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「サル痘」が国内初の確認 =コロナに学んだハズの健康を守る安全保障を=

7月25日、国内で初めて「サル痘(感染症)」の感染者が確認されたことが報じられました。

東京都内在住の30歳代男性で、先月下旬 ヨーロッパに渡航し今月中旬に帰国していたとのことで、来訪先で感染者との接触があったようです。

 

 

 

「サル痘」とは、サル痘ウィルス感染による 急性発疹などを主な症状とするウイルス感染症で、感染症法では現在4類感染症(主に動物を介してヒトに感染する感染症が該当)に指定されているとのこと。1970年にアフリカのザイール(現在のコンゴ民主共和国)で初めて報告され 西アフリカや中央アフリカで地域的に発生していたものが 今や世界的な拡大傾向にあるとのことです。

現在は スペインをはじめ世界75の国や地域で1万6千人を超える感染者発生が報告され、さきには WHO(世界保健機構)が「サル痘緊急事態宣言」を発出するに至っています。

 

 

 

サル痘ウィルスに罹患してから発症するまでの潜伏期間は 通常7~14日間とされており、潜伏期のあと 発熱・頭痛・リンパ節の腫れ等の症状が5日程度続き、発熱1~3日後に全身に発疹が出現するそうです。これまで流行してきたものでは2~4週間で自然回復する例が多いとされていますが、小児や妊婦・免疫不全者が罹患すると重症化する場合もあるとのことです。

 

 

 

このサル痘、ヒト⇔ヒトの感染が顕著のようですが、その経路は やや特殊なルートを辿るようです。

感染者の皮膚病変などとの濃厚接触・感染者からの飛沫感染 さらには感染者が使用した寝具などを介する感染の可能性も考えられているとのこと。最近の感染では 主に男性同士(同性間)での感染ルートが多いものの それを端緒に女性にも感染し、女性の感染も報告され始めているとのことです。

 

 

 

サル痘の治療は「対症療法」のみだとのことですが、予防には天然痘ワクチンが有効とされており、厚労省では 今後必要に応じて接触リスクの高い人への天然痘ワクチン接種を「特定臨床研究」の枠組みで(接種を)検討する、と伝えられています。

 

 

 

【参考】サル痘感染者発生に伴う厚生労働省のサイト

         ↓

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27036.html

 

 

 

今回の「サル痘 国内初の感染者確認」に際し、専門家は「発症から10日間をめどに どの位の第三者と接触したかが感染拡大の成否を分けることになりますが、感染ルートは コロナ感染症と違い「接触感染」が主になっているので(コロナのように)異常に広がることは考えにくいと思いますので、1人の感染者が出たからといって非常に危険だというレベルにはなってないと考えられます。」とコメントしていました。

他方、他の専門家は「サル痘に効果がある「天然痘ワクチン接種(種痘)」は、1976年くらいまでは全国民に接種され、それは一生続く免疫を残すとされていますが、それ(1976年)以降に生まれた人は接種していないので免疫がありません。したがって、現在のサル痘≒天然痘への対処などの考え方は (天然痘)ワクチン接種を行なっていた頃の状況が前提となっていることから、全く免疫がない世代が(サル痘に)感染するといったい何が起こるのかは未知数と言えるのではないでしょうか。」と警鐘を鳴らしておられました。

 

 

併せての報道によると、国内ではこの他にも「手足口病(感染症)」が 新潟や千葉で拡大の様相となっていることも報じられ、今や列島は コロナウィルス感染症のみならず、さまざまな感染症の発生に見舞われているようです。

 

 

 

 

私たちは この3年間「コロナ禍」と対峙し、苦杯を舐めながら それでもそこから いろんなことを学んできたハズです。

一方、社会を跋扈(ばっこ)する感染症については コロナ感染症だけが全てではなく、今後も(サル痘や手足口病のように)さまざまな感染症が発生することが予想(懸念)されるでしょう。

そんな 如何(いか)なる場合においても、これまでの経験や知見を活かし 冷静かつ適切に対応することこそが、コロナ禍で失われたとされる今までの時間を 次に活かす機会に他ならないと考えるところです。

