昨日9/20、長野市議会9月定例会が議了となりました。本日(9/21)、私は役所議員控室にて雑務を行っております。少し静か各会派の控室がある第一庁舎7階ではありますが、閉会中の審査など、週明けから慌ただしい日々となりそうです。
以前もお伝えのとおり、議会人事も行われ、これから1年間所属する常任・特別委員会などが決まり、
私も、新たな気持ちで取り組んでまいります。
私の今後1年間における議会内での役職です。
常任委員会=建設企業委員会
特別委員会=まちづくり対策特別委員会
=決算特別委員会
=議会報編集委員会
広域連合議会・一部事務組合議会
=千曲衛生施設組合議会議員
付属機関・関係機関等
=長野市都市内分権審議会委員
以上の6つを担当することとなりました。
特に、常任委員会「建設企業委員会」では、河川、道路など生活に直結し、また、日頃から市民の皆様から様々な要望をいただく中ですので私自身2年目を迎えるにあたり所属を希望した委員会です。
また、特別委員会「まちづくり対策特別委員会」は、私も議会一般質問でも取り上げた「公共交通」を所管するので、こちらもしっかりと対策を打ち出せるように、そして、しっかりと交通権を確立するために調査研究を行っていける委員会です。
いづれの委員会も、私がライフワークとして重点的に取り組んでいるところであり、心して望んでいきます。
更に、これまでに引き続き、「決算特別委員会」を担当しますが、この委員会は、すべての部門の決算を調査審議を行うので、市政全般を見ることができるものです。そして、これまた引き続きでありますが、市民の皆様のお手元に配布される「市議会だより」を編集作成する「議会報編集委員会」です。より市民の皆様に読んでいただけるような紙面づくりを目指していかなければなりません。
今年度も折り返しを迎えようとしております。この9月議会では長野市行政としての姿勢に疑問符を投げかける場面もありました。2元代表制のもと、議会そして議員としての役割責任を改めて認識したところでもあります。
いづれにしましても、市議会議員として2年目を迎えるわけでありますが、とにかく一日一日大事に、そして全力で取り組んでいきます。
P.S 以下、9月1日の議会初日の市長からの議案提出説明です。
はじめに、教育委員会における学校及び給食センターの建設事業に係る国への交付金申請漏れにつきましては、市民の皆様をはじめ、多くの皆様にご心配をお掛けしたことから、市の組織全体を統括する責任者として、私の月額給料20 パーセントを一月減額することといたしました。
この減額に当たりましては、条例の改正が必要になりますので、「特別職の給与に関する条例の一部を改正する条例案」を本定例会に提出したところであります。
また、教育委員会におきましては、事務を所管する部局の責任者として、教育長が月額給料の20 パーセント一月分を返納することとし、関係した職員には、文書により厳重に注意をいたしました。
今後、このようなことが発生しないよう、事務手続の正確な理解と適正な執行、複数の職員・部署による確認の徹底、関係機関との綿密な意思疎通を図ってまいります。
なお、当該交付金の追加配分に向けて、私も足を運び国へのお願いを継続してまいりましたが、7月には学校施設2事業分に係る内示をいただくとともに、8月30 日付けで(仮称)第四学校給食センター分についても内示をいただき、継続事業分については、全て交付していただけることとなりました。
今後は、新規事業分につきましても交付金を配分していただけるよう努めてまいります。
また、建設工事における積算誤りのため、契約解除による損害賠償金が発生したことにつきましては、応札された事業者や市民の皆様に対しまして、大変ご迷惑を掛けておりますことを深くお詫び申し上げます。
今後、管理職を含めたチェック体制の強化や、積算に関する研修会を継続的に実施するなどの再発防止策を講じてまいります。
財政運営次に、本市の平成27 年度一般会計決算について申し上げます。
まず、一般会計では、効率的な予算執行による経費節減に努めた結果、当初予算及び補正予算の財源として予定した33 億7,700 万円の基金取崩しを9億円にとどめることができました。
これにより、財政調整のための3基金の残高は215 億円ほどが確保でき、今後の財政需要への対応が図られたところであります。
次に、財政健全化法による財政健全化指標につきましては、市債残高の増加により将来負担比率は上昇しておりますが、引き続き、国の基準を下回っているところであります。
今回の決算と財政健全化指標から、本市の財政状況につきましては、健全な財政状態であると考えております。
しかしながら、今後は市債残高の増加により公債費が増加するため、「実質公債費比率」は上昇することが見込まれるとともに、「将来負担比率」は、確定している債務などについての指標であり、老朽化が進む公共施設の再整備等に必要な費用など、今後予定される未確定の債務もありますことから、これらの指標の推移にも十分な注意を払いつつ、引き続き健全な財政運営を行ってまいります。
さて、政府は、去る6月2日、「成長と分配の好循環」の実現に向け、引き続き、「経済再生なくして財政健全化なし」を基本とする「経済財政運営と改革の基本方針2016」及び「日本再興戦略」を閣議決定しました。
少子高齢化への対応は待ったなしの最重要課題とし、経済成長の隘路にある構造的な問題に対応するとともに、成長戦略を加速し、600 兆円経済の実現に向けて取り組むこととしております。
また、経済・財政一体改革の推進のため、平成32 年度の国と地方を合わせての基礎的財政収支の黒字化を目指すという財政健全化目標を堅持するという方針も示しております。
特に、地方財政に対しては、窓口業務の適正な民間委託等の加速や自治体クラウド等のICT化・業務改革等の全国展開を進めるほか、トップランナー方式の導入など、地方からの提案型も含めた仕組みづくり、地方行財政改革、頑張る地方を応援するための施策の拡充を図ること、とされており、今後、具体的にどのような対応がなされるのか注視していく必要があるものと考えております。
また、8月2日には、民需主導の持続的な経済成長と一億総活躍社会の実現につながる施策を展開するため、「未来への投資を実現する経済対策」を閣議決定しておりますことから、本市においてもしっかりと取り組むことができるよう、関係機関からの情報収集に努めてまいります。
