後援会事務所を開設 ~困った末に 救いの手が~
この日(31日)、来る9月の長野市議会議員選挙に向け「後援会事務所」の開所式を行なっていただきました。
連日の猛暑の中にも関わらず、域内外の方々のご参集を仰ぎ 温かく力強いご激励をいただきました。
みなさんのご厚情には、本当に感謝しかありません。
私は 今回の選挙戦を「実質的な2期目」と位置づけています。
議会史的には (私は)これまで5期を務めていますが、そんな積み重ねも6年前に瓦解してしまいました。
そんな曲折を経たにも関わらず、前回の市議選で再び議席を与えていただきました。
そのうえでの今回の改選期。
〝出直し当選〟を初当選と捉え、したがって 今回の改選は、私にとって「2期目の挑戦」であります。
そこで言われるのが〝鬼門の2期目〟です。
選挙通に言わせると、1期目は期待や情(じょう)が加わり 票数は伸びるもの。
ところが、2期目はそうはゆかない。
1期目に票を入れてくれた人が「コイツは、どの程度 働くものか」と任期中に見定め その結果(評価)を2期目に審判することから、初当選した後に「働いた者」は1期目の票を維持または伸ばすものの、初当選に胡座(あぐら)をかいて昼寝していた者は 改選期に厳しい審判を受けることになるものです。
そんな 選挙の厳しさを知る者としては「実質2期目」を位置づけた今回の改選を、非常に厳しい状況にあると自覚(自戒)しながら、しかしながら地に足を着けて 一歩一歩を踏みしめて歩んでゆきたいと思うところです。
さきの7/30付の本ブログでも触れていますが、私は 今回の選挙…というより 今後の活動テーマを「長野市政を みなさんと共に創り上げます!」とし、行政任せの市政運営に限界を強く感じる中で、これからは 市民主体の市政運営を展開するべく取り組む決意を新たにいたしております。
2023年7月30日のブログ記事一覧-倉野立人のブログです。
2023年7月30日のブログ記事一覧です。日々の思いを、訥々と。【倉野立人のブログです。】
そのために、例えば配布資料においては 細かい報告は後援会報に載せることとし、アイキャッチが求められるリーフレットの表現は「地方自治体・議会の役割」また「地方議会の在るべき姿を訴求」さらに「市民にとって「当たり前なことが当たり前に行なわれる市政運営」の実現」に特化し〝市議会かくあるべき〟の視点で打ち出すに努めているのです。
そんな私の主張に いかほどの方々が共感してくださるかは未知数でありますが、いずれにしても 私自身はブレることなく、真摯な気持ちを失うことなく前へと進んでゆく所存であります。
ところで…今回の選挙に際し わが陣営は肝心な案件について大きく困窮することとなり、その後〝救世主〟の登場で 寸手(すんで)のところで救われることとなったのでした。
実は倉野後援会「選挙事務所」となる後援会事務所が定まらず 困窮を極めていたのです。
前回の物件が使用できなくなり、では と探した他の空き物件も、既に解体の契約になっているとか いわく付き物件だとかで借りるに至らず「どうしよう…」とアタマを抱えていたものでした。
そんな折り、こちらの窮状を見かねた後援会のNさんが 何と地元の割烹さん(むろん営業中)に掛けあってくださり、その結果 ふだん使っていない奥の座敷を貸してくれることになったのです。
まさに最後につかんだ藁(わら)の一本、これでようやく船出ができることとなりました。
この日の開所式、来賓出席いただいた国会議員も「これまで多くの選挙事務所に足を運んでいるけれど、営業中の割烹の中に陣を張るなどというのは聞いたことが無い」と言われるほど、珍しいケースであるようです。
それもこれも、多くのみなさんにご心配いただき その意を受けて割烹の女将さんが太っ腹を示してくれた賜(たまもの)であります。
このような 実にさまざまなご厚情に応えるためにも「結果」を出さなければなりません。
定数削減・多くの新人候補・実質2期目のハードル と 厳しい状況ばかりの今回の選挙戦ですが、とにもかくにも私自身は「滅私奉公」の大義をもって 無垢のままに戦いに挑んでまいります。
この、ご厚情に満ちた後援会事務所を拠点とし、最後の最後まで頑張ってゆく所存であります。
みなさんにおかれましては、どうぞヨロシクお願い申し上げます。
※事務所の所在地
長野市川中島町御厨1109-1「割烹 志麻」内
建屋右側に「後援会専用 通用口」を設えていただきましたので、そちらから出入りしていただきます。