政府は、東京、大阪、京都、兵庫の1都3県に3回目となる緊急事態宣言を発令し、2度目となるコロナ禍でのGWに入りました。
現在、県が示す感染警戒レベル4の長野市にとっても他人事ではありません。長野市での感染者数は昨年3月29日以降、これまで972例(4月28日公表分まで)が確認され、本年3月の1か月の感染者数は255例と過去最多の1か月となり、更に、4月は(4月28日公表分まで)更に増加し、274例となっています。
更に、県内では、4月25日までの1週間に検査した検体のうち5割が変異株に感染していたと明らかにし、従来株から変異株への置き換わりが進みつつある状況にあることを示しました。県内での変異株感染者は、累計188例が確認されています。
緊急事態宣言が発令された大阪府では既に変異株が主流となっており、報道は、「変異株の特性ともいえる働き世代である50代以下の重症者が昨年冬から2倍近くまで増加し、全体の3割余を占めている」と報じています。
長野市の変異株対策について、3月定例会代表質問で私と保健所長との議論において、保健所長から「長野市では陽性者すべての検体についてスクリーニング検査を実施する」との答弁がありましたが、比較的若い世代や基礎疾患のない人でも重症化しやすいことから、長野市として更に警戒感を強め、従来株から変異株の急拡大に備えた対策について改めて議論を進めていく必要があります。
そうした状況下でありますが、ワクチン接種への期待が高まっています。長野市における高齢者向けワクチン接種の予約が5月12日から始まりますが、接種にあたり未だ具体的なスケジュールが示されておらず、更なる混乱を招く可能性があります。
現段階で、長野市が示しているスケジュールは、
①5月12日から、高齢者の基礎疾患のある人を優先して予約を始める。
②基礎疾患のある高齢者の接種終了後、7月ごろをめどに基礎疾患のない高齢者の受付を開始。
③基礎疾患のない高齢者は、土・日に開設する集団接種会場も利用でき、5月21日から予約をはじめる。
であります。
菅総理は、7月末を目途に高齢者の接種を終えたい、と時期を明言しています。医療関係者への1回目の接種も未だ見通しが不明確であることや、人員確保等の接種体制への課題もありますが、長野市においては、医療関係者や基礎疾患のある高齢者への接種が6月末までに完了し、基礎疾患のない高齢者への接種が8月初旬に完了するように、これから状況をしっかり把握しながら、議会でも行政側と議論を重ねていくことになります。
大和総研シニアエコノミストの神田慶司氏は、4月24日信毎紙面で、政府は当面、感染拡大防止に力点を置くことの重要性を説きつつ、最も注力すべきは、ワクチンの供給も含めた接種体制の強化だ、と述べ、接種率の高い海外の例を参考に柔軟な運用と、財政面からの手厚い支援の必要を強調しておりました。
国のワクチン確保の動向に大きく左右されますが、混乱を最小限に抑えるために、どの段階で、誰が、どれだけ接種可能となるのか等、市民に分かりやすい情報発信を今まで以上に求めて参ります。
政府は、東京、大阪、京都、兵庫の1都3県に3回目となる緊急事態宣言を発令し、2度目となるコロナ禍でのGWに入りました。
現在、県が示す感染警戒レベル4の長野市にとっても他人事ではありません。長野市での感染者数は昨年3月29日以降、これまで972例(4月28日公表分まで)が確認され、本年3月の1か月の感染者数は255例と過去最多の1か月となり、更に、4月は(4月28日公表分まで)更に増加し、274例となっています。
更に、県内では、4月25日までの1週間に検査した検体のうち5割が変異株に感染していたと明らかにし、従来株から変異株への置き換わりが進みつつある状況にあることを示しました。県内での変異株感染者は、累計188例が確認されています。
緊急事態宣言が発令された大阪府では既に変異株が主流となっており、報道は、「変異株の特性ともいえる働き世代である50代以下の重症者が昨年冬から2倍近くまで増加し、全体の3割余を占めている」と報じています。
長野市の変異株対策について、3月定例会代表質問で私と保健所長との議論において、保健所長から「長野市では陽性者すべての検体についてスクリーニング検査を実施する」との答弁がありましたが、比較的若い世代や基礎疾患のない人でも重症化しやすいことから、長野市として更に警戒感を強め、従来株から変異株の急拡大に備えた対策について改めて議論を進めていく必要があります。
そうした状況下でありますが、ワクチン接種への期待が高まっています。長野市における高齢者向けワクチン接種の予約が5月12日から始まりますが、接種にあたり未だ具体的なスケジュールが示されておらず、更なる混乱を招く可能性があります。
現段階で、長野市が示しているスケジュールは、
①5月12日から、高齢者の基礎疾患のある人を優先して予約を始める。
②基礎疾患のある高齢者の接種終了後、7月ごろをめどに基礎疾患のない高齢者の受付を開始。
③基礎疾患のない高齢者は、土・日に開設する集団接種会場も利用でき、5月21日から予約をはじめる。
であります。
菅総理は、7月末を目途に高齢者の接種を終えたい、と時期を明言しています。医療関係者への1回目の接種も未だ見通しが不明確であることや、人員確保等の接種体制への課題もありますが、長野市においては、医療関係者や基礎疾患のある高齢者への接種が6月末までに完了し、基礎疾患のない高齢者への接種が8月初旬に完了するように、これから状況をしっかり把握しながら、議会でも行政側と議論を重ねていくことになります。
大和総研シニアエコノミストの神田慶司氏は、4月24日信毎紙面で、政府は当面、感染拡大防止に力点を置くことの重要性を説きつつ、最も注力すべきは、ワクチンの供給も含めた接種体制の強化だ、と述べ、接種率の高い海外の例を参考に柔軟な運用と、財政面からの手厚い支援の必要を強調しておりました。
国のワクチン確保の動向に大きく左右されますが、混乱を最小限に抑えるために、どの段階で、誰が、どれだけ接種可能となるのか等、市民に分かりやすい情報発信を今まで以上に求めて参ります。
長野市は新型コロナウイルスの65歳以上高齢者向けワクチン接種の予約について、かかりつけ医等での個別接種は5月12日から、集団接種は5月21日...
25日投開票の参院長野県選挙区補欠選挙は、市民と野党の統一候補・羽田次郎さんが自民候補に約9万票の差をつけ勝利することができました。 力強い...
長野市は、災害時の避難行動要支援者の個別避難計画(以下、個別計画)をR7(2025)年度までに全市的に作成する方針を明らかにしました。22日...
長野1区、とりわけ大票田の長野市で、自民候補の追い上げが激しいと伝えられる終盤情勢。 突き放しましょう。そのためにも投票へ。20日からは支所...
長野市議会は19日、会派代表で構成する「新型コロナウイルス対策連絡本部」を設置し、市対策本部と情報共有を図るとともに、議会としての対策意見を...
望まない受動喫煙を防ぐために屋内施設を原則禁煙とする改正健康増進法が昨年4月に全面施行され1年が経つ中、善行寺御開帳を見据え、受動喫煙の防止...
参院補欠選挙は残すところ1週間。 18日(日)正午からJR長野駅前で「選挙に行こうよ!投票しようよ!」を呼びかけスタンディング行動。市民のた...
長野県及び長野市は14日、4月8日に再延長した酒類を提供する飲食店等への休業・時短要請を15日をもって解除・終了すると発表しました。 県独自...