土曜日午前中、久しぶりに長野市北部を挨拶回り。以前、国会議員秘書時代よりお世話になっている方で、最近は、なかなかお会いできない方もいらっしゃいます。秘書時代に比べ訪問頻度が低くなり私も心苦しい部分であります。そんな中でも、温かく迎えていただき話に時間の経過も忘れるほどです。こうした方々に支えられ、今、私も議員として活動できることに改めて感謝です。
その足で、地元更北地区へ。社会福祉協議会主催の「第39回更北地区住民福祉大会」が盛大に開催されました。今回、これまで地域福祉活動にてご尽力された方への表彰があり、私の子どもも通う三本柳小学校区で15年間、毎日、あいさつ運動で校門で児童を見守っていただいたHさんが受賞されました。平成24年度に私がPTA役員を仰せつかった際に、PTAも週一回、あいさつ運動を行おう、と提案し、一緒に校門に立たせていただきました。数年前から体調を崩され、最近は後任の方にしっかりバトンをお渡しになられましたが、これまでの活動に心より敬意を表するとともに永年のご労苦に感謝いたします。
この大会では、表彰の他に講演と安茂里吹奏楽団による演奏も催され、中身の濃い、また、大いに盛り上がりますますの地域福祉の向上に力を与えていただいたものとなりました。
日曜日は早朝より、先週の水防訓練に引き続き、今度は地元丹波島区および鍛冶沼区合同の防災訓練に参加。篠ノ井署更北分署、消防団更北第一分団の強い味方にも例年通りご参加を賜り、ご指導いただきながら150名弱での訓練となりました。私は今回、避難誘導部の皆様と一緒に地区内見回りに同行させていただき、民生児童委員さんとともに改めて何かが起こった際には何が必要かを考えながらの見回りとなりました。丹波島区も新築アパートのが増えつつあり、都市化が進んでいる中で、まさに、地縁の結びつきがやや薄くなっている感もあります。区長あいさつの中で、こうした訓練を通して同じ地域に住む者同士、共に助け合おう、とありました。いつ、どこで、何が起こるか分からないからこそ、こうした地域の縁を繋げていくことが様々な行事を通して築きあがっていくことを望みます。
(閉会式にご挨拶させていただきました)
午後、「滋賀長野県人会総会」に参加させていただきました。秘書時代に、1か月選挙応援え滋賀県に滞在したことがあるということから昨年よりご縁をいただいております。今年の総会では、元NHKチーフアナウンサー飯田忠義さんによる『琵琶湖周航の歌~歌誕生とロマン~』も講演を拝聴いたしました。
(講師で元NHKチーフアナウンサーの飯田忠良さんと。※ちなみに私が着用しているのは無理言って作っていただいた半そでジャケットです)
この歌の作詞は長野県岡谷市出身である小口太郎さんで第三高等学校、京都帝国大学出身で、三高ボート部員として琵琶湖周航中、故郷諏訪湖に思いを馳せながら作詞した、ということです。そうした事を考えると滋賀県と長野県との繋がり、縁を感じざるを得ません。先の通り、私もたった1か月でありましたが、滋賀県とご縁をいただき、県人会会員にも加えていただいたり嬉しい限りです。最後には私も大声で「琵琶湖周航の歌」を皆さんと合唱、心に染みる総会となりました。こうして与えていただいた縁をいつもまでも大切にしなければなりません。
昨日開会した長野市議会6月議会、本日は休会でしたので朝から街頭演説、地域回り、そして、某新聞社記者さんと意見交換を経て、平成28年度更北地区千曲川・犀川堤防改修促進期成同盟会総会が開催され出席してまいりました。更北地区は、犀川と千曲川に挟まれており、私の母校下氷鉋小学校校歌でも「千曲は緩く、犀荒く・・・・」とあり、更北中学校校歌では「信濃路を押し拓く犀川と千曲のほとり・・・・」と謳われており、歴史を紐解けば、これまで幾度となく水害に見舞われている地域であります。地域としてもそうした過去を踏まえ、地域住民の安寧なる生活を確保することを願っているところです。そんな中で、先月末に国交省千曲川河川事務所はこれまでの100年に一度の降雨に基づく浸水想定区域図を示していましたが、1000年に一度、また、これまでの2倍の雨が降った想定で48時間に平均396ミリの雨が降った場合を分析し精度を上げ新たに浸水想定区域の公表となったわけです。