続きまして、本年度の主な施策・事業の動向について、順次申し上げてまいります。
まず、第五次総合計画についてでありますが、8月26 日開催の総合計画審議会において前期基本計画の素案をまとめていただきました。
今後は、計画を推進する上で重要な役割を果たす指標について、アンケートを行った上で明らかにした現状値を基に目標値を定めることとしております。
11 月には審議会で答申の素案をまとめていただき、その後、パブリックコメントで市民意見を伺い、本年度末には基本構想についての議決をいただき、第五次長野市総合計画として取りまとめてまいりたいと考えております。
続きまして、「人口減少の克服による『長野市創生』」を目指して取り組む三つの柱について申し上げてまいります。
はじめに、一つ目の柱である「移住・交流の促進」のうち、「移住・定住の促進」について申し上げます。
「住みたくなるまち」に向け、移住先としての本市の魅力の発信に力を入れているところですが、10 月16 日に東京有楽町駅前広場において「長野市移・職・住フェア in Tokyo ~Nターンのすすめ~」を開催いたします。
昨年度、「日本一の門前町 大縁日」に合わせて実施した移住フェアを、関係機関や住民自治協議会などのご協力をいただいて開催し、本市の魅力をオールながので発信してまいります。
また、本年度から実施しております、長野地域へのUJIターン就職促進事業につきましては、7月に東京渋谷におきまして、東京圏の来春就職予定の学生に向けた「東京圏合同説明会」をスタートさせました。
また、市内でも、企業の採用担当者を対象にした「企業PR力強化セミナー」の開催、8月には、東京圏の大学3年生を対象にしたワークショップや1泊2日の企業見学ツアーを実施したところであります。
今後も東京圏在住の学生や転職希望者などを対象に、長野地域の企業を知っていただく機会を提供し、長野地域への就職につなげてまいります。
次に、「人と文化の交流」について申し上げます。
本年5月に開館した芸術館を主会場に7月14 日から29 日まで、「ながのを芸術で彩る実行委員会」の主催による音楽フェスティバル「アートメントNAGANO 2016」が初めて開催され、久石芸術監督指揮によるナガノ・チェンバー・オーケストラの初演をはじめ様々なジャンルの公演が行われました。
今後もあらゆる世代の皆様に芸術を楽しんでいただけるよう、久石芸術監督監修の下、様々な企画を展開し、夏の音楽祭として育てていきたいと考えております。
「体感!! 戦国の絆 信州松代真田大博覧会2016」の会場となっております真田宝物館、真田邸、文武学校の来場者は、8月16 日現在、約37 万人であり、前年と比べて約3倍となっております。
文武学校では、弓道や着物の着付け、古武道体験を開催したほか、真田邸では、新企画として庭園のライトアップを行いました。
今後も、文化施設を活用したイベントを開催し、観光客へのおもてなしを更に充実させてまいりたいと考えております。
続きまして、二つ目の柱であります「少子・健康長寿対策の推進」について申し上げます。
まずは、「出産・子育て支援」についてであります。
10 月1日から、本年4月1日以降に生まれた1歳未満の子どもを対象としたB型肝炎の定期予防接種を開始いたします。
既に広報ながの8月号、ながのわくわく子育てメールなどで周知を図っておりますが、接種対象となるご家庭への個別案内通知により、更に周知徹底をしてまいります。
「長野市乳幼児期の教育・保育の指針」につきましては、平成27 年7月に「長野市幼児期の教育・保育の在り方検討委員会」を設置し、指針策定に向けた審議を重ねていただいており、去る7月11 日に同委員会から中間答申をいただきました。
この中間答申では、本市の豊かな自然と文化を生かした安全な環境の中、子どもたちが「遊び」や「生活」を通して、小学校からその先の「生きる力」の基礎を培うことによって実現する、目標とする子どもの姿を「かがやく笑顔で げんきに遊ぶ しなのきッズ」と定め、その実現に向けた視点や基本方針が盛り込まれております。
今後は、今回の中間答申を踏まえ、本年度中の最終的な答申、決定を目指してまいりたいと考えております。
次に、地域型保育事業について申し上げます。
地域型保育事業は、少人数の保育により、0歳から2歳までの乳幼児を預かる事業であり、都市部における待機児童対策や、地域における多様な保育ニーズに対応するため、新たに創設されたものであります。
本市においては、「長野市子ども・子育て支援事業計画」で設定した教育・保育提供区域のうち、利用定員が不足している提供区域については、社会福祉審議会 児童福祉専門分科会の意見も踏まえ、保育所の定員の見直しなどと併せて、地域型保育事業を認可することにより、利用定員の拡大を図ってまいります。
現在、事業認可申請があった2園については、本年10 月から事業を開始できるよう進めているところであります。
放課後子ども総合プランにつきましては、6月に、利用者負担について長野市社会福祉審議会へ諮問をしたところですが、審議に当たり保護者の皆様のご意向を把握する必要があることから、5,700 名を超える子どもの保護者にアンケートを行い、74 パーセントに当たる約4,300 件の回答をいただきました。
利用者負担に対しては、「必要」又は「やむを得ない」との回答が61.8 パーセントとなり、詳細なアンケート結果を8月24 日に、審議を付託された児童福祉専門分科会にお示ししたところであります。
来年2月の答申に向けて十分にご審議をいただきたいと考えております。
「子どもの貧困対策」の一環として実施するひとり親家庭の子どもへの学習支援につきましては、予定していた定員60 名を大幅に上回る286 名の申し込みがありましたので、皆様のご要望に応えるため、委託事業者と協議して受講受入人数を拡大し、抽選を実施して受講者を99 名に決定しました。
受講決定家庭と委託事業者で日程調整を行い、8月下旬から学習目標設定のための3者面談を実施した上で、順次、学習支援を開始したところであります。
多くの申し込みをいただいたことを踏まえ、今後、できるだけ要望に応えられるよう、方策を検討してまいりたいと考えております。
また、生活困窮世帯の子どもに対する学習支援につきましては、支援が必要な対象者の選定を行うとともに、委託事業者と日程調整を行い、8月中旬から支援を開始しました。
