本当に寒くなってまいりました。そんな中で、私も週末は日常活動の中で後援会報をお配りしながらの「挨拶訪問」を継続しております。年がら年中歩いておりますと、四季の移り変わりを肌で感じます。
さて、そんな週末は、地元更北地区「人権教育推進市民の集い」に出席しました。当地区でも学校・地域・企業などで学習や懇談、研修を重ね人権意識の向上に努めております。改めてお互いを尊重し、健全で明るい地域づくりのために私も取り組んでまいります。
集いでは、人権啓発、男女共同参画標語の表彰式が行なわれ、私もフっと我に返り、省みる機会ともなりました。「お父さん お疲れママを お手伝い」、「子育ては 夫婦仲良く 笑顔の子」、これは受賞された一部の作品ですが、やはり、家族というもっとも身近である社会の中でお互いを敬い、心豊かな環境づくりには基本だと思います。
続いて、長野市出身のシンガーソングライター清水まなぶさんの歌と語りと講演会、祖父の戦争体験手記を歌にした「回想」、長野県77市町村を回り戦争体験の聞き取りをもとに作られた「最後の手紙」、それぞれの歌と合わせた語りには、二度と戦争を繰り返してはならない、また、戦前、戦中と人権は二の次であった社会、当時の人たちの夢は「白いごはん、ゆっくり寝ること、家族と一緒に過ごす」だったそうです。平和・自由・希望等が描くことができるようになった現代社会に感謝しなければなりません。また、将来に向けて守っていかなければなりません。
日曜日の夕方より「(仮称)千曲川・信濃川にサケを復活する会」発足に向けた会議参加のために飯山市へ。サケの回帰運動を通して河川環境がどうあるべきか、を私も一緒になって考えていきたいと思います。会の顧問である篠原孝衆院議員も出席されましたが、冒頭の篠原代議士の挨拶では、サケの遡上によって大地や人々への必要な栄養分を運ばれる等といった勉強になる話も聞くことができ、併せて行われた映画「川はだれのものか 大川郷に鮭を待つ」が上映されました。新潟県村上市での活動の様子がドキュメンタリーでまとめられており、自然と地域文化の継承などお取組みには敬意を表するところであります。
そんなこんなの週末でしたが、明けて月曜からは重要案件について会派説明会、行政懇談会等でせわしく過ごしておりますが、日々勉強、向上心を持ちながら、今月末から始まる12月議会、そして年末へと走ってまいります。
昨日、以前、ある方より林道整備に関してお話しをいただき、現地調査してまいりました。すっかり秋の気配の山に入ると、車である程度登っていくことが出来た訳ですが、相当前に整備された痕跡はあるものの法崩れや、未舗装部分がほとんどで産業として林業を営む上で障害となっており整備が必要であります。さすがに、入口付近は良いのですが、上がれば上がるほど状態は厳しくなっておりました。
林野庁における森林整備事業のあらましでは、「我が国の人工林が利用期を迎える中、森林施業の集約化や路網整備を通じて施業の低コスト化を図りつつ、森林所有者等による適切な森林整備を進めることにより、森林の有する多面的機能の発揮を図りつつ、林業の成長産業化を実現していくことが重要。一方、奥地等の条件不利地や、気象害、鳥獣害等を受けた被害森林のような、林業的な取り組みで対応できない森林については、公的な関与による森林整備を強化することにより、森林の有する多面的機能を確保することが必要です。このため、それぞれの森林整備に対して支援している」としております。
財政面から早急な対応が出来るのか、これから関係部門とも確認をしなければなりません。1951年に丸太の関税がゼロとなり、外国から木材が輸入されるようになり、木を切り出すの際の費用増で採算が合わなくなったといわれます。この日、見させていただいた森の木も先祖代々受け継がれてきた大切な資源であり、年老いた体でも守り続けている姿には頭が下がります。だからこそ、林野庁のあらましの中でもいっているように、しっかり公的な関与で森林整備を行い、森林の有する多面的機能を確保していかなければなりません。
11月1日、今朝は朝の街頭演説から始動。毎週3回、3箇所で、昨年4月から街頭から私の思い(昨年10月以降は市政報告含め)をお伝えさせていただいております。お蔭さまで今日まで継続することができております。
そんな中で、今朝は本当に情合を感じる、といいましょうか、嬉しく、また、有り難く、感謝、元気を与えていただきました。いつものように街頭演説を行っていると後方から肩を叩かれ振り返ってみると、いつもはスーツ姿で風格を感じさせるU社長がウオーキングスタイルで。お声を掛けていただき有り難いなあ、と思っていると、私が片手に持っていたノボリバタを持ち、そして数十分間、街頭演説に付き合っていただきました。朝のお忙しい時間帯、かつ、すっかり寒くなった中、お心遣いに感動してしまいます。
任期が始まり1年が経過した中で、人間関係の構築には中々上手くいかない場面もあります。また、例えば、私の活動報告を配布させていただいていると、まったく受け取ってもらえなかったり、心が折れることも多々あります。日常活動のみならず議会活動においても、言ってみれば、内面的には打ちひしがれることの連続です。
お忙しいところ、また、寒い中、ご協力いただいたU社長には、ただただ、感謝です。こうした方々の思いにしっかり応えるべく、今月も全力を尽くします!