総会終了後、気になる点があったため、河川事務所を訪問。
以下、千曲川河川事務所HPより抜粋
万が一洪水が起きた場合の状況を知り、そのときの対応(災害への準備、避難の仕方)について考えていただくと共に、市町村の防災計画等に活用していただき、被害を最小限にとどめることが目的です。
水防法においては、浸水想定区域の指定・通知を受けた関係市町村が住民に対して、洪水予報の伝達方法や避難場所などの周知を行うことを求めています。
このため、関係市町村は「洪水ハザードマップ」など(浸水想定区域図に避難場所などを記載した地図)を作成し、洪水時の避難場所などの情報を住民に周知することとなります。
(1)この浸水想定区域図は、信濃川水系千曲川の大臣管理区間(千曲川の22.0km~上流109.5km)と犀川の大臣管理区間(千曲川合流点~上流10.0km、52.0km~上流86.2km)で洪水はん濫した場合において、水防法の規定により指定された想定し得る最大規模の降雨による洪水浸水想定区域、浸水した場合に想定される水深を表示した図面です。
(2) この洪水浸水想定区域図は、指定時点の犀川の河道及び洪水調節施設の整備状況を勘案して、想定し得る最大規模の降雨に伴う洪水により犀川が氾濫した場合の浸水の状況をシミュレーションにより予測したものです。
(3) なお、このシミュレーションの実施にあたっては、支川の(決壊による)氾濫、シミュレーションの前提となる降雨を超える規模の降雨による氾濫、高潮及び内水による氾濫等を考慮していませんので、この洪水浸水想定区域に指定されていない区域においても浸水が発生する場合や、想定される水深が実際の浸水深と異なる場合があります。
千曲川の82.5kmより上流や犀川の52.0km上流は地形勾配が急な扇状地であるため、はん濫水は土砂を多く含み勢いよく住宅地や農地を流れ下るという特徴があります。この図はその洪水が流れ下る可能性のある区域を示したものです。なお下流域においては、一時的に洪水が深く留まるところもあります。
長野市議会6月定例会で上程された平成28年度一般会計補正予算にて想定最大降雨量が引き上げにより防災アセスメント調査の見直しを行う経費を追加しております。
私も昨年12月の議会、そして3月議会において、水害対策について質問をさせていただきましたが、上述の通り、犀川・千曲川に挟まれた更北地区としてはしっかり水害対策に取り組んでいかなければならないと思います。
夜は、若穂地区で行われた篠原孝衆議院議員のミニ集会に参加。この集会には鳥取県から「鎌谷かずや」さんがお越しになり「TPPで食の安全や農村、協同組合が守っていけるのか、米や畜産の問題にしっかり取り組まなければならない」といったTPP含め農業問題についてのお話も聞くことが出来ました。私も後継者不足、市街化調整区域、農業振興地域等について質問をさせていただき、参考となるお応えをいただきまました。長野市農政、そして地域振興、人口減少社会への対応等は悩ましく簡単ではありませんが、私も更なる努力でこの6月議会では個人質問の機会がありませんので、9月議会に向け、私自身しっかり勉強を積み重ね効果のある質問に繋げて参ります。
本日6月9日から6月24日までの16日間、長野市議会6月定例会となります。
今回は、平成28年度一般会計補正予算、条例の改正案などの議案が上程されます。
そんな中で、今朝の信濃毎日新聞で、国交付金5億円について手続きミスがあり県教委、国に交付金全額が交付されるよう求めていくと報じられております。一事が万事であり、思い込みや惰性が招くミスには私も含め肝に銘じなければなりません。今回の市教委によるミスはまさに勝手な思い込み以外の何物でもありません。市民の安全、そして安心を第一と考えるならば自分の業務イコール市民の利益という強い意識が絶対に必要です。
今定例会では、時間配分の関係で、残念ながら私の一般質問(個人質問)の機会がありませんが、こうした部分も含め、議会はしっかり行政をチェックしていかなければならない、その大きな責務を与えていただいていることを私自身しっかり認識し6月議会に臨んで参ります。