現時点での参加者は少ないことから、引き続き対象世帯へ個別に働きかけを行い、参加者を順次増やしてまいります。
結婚支援事業につきましては、「魅力アップセミナー」の開催や「夢先案内人」による支援などを実施しておりますが、新たに「若者のライフデザイン形成支援事業」として、若者が結婚や子育てを含めた自分の将来設計について考える機会を提供するため、今月から、学生によるワークショップを開催いたします。
今後も、地域等の活動を支援するとともに、関係機関及び団体等と連携を図りながら、出会いの機会の創出など、より実効性のある取組を積極的に推進してまいります。
次に、「健康長寿社会の実現」についてであります。
市民の壮年期のがん死亡率は、部位別でみると肺がんが第1位となっていることから、更なる健康長寿に向け、従来の胸部X線検査に加えて、検診車による肺がん低線量CT検査を導入いたします。
本日、9月1日の北部保健センターを皮切りに、来年2月1日の西部保健センターまで10 会場で順次実施し、がんの早期発見、早期治療を促進してまいります。
介護保険事業の「新しい総合事業」を10 月1日に開始するに当たり、現在提供しているサービスとの違いや利用手続等について住民周知に努めるとともに、事業者説明会を開催し、サービス単価設定等についてご意見を伺ってまいりました。
今後も、住民、事業者への周知を更に進めるとともに、住民自治協議会とも連携しながら、介護予防を目的とする地域の支え合い体制づくりを推進し、あわせて地域の自主的な介護予防の取組を促進してまいります。
次に、三つ目の柱である「魅力ある地域づくり」について申し上げます。
はじめに、「農林業の振興」についてであります。
(仮称)長野市農業研修センターについては、8月から建築工事に着手しており、10 月から受講生の募集開始を予定しております。
引き続き、平成29 年4月のオープンに向け準備を進めてまいります。
また、一昨日の8月30 日に、「企業の農業参入セミナー」を開催し、農業への参入に関心のある多くの企業の皆様にご参加いただきました。
農業の担い手不足と遊休農地の増加が課題となる中、他産業からの農業参入により担い手を確保するとともに、地域特産品の創出や雇用確保等の活性化につなげてまいります。
次に、「地域活力の向上」についてであります。
地区ごとの課題に地域住民と協働してその解決に取り組む一支所一モデル事業、いわゆる「地域発きらめき事業」につきましては、主なものといたしまして、古里地区では、「三才駅かわいい化プロジェクト事業」として、三才駅利用促進協議会が中心となり、長野工業高等専門学校、長野清泉女学院大学と同短期大学の学生の協力を得る中で、キャラクターの「着ぐるみお披露目会」を8月7日に行いました。
また、鬼無里地区では、「鬼無里地区美しい農村を守るプロジェクト事業」として、事業主体である「きらめき鬼無里」により、エゴマ定植イベントを地域間交流先である第一地区と吉田地区の住民とともに実施しております。
今後、他の地区においても着実に事業を進めてまいります。
次に、「地域きらめき隊」について申し上げます。
地域課題と地域資源の掘り起こしをし、課題を解決するとともに、地域の魅力を発信するため、各地区に配置した地域きらめき隊は、積極的に地域に出向き、活動をしております。
一例を挙げますと、若槻地区におきましては、住民自治協議会が遊休農地の利活用を目的として、ヒマワリの試験栽培を始め、種から抽出した食用油の製品化を目指しております。
今後も、新たな地域おこし活動に積極的に取り組んでまいります。
次に、「安心して暮らせる地域づくり」についてであります。
増大する救急需要への対応及び地域要望を踏まえ、本年11 月から篠ノ井消防署塩崎分署で救急業務を開始いたします。
さらに、119 番通報を受け付けし、迅速的確な出動指令を行うため、新たな高機能消防指令情報システムでの運用を開始いたします。
これらの整備により、より一層市民の方々の「安全・安心」の負託に応えてまいります。
次に、防災対策の推進について申し上げます。
本日9月1 日の「防災の日」に先立ちまして、8月28 日、柳原小学校及び大岡アルプス展望公園を会場に、地区の防災関係者や地区内の大勢の皆様にも参加いただき、地震の発生、また大雨による洪水警報や土砂災害警戒情報が発表されたことを想定し、「長野市総合防災訓練」を実施いたしました。
この訓練では、本市と災害時の応援協定を締結している関係機関や団体を中心に34 の機関等にも参加をいただき、災害時の連携を確認いたしました。
特に今回は、広域的に被害が発生した場合に備え、県内市町村災害時相互応援協定に基づいて、長野ブロックとして隣接の須坂市でも被害が発生したとの想定で、須坂市の上空からのヘリコプターによる被害状況調査も実施するなど、総合的な防災訓練を実施いたしました。
今後も地域や防災関係機関との連携を更に密にし、防災体制の強化を図ってまいります。
「長野市認知症見守りSOSネット事業」につきましては、7月21 日に事業者と協定を締結し、本日、9月1日から事業を開始いたしました。
認知症の行方不明高齢者を早期に発見できるよう、警察や民間の協力事業者と連携を図ってまいります。
次に、「特色ある教育の推進」についてであります。
活力ある学校づくり推進事業では、少子・人口減少社会に対応した「児童生徒が集団で学び合える豊かな教育環境」の構築と学力向上を目指し、中学校区に配置している8名の連携推進ディレクターが学校間や学校と地域をつなぐ取組を行っております。
去る7月29 日には第1回「活力ある学校づくり検討委員会」を開催し、少子・人口減少社会に対応した、子どもにとって望ましい教育環境の在り方について諮問しました。
今後は、約2か月に1回程度委員会を開催し、連携推進ディレクターの取組の成果や課題も踏まえた審議を行い、平成30 年6月までに小中学校の将来像について答申をいただく予定であります。
次に、そのほかの施策について申し上げてまいります。
はじめに、公共施設マネジメントについてであります。
現在、公共施設再配置計画を策定中でありますが、再配置検討のモデルとして、芋井地区住民自治協議会のご協力をいただき、5月から7月にかけて4回、市民ワークショップを開催いたしました。
様々な年代の住民がいろいろなアイディアを出し合うワークショップ形式のグループ討議は、地域住民の合意形成に非常に有効であるものと考えております。