そのうえで言えば、今 多くの識者が宣(のたま)う「サル痘は(コロナのように)広がらない」と決めつけるような見解(判断)には、一抹の不安を覚えずにおれません。

顧(かえり)みれば、さきの新型コロナウイルス感染症も 最初の頃は「大したことない 水際で封じ込める」との安易とも言える判断(対応)が、あたかもボヤが大火事を招くような甚大被害につながってしまいました。

今後、この「サル痘」が コロナの如く変異しないとも限らないことから、従来の〝天然痘の延長〟程度の認識に止(とど)めず ここは初期のうちに徹底した対応に努め、よもやコロナのような感染拡大にならないよう取り組むべきと思うところです。

 

人民を守るための「安全保障」…今こそ「国民の健康を守る安全保障」を発動し、あらゆる感染症に対峙する取り組みを早期かつ適切に履行することを願って止まないところであります。

 

桜島が爆発的噴火 ~火山大国ニッポンに 度重なる噴火被害~

24日の8時過ぎ「鹿児島県の「桜島」で 爆発的な噴火が発生桜島で噴火」とのニュース速報が飛び込んできました。

 

(画像は25日配信分)

 

 

報道によると、24の夜 鹿児島県の桜島で爆発的な噴火が起きたとのこと。

活火山であり これまでも幾度となく噴火している桜島ですが、ここのところは 18日から山の膨張を示す地殻変動が起きていることが観測されており、注意が呼び掛けられていたとのことです。

そんな警戒の最中(さなか)での爆発的噴火でありましたが その勢いはすざまじいものがあり、噴火に伴い 山の南岳山頂火口から弾道を描いて大きな噴石が火口の東から南東方向に2.5キロも飛んできたとのことです。

 

 


気象庁は桜島に噴火警報を発表して噴火警戒レベルを最も高いレベル5の「避難」に引き上げ、火口から3キロ圏内の居住地域で大きな噴石に厳重に警戒するよう呼びかけているそうです。

また、火口からおよそ2キロの範囲では火砕流に警戒が必要だとしています。

 

 

 

桜島のお膝元の鹿児島市は 桜島が噴火警戒レベル5に引き上げられたことを受け、噴火が発生した日(24日)の午後10時20分に 桜島周辺の町の33世帯51人に「避難指示」を発出、該当するエリアに住む町民が 着の身着のまま避難する様子が伝えられていました。

一方 気象庁によると、桜島の地殻変動などの観測データを分析した結果、1914年発生の『大正噴火』のように 島内の広い範囲に影響を及ぼすような大規模な噴火が切迫している状況ではないとのことです。

但し 今回の噴火の前には山体の膨張を示す地殻変動が観測されており、この噴火の後も山体が膨張した状態は続いているため 気象庁は注意深く監視していくことにしているとのことです。

今回の噴火について 専門家は「桜島の南岳山頂火口の噴火で 大きな噴石が火口の東方向に2.4キロほど飛散するのは、これまでも桜島の活動が活発だった1970年代や1980年代に度々起きており、現状では 先週ごろから続く山体膨張を示す地殻変動はまだ解消されていないものの、これまでの観測データからみると『大正噴火』のような大規模噴火の兆候は見られていない。」と指摘しています。

 

「桜島が噴火!」の報は、私たちにとっては驚くべきニュースですが、どうやら地元の人たちにとっては いうならば慣れた中での出来事のようであります。

現在も胎動が著しい桜島(活火山)は これまでも不定期に爆発を繰り返しており、その度に大なり小なり周辺住民は被害を被(こうむ)りながら それでも山(桜島)と共存しておられます。

ただ…火山の噴火による被害については、私たちは(噴火の)報道の度に 過去の記憶を呼び覚まされるところです。

こちら桜島においては、58人もの死者・行方不明者を出した『桜島大正大噴火(1914年(大正3年1月12日』があり、

 

 

 

また、報道関係者や防災関係者など44名もの人が犠牲となった長崎県の雲仙普賢岳の噴火(火砕流)は、その(火砕流の)模様が中継されるなど 私たち衝撃を与えたところでした。