長野市第一庁舎、長野市芸術館の免震ゴム交換工事竣工報告ということで庁舎地下2F下に潜り、実際の免震ゴムを視察しました。平成27年3月に発覚し8月から工事が開始され、今年の3月の交換工事が終了。以後、交換工事に伴う施設、設備の修善、清掃等や検査といったすべての工程が完了し、本日の視察となりました。全国のみならず海外にも大きな影響を及ぼした免震ゴムの問題でありますが、長野市においての迅速な対応には関係者のご努力の成果です。生みの苦しみを幾度となく経験した庁舎芸術館、これから、しっかり長野市民のための施設となるはずです。
午後、業務多忙で悩みましたが、せっかくの機会であったので、里山資本主義、デフレの正体でお馴染みの藻谷浩介氏の講演会が長野商工会議所まちづくりセミナーとして開催され参加して参りました。以前より私自身、藻谷氏の理論には興味を抱いており結論から言えばストンと腹に落ちる勉強になる貴重な講演をお聞きすることができました。
冒頭、長野市でも、そして須坂市、千曲市でも大型ショッピングモールの建設が議論の遡上に登っているところでありますが、藻谷氏によれば、長野市で10万/㎡売り場面積が増えることにより市域全体の小売りの売り上げが10億減少し、更に、新たな店自身の売り上げも上がっていかない、つまり、売り場効率が悪くなるだけだ、とうことです。大型店が増えることにより過当競争が激しくなり、と同時に更に値下げ合戦となる、その結果、アルバイトやパートといった非正規雇用者数も減少に向かう、ということです。私も会社員時代、大手のスーパー等が取引先であり、丁度、値下げ合戦の中でまさに生き残り合戦の模様を呈しておりました。これ以上、大型ショッピングモール建設が本当に地域活性化となるのか、雇用を生み出すのか、いささか疑問が残る部分であります。長野市権堂地区において大手スーパーの動向が気になるところでありますが、イメージや空気で物事を計るのではなく、常に事実を数字で確認しながら進めていかなければならないという理論には賛同するところでありました。
また、日本経済全体の話の中で、株価がいくら上がったとしても、GDPには大きな影響を与えていない、また、個人消費にも大きく影響を及ぼしていない、という部分も具体的な数字を用いての説明がありました。面白いことに、GDPは私が社会人としてスタートを切った、更にバブル崩壊後の平成5年は約500兆円、平成27年は約570兆円、この20年間でGDPの大きな落ち込みはなく、むしろ僅かながらでも右肩上がりの状態。そうした状況下でやらなければならないことは、少子高齢化、人口減少社会を迎え、そして突入している中で、そして個人消費を上げていくには賃金を上げていくこと、そして女性がしっかり働ける環境を構築していくこと。合計特殊出生率が最も低い都道府県は東京都、そして、女性の就業率も東京都は低く、待機児童の問題等で女性が働ける環境が整っていない現実もあります。福井県は女性の就業率も高く、そして、合計特殊出生率も高い県もあるわけです。そうしたことを踏まえると、藻谷氏の言う通り、まずは、雇用、そして、現役世代の収入増を図り、そして個人消費を喚起していくことに繋がっていくはずです。
単なる掛け声ではなく、そうしたことを実現するための具体的な施策を打ち出していかなければならない、長野市でも「まちひとしごと総合戦略」を今年度からスタートしております。長野市においても住民票ベースでの生産年齢人口である15歳~65歳までの人口が平成10年の5,4万人に対し、平成27年5,1万人に減少しております。今日の藻谷講演を通して長野市として出来ることを探りながら生かしていきたいと思います。
6月に入り、報道によると九州から東海地方にかけて梅雨入りしたとか。。。衣替えとなった割には少し肌寒く感じることもあります。昨年9月の鬼怒川堤防の決壊、集中豪雨、大雨、土砂災害など、秋口にかけて一層注意が必要な時期となってまいります。
