柄で是非とも上位での当選を果たしていただきたいと思います。 暑い中、それぞれが熱い選挙戦を繰り広げておりますが、国や県、市町村問わず、それぞれの候補者が自らの政策を思う存分訴えることができる貴重な期間。そうしたしっかりとした訴えを多くの有権者に届け、投票率のアップに繋がることを期待します。

移住人口の増加と寛容な心

 6月23日信濃毎日新聞朝刊にて、長野市信更地区住民自治協議会の活動に関する記事【「案内人」サポート13世帯移住】が掲載されておりました。  同自治協は2014年に「田舎暮らしを支援する委員会」を立ち上げ、空き家の把握、見学会開催などに積極的に取り組み、この2年間で13世帯に移住が決まったようです。信更地区では3月末、地区内の2校の小学校が統廃合され、少子化が加速しており、地域としても学校を守るためにも長期的に取り組みたい、としております。  私も秘書時代より度々この地域を訪れておりますが、若い世代はこの地を離れ、高齢率が高くなり、地元産地であるリンゴ農家の方々も後継者はいない、自分の代で終わり、更に言えば、自宅も自分の代まで、といったお話しをお聞きしておりました。農業後継者問題とはやや異なるのかもしれませんが、この移住への積極的な取り組みが地域活性化に繋がるものであるし、関心のある方々からの問いあわせも増えているということは喜ばしいことです。  長野市においては、長野市まち・ひと・しごと創生総合戦略においては、喫緊に取り組まなければならない最重要課題と位置付け、平成26年9月に「人口減少に挑む長野市長声明」として、「定住人口の増加」、「交流人口の増加」、「特色ある地域づくり」を積極的に推進し、人口減少に挑み、元気と活力があふれるまちを目指す強い決意を表明しております。こうした取り組みには大いに期待したいし、応援したいと思います。そんな中で大事なのは、受け入れる側ではないかと思います。よくありがちですが、「よそ者」といった表現でつまはじきにしたり、疎外したり、ということも耳にします。せっかく夢と希望を持ち、新天地での生活に期待している方々を快く、仲間として受け入れる、Iターン、Uターンを温かく迎え入れることができる寛容さが求めらえるのではないでしょうか。    

委員会から

 長野市議会6月定例会では、20日、21日の2日間、今議会に上程された議案、そして請願に関してそれぞれの常任委員会に付託されました。私は、福祉環境委員会に所属しており、この委員会では保健福祉部から2つの議案、3つの請願、こども未来部では3つの議案、環境部からは1つの議案、1つの請願について議論が行われました。こども未来部所管で「長野市幼保連携型こども園の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例」の議案が上程され、私も委員会の中でも発言をさせていただきましたが、保育の質を決して落としてはいけない、また、朝夕の園児が少なくなった時間帯では、園児の教育及び保育に直接従事する職員(つまり、幼稚園教諭、保育士)が一人で、もう一人は同等の知識経験があり、市長が認めた人であれば良い、という部分に関しては、却って負担が重くなったりすることが無いようにという注文をつけさせていただき賛成をしました。 PRESIDENT WOMAN Onlineより 【昨年の事故件数が発表され、死亡事故は14件でした。施設の種類別の件数を1万施設当たりの数に換算して比較すると、認可保育所0.85人、認定こども園5.18人、認可外保育施設6.28人、(内訳:認証保育所などの地方単独事業3.04人、届け出施設7.12人)となりました。行政の関与が強い制度下の施設ほど数字が小さくなっています(実際には、認可保育所のほうが1施設当たりの人数が多いので発生率にすると差は広がる。また、認可外保育施設の件数はもっと多い可能性もある)。認可外保育施設にも、行政がもっと関与し、指導や支援をすることが事故を減らすことにつながると思います。】  少子化、保育士不足、そして待機児童等、幼保を取り巻く環境は以前厳しさが増していますが、共働き世帯が多く、安心して子どもを送りだせる幼保環境の整備は行政が責任が重大なのはいまでもありません。  こども未来部所管で、一般質問でも取り上げられましたが、長野市では現在原則無料である「放課後子ども総合プラン」事業、いわゆる児童館、児童センター、児童プラザです。これを有料化に向けた議論が始まっております。一部の学校においてアンケートが実施されましたが、限られた予算、税の公平性という部分も理解出来るものの、私は、長野市らしい教育、留守家庭においても安心して子どもたちが放課後の時間を送ることができる環境を現状維持することで女性活躍(就業)を行政としても応援するという姿勢が大事で、賛否があるのはわかりますが、まさに子育て支援の拡充を考えれば有料化はやや逆行する施策ではないかと考えます。これから、アンケート結果をまずは待ちたいと思います。

慌ただしい毎日です!

