本日(1月18日)より長野市議会特別委員会、まちづくり対策特別委員会の管外視察を行っております。初日の今日は兵庫県姫路市を視察、都市計画マスタープランの改定経過と庁内連携、姫路駅北駅前整備事業に関して調査。
姫路市の都市計画マスタープランについて、大変参考になる施策がありました。それは、「市街化調整区域におけるまちづくり」です。
姫路市では、市街化調整区域に居住している市民の目線に立ち、「特別指定区域制度」、「区域計画制度」を条例化することで、市街化調整区域の規制緩和で、持続可能なまちづくりに着手したとのことです。この部分は、私の地元においても大変参考になる制度です。市街化調整区域画ゆえに少子高齢化が加速し、小学校の小規模化に歯止めがかからずにいる現状に対し、地域課題の解消に向けた重要な視点だと考えます。当選、市街化を抑制するとともに、地域の特性を生かさなければなりません。そんな中で、姫路市の制度は、あくまでも、地域住民が中心となり、将来の姿を描きながら、という、その地の事情を踏まえた形で進めていくというもののようです。つまり、既存のコミュニティーの維持を図りながら、当該地域、周辺地域との調和をい図りながら持続可能なまちづくりを行うというものです。
人口減少、少子化にとる地域コミュニティーの弱体化に歯止めをかけ、地域の活力向上に向け、市街化調整区域の市街化を抑制する区域という本来の趣旨を超えない範囲での、こうした規制緩和を視野に入れながら長野市としてもあらゆる可能性を模索しながら取り組まなければならないと考えます。
酉年の平成29年、議会関係も本格的に始動しております。本日は、会派総会(市各部局より長野市重要案件について説明を受けるもの)があり、14案件についての説明を受けました。
私自身が被保険者である国民健康保険の保険料の料率等改定が長野市でも議論されております。ご存知の通り、国保は主に自営業者、被用者保険(協会けんぽ、健保組合など)に街頭しない者、退職者、その家族などが被保険者となります。私は、学生時代までは父が地方公務員であったので、共済組合の被扶養者、社会人時代は健保組合、そして議員となってからは国民健康保険の被保険者です。
以前から言われておりますが、長野市国民健康保険の状況が大変厳しい局面を迎えております。
平成28年度は21年度と比較すると、実に被保険者数で10500人余り、11.4%減少しております。平成21年度以降は毎年減少しております。そんな中、保険料率は平成21年度から今日まで据え置きできていますが、一人当たりの医療費では平成21年度が284,193円だったのに対し、平成28年度は360,497円と76,000円強、28.47%の増加となっております。
長野市国保としての決算・予算面でも平成27年度、保険料としての歳入が65.4億円、保険給付費255.3億と国・県支出金、交付金等に長野市一般会計からの繰入等の補てんで運営されているのが現状です。つまり、長野市だけではないと思いますが、国民健康保険は「火の車」、大変な事態に陥っているわけです。
そこで、長野市としても保険料率の改定、つまり、保険料の値上げの検討を行っているところです。現在、昨年の長野市国民健康保険運営協議会の答申に基づき、来年度(平成29年度)分の保険料から適用していく段階に入ることとなるかもしれません。当然、これには条例の改正が必要となってきますので、長野市議会3月定例会においての議決が必要です。まだまだ、社会経済情勢が厳しい中、支払い料金のアップは大変な打撃となるわけですが、安心した医療保健制度の下で健康を維持し、健康長寿社会を目指していくには受け入れなければならないと考えます。国民健康保険のみならずに、国民年金含め、社会保険制度の維持には大変な努力が必要です。なるべく医療費増を抑えていくには健康づくりが第一です。
長野市が平均寿命でも男女共に日本一の健康長寿を目指し、一人ひとりが生きがいを持ちながら健康増進を図る取り組み、病気になりにくい体づくり、健康づくりの支援、環境、体制を構築していくことが重要です。そうした観点からの健康都市を目指し、政策提言に力を注がなければなりません。
新しい年が幕を開け、恒例の行事等に出席させていただいております。