そんな中、本日6月4日、水防法、長野市地域防災計画及び長野市水防計画に基づき河川の氾濫、堤防の決壊などの災害に備え、地元青木島地籍長野大橋南詰犀川右岸にて平成28年度長野市水防訓練が行われました。長野市消防団の方々を中心に、千曲川河川事務所、長野市建設業協会、地元更北地区住民自治協議会、長野市長はじめ関係部署の参加の下、本番さながらの訓練となりました。
私も去る3月議会において千曲川、犀川に囲まれている更北地区における重要水防箇所について質問をさせていただきました。それぞれの箇所にて対応するそれぞれの工法についてじっくり訓練の様子を見させていただきました。
自治協役員さんたちが中心に行われた「簡易工法」、消防団の団員方々中心に行われた「シート張り工法」、「木流し工法」、「改良積土のう工法」、「月の輪工法」、短い時間の中で指導職員の指示で手際よく作業が進められておりました。
日頃からの訓練に加え、いざという時に迅速な対応が求められる消防団の皆様の活動には頭が下がります。こうした地域防災の先頭に立っていただいている一方で、近年では団員不足など課題もあります。先日来、団員の方々より団員の方のみならずその家族が消防団活動を後押しし、また、誇りに感じることができるような環境整備が必要だ、とお話しをいただきました。長野県でもそうした取り組みを行っておりますが、長野市においてもまた違った角度から団員そしてご家族を支援するような取り組みが必要です。
3日の金曜日、蓮舫参議院議員を迎えたトークセッション、杉尾ひでやさんの総決起大会が開催され出席してまいりました。子どもたち、そして孫たちがしっかり、安全に安心して暮らしていけるような国づくりが必要と話されておりました。
18歳に投票年齢が引き下げとなり初めての選挙。若い世代が将来の自分たちの生活をイメージしながら、今抱えている課題解決に向けて、どの候補が自分自身の理想を語っているのか等、多くの若い世代に政治に参加して欲しいと思います。
過日、後援会有志による研修旅行を開催していただきました。初めて行うものでありましたが、平日かつ月末のお忙しい中ご参加いただき感謝です。
研修ということで、終盤国会で緊張感漂う国会議事堂へ。今回参加された方々のほとんどが初めて国会議事堂ということもあり、国会見学では、篠原孝衆院議員にもご案内いただいたり、これまでもお世話になったO秘書、Y秘書の親切かつ実に分かり易い説明にて満足していただきました。万歩計をお持ちの支持者の方曰く、国会議事堂内見学で4000歩であったということです。私はあまり日頃の歩数は意識していないので4000歩が多いのか少ないのか分かりませんが、いい運動にもなったようです。
後援会K相談役が衆議院第一委員会室(予算委員会が行われる)委員長席に座り、篠原孝衆院議員が質問するといった場面も。
岡田代表など記者会見などが行われるところですが、みんなで記念撮影。
国会議事堂を後にし、皇居外苑のレストランにて昼食、そして二重橋周辺を散策し、明治神宮を参拝。本年も5か月経過しましたが、残りの7か月、無病息災、商売繁盛などなど、それぞれの皆様の願いを届けたことかと思います。
ご参加いただいた方がは早朝から本当にお疲れ様でした。幸いトラブルもなく無事に戻ってくることができ、初めて行った研修旅行でしたが、それぞれの方が満足していただけたことが何よりでした。こうした行事等を通して、コミュニケーションを図りながら信頼関係の構築にますます励んでいきたいと思います。
5月最後の日曜日、今回で47回目を数える長野市障害者スポーツ大会が開催され長野市議会福祉環境委員会委員の一員として参加して参りました。
先週の22日に水泳大会が行われ、この日は陸上競技大会が東和田の長野市陸上競技場にて陽射しが強く暑い中ですが180名の選手の方々がそれぞれの競技に臨みました。
障害を持たれる方々がスポーツを通して親睦をはかり交流を深め、障害者に対する市民との相互理解を深め自立と社会参加の促進につながることでしょう。
この大会には役員さん関係者の方々をはじめ多くのボランティアの皆様による手作り感もあり競技場全体に優しさで溢れる大会となったと思います。