今後も市民の皆様の意見をお聴きしながら、公共施設マネジメントを推進してまいります。
マイナンバーカードを活用したコンビニエンスストアでの住民票の写し及び印鑑登録証明書の交付サービスにつきましては、本年10 月から開始するための準備を進めております。
これによりまして、最寄りのコンビニエンスストアにおいて、土日や祝日でも、早朝から深夜まで証明書の交付を受けられることになり、市民の皆様の利便性が向上するとともにマイナンバーカードの普及拡大にもつながるものと期待しております。
地方独立行政法人長野市民病院につきましては、地域包括ケアシステムの構築を支援するため、本年8月1日より新たに「地域包括ケア病棟」を開設いたしました。
この病棟は、急性期の治療が終わった患者の在宅復帰支援及び在宅療養患者の急変時の受入れを目的としており、在宅診療・療養支援を行う「訪問看護ステーション」などとともに「地域包括ケアセンター」として一体的に運営することで、在宅患者や地域医療を担う、かかりつけ医の先生方の安心を支える役割を果たしてまいります。
フードバンク活動の支援について申し上げます。
食品ロス削減に向けた取組の一環として、フードバンク活動への支援に取り組んでおりますが、6月には、初めての試みとして、主に市職員を対象に食品提供を呼びかける「フードドライブ」を実施し、約100 名から700 点を超える食品を集め、活動に取り組まれているNPO法人にすべて寄付いたしました。
今後も、連携・支援に向けた意見交換を継続し、市民対象のフードドライブ開催や市主催イベントへの出店などの活動に対する支援を実施してまいります。
国立公園における国・県・市町村や地域振興関係者による協働型管理運営の全国のモデルケースとなるよう、7月19 日に妙高戸隠連山国立公園連絡協議会が設立されました。
今後は、本連絡協議会のビジョンや管理運営方針に基づき、関係者の皆様と一緒に、本国立公園の豊かな自然環境の保全と、魅力を活かした利活用を進めてまいります。
本年5月5日の火災により焼失しました鬼無里の湯浴室棟につきましては、指定管理者が浴室棟を再建することで協議が整い、現在、施設建設に向けた実施設計と焼失残骸の撤去を進めております。
今後は早期営業再開に向け、指定管理者や施工業者と協力し、取り組んでまいります。
また、鬼無里の湯では、地域内循環型エネルギー対策事業として薪ボイラーの導入を計画しておりましたが、浴室棟再建の道筋が立ちましたので、薪ボイラー導入につきましても予定どおり進めてまいります。
次に、空き家対策の推進について申し上げます。
市では、現在、住民自治協議会を通じ、地域の皆様から、地区内にある空き家の所在地情報のご提供をいただく中で、市内全域の空き家の実態調査を開始しており、本年度末までに、空き家の老朽度や敷地を含めた管理状態等の外観調査を行います。
また、併せて、空家等対策計画の策定や空き家対策の様々な施策の早期実施に向けた検討を進めております。
都市計画道路「県庁緑町線」沿線の整備につきましては、地域住民の皆様を対象に整備方針説明会を開催し、用地買収と建物移転に着手しております。
平成32 年度の事業完了を目指し、沿線地区の一体的整備を積極的に推進してまいります。
戸隠伝統的建造物群保存地区に関する取組についてでありますが、8月の定例教育委員会において、保存地区の範囲と保存計画が決定されたことを受け、国に対して重要伝統的建造物群保存地区に選定いただくよう申出を行いました。
選定されますと歴史を活かした魅力あるまちづくりをこれまでにも増して地域の皆様と行政が協力して進めていくことができるようになりますので、早期に選定されることを期待しております。
水道事業につきましては、水道使用量の減少に伴い、料金収入が落ち込む厳しい経営状況の中、老朽管の更新や施設の耐震化など、多くの課題に取り組む必要があります。
本年度は水道料金の見直しの年でありますので、去る7月27 日、次年度以降の水道料金について上下水道事業経営審議会に諮問し、来年1月の答申に向けて、ご審議いただいているところであります。
長野市議会9月定例会は、明日(9/20)で最終日となります。長野市議会ではこの9月議会が1年間の一区切りとなり、明日は議会人事(副議長選挙や各議員の委員会など)が中心に行われます。この9月議会は私にとって実に良い勉強となり、一般質問に加え、請願不採択に対する反対討論、高揚感を覚える議会となりました。
さて、今議会で専ら議論となったのは、公正取引委員会より談合をしたとして、課徴金納付が命じられた富士通との間で、長野市が指名停止とする直前の7月27日に専決処分とした案件です。「国民健康保険特別会計」に関するシステム改修費用の承認案件に関して、議会初日、質疑の中で明らかになり、以後、大荒れとなったのは、新聞、TV等でもご存知かと思います。
まず、この案件に関して、問題点を質疑の中で明らかとなった訳ですが、私含め殆どの議員が寝耳に水だったと思います。議員として反省しなければならないのは、常日頃からしっかりアンテナを張りながら、情報をしっかり収集し精査をしていかなければならない、ということです。
本会議において、承認案件から急遽、委員会へ付託され、私が所属する福祉環境委員会にて議論の場が移ったわけですが、更に、総務委員会でも激しい議論がなされました。
上述の通り、私自身の調査不足もありますが、議決権を持つ議員の一人として、委員会及び本会議にて、私は“承認せず“の反対票を投じました。
改めて、談合とは報道等を通して「業者同士が前もって話し合いを行い、落札価格を決めてしまう」ことです。
例えばですが、地方自治体がある大型施設を建設する時に、工事費用を少しでも抑えるため、競争入札で最も安い金額を提示した業者に発注しますが、業者側が事前に工事の見積金額を打ち合わせで決めていたとしたら、業者自身が儲かるように費用をコントロールすることができます。やはり、不公平であるし、税金の使われ方とすれば、余計な経費がかかり税金の無駄遣いとなってしまいます。故に、社会的な制裁が科せられ、重大事件として取り扱われるのは当然だと思います。
それが、長野市にて、そうした企業が談合で処分を受けた概ね1か月後に、また、長野市が指名停止を行う4日前に専決を行った、というのは、信義に反すると考えますし、議会側にも専決を行う際にしっかりと事情説明があって然るべきです。税金の使い方、公務員としての倫理感など、今回は今後の長野市行政としての仕事に対する姿勢を正す意味でも、私は反対することに決めた訳です。
そうした非常に重い案件もあり、この9月議会は、私が初当選しこれまで4回目の議会となりますが、緊迫感が更に増し、精神的にも大変なものでした。これは、丁度昨年に選挙で初当選し、議員として1年が経とうとしている中で、少しずつ、議会の中においても物事に対して厳しく接することが出来てきているのだと前向きに捉えております。更に、私が所属する会派の中においても、私以外の全議員が当選3回以上、論客揃いの中であるので、私への厳しい注文も増してきております。有り難いことです。周囲に成長の機会を与えていただいております。2年目を迎えるにあたり、益々自覚を持ち取り組んでいきます。
さて、本日(9/19)、長野市で今年度から始まった「地域発きらめき事業」で、地元更北地区にて『サイクリング自転車貸出事業』開所式が行われ出席してまいりました。
川中島古戦場を訪れる観光客や地域住民その他幅広い利用者にご利用いただき、更北地区内、近隣地区の史跡・名勝を自転車で散策することで公園全体の価値を高め、地域の全体の活性化を図ることを目的としております。史跡公園内に新たに駐輪場が設けられ7台の自転車が待機しております。公園内の食堂龍虎さんに管理を委託しており、1台・4時間・300円となります。丁度、川中島古戦場からホワイトリンクまでサイクリングコース約3km(片道約25分)もあります。また、食堂龍虎さんにはサイクリング事業に合わせ作成された更北史跡マップも置いていると思います。私も寒くなる前に活用したいと思います。
めっきり寒さすら感じる季節となってきました。年月が過ぎるのは早いものですね。
お伝えのとおり、9月7日~9日の3日間は、各議員による一般質問が行われました。それぞれの議員が、それぞれの角度からそれぞれの課題について多くの項目に渡り論戦が繰り広げられましたが、昨日(9/9)、私も登壇し、私が考える課題について質問しました。
今回の私の持ち時間(私からの質問時間で、答弁は含まず)は9分、長ければ良いというものではないと思いますが、9分の中で質問を練り上げることは中々大変です。質問が終わった後、論客の先輩議員からアドバイスをいただきましたが、次回以降に生かせればと思います。
そんな状況であったので、1.水害対策にほとんどの時間を費やし、2.中小企業振興条例に関してはさわりの部分のみの質問となりました。原稿作成段階から毎回(と言っても、今回で3回目ですが)苦労してしまうのですが、質問原稿より私の質問内容をご報告します。(再質問部分は除く)
1.本市における水害対策について伺います。
8月下旬に発生し、北海道、岩手県に上陸した台風10号では、多くの方々が犠牲となり、心よりお悔やみ申し上げますと共に、お見舞い申し上げます。
今回も大きな水害被害に見舞われたことをみるにつけ、早め早めの情報収集と正確な判断、迅速な指示が重要である、と改めて教えられました。
それにつけても、昨年9月に起こった鬼怒川の堤防決壊について勉強すればするほど、千曲川、犀川を有する本市における洪水リスクは、益々、高まっているのではないか、と危惧しております。
そのため、先月の8月2日に鬼怒川の堤防決壊に関する報告書をまとめられた中央大学理工学部の山田正先生を訪問し、お話をお聞きして参りました。
山田先生は調査団の団長として、気象・降雨特性、鬼怒川における被害の分析や住民の避難状況などについて報告書をまとめらました。大変啓発を受けましたので、それを参考にしながら質問します。
(1)常総市の情報伝達と避難行動について、
(ア)報告書では、鬼怒川の堤防が越水・決壊した上三坂地区について、同地区が災害対策本部の避難指示地区リストに入っていたにもかかわらず、避難指示は発令されず、堤防が決壊した後に発令された、と、あります。発令地区を決める災害対策本部と実際に避難情報を発信する担当課は別のフロアにあり、電話で情報のやりとりを行っていたことから、内部情報伝達にソゴがあったのではないか、と想起させますが、フロアが別という物理的要因の他に、河川現場からのリアルな情報の不足が混乱の遠因になったのではないかと、私なりに考えました。
それに対して調査団は、①洪水氾濫の状況やその予兆の補足をするための河川専用CCTVカメラ等からの情報収集、②水位観測データを数値解析システムで処理し、観測データの補完的情報として活用できる仕組みの構築、③それらの情報を一元管理するシステムの構築、などが必要、と提言しております。
そこで伺います。本市の情報収集、情報伝達、避難指示等については、総合防災情報システム及び長野市域防災計画に定められておりますが、調査団の提言にあるように、巡視員による河川現場のリアルな情報収集と数値解析システムの研究開発が必要と考えます。本市では、新たに総合防災情報システムがスタートしておりますが、常総市の尊い経験を踏まえた情報収集と数値解析が可能なのか、また、その運用状況について伺います。
(イ)調査団による住民避難行動についてのヒアリング調査の要旨のみ紹介します。①避難状況は、住民の約60%は避難所等へ避難したものの、残りの約40%は避難せずに自宅に居たことと、自発的な判断よりも、他者からの勧めや誘導によって、避難した住民が多かった。②として、「避難情報の分かり易さ」は、<聞いていない>と<分かりにくかった>の合計が67%にのぼり、<分かりにくかった>理由が、同報無線スピーカーの音声が聞こえにくい、ということであり、③として、洪水ハザードマップについては、<知らない、見たことがない>、と回答した住民が65%でした。
常総市の場合、鬼怒川は昭和13年以降、大きな被害をもたらしてこなかったため、警戒感が薄かったという認識は多くの住民が口にしていましたが、どこの自治体でも、避難指示に対する不徹底、同報無線スピーカーの聞き取りにくさ、ハザードマップへの無関心などが、現実ではないか、と考えます。そこで、住民避難の観点に絞って伺います。
水害の危機に際し、住民の命を守る決め手となるのは、住民一人ひとりに正しい情報が確実に伝わる「情報発信」と、近隣住民が助け合って迅速に避難する「住民避難」の2点ではないかと、考えます。本市の総合防災情報システムにおける配信は、「携帯電話」、「PC、スマホ」、「TV・ラジオ」の最新機器の活用と、「同報無線」、「住民自治協議会、自主防災会」からなっております。更に、「住民自治協議会、自主防災会」は、住民避難の先導役となる最も大切な使命を負っていることから、これらは、住民の生命を守る要であります。そのため、とかく聞こえにくい、と言われる無線スピーカーの指向性調査がどこまで進んでいるのか、また、各地区の防災会との連携・コミュニケーションが、しっかり図られているのか、伺います。
(ウ)先月の8月4日に本市で開かれた「減災対策協議会」において、タイムラインの作成や検証を進めるとともに、広域避難計画や、被害予測や避難場所を記した新しいハザードマップの作成を検討していく、との議論がされておりました。
ハザードマップは、国土交通省が作成した浸水想定区域図等をもとに市町村が作成・配布していますが、先のヒアリング調査結果にあるとおり、常総市での認知度は必ずしも高くなく、本市でも同じ様な状況ではないか、と推察します。
そのため、例えば、洪水氾濫現象のイメージをより深めるために、3Dプリンターを用いた立体的な地形図を作成し、それらの立体図を各地域公民館に置いたらいかがでしょうか。また、ハザードマップを活用した水害避難訓練を学校単位、地域単位などで行い、これらを通じて水害が「我がこと」として認識され、住民の水害意識を向上させていくことが重要であると考えますが、ご所見を伺います。
(エ)本年、6月4日に長野市水防訓練が長野大橋下河川敷で行われました。消防団、地元役員さん中心にそれぞれ、対策工法に真剣に取り組まれ、敬意を表する次第であります。同時に、ハード対策の重要性を改めて認識しました。国土交通省鬼怒川調査検討委員会によれば、「鬼怒川の堤防決壊は、水位が大きく上昇し、堤防高を上回る20cmの越水が発生し、法尻の粘性土が洗掘され、緩い砂質土が流水によって流失し、2時間で決壊に至った」とされております。
これらのことから調査団の報告書は、「長時間の浸透や越水に対して、粘り強く、壊れにくく、避難の時間をより長く稼ぐことが可能な堤防強化技術の研究開発が急務である」と提言しております。
8月4日の「減災対策協議会」において、千曲川河川事務所長による、「堤防などの整備を上回る水害が発生する恐れがあることから、流域市町村との連携が必要だ」、との報道がありました。ハード対策について、本市として、国や近隣自治体と、どう連携し、また、何が出来るのかについて、ご所見を伺います。
2.中小企業振興条例について → 6月議会にて同僚議員からの質問があったわけだが、その後の検討状況、内容を伺います。
以上となりますが、次回、今回の反省を踏まえ、しっかり調査研究し、効果的な質問に繋げていきます。
明日9月9日(金)10:30頃より長野市議会9月定例会、個人質問で登壇します。
最終の原稿チェック等を行いましたが、質問に対してどういった答弁が返ってくるのか、分かりませんので効果的な再質問に繋げることができるか、非常にプレッシャーです。会派の先輩議員は素晴らしい質問、そして的確な再質問をなさり、ただただ感服するばかりです。当然、自分自身と比較するのはおこがましい限りではありますが、私は私なりに精一杯やるだけです。
ここ数週間は、頭を悩ますこと、心が折れることが多々あり、正直、苦しい状況が続き、これも試練だと前向きに捉えようとしておりますが、山あり谷ありの日々を送っております。
10日(土)は、サラリーマン時代の同期のMさん、お互い、会社を辞め、それぞれ違った道を歩いておりますが、ご結婚ということで、乃木坂で行われる式、披露宴に出掛けます。そうした幸せに満ち溢れた雰囲気を味わい、幸福のおすそ分けをいただきに行ってまいります。
9月1日より長野市議会9月定例会が始まっております。既にお知らせのとおり、今定例会では個人質問にて登壇するので、原稿作成に手間取っているところです。9月9日(金)10:30頃の登壇する予定でありますので、傍聴またはケーブルテレビ、インターネット中継にてご覧いただければ幸いです。
さて、そんな中ではありますが、週末は以前より大変お世話になっている方々への挨拶回りを中心に活動しております。近くにいらっしゃる方でもこのところ、中々お行き会いできないでいたHさん、改めて、いろいろなお話しをさせていただき、さすがに年の功、とでもいいましょうか、その方の懐の深さ、見識の広さなどなど、ご指導をいただいた次第です。客観的に私を見ていてくださり、感謝です。
8月3日のブログにて、長野電鉄屋代線綿内駅周辺に関して、私が日頃からお世話になっているTさんよりお電話で「次男坊が駅近くに住んでいるが、元の線路一帯が荒れ果てていて酷い」とのお話をいただいた、ということを書きましたが、改めて、現地を確認したところ、しっかり草が刈ってありましたが、もう少ししっかり整備すれば、更にキレイなまちとなるのでしょうし、勿体ない限りです。努力や工夫が必要です。
さて、この日曜日は、スポーツデーとなりました。犀南学童水泳大会が私の母校である下氷鉋小学校プールで行われました。私も小学校卒業以来であり、懐かしい限りでしたが、参加された小学生選手たちの綺麗なバタフライや背泳ぎ、スピード感のある自由形、平泳ぎにはびっくり仰天です。その出場選手の中に、私の友人であるIクンの小1になるご令嬢が。しっかり背泳ぎで1位となりました、くだんのIクンは、もともと水泳部、これまでに野尻湖トライアスロン、長野マラソンへの出場を重ねており、やはり、アスリートの子どもはアスリートだな、と親子関係を学んだ次第です。
また、同時刻に、更北地区スポーツ大会が行われており、バレーボール、ワンバンドフラバールバレーの会場であるホワイトリングにて地元の皆様の熱い戦いを観戦させていただきました。この大会は各地域で勝ち上がったチームが地域の代表としてスポーツ通して更なる親交を深める場ともなっております。中学時代の同級生数名にもこうした機会に再会できる場ともなっており私自身大切な時間です。
午後、これも以前のブログでも報告しましたが、フットサル北信越リーグ、ボアルース長野の試合が南長野運動公園体育館で行われるとあって、急いで会場へ。ちょうど、前半戦が終了し、ハーフタイムからではありましたが、初めてフットサルを観戦しました。想像以上にハードなスポーツで、体のぶつけ合い、屋内ならではのスピード感、息つく暇もないほどの運動量など、つい引き込まれてしまいます。観客も想像していた以上で、今後の盛り上がりに期待です。このボアルース長野のホームタウンとして真島地区の「ホワイトリンク」とする方向性が出ておりますが、地域振興を図る上でも更にこのフットサルの盛り上がりを作っていくことが大事です。