 6月が始まったと思ったら、参院選公示が目前に迫ったり、充実しているといえば聞こえは良いのですが、慌ただしく時間だけが過ぎていっている感じです。まあ、忙しい!  6月9日から始まった長野市議会6月定例会ですが、6/15~17までの3日間で18人の議員による個人質問が行われました。 今回は、議会開会前に長野市教育委員会での学校関連施設等に係る補助金申請漏れが発覚し、発生原因や今後の対応について多くの議員から質問がなされました。思い込みによる誤った判断、担当者同士による緊張感のある確認、管理職の関与等で齟齬があったわけであります。二度と同じミスは許されません。  4月に発生した九州地震を受けて長野市における震災対応を中心とした奇危機管理防災対策についても質問が集中しました。常に危機意識を持ちながら体制を整え、避難所体制、物資支援などについて更にしっかり取り組まなければなりません。  放課後子ども総合プランの有料化への検討が始まっておりますが、私も2人の子どもたちがお世話になり大変助かりました。今、一億総活躍社会、女性の活躍と言われている中で、行政として、ますます子育て支援が必要になってくると考えます。就学前教育む含め、経済的な負担が増すほど、出生率の改善は難しいと考えます。  会派そして地元の先輩議員が「長野市版中小企業振興条例」の制定、そして「川中島古戦場史跡公園の活性化」についての質問がありました。中小企業振興条例については、理事者側の答弁では決して後ろ向きではないものの、研究調査にとどまっております。この件に関しては、私も次回の質問において“なぜ、長野市版が必要なのか”を強く訴えながら取り上げさせていただくつもりです。川中島古戦場活性化に関しては比較的前向きな答弁があったと思います。長野市民新聞(平成28年6月18日)にも大きく掲載されております。  今議会では、残念ながら私の個人質問時間が配分されませんでしたが、じっくり他議員による質問及び答弁を聞くことが出来ました。とにかく、次回の自分自身の質問機会に生かしていきます。  6月20日からは各常任委員会に付託された議案について議論が始まり、私が所属する福祉環境委員会では5つの議案、4つの請願について審議、そして採決が行われます。委員会での内容についても後日ご報告いたします。  土曜日は、毎年恒例の母校法政大学長野県校友会総会が今年は茅野市で開催されました。当初は、近所の大学の先輩方と貸し切りバスで参加予定でしたが、都合付かず、自家用車で茅野市入りしました。伊那食品工業㈱の井上社長による『いい会社をつくりましょう ~たくましく そして やさしく』の講演を拝聴いたしました。7年前まで私も会社員として、更に、総務労務部門を担当していたので、その当時のことを思い出しながら聞くことができました。その帰り、PAからではありましたが、ソフトクリームを片手に諏訪湖を眺めて参りました。諏訪地方と言えば、御柱祭りで盛り上がりましたね。  日曜日もイベントが多い一日となりました。これも毎年恒例の青木島地区球技大会へ。私の住む丹波島区も野球、バレーボール、ワンバウンドふらばーるバレーの3種目に登場。惜しくも野球は1回戦敗退でしたが、バレー、ワンバウンドは更北大会に駒を進め、頼もしい限りです。こうした大会に行くと、懐かしい顔と再会するのも楽しみの一つ。小学校、中学の同級生と再会、貴重な機会です。  雑務をこなし、球技大会の慰労会に顔を出させていただき、そ足で大急ぎで、今月26日行われる長野市ポンプ操法大会に出場する更北第3分団の結団式に出席。選手の皆様、頑張ってください!!

9番目の好景気は

 長野市議会6月定例会開会中ですが、午前中は長野市議会議会報編集委員会、午後、市民の皆様方から今議会に出された請願について会派内にて勉強会を終え、長野法人会更北部会通常総会に出席させていただきました。今回、同総会と同時に講演会が催され、TV等でもお馴染みの経済ジャーナリスト須田慎一郎氏より「裏舞台から見た政治経済~日本再生のために何が必要か~と題し、お聞きすることができました。坊主頭で現れた須田さんでしたが、消費増税延期になったことに伴い、TV番組で”再延期は絶対なし”とご自身が自信を持って語っていたことに対し、いわば、それが外れた、ということで先週坊主になったとのことでした。  増税延期については、足元の経済、とりわけ、私も含め日々の支出を抑えることができることは歓迎すべきことではありますが、では、現在でも課題山積の現在から将来に向かっての社会保障の財源について、あまり議論されているようには思えません。  1991年を境に、それまではGDPの6割が個人消費だったものが、6割を輸出関連企業が担うようになった。アベノミクスでは円安に誘導することで輸出関連企業が過去最高の利益を出すことに成功した。しかしながら、企業は儲かったけれどもそれが中小、零細企業に、いわゆる、トリクルダウンが無かった、それが故に、未だ、地方をはじめ国民の多くが景気が良くなった、と感じていない。昨年9月に総理が「一億総活躍社会」と言い出した。トリクルダウンで世帯の収入が増えない、個人消費が上がらない、だから、世帯の中でも働ける人は働き、そして世帯の収入を上げる、個人消費を上げていく、という方向性にシフトした、という解説です。そんな中で、女性活躍の部分では、某大手紳士服店がレディース店舗を拡大していっている、一億総活躍社会の中で、新しいビジネスチャンスが生まれる、そうしたことで各産業、企業はこれまで以上に新たな挑戦が必要になってくる、というものでした。確かに、私が社会人としての生活をスタートさせた1993年、日本では8番目の好景気であったバブルが崩壊、以後、経済社会情勢は厳しさが増したものの、携帯電話、そしてスマホ、IT等々、常に新しい、巨大な産業が生まれ、ビジネスチャンスが生まれました。雇用の形態も変わり、能力主義など、1991年以降は人の流動も激しさを増しました。須田さんは9番目の好景気は20年30年というレベルで日本には生じないと予測されておりましたが、どんな時代になろうとも、大きな権力を持っている人たち中心の社会ではなく、多くの人たちが「おおらかで ぬくもりのある 生活」である、と感じられる社会であることを望みますし、私もそんな社会を目指し、地方議会の中で全力を尽くして参ります。  6月議会では明日から3日間は一般質問で各議員が登壇することになっております。お伝えの通り、今回は私の登壇の機会はありませんが、他の議員の質問、そして答弁をしっかり勉強させていただき、次回の自分自身の質問にも生かしていきます。