週末は地域におけるイベントが催されました。29、30日の2日間は地元丹波島にて公民館主催の文化祭があり各展示物を観覧し、発表の部では声援を送らせていただきました。今年で36回を数えますが、公民館役員さん中心に運営準備され感謝です。年々参加者が減少し、規模も縮小していかざるを得ない状況は、各地でも共通の課題であると思います。そんな中でも、まさに地域の老若男女、それぞれのサークル活動の貴重な発表の場であることを考えると、改めて地域の交流の場であり、趣味を通して生涯学習としての場として、活動の拠点が公民館だ、という位置づけを認識しなければなりません。
2日目の30日は、私も日頃からお世話になっている方々が活動されている「カラオケクラブ」の発表会に声援を送らせていただきましたが、その役者振り、堂々たる佇まい等で会場内を大きく盛り上げるものでした。カラオケクラブの他にもこうした発表会を一つのモチベーションとして日頃の活動を行っている部分もあろうかと思いますが、来年度も盛大に、そして活気のある文化祭となるべく私も出来る限りの協力を行っていきたいと思います。
同日の午前中、今年、私が会長を務める更北地区子ども会連絡会主催の「更北5地域・小学校スポーツ交流大会」があり、例年以上の小学生の参加があり事前準備ですったもんだしましたが、役員さんが本当に一生懸命に取り組み、進めていただいたお蔭で無事に終えることができました。この大会の目的はスポーツという観点もありますが、4地域内4つの小学校の交流が大きな部分です。私の小6になる息子も参加し、2つのメダルを獲得しましたが、お世辞ではなく「楽しかった」との感想で主催者側とすればホッとしたところです。
様々な交流を通して地域の絆を深め、そして親交を図ることが地域づくりには欠かせないところです。
明日から11月、今年もあと2か月となり慌ただしくなります。10月は各地で文化・スポーツイベントが開催されました。私も幾つかの会場にてそれぞれ観させていただきました。
10月26日は、作新大学文化芸術祭へ。ちょうど、午前中に市議会まちづくり対策特別委員会があり開会式は欠席となったので委員会終了後慌てて参加。作新大学は長野市立更北公民館主催講座(高齢者大学)で、 長野市民であれは満55歳以上の方がどなたでも学べる生涯学習の場です。学年毎の発表では、年齢を感じさせない、また、こうした文化祭への意気込みが会場全体に伝わり、演者と会場が一緒に身体を動かしたり、歌ったり、一体となった芸術祭で、地域の大先輩に元気をいただきました。また、遅参したにもかかわらず大勢の方からお声を掛けていただき感謝です。
NHK大河ドラマ「真田丸」がいよいよクライマックスに向け放映中ですが、初めて上田城跡公園を視察して参りました。27、28日と民進党北陸信越自治体議会議員総会が開催され、それに合わせての視察となりました。平日でも1、000人の来場者があり、大変な観光事業となっております。松代の真田大博覧会も大変な賑わいでありますが、一過性のブームとなってしまうのは仕方がないかもしれませんが、新たな環境拠点としての継続的な取り組みも必要です。
この視察に先立ち、山本英紀長野県健康福祉部長による「長野県の健康長寿の取り組みと生活習慣病対策の動向」と題し研修会がありました。私も司会を務めさせていただきましたが、長野県の健康長寿要因として、①高齢者就業率、野菜摂取量ともに全国1位、人口I10万人あたりの保健師数が全国2位等、そうした取り組みによる効果が大きく、更なる取り組みにより健康で長寿を目指さなければなりせん。それには予防に重点をおいた地域の自主的な健康づくり活動が更に求められる訳です。長野市においても更に考えなければなりません。
総会には、以前滋賀県知事選の際に私が応援に入らせていただいた際に大変お世話になり、また、昨年の長野市議選の際に、私の応援にも駆けつけていただいた田島一成衆院議員がお越しになりました。田島衆院議員は現在、自治体議員局長を務めてられております。一年振りの再会に感慨無量でした。
自治体議員視察2日目は、この日、私が所属する長野市議会会派『改革ながの市民ネット』から長野市長に「平成29年度予算要望」を行うために失礼させていただきまました。
28日、市長室にて219項目に及ぶ予算要望を行ったわけですが、時間の関係で重点項目として77項目について詳細な要望が布目幹事長よりありました。私も加えて、これまでの議会でも取り上げた市民の生命を守る観点から防災対策、高齢化が進む中での公共交通対策について要望させていただきました。しっかり市民サイド、現地の状況を把握しながらの施策を求めていきます。
10月より長野市議会における委員会人事により、新たな委員会での活動が始まっております。私は、常任委員会=企業建設委員会、特別委員会=まちづくり対策特別委員会の委員を務めるのですが、本日初の建設企業委員会協議会が開催されました。この協議会は所管する部局より事業の説明及び質疑が行われます。特に、建設企業委員会は、都市整備部、上下水道局、駅周辺整備局、建設部 を所管しており、まさに長野市のインフラ部局であり、普段から地域、市民からの要望が最も多い案件を取り扱います。
その中の都市整備部では、今年度中に「都市計画マスタープラン」が改定され来年度より新たな構想・理念の下で長野市のまちづくりが行われようとしております。この都市計画マスタープランと同時進行で策定されるのが「立地適正化計画」なるもので、必須事項として『都市機能誘導区域』と『居住誘導区域』を市街化区域内に作っていく、というものです。都市機能誘導区域とは中心的拠点や生活拠点に医療・福祉・商業等を誘導集約して各種サービスを効率的な提供を図る区域です。居住誘導区域は一定エリアにおいて人口密度を維持し、生活サービスやコミュニティが持続的に確保されるよう居住を誘導する区域となります。実に、言うは易く行うは難し、で中々難問だと思います。平成19年4月に改定された長野市都市計画マスタープランの中にも市街地のスプロール化を防ぐ、と記されておりますが現在の地域社会の中にあって現存の”まち”における課題解決に向けた取り組みを優先していくには立地適正化計画そのものが単なる絵に描いた餅となってしまうのではないか、と考えます。今日の協議会で、私も幾つか質問をさせていただきましたが、市街化区域の中においてレッドゾーン等の一部を除いた市街化区域全体が居住誘導区域となるとのことであったので、例えば、地元更北地区で言えば、大きな変化はないわけです。また、平成19年改定版では、更北地区における地域別まちづくり構想で川中島駅までのアクセス強化、公共交通機関利用促進のためのパークアンドバスライドの整備などの目標及び方針が示されております。形として表れてきておりません。市街化区域と市街化調整区域が一体となった地域でのまちづくりでは、単なるビジョンだけであってはならないと思います。
建設部関連では、大変分かりやすい資料の提供をいただきました。その中で、県外の知人、県外出身者等から長野県の道路はあまり整備されていない、と言われますが、しっかり数字で表れておりました。平成26年4月1現在の数字でありますが、長野市の道路改良率は一般国道、県道、そして市道の何れも全国平均を下回っております。県道では全国平均69.6%、長野県平均60.2%、長野市内の県道は39.9%、市道では、全国平均58.2%、長野県内市町村道48.5%、そして長野市道45.4%となっております。長野市道路課全体予算における広域道路網整備と生活道路整備予算で69%を占めているのですが、道路の老朽化や時代にあった道路整備が予算の関係で中々満足度を上げていくには至っていないのは悩ましいところです。
上下水道局関連でも、昨年、長野市水道事業100周年を迎えたわけですが、水需要の減少、人口減少、施設の老朽化、料金収入の減少など課題を抱えている中ではありますが、持続可能なしっかりとした水の提供が行われなければなりません。
これから1年、建設企業委員会にて、まさに生活に密着した課題解決に向けて調査研究を重ね、市民生活の向上に向けて頑張ります!