朝夕はめっきり秋を感じさせる日が多くなりましたが、日中の暑さはホント身に応えます。9月10月は、議会関係でも多忙であり、また、日常活動の中でも諸行事が重なり、こちらも身に堪えますが、気合で乗り切っていきます。
9月1日より長野市議会9月定例会が始まっております。既にお知らせのとおり、今定例会では個人質問にて登壇するので、原稿作成に手間取っているところです。9月9日(金)10:30頃の登壇する予定でありますので、傍聴またはケーブルテレビ、インターネット中継にてご覧いただければ幸いです。
さて、そんな中ではありますが、週末は以前より大変お世話になっている方々への挨拶回りを中心に活動しております。近くにいらっしゃる方でもこのところ、中々お行き会いできないでいたHさん、改めて、いろいろなお話しをさせていただき、さすがに年の功、とでもいいましょうか、その方の懐の深さ、見識の広さなどなど、ご指導をいただいた次第です。客観的に私を見ていてくださり、感謝です。
8月3日のブログにて、長野電鉄屋代線綿内駅周辺に関して、私が日頃からお世話になっているTさんよりお電話で「次男坊が駅近くに住んでいるが、元の線路一帯が荒れ果てていて酷い」とのお話をいただいた、ということを書きましたが、改めて、現地を確認したところ、しっかり草が刈ってありましたが、もう少ししっかり整備すれば、更にキレイなまちとなるのでしょうし、勿体ない限りです。努力や工夫が必要です。
さて、この日曜日は、スポーツデーとなりました。犀南学童水泳大会が私の母校である下氷鉋小学校プールで行われました。私も小学校卒業以来であり、懐かしい限りでしたが、参加された小学生選手たちの綺麗なバタフライや背泳ぎ、スピード感のある自由形、平泳ぎにはびっくり仰天です。その出場選手の中に、私の友人であるIクンの小1になるご令嬢が。しっかり背泳ぎで1位となりました、くだんのIクンは、もともと水泳部、これまでに野尻湖トライアスロン、長野マラソンへの出場を重ねており、やはり、アスリートの子どもはアスリートだな、と親子関係を学んだ次第です。
また、同時刻に、更北地区スポーツ大会が行われており、バレーボール、ワンバンドフラバールバレーの会場であるホワイトリングにて地元の皆様の熱い戦いを観戦させていただきました。この大会は各地域で勝ち上がったチームが地域の代表としてスポーツ通して更なる親交を深める場ともなっております。中学時代の同級生数名にもこうした機会に再会できる場ともなっており私自身大切な時間です。
午後、これも以前のブログでも報告しましたが、フットサル北信越リーグ、ボアルース長野の試合が南長野運動公園体育館で行われるとあって、急いで会場へ。ちょうど、前半戦が終了し、ハーフタイムからではありましたが、初めてフットサルを観戦しました。想像以上にハードなスポーツで、体のぶつけ合い、屋内ならではのスピード感、息つく暇もないほどの運動量など、つい引き込まれてしまいます。観客も想像していた以上で、今後の盛り上がりに期待です。このボアルース長野のホームタウンとして真島地区の「ホワイトリンク」とする方向性が出ておりますが、地域振興を図る上でも更にこのフットサルの盛り上がりを作っていくことが大事です。
朝夕はめっきり秋を感じさせる日が多くなりましたが、日中の暑さはホント身に応えます。9月10月は、議会関係でも多忙であり、また、日常活動の中でも諸行事が重なり、こちらも身に堪えますが、気合で乗り切っていきます。
9月1日(木)より長野市議会9月定例会が始まります。
今議会では、一般会計予算の補正(いわゆる補正予算)として3億3,400万が議案として提出される他、介護保険特別会計、鬼無里大岡観光施設事業特別会計、それぞれの補正予算、条例改正案等、22議案などについて審議されます。
長野市議会は、10月から翌9月までを1年としておりますので、9月定例会を持って、常任委員会、特別委員会などの議会人事も行われます。私はここまで常任委員会は「福祉環境委員会」、特別委員会は「総合計画等調査研究特別委員会」に所属しておりましたが、10月からは新たな委員会に所属することとなります。
先の6月定例会では私の個人質問はありませんでしたが、今議会では登壇する予定ですので、現在、質問原稿を作成中であります。以前も報告させていただきましたが、まだまだ知識不足故に、何度も書き換えたり、原稿作成には時間がかかってしまいます。とにかく、登壇する直前まで奮闘することとなります。
さて、台風10号が東北地方に上陸するようですが、長野地方でもここ数日は不安定な天候が続いておりました。そこで、改めて、犀川右岸の長野大橋及び丹波島橋付近の水位を確認してみました。
特に丹波島橋付近は、国土交通省千曲川河川事務所から、洪水時に危険が予想され重点的に巡視点検が必要な重要水防箇所として、危険度Aランクとして公表されております。
決して安全が保障されているわけでもなく、また、いつ、どこで、どのような災害が起こるか分からない昨今ですので、備えをしっかり整えておく必要があります。
こうした観点からも、9月1日から始まる定例会の場でも、取り組んでいきたいと思います。
P,S 8月29日に庁内で仕事をしていたところ館内放送でリオオリンピックでシンクロナイズドスイミング銅メダリスト「箱山愛香選手の来庁」が流れたので、1階ロビーで大勢の職員、市民の皆様と共にお出迎えをさせていただきました。
写真を撮るのに必死で、かつ、一瞬であったので、ご本人、そしてメダルをしっかり見ることが出来ませんでした。それにしても、これまでのご努力は並大抵のことではなかったと思います。本当におめでとうございます。
9月議会が迫っており、本日、会派総会が開催され長野市各部局より様々な報告事項がありました。その中で個人的にも大変興味のある案件がありましたのでご紹介します。
長野市文化スポーツ振興部スポーツ課より、ボアルース長野フットサルクラブのFリーグ凖加盟の支援について説明がありました。
私も良く知らなかったのですが、Fリーグとは、日本フットサル連盟によって2007年(平成19年)に新設されたフットサルの全国リーグで、正式名称が日本フットサルリーグ、愛称は「F.LEAGUE(Fリーグ)」。現在12チームで構成されており、将来16チームとしてプロ化を目指していく、ということです。