過日、長野市商工会更北支部「新春の集い」が開催されました。多くの方々と新年のご挨拶をさせていただきながら、色々なお話をする貴重な機会でもあります。そんな中で、言葉の重みを改めて感じた場面がありました。地域の課題等、お話を聞きながら、私自身もお力になれるような取り組みを行っていきたい旨をお伝えする中で、満足をいただける対応が取れない内容となってしまうことが生じてしまいます。100%確約出来ないことが当然ある中で、「出来ないかもしれない」ことを前提とした対応では失礼で、かつ、信頼関係の構築には繋がっていきません。そうしたことを考えると、まずは真摯に耳を傾け、そして、自分の先入観ではなく、やはり動く、そうし前向きな姿勢が大事であると、改めて感じた次第であり、自分自身の課題です。
昨日、平成29年長野市消防出初式が長野市芸術館にて行われました。昨年は九州地方における地震、北海道、岩手県を中心に大きな爪痕を残した水害、年末に発生した糸魚川での大規模火災などを通し、日頃からの備え、予防活動、災害発生時の対応等の重要性を改めて思い知らされたのではないでしょうか。何か災害が発生した際、初動段階での地元消防団の活躍が被害を最小限に抑える原動力ともなり得ます。そうした意味では、地域の安全、安定した暮らしを守っていく上で、出初式で決意を新たにされたことと思います。
その後、地元消防団分団の新年会に続けて出席し、消防団活動の話から様々な話題を持ちながら、新たなご縁をいただきました。世の中は狭い、と言われますが、やはり生まれ育った地では人と人を結びつけるご縁があるものです。災害発生時にやはり頼りになるのがご近所、地域内の助け合いであるのは言うまでもありません。こうした人と人との結び付き、ご縁が深まれば深まるほど犠牲者ゼロ、また、最小限に抑えることに繋がるのでしょう。
平成29年1月4日、今日から仕事という方も多いのではないでしょうか。今朝は新年初の街頭活動として篠原孝衆院議員の長野駅前街宣に参加。ちょうど、我々の始める前に社民党の皆様が街頭活動をされており、市議会会派の先輩議員も寒い中、頑張っておられました。さて、今年は酉年、私も5回目の年男を迎えることとなります。酉年は政界では荒れる年、と言われているようで、衆院の解散総選挙含みで中央政界では通常国会から注目が集まりそうです。
さて、長野市政はどうでしょうか。今秋には市長選が予定されており、現市長の市政運営はどうであったのか、また、2期目出馬はどうなのか等、こちらも大きな1年となります。
そんな中、長野市にとっても過渡期を迎えるのではないかと思います。年度ではH29年4月からとなりますが、長野市の最上位計画である「長野市第5次総合計画」の初年度となる他にも幾つかの新たな基本計画が始まることとなります。
私も来年9月まで常任委員会、特別委員会でも議論を重ねてまいりますが注目は、「長野市都市計画マスタープラン」、「立地適正化計画」です。詳細は割愛しますが、両者に共通する重要なこととして今後の“まちづくり“、そして地域を繋ぐネットワークである公共交通網の整備があげられます。
1月4日付けの信濃毎日新聞によると、長野県は2017年度、人口減少社会を踏まえ、公共交通など住民の移動手段をどう確保するかについて、本格的な検討に乗り出す、という報道がありました。利用者の減少で交通事業者の経営は悪化が見込まれる一方、高齢者の交通事故は多発し、通院や通学、買い物など「地域の足」の確保について、これまで市町村が中心になって担ってきたところでありますが、喫緊の課題と判断し、より県の関与を強める、ということです。
具体的には17年度早々に、県や市町村、バスやタクシーなど交通事業者などで検討会を設置し、秋ごろをめどに中間取りまとめを行い、同年度末に最終取りまとめを、事業化できるものは18年度当初予算に反映させる、としております。
現在、長野市内では、中心市街地循環バス「ぐるりん号」、東北ぐるりん号、篠ノ井ぐるりん号、茶臼山動物園線「Zooぐる」、そして、乗合タクシーでは、川中島線、大室線、松代西条線、綿内駅、横田塩崎線、長沼線、篠ノ井共和線、安茂里線、西長野・上松線、若里更北線、豊野3線、市場線、松代観光地線があります。更に、市営バスでは、戸隠地区、鬼無里地区、大岡地区 大岡篠ノ井線、ハッピー号、信州新町地区、中条地区で運行されております。長野電鉄の廃止代替バスとして、大豆島保科温泉線、篠ノ井新町線、松代篠ノ井線、赤柴線、金井山線、原市場線、川後線、大豆島保科温泉線、屋代須坂線、綿内屋島線があります。こうして見ると、長野市内において形態は異なれど多くの路線バスが運行されているように見えます。