 

 

 

また 2014年9月末には、私たちの暮らす長野県エリアにある「御嶽山」が突如として水蒸気爆発を起こし、紅葉シーズンの土曜日の日中 山頂付近にいた200人を超す登山客を巻き込む大惨事となってしまいました。

 

 

 

 

この他にも、北海道の有珠山や十勝岳の噴火など〝火山大国ニッポン〟に数多(あまた)ある火山は、不定期に そして突然に噴火を発生させ、その度に われわれ人民は噴火の勢いに気圧(けお)されているところです。

(このことについては 従前にも触れていますが)科学が進歩した今、いわゆる「噴火予知」についても知見が進み、今までのような不測の被害に遭わないよう「備え」に寄与してくれることを願わずにおれません。

後のテレビのインタビューでは、桜島の地元の人が「桜島の噴火は 鹿児島の風物詩だからよ。」と笑って応えていましたが、いずれにしても これ以上の大きな被害にならないことを併せ願うところです。

 

 

 

 

 

 

 

◇長野市コロナ報告

7月22日(金)~25日(月)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

7/22日(金) 長野市におけるコロナ感染症の発生(345人/市20424~20768例)について

                              [PDFファイル]

                 ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/751983.pdf

 

 

7/23日(土) 長野市におけるコロナ感染症の発生(332人/市20769~21100例)について

                              [PDFファイル]

                 ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/752068.pdf

 

 

7/24日(日) 長野市におけるコロナ感染症の発生(336人/市21101~21436例)について

                              [PDFファイル]

                 ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/752081.pdf

 

 

7/25日(火) 長野市におけるコロナ感染症の発生(118人/市21437~21554例)について

                              [PDFファイル]

                 ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/752090.pdf

 

 

 

「第7波」を迎えた新型コロナウィルス禍…長野市においても、急増の後は一進一退を繰り返しながら推移しています。

そんな中(従前の本ブログでも触れましたが) コロナ禍の最中(さなか)に不測の災害が発生した際には「避難所」の運営に難しい面が多いことがクローズアップされていますが、さきの九州豪雨に続いて 今度は噴火災害による避難行動が余儀なくされることとなり、列島には 図らずも次々と類(たぐ)いの異なる災害が発生し その度にコロナ対策を踏まえた避難所運営を行なっていることが拝察されるところです。

このことについても「他山の石」と捉え、我がこととして事態を見守るべきことは論を待たないところでありましょう。

 

事態の進捗 ~長野市役所前の横断歩道橋~

長野市役所前の(劣化が著しい)横断歩道橋について、事態がいくらか進捗しましたのでレポートします。

 

 

 

去る4月21日付のブログで触れていますが、長野市役所前の横断歩道橋については おそらく冬季の塩化カルシウム散布の影響で劣化(腐食)が著しい状態となっており、このままを看過すれば 歩行者が滑ったりつまづいたりと、何らか支障を受けることが懸念されています。

 

 

 

この横断歩道橋が架(か)かる道路は 国道(18号)で、歩道橋管理の所管は国土交通省(長野工事事務所)のため、改修などの要望は そちらに上げることになっており、さきには長野市(建設部)を通じてや 長野管轄(1区)の国会議員事務所に連絡するなどして、改善方を申し入れておりました。

 

【参考】4月21付 ブログ記事

       ↓

https://blog.goo.ne.jp/kz2df777/d/20220421

 

 

あれから時間が経過しましたが、数日前に登庁した際 かかる歩道橋について〝調査〟が行なわれている場面に遭遇しました。

 

 

 

数人の作業員の方々が 何やら機器を手に立ち、歩道橋々脚の表面にそれ(機器)を押しあてています。

 

 

 

訊けば この機器は「膜厚計」といわれ、塗装を施した施設・設備について その面の塗装の厚みを測るものだそうです。

 

 

 

この日はこの膜厚計による(塗装厚の)調査と、歩道橋の表地(おもてじ)に 例えば有害物質が塗布されていないか などを調べているとのことでした。

現段階では調査の域は出ないとのことでしたが、今後は 測定したデータを参考にするなