令和5年12月定例会で質問しました
10月に臨時議会がありましたが、この12月の議会は改選後初めての「定例会」となります。
12月定例会では、9月の選挙で「中山間地なくして長野市なし」をスローガンに掲げさせていただいたこともあり、早速、中山間地域について取り上げました。
また、11月に行われた令和4年度決算審査において、補助金制度を設けながら申請がゼロだったという案件を見つけましたので、それを踏まえて、わかりやすい広報等について取り上げました。
質問の項目は次のように構成しています。
(1) 12月補正予算案及び令和4年度決算について
ア 法人市民税等の推移について
イ 補助金、助成金等の分かりやすい情報発信について
(2) 中山間地域の今後について
ア 中山間地域施策方針について
イ 公民館の在り方について
ウ 学校統廃合に関わる取組について
(3) その他
質問と答弁については、下のリンク先よりご覧いただけます。(長野市議会インターネット議会中継)
https://nagano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=3866
お聞きになるとわかると思いますが、この時、かなり鼻声です。
聞き取りにくいところがあると思いますが、どうぞご了承ください。
長野市議会12月定例会、一般質問で登壇しました
改選後、初の定例会が開会
イザというときにも非常に有効な、イベントという名の〝実地訓練〟
この連休、終始に亘り体調不良に見舞われることとなってしまいました。
土曜日の夕方から日曜日にかけて風邪のような症状が続き、もしかしたら腰痛も そこから来てたんじゃないかと思わされるほど。
日曜日の午後には復調することとなり 風邪の症状は治まったのでインフル的な疾病はクリアしたとし、念のため薬局でコロナ感染症の検査キットを購入して鼻腔からの自主検査を行ないました。
結果は「陰性」これでどうにか人並の体調に戻ったということになりました。
さて、10月第二週の月曜日は いわゆる「ハッピーマンデー」です。
「体育の日」を日曜日にくっつけ 連休としているもので、地域のそこここで運動会などのイベントが行なわれています。
ただ あいにく今年は8日未明から天候が崩れ、肝心の9日(体育の日)は広域で雨模様になってしまいました。
当然 屋外で予定されていたスポーツイベントは軒並み中止を余儀なくされてしまい、私もいくつかの運動会やらスポーツ大会にお呼ばれしていたのですが、それぞれに中止連絡をいただくこととなってしまいました。
そんな天気巡りでありましたが、それ(天候)に関係なく運動会行事が行なわれた地区が、私の地元にありました。
JR川中島駅前に在する「本町区(もとまちく)」は、最初から地元小の体育館が会場となっており、雨が降ろうと槍?が降ろうと 予定どおりの開催となっていました。
これには、当地区でも〝苦い経験〟があったそうです。
こちらも従前には 屋外(校庭)で行なっていた時期があったそうですが、ある年に 行事の最中にまとまった雨に見舞われ、人はもとより器材もびしょ濡れになっての体育館移動やなんやらでエライ目に遭い、それ以来「いっそ当初から体育館でやろう!」ということになり、現在の運びになっているとか。
実は この日、別の地域の〝屋外組〟の地区は、昨日から天気予報とにらめっこでヤキモキし続け、今朝は早朝から「やる・やらない」を協議したあげくに中止決定になったそうです。
そういう面では「最初から体育館」の決め打ちイベントは、非常に合理的といえるのかもしれません(ただ、それも住民(数)の規模にもよります。そういう面でも こちら本町区はちょうど良かったのでしょうね)。
例年に亘りお伝えしていますが、こちらの運動会は 実にエンターテイメント的や企画となっています。
開会式についても ただ並んで「おはようございます」ではなく、プロデューサーのDJショーケンさんが 何と「1963年 東京オリンピック」の開会式の模様を放送した録音テープを再現(再生)し、さながら五輪の入場式を再現しているのでした。
当時のアナウンス「さあ、いよいよ日本選手団の入場です!」の録音トーキーに合わせ、地区内に住む子どもらが持つ「区旗」を先頭に 選手団?が堂々の入場行進です。
そして その〝選手団〟の前に〝聖火ランナー〟が入場し、ステージに設(しつら)えられた〝聖火台〟に点火、ヤンヤの喝采を受けていました。
(ちなみに 聖火トーチは交通誘導灯・聖火はパトライトです ^^/)
その後は 番組に準じて各競技が行なわれてゆきました。
前掲のとおり、こちらの本町区運動会は 非常にイベント色に富んだ〝競技〟となっており、全力疾走などの いわゆる肉弾モノはゼロ。
どの競技も、老若男女が等しく楽しめる番組となっており 会場は笑顔が絶えない時間が流れていました。
番組の最初は、大玉送りならぬ大玉〝転がし〟です。歓声の中、大玉が勢い余ってあっちへ転がりこっちへ転がり。その度に笑いが起こっていました。
次は 風船割り競走。
ケツ圧?をもって、椅子に腰かけながら風船を割ってゆきます。
風船は 遠慮して座ると意外と割れにくいようでしたが「エイッ!」とばかりに圧をかけると、存外に大きな音を立てて割れてくれます。
自分で割った風船の破裂音にビックリしながら、ゴールへと(笑顔で)駆けてゆきました。
さて お次は、当イベント名物の「ピサの斜塔」です。
これは、あらかじめ斜めにセットされた「輪っか」を 時間内に積み上げてゆくというもので、積み方によっては イイところまでいって崩壊する醍醐味があり、緊張感あふれる競技となっています。
番組的には いよいよまでいって崩れるのが面白いところですが、みなさん そんなことをしでかせば末代まで笑われるとばかり、失敗だけはしないようにと それは慎重に輪っかを重ねてゆきます。
この演目には 私も飛び入り参加させていただきましたが、何ともいえない緊張感を味わったところです。
チームによっては次々と積み上げを増やしており、開催三十数回を重ねた経験値?はダテじゃない(笑)と感心させられました。
ちなみに失敗チームはゼロでした。
こちらは、フラフープとボールを使った「ゆっくり急いで」の演目。
ヒモの付いたフラフープの輪の中にスポンジボールを入れ、それが輪から外れないように引っ張りながらコースを往復します。
急げば(ボールが)外れ、遅ければ順位が下がる…スピードの塩梅(あんばい)が意外と難しいようです。
レポートのとおり、この日の本町区(もとまちく)の運動会は、和気あいあいのうちに 笑顔 々 の中で開催されました。
コロナ禍から3年が経過した中で久しぶりに開催された運動会は、イベントという視点でも「成果」を収めることができたところですが、私は 別の視点(価値観)で、このようなイベント事(ごと)に意義を見出したところです。
それは いわば「有事対応」の視点です。
不測の自然災害等が頻発する昨今、いつなんどき どこでどんな災害(有事)が発生するかもしれず、私たちは平時から「備え」を怠りなくすることが求められています。
ところが、えてして 私たちの日常生活の中では「防災訓練」などと仰々しい看板を掲げての有事対応は不定期に行なわれるものの、それらを想定した いわゆる参集を伴う集団行動は、できそうでなかなかできないのが実際のところでありましょう。
そんな中、例えばこちら本町区(もとまちく)においては、運動会に いわば名を借りて地区住民が参集し、種目に臨むことで横のつながりを構築し 互いに協力し合って事(こと)に臨む作業を行なう…これは、知らず知らずのうちに「有事対応」につながっているのでは、と思えるところです。
また 取りわけて本町区においては、夏の盆踊りなどでおでんや焼きイカなどを供しており、それは即ち「炊き出し訓練」にもつながっていると申せます。
このように、一見「遊びごと」に思える行事やイベントが イザというときの まさに「備え」となっている、ここに私は 大きな意義を見出すことができるのです。
このことを敢えて口に出すと、住民各位は「クラちゃん、そんな大げさな」といって笑って応じてくださいますが、少なくとも こちら本町区については「イザというとき」となっても 必ずや相互扶助の精神で切り抜けることができるだろう と、確信さえ抱いたところでありました。
3期目がスタート
3期目がスタート
中山間地域なくして長野市なし
これは、令和5年5月発行の「市政報告/東方見聞録」に書いた言葉です。
市政報告を読んでいただいた方からのご感想をふまえて、私の2期目にあたってのスローガンといたしました。
1期目は2019年の10月1日に任期が始まりました。
その直後、長野市をはじめ広い地域が東日本台風災害に見舞われます。
その復旧・復興が始まった頃、世界がコロナ禍に覆われました。
市議会議員として私は何をしたらよいか、何ができるのだろうか。
1期目のスタートはその模索ではじまり、無我夢中に過ごしたのか、1年目などは、正直あまり覚えていないことも多くあります。
台風災害やコロナ禍という非常事態の対応と並行して、市内各地を訪問し、お話を伺い、今まで知らなかった長野市の魅力と課題を体感してきました。
これらをふまえての「中山間地なくして長野市なし」です。
長野市では、都市ブランディングの一環で、
「長野市の魅力」等について市民アンケートを行いました。
回答の上位は
「美しい山並み」「おいしい空気や水」「豊かな自然」等。
これらを見て私が考えたのは、
さて、これらを生み出しているのはどこか?
答え 中山間地域
長野市の魅力の源が中山間地域にある。
中山間地域がなければ「長野らしさ」がなくなる。
中山間地域は、その地域に根差した食、祭りなどの文化も色濃く受け継いできているところ。
しかし、
基幹産業の農林業の衰退、働く場の流出、
子や孫の域外への流出等による人口減少と高齢化率の上昇、
学校や公共施設の統廃合、日常生活の不安増加等
人口減少に伴う課題が雪だるま式に増えて、
存続が危ぶまれるところもある。
長野市の魅力、そして生活の基盤を生み出す中山間地域がなくては、
長野市の未来はないじゃないか!
ということです。
これまで以上に真剣に取り組む必要があると考え、
選挙ポスターや選挙公報でも
「中山間地なくして長野市なし」と訴えました。
私の市議会議員2期目の最重要課題としています。
大きく、難しい課題で、実際何をどのように改善できるかまだ未知数ですが、賛同してくださる方も大勢いるので一緒に取り組んでいきたいと思います。
2期目の活動が始まりました
令和5年9月17日執行の長野市議会議員一般選挙におきまして、2期目の議席をいただきました。日頃より叱咤激励をいただいております皆様のおかげです。この場をお借りして御礼を申し上げます。
選挙の世界には「2期目の選挙は票を落とすことが多い」という「2期目のジンクス」というものがささやかれています。
気を引き締めて選挙準備をしなければ!と思っている中、新型コロナウイルスが5類に移行し、様々なイベントや行事の復活の兆しが見えてきました。
そうすると、今年度受けている地元地区の役の関係、実家のお店の関係、商店街の関係等で、イベントや行事関係の会合、準備や運営に携わる時間も増えてきました。
コロナ禍から社会経済が回復するのは歓迎ですが、予想以上の進み方で。自分自身のスケジュール調整に大変苦慮しました。
そんな状況でしたが、結果としては、令和元年の前回選挙を少し上回る2354票をいただきました。
さらに力強く、地域のために働いていく所存です。
改めまして、みなさまどうぞよろしくお願いいたします。
正式な任期は10月1日から。
選挙事務所の片づけや収支報告の作成と提出等締め切りが決まっていることがいくつかあったり、秋のイベントシーズンも始まり、毎日があっという間の感じで過ごしています。
まだまだ至らないことも多く、みなさまにご心配をおかけしておりますが、引き続きご支援を賜りたく心よりお願いを申し上げます。