ちょうど、隣の野球場ではリトルリーグの練習試合(と思われる)が行われおり、私の地元河川敷で毎週練習に励んでいるチームが熱戦を繰り広げており僅かな時間ではありましたが観戦をさせていただきました。この日は恐らくシニアの試合だと思いますが、このリーグのマイナーチーム(小1~中1)の監督に私が会社員時代から大変お世話になっている同僚が務めており、過日も練習場の問題等の相談を受けたところです。野球はまさに国的スポーツ、小さな頃から硬式ボールに触れあうことで高校や大学、そしてプロへ羽ばたいていく選手も多いと思います。長野市からのそうした選手が多く生まれることを期待します。
そんなこんなで、運動競技場を後にし、最近ご無沙汰している競技場周辺地域にお住まいのお世話になっている方々に挨拶訪問を行いました。その最中に、私の不注意で追突事故を起こしてしまいました。信号待ちをしている間、ちょっとした用を済ませようとした作業に取り組んでいるといきなり“カン”という音と感触が。ブレーキペダルを踏んでいるつもりでしたが緩んだのでしょう、前方の車に当たっていました。直ぐに近くの広い場所に移動しお話しをさせていただき、その後、しばらく経って警察に届け出。暑くなってきて、そして、集中力が緩慢になり、本当に車の運転には気をつけなければならない、相手の方にはただただ申し訳なく反省また反省そして自分自身への注意勧告となりました。
夕刻より後援会支部役員さんとの打ち合わせ及び慰労会があり出席いたしました。市政の話題よりもやはり参院選、消費増税が話題の中心となり、こちらも熱い議論が成されました。
5月の最後の日曜日、充実していた反面、注意散漫からの出来ごとに少々心身ともに堪えた一日でしたが、6月は6月議会、参院選の公示、選挙戦など落ち着かない1ヶ月となりそうですが、まずは“交通安全”集中力を高めていかなければなりません。
すっかり夏前の運動会が主流となった小学校運動会ですが、本日(5/28)は私の子どもが通う小学校の運動会が、非常に過ごしやすい天候の中で行われました。赤・白両軍の応援団長の力強い掛け声で応援合戦で幕を開けました。
我が子も今年が小6となり最後の運動会となり、また、我が家にとって上の子から永年お世話になってまいりましたが最後の運動会です。私もここ数年、しっかりと競技をみさせていただくことも出来なかったのですが、今年は、少しじっくりと各学年の競技に声援を送ることができました。昨今、組体操が取り入れられなかったり、数年前より”竹引き”から竹をリレーのような形に変わったり、初めてみる競技もいくつかありました。
そんな中、劣勢の赤組大将が果敢に敵陣と相対した伝統の騎馬戦では、校庭内から大歓声が上がったり、リレーでは抜きつ抜かれつ必死で走る子供たちの姿は清々しく活力をいただきます。
恒例の校歌ダンス、800名弱の児童が心を一つに綺麗な動きには感動を覚えます。この夏前に運動会を実施することで、特に1年生は学校生活に慣れることに加え、運動会練習があることを考えると子どもたちのみならず学校もご家庭も大変なことだと思います。それでも完成度の高い運動会となるのは、就学前教育(保育園、幼稚園)の取り組みが大きいのではと思います。大小規模の違いはあれど、様々な地域の特色を生かしながら行う小学校運動会、様変わりはしつつも地域の活力です。それにしても、素晴らしい運動会、お疲れ様でした。
行政視察の2日目、出雲市から特急電車と普通電車を乗り継ぎ、広島県福山市へ移動し、福山市役所にて「スクラムふくやまエコトライ」の取り組みを視察。福山市は広島県の東南端に位置し、人口47万人、中国地方では4番目の都市規模となっております。
大規模製鉄所、工業整備特別地域を抱え、温室効果ガス排出抑制を市民・事業者の皆様と協働しながらそれぞれが主体的な発想の中で取り組まれています。地球温暖化対策事業のスクラムふくやまエコトライは、「協働」をベースに家庭、地域、学校や事業者、行政がスクラムを組み、地球温暖化対策を推進し、各種事業を実施中。市内にある福山港では、10年間で2.7mmの割合で海面水位が上昇しているようです。
そこで、2007年を基準とし、2020年度には中期目標として温室効果ガスを40パーセント削減目標を定め、現在、様々な取り組みをされております。