この週末も幾つかの行事に参加し、たくさんの方とお会いすることができ、感謝です。
土曜日は、日頃から大変お世話になっている会社主催のゴルフコンペにお誘いいただきました。この会社の社長さんが中高の先輩、専務さんが中学の同級生で、色々な場面で永年に亘り公私共々お付き合いさせていただき、また、ご指導を賜っております。企業経営は大変なことだと思いますが、この日も建設業界の現況、他県の状況等についても少しお話を伺えたり、貴重な時間に感謝です。
この夜は、いよいよ来週に迫った地元育成会事業に関した役員会で、私自身の準備不足もありましたが何とか終了。最後の詰めを当日までに整えなければなりません。そんな状況ではありますが、他役員さん達の積極的な協力をいただき助けられております。これまた皆さんに感謝です。
この土日も各種イベントが各地で行われていましたが、日曜日、地元のJAまつりに顔を出させていただきました。ここでも日頃からお世話になっている方がいらっしゃり、また、お声を掛けていただいたり、感謝です。まさに収穫の秋で新鮮な野菜を何点も買わせていただきました。昔の八百屋さんは、色々な会話を楽しみながら顔なじみとなったり、お互いの世話を焼き合いながらコミュニケーションを取ったり、としていたのでしょう。こうした地元の収穫祭はまさにそんな雰囲気満載です。
その足で、以前私が在籍していた会社のファミリーセールへ。元の同僚とも久しぶりに顔を合わせることができ、加えて、安く良いワイシャツを購入することができる、私にとっては毎年の恒例行事となっております。私にとってワイシャツは最も重要視するアイテムであると共に、仕事へのモチベーションを高めるお守りみたいなもの。本日購入したワイシャツは更に私を盛り上げてくれることでしょう。
10月23日は、パルセイロレディースの本拠地最終戦ということで南長野へ。所用があり前半のみの応援ではありましたが、偶然、同級生に遭遇。その同級生とは劇場版イナズマイレブン監督であり、、アニメーション演出家、監督、また、パルセイロのマスコットであるライオー君の生みの親である宮尾佳和さんです。昨年、高校同窓会報を発行する際に寄稿いただいたり、お世話になっております。
中国出張からの疲れもある中ではありましたが、こうした出会いは偶然ではなく必然なのであり、パワーをいただいた次第です。今週は上述ンのように育成会等のイベントの準備、新たな市議会常任、特別委員会の勉強会等が目白押しですが、元気はつらつ、頑張ります!
無事に帰国しました。十数年ぶりの中国でしたが、道路等がキレイに整備されておりオリンピックの効果なのでしょう。そんな変化を見ることができた今回の出張でしたが、宿泊先ホテルで今回経験した思わぬトラブルは、以前には無かったことなのでご紹介します。
1、洗面台の水が溢れる・・・洗面台シンクの排水口蓋の開け方が分からず、水が流れず溢れる寸前に。よくよく聞いてみると、蓋を押せば流れるとのこと。勝手が違います。
2、チェックインし、カギ(カード)をもらい部屋に入ろうとするも、カードが反応せずに部屋に入れず。しかも、市職員、議員のすべてで。確認してもらったところ、チャージがされていなかった、とのこと。
3、シャワーを浴びようとしたところ、まったくシャワーに切り替わらず。仕方なく浴槽にお湯を張り、洗髪をしたは良いがシャンプーを洗い流せず。張ったお湯には入浴剤を投入してしまったので、蛇口に頭を近づけ洗い流す。
4、あまりにシャワーの勢いが弱く、普段の3倍の時間を掛けてシャワーを浴びる。
等々、水に関わるトラブルがそれぞれのホテルで経験しました。私以外も、それぞれトラブルに遭ったようですが、それでも、笑って過ごせることで、関係者全員が無事に帰国できたことが何よりです。
※出張中の報告もご覧くださいませ。