しかしながら、現状の路線で「地域の足」としての機能を十分に発揮されているのか疑問があり、平成27年長野市議会12月定例会の私の一般質問において取り上げさせていただきました。以下一部抜粋
「公共交通ネットワーク再構築の考え方を具体的に、私の地元、更北地区に照らし合わせてみると、南北基幹公共交通軸である国道117号、県道77号、国道18号に、生活拠点の中を回遊する地域循環バス・乗合タクシーなどを接続させるといった形が想定される。こうしたネットワークが実現すれば、通勤・通学などの生活移動や高齢者・障害者の通院・社会参加など、市民生活を支えることに大いに貢献できることとなり、利用者数の増加が期待できるのでは。そこで、公共交通ネットワーク再構築の進捗状況はどうなっているのか」 これに対し答弁では、「これまで公共交通は都市のインフラであるとして、需要の大きさに応じた多様な運行方法を組み合わせて、交通空白地域の解消を図るなど、地域公共交通ネットワークの構築に取り組んできたが、急速な人口減少と高齢化の同時進行という潮流の中利用者の主力である通勤通学者が減少し、民間事業者による独立採算ベースでの輸送サービスの提供が縮小され、交通空白地域が増加することが懸念をされている。地域公共交通は、ネットワーク化されることで役割を発揮するので、まちの地域公共交通網の全体像を描いた上で、交通空白地域などの課題を抱える各地域の公共交通を考えていく必要がある。地域公共交通活性化再生法に基づく、地域公共交通網形成計画と再編実施計画を策定し、国の支援を受けながら進めていく」というものでした。
大事なことは机上の論理ではなく、実現可能な、また、実現に向けての施策であります。円満具足な公共交通ネットワーク構築に向けて取り組まなければなりません。
あけましておめでとうございます。旧年中はお世話になり心より感謝申し上げます。
2017年の幕開けは天候にも恵まれ、心地良さを感じる元旦となりました。私は毎年恒例の朝起き会の元朝式に出席し、その後、家族で善光寺へ初詣、午後からはゆっくりと家で過ごす、というこれまでと変わらぬスタイルでした。2017年は酉年、私は4回目の年男となります。酉年は羽ばたく!年回りと言われており、これまでコツコツと積み上げてきたことが花咲く、努力が報われる等、期待に胸を膨らませる意欲を駆り立てるものがあります。一方で、これまで努力を怠っていたり、悪行を重ねて居たりなどが表面化する等の年とも言われております。そういう意味では、私も年男であると同時にこの一年はこれまでの活動の成果、結果が少し表に出てくる、ワクワク感とドキドキ感が入り混じるような思いでおります。
とにかく、今年一年も無我夢中で邁進していく所存であります。私としてはこの一年をどんな心持でいくのか、大勧進にてお経を聞きながら考えました。今年は、自信を持って何事にも取り組もう!ということです。昨年はまだまだ充分に理解をしながら物事に取り組むことが出来なかった事が多々ありました。日々精進しながら貪欲に勉強を重ねていくことで自信につなげ、しっかりと物事に信念を持ちながら取り組めるようにしなければなりません。その繰り返しが自信に繋がっていくのだと思います。何れにしましても、本年も多くの皆様方にご指導を賜りながら、お世話になりますが、よろしくお願いします。
1月2日、地元更北地区での「成人式」に出席。約240人の新成人が参加し、新成人の実行委員が中心となり会が進められ、夢は大きく、根は深く、のスローガンの下で盛大に開催されました。
お正月期間中のみならず、地域によっては夏(お盆)に開催するところもありますが、中学校のクラス毎に記念撮影があったり、当時の恩師(担任の先生)との再会があったりと、大変な盛り上がりを感じました。初めて参加させていただいた昨年の成人式と同様に、大騒ぎになったり等はなく、まさに門出に相応しい地元の成人式となったのではないでしょうか。
新成人の皆さんが私の年齢に到達するころ(今から27年後)、私は74歳。やはり、若い力に期待です!