5つの基本施策のうち、低炭素型の社会基盤の確立に向けた社会のしくみを変えていくという方向性の下で、公共交通の利用の促進を挙げられております。市職員については、毎月1回をエコ通勤日としてマイカー通勤を控える運動を実施しており約70%の参加率があるようです。支所などマイカーでの通勤となってしまう場所もあるということで、まずまずの結果だそうです。市民向けとしてはHP、冊子、地域や学校への出前講座等で周知しておりようであります。
そんな中、備後の二酸化炭素削減「ベスト運動」、交通渋滞緩和と交通に起因する環境負荷の軽減等を目的とし、ノーマイカーデーを発展させた運動が民間主導で行われているということです。実に2万人弱の方がこの運動に参加しているそうです。
そして福山市は、平成24年1月、環境施設が集積する箕沖地区を中心に「次世代エネルギーパーク」の認定を受け、環境学習の拠点である福山市リサイクルプラザを中心に再生可能エネルギーの普及等への理解の増進にも取り組まれております。
5月24日、無事に47回目の誕生日を迎えることで出来、たくさんの方々よりお祝いのメッセージをいただきました。本当にありがとうございます。昨年10月より、市議会議員としての役割を担わせていただき感謝です。
そんな中、5月25日(水)~27日(金)まで、長野市議会福祉環境委員会による行政視察に来ております。
25日(水)、島根県出雲市を視察させていただきました。出雲市は人口約17人、出雲大社で有名で、駅周辺は派手さはないものの、いくつかのホテルがあり、地元の方に言わせると、現在さらに2棟のホテルを建設中とのことで観光客で賑わうまちなのでしょう。私が宿泊したホテルにも何組もの外国人の方がおりました。
今回の出雲市への視察では「農福連携事業」について事例等を紹介していただきました。平成24年10月より、島根県健康福祉部障害福祉課が「しまね農業振興公社」に委託し、農業と福祉を一体的に捉えた取り組みがなされております。昨年度より特定非営利活動法人 島根県障害者就労事業振興センターの業務に農福連携事業を入れ、新たなスタートを切っているところであります。
この日、障害者支援施設「太陽の里」を視察させていただきました。まさに農業に特化した就労支援、農福連携・福福連携にとりくまれており、玉ねぎ、キャベツ、白ネギなどを栽培され、そして、自分たちで育てたトマトをミックスソースとして加工販売を行っております。障害をお持ちであっても、働くことで自分が必要とされ、存在感を実感できる時間を少しでも多く感じられ、出雲市でも農業においては担い手不足、耕作放棄地対策、繁忙期の労働力確保などの課題解決に向けて農業と福祉をつなぎ合わせることで双方にメリットのある取り組みです。この太陽の里では、作業請負を行っており、近隣の農家のお手伝いを行う「せわやき隊」が地域に溶け込んで好評を得ているようです。ちょうど、この「せわやき隊」がお手伝いをしておる現場も視察させていただき、小雨の降る中、懸命な作業に汗を流されている姿には、私自身が元気をいただいた次第です。
太陽の里を後にし、島根県障害者就労事業振興センターを視察。農福連携で重要なことは、施設職員、関係者などがしっかり農業を理解すること、そして農家の方々にも福祉を理解しあうことだと思います。その一環として、ネットワーク会議、研修会の実施、そして、農福連携サポーター制度の実施など、まずは、しっかりとした環境を整えることだと改めて感じました。動画で作業の様子を拝見しましたが、個々の持っている能力を引きだすこと、少し時間は掛かるけれども、質の高い仕事を引き出すことができるということ。これらの課題とされている部分でもあるように、農業側への農福連携事業の浸透がまだまだ不十分、農業技術、情報持った旗振り役としての農業普及組織への期待感などもあるようですが、双方にメリットを生み出し、そして農業振興に繋がれば最高の取り組みです。
長野市としてもこうした取り組みを参考にしながらまさに農福連携の旗振り役とすべく委員会の中でも議論しなければなりません。