ボアルース長野は現在12チームで構成されている北信越フットサルリーグで活動中、2015年には優勝、全国大会であるチャンピオンズリーグ、また、全日本フットサル選手権にも出場、今は、super sports XEBIO 北信越フットサルリーグ2016のシーズン 中で、開幕から負けなしの5連勝、12チーム中、現在2位でリーグ前半戦を終えることが出来たようです。
今回、ボアルース長野フットサルクラブが、Fリーグの凖会員加盟を希望するということでホーム自治体として支援をしていく、という方針です。そこで、長野市が求められている支援内容としては、
①長野市内の試合会場及び練習場の使用について協力する。
②ホームゲームの開催告知をする。
の2点で、Fリーグ凖会員加盟基準の必須条件をクリアする施設として、私の地元更北地区真島にある「ホワイトリング」をホームタウンとしていきたい、ということでした。
長野市としては、市外チーム、観客を呼び込むことが出来、交流人口の拡大に期待が出来ること等を挙げ、積極姿勢を感じるところであります。以前、プロバスケットボールの信州ブレイブウォリアーズのホワイトリングのホームタウンということが報じられましたが、真島地域の活性化にも繋がる意味で私も少し期待した口で、今回のボアルース長野フットサルクラブのFリーグ準加盟とホワイトリングホームタウン化には大いに期待しています。
=以下、HPより引用=
2011年度、長野市を活動拠点とするフットサルチームとしてボアルース長野が発足。
その年の長野県フットサルリーグで優勝。同年、北信越フットサルリーグ参入戦を勝ちあがり、北信越フットサルリーグに昇格。
2014年度、チーム名称を「ボアルース長野フットサルクラブ」に改名
2015年度、北信越フットサルリーグ初優勝。F地域チャンピオンズリーグ(全国大会)出場権を獲得。
同年、全日本フットサル選手権北信越大会に優勝。本大会(全国大会)出場権を獲得。
チーム名の「BOALUZ」は、BOA(善い)・LUZ(光)を合わせた造語。
皆に善い光が射しますようにという願いが込められている。
http://boaluz-nagano.com/
次節の第6節は9月4日16時よりに南長野運動公園総合体育館にて、トロブラボ富山と対戦予定のようですが、今後、注目です。ガンバレ!ボアルース長野フットサルクラブ!!
8月21日、母校長野南高校同窓会平成27年度の総会を開催し、同時に、出席した同窓生とともに懇親を深める意味で「同窓生の集い」も行いました。ここ数年はこのスタイルで毎回開催しておりますが、今回は日程の設定があまり良くなく、参加同窓生は少なかったのですが、毎年初参加の方々もいらっしゃり感謝です。
母校長野南高校は、平成16、17年度にかけて県立高校再編整備計画の遡上に登った経緯があり、私も母校存続運動から同窓会に関わっております。人口減少、少子高齢化の波で長野県では平成30年度に向けてこれから新たな再編整備の議論がなされていくと思います。
単なるノスタルジーではなく、やはり、この学校が地域に、そして、この地に必要なんだ、と自信を持ってこれからも母校発展のために同窓生はそれぞれの立場で頑張っていただいたいと改めて感じております。
私が3期生で47歳、2歳年上の1期生が49歳という中々忙しく、こうした同窓会という集まりにはあまり関心が無いのかもしれませんが、今年度も同窓会では、組織の整備等を目的として「新規役員育成のための卒業生の代表者を対象とした懇談会の開催」、「同級会等の開催にむけての往復はがき代の補助」をうまく活用していただければと考えます。
来年度の総会及び同窓生の集いについて、開催方法などを検討を重ねていき、多くの同窓生が集えるよう工夫し開催していきたいと思います。
リオオリンピックが終わり、少し寂しい感じもしますが、全選手並びに関係者の皆様にはたくさんの勇気と元気をいただきました。私の息子が器械体操競技を行っているので子どもと共に応援をテレビの前からしておりました。体操をはじめ日本人選手も合計41個のメダルを獲得され東京オリンピックに向けて更に期待したいといころです。
もう一つ、甲子園球場では高校野球も暑い中、熱戦を繰り広げていました。少しづつ、所謂、この夏の大イベントが幕を閉じていきます。長野市議会では9月1日より、9月議会が始まります。議案の審議はもちろんですが、この議会では、私も個人質問にて登壇する予定ですので、その準備を始めたところです。
そんな中、8月21日、22日の二日間、民進党北信越地区青年委員会の総会並びに視察が行われ、私もお誘いを受け、初めて参加させていただきました。今年は、福井県の坂井市での開催となりましたが、これまた初めて北陸新幹線の下り、つまり金沢行に乗車、遠いと思っていた金沢が1時間半で訪れることができる、まさに、近くて遠かった北陸が近く感じることができました。今回は北陸信越の概ね50歳以下の地方議会議員が一同に会する機会で、同世代の議員との意見交換、親交を深めるlことができました。ところ変われば選挙区事情も異なり、議員としての活動から、日常活動、選挙への取り組みについても刺激を受ける、いい機会でありました。やはり、同世代の仲間が近くなった、いわば同じ仲間としてそれぞれの地で頑張っていることが、私自身の活動への大きな活力ともなります。
22日、坂井市にある坂井森林組合の木質バイオマス事業を視察。同森林組合は、林業収益の増加により、組合員に対して利益を継続的に還元できる協同組合づくりを目的とされ、敷地内にある工場では、様々な過程で不要になった木材が集められ破砕チップ、切削チップに加工され、また、建築用・合板用・集成材などに使われるAB材の他のCD材といわれる間伐材が木の質ペレット、チップに加工されるなど、バイオマス事業、リサイクル事業、木質ペレット事業、木粉と地元化学系企業とで木質プラスティックペレットの製造など、積極的な取り組みがなされております。
同組合の切削チップのウエットベースが25%、ということで品質にはかなり自信を持っている、とのことでした。
こうした事業はやはり補助金なくしてはなかなか難しい側面もあると思います。今後20年先を考えた際に、バイオマス発電も含めた森林事業について今から将来を予測しながら考えていかなければならない、と責任者の方も仰っていましたが、林業県である長野県、そして同様に長野市も将来的な展望を描きながらの取り組みを考えるべきですが、私自身も勉強を深めなければいけません。夏も終わりに近づく中ではありますが、日々是学習です。