2016年も残すところあと数時間となりました。市議会議員となり2回目の年の瀬を迎えております。
消防団の年末警戒、挨拶回り、市政報告号の作成などなどの業務を終え、本日の午後からは自宅の大掃除で新年を迎える準備が完了しました。今年を振り返ると、充分な活動が出来たとは中々言えません。何が足りなかったのか? やはり自分自身の中にまだまだ甘さがあると感じます。すべての事において120%の力を出し切ることができたのか、はっきり言ってノーです。新年を目前にして反省材料ばかりが目の前に立ち並びます。先代の九重親方(横綱千代の富士)の言葉が頭を過ぎります。
そんな反省の多い年ではありましたが、年の瀬を迎え、そして、新年を迎えようとしております。大勢の方々に支えていただきながら、活動をすることが出来た1年となりました。来年は私も年男、更なる努力を重ねながら、一歩づつでも前に進んでいける年とすべく頑張ります。
過日開催した車座集会にて地元の方よりマンホールと道路面の段差が酷く何とかならないものか、というご意見を賜りました。現場を確認したところ、確かに、その段差は交通安全上、危険が伴う部分であり、早期の改修が必要なため市担当者と連携し、対処をお願いしました。
有難いことに、数日の間に改修を行っていただき、これで地域の交通安全の向上にもつながったのではないか、と思います。
(写真では分かり辛いのですが、マンホールの南側が陥没)
(綺麗に改修していただきました)
たまたま車座集会を開催し、たまたまご参集いただいた方からのご意見が形となった、こうしたコミュニケーションを通して議員は身近であり、何かあった際には話をしてみよう、という雰囲気が出来上がっていけば、と考えます。ただ、すぐに出来るものと、出来ないものがあるのが心の痛むところではありますが。。。
いづれにしても、何気なく暮らしていると、それが当たり前と感じてしまい、見逃しがちとなってしまう危険個所ですが、コミュニケーションによって発見しながら、地域に暮らす方々の満足度、安心なまち、とするのが市議会議員の大きな役割です。
いよいよ慌ただしくなる年末に向かっていることと思います。12月議会終了後は年末あいさつ回り等で忙殺されております。
そんなある日の朝、私は日常業務の「朝の街頭活動」にてマイクを握っていると、一台の車が歩道縁石を乗り上げ私に向かってくる、という振り返ってみても身震いがしてくるほどの恐怖を感じた次第です。車は私の右前方15m程先の辺りからハンドル操作を誤り縁石にぶつかり、さらに乗り上げてしまい、歩道を走りながら交差点の中央付近で停止した、といった具合でした。私の前を通り過ぎた後、あるご婦人を辛うじて避けることができ、幸いなことに人身事故、また、車両同士の接触もなかったことが何よりです。
しかし、冷静に考えてみると、もし、私があと1m程歩道寄りに立っていたら、また、そのご婦人があと1歩2歩早く歩いていたら、大きな人身事故につながり、また、車両同士の事故となっていたかもしれません。まさに、車は走る凶器と一瞬にして化してしまうのだと、改めて実感した次第です。
12月31日まで、長野県下では「年末交通安全運動」が展開中です。忘年会等で飲酒の機会も増えていく時期でもあり、更に道路の凍結等、普段にもまして交通安全を意識しなければなりません。私自身も車での移動が多い仕事ですので、十分に気を付けて年末に向かっていきたいと考えます。
本日(12/16)、長野市議会12月定例会最終日を迎えております。午後、今議会に提出された議案、請願について議論が交わされることとなります。そんな中ですが、同時に長野市議会全員協議会というものが12月14日、議了後の12月19日、更に2月に開催されることになっております。ここでは、今長野市で策定中である「第5次長野市総合計画」について説明、質疑等が行われます。
本格的な人口減少時代の到来と言われ、平成20年をピークに減少局面に入っており、長野市では、現在の38万人弱の人口が10年後の平成37年には36万弱と推計されております。平成29年度は長野市にとって今後10年間、どんな方策も持ってこの人口減少社会に向き合い対応していくのか、継続的な発展に向けた総合的かつ計画的な行政運営の指針として策定されるのが「第五次長野市総合計画」です。この計画は長野市の最上位計画(最高方針)として位置づけられており、その中身について多くの市民の皆様にも関心をお寄せいただきたいものであります。
長野市の「総合計画」策定の経緯は、昭和41年に建設10か年計画が最初で、以後、昭和46年に「長野市総合基本計画」、昭和61年に「第二次長野市総合基本計画」、平成19年に「第四次長野市総合計画」、現在、第4次総合計画後期基本計画に基づき様々な施策が展開されているところです。
今年度(平成28年度)で第4次の後期基本計画が終了し、来年度から始まる第五次長野市総合計画策定作業が佳境に入っており、12月14日、長野市議会全員協議会が開催され説明がありました。この中身については後日にするとして、まずは、長野市の現況について改めてご報告いたします。
最も重要なのが財政です。平成28年度の一般会計予算歳出歳入で1553億(補正予算除く)であります。現在の歳入でみてみますと、市税は全体の36%、国・県支出金17%、市債14%、地方交付税14%、譲与税・交付金6%、諸収入とその他で15%となっております。
長野市として、向こう10年間の財政状況について、市税は緩やかな回復を見込みつつ、生産年齢人口減少による市税への影響、また、固定資産税は減少と見込んでおりますが、市税全体では総額には大きな増減はない、と見込んでいるようです。
一方で、地方交付税については減少傾向、普通建設事業費(道路・橋梁・学校・公共施設などの社会資本整備に要する費用)では老朽化施設の増加、現状の維持修繕費に一定額の上乗せを見込み、扶助費・拠出金では生活保護費などを中心に増加傾向、公債費について市債の発行は平成27年度がピーク(228億、公債費は144億)、平成33年度に公債費192億(市債101億)と見込まれております。
こうしたことから、平成31年度に普通会計収支の黒字化が見込まれているものの、平成34年度には収支が逆転、基金に頼らざるを得ない状況になると見込んでおります。
こうした財政状況は国の地方財政対策や制度改正などで変動する可能性があると思いますが、決して安泰ではないのが実情です。だからこそ、まずはこの先10年という期間において限られた経営資源を最適に配分し、最大限に活用しながら、また、市民とともに、市民の満足度が高まるような市政を創り上げていかなければなりません。第5次長野市総合計画ですが、そうした意味で、市民ニーズをしっかり把握しながら市民に寄り添った施策の展開が必要不可欠です。私たち議員、議会がしっかり市政をチェックしながら持続可能な長野市としなければなりません。
長野市議会12月定例会も本日12日からは舞台を各委員会に移し論戦が交わされていきます。私が所属する建設企業委員会では8つの議案が付託されており議論に臨んでいきます。
先週12月6日から9日までの4日間は代表質問、個人質問が行われ21人の議員が登壇。犀川南運動場周辺に関すること、公共施設の在り方、災害対応、放課後子ども総合プランの有料化、教育問題などなどが取り上げられ前向きな答弁もあれば、今一つしっくり来ないものもありましたが、私自身こうした議論の中身を精査しながら自分自身の活動にも生かしていきたいと思います。
さて、12月は議会中で何かと慌ただしい毎日ですが、先週に引き続き地元での車座集会を開催しております。2箇所で開催したわけですが、中々厳しい意見要望もいただく中で参集された方々と共に考え、そして私自身の考えをお伝えできたのでは、と思います。参集された方より、今までこうした機会が無かった、懲りずに定期的に行って欲しい等、激励をたくさんいただきました。
以前のブログでも紹介しましたが、こうした車座集会は、ありがちな動員型のものではなく、参集人数には拘らず「鈴木洋一の話を聞いてみよう、意見を言いたい」等、あくまでもその地域の方々との対話を重視したものです。この日も災害対策、都市計画、少子化対策、公共施設の利用料金、地域内の道路事情等、貴重な意見をいただきました。大事にしたいことはやはり双方向、コミュニケーションです。一方通行ではなく、真摯に聞く耳を持ちながら、対話を通して問題意識を共有していく作業が深めていければ、と考えます。夕刻の寒い中、お集まりいただき心より感謝で、鈴木を育てていこう、という温かくも厳しい眼で見て頂けていることに改めて感謝感謝です。