石家荘市3日目、石家荘市第二中学校を視察。この中学は別名『石家荘石門実験学校(Experimental School)』といい、中学高校の一貫校で、選抜試験を通過した、所謂、エリート養成を主眼においたカリキュラムがくまれているようです。高校で6,000人、中学は5,100人の生徒が学んでおります。学校に到着時刻がちょうど、休憩時間ということで全校生徒の3分の一あたる1800人の生徒一糸乱れぬ隊列を組み中庭を走っておりました。その光景には圧倒され、エリートを育て上げる校風を見せつけられたような気がしました。生徒たちが走る中庭には優秀な成績の生徒さんの顔写真が掲げられていたり、日本の学校とは一味違った雰囲気を醸し出しておりました。職員室を見せていただき、高校2年生の先生から教科書をお借りしました。内容は多少理解することが出来、若干、親近感を抱きながら、授業を見学。どの生徒も教科書、参考書を山のように詰み上げながら授業に向かう姿にも、ただただ関心させられ放し。教養教育を重視し、生徒の可能性を探っていく学校方針が上手く生徒とかみ合っているのではないでしょうか。
高校のあとは中学を訪問。いきなり校庭(校庭といっても陸上競技場のような作りでスタンドがあり、また、人工芝)において、2000人近い生徒から歓迎のダンスと歌を披露していただきました。驚いたのは、縦横、斜め、しっかり列が整えられており、その人数と合わせて、ただただ圧倒されるばかりでした。この学校の生徒さんとは長野市内の中学、高校にも起こしいただき交流を図っておりますが、その生徒さんたちからすれば、良し悪しは別として、長野市の中高との違いがはっきり分かるのではないかと思います。長野市でも現在、中高一貫校の導入が検討されておりますが、規模等は別としても、学ぶ部分があると考えます。
学校視察の後は、石家荘市人民広場を視察。長野市から送られた鐘が友好の証として設置されており、植物園内に開園となった『桜園』とともに長野市ー石家荘市との35年間、育んできた友好がいたるところで形として表れていることには感動を覚えます。今後もこれまでの友好をしっかり維持し、平和と更なる両市の発展を私も長野市議会議員として取り組んでいきます。
2日目は、石家荘市のある植物園を視察。この植物園の大きさにびっくりでしたが、1998年10月に正式オープンし、総面積が167haに達しているそうです。非常jに綺麗に整備されており、1000人の従業員が働いているとのこと。中には遊園地のようなものもあり、国、省、市はじめ相当な事業であることが見て取ることができます。
今回の視察では、日本の桜をメインとして新たに植物園内において、長野市ー石家荘市の友好事業である『友好桜園開園式』に出席、盛大なセレモニーが行われました。桜園では、枯山水を想起させるような広大な日本の庭園のようであり、穏やかな雰囲気を醸し出した落ち着いた庭園です。植物園自体も大変な見応え、そして、桜園の清楚な部分は、長野市と石家荘市との友好の証のような気がします。石家荘市とはこうした文化の交流も進んでいることを改めて感じた次第です。
その後は、両市の観光交流会議に出席。主に小・中・高校生の研修旅行について、そして、飯綱・戸隠の両スキー場についてのプレゼンを行いました。特に児童・生徒の興隆については、平成25年には中国より15団体484人、平成26年は34団体1182人、そして平成27年は69団体2174人との交流が行われております。現在、外交上ではなかなか難しい課題も背負っているわけですが、こうした友好を継続することが一方では相互理解を進める上では、僅かかもしれませんが、大事なことだと思います。
交流会議の後は、石家荘市人民代表大会常任委員会の主任、副主任等への表敬訪問及び意見交換。常任委員会は51人から構成されており、石家荘市政府、裁判所、検察院からの業務報告を聴取し審査、提案を審査、予算の執行過程や決算及び財務監査状況を審査、決議や決定、人事任免事項を決していく役割があります。日本では言えば議会ですが、日本の議会に増した権限を保持しているといえます。表敬訪問、そして意見交換もやや緊張感が漂っておりましたが、やはり、それだけの重みのある人代なのでしょう。
いずれにしても、連日ハードな日程ではありますが、何度経験できるわけではありませんので、しっかり見聞を広げ、友好の架け橋となるように努力します。
明日は、石家荘市第二中学校を視察、夕方北京に移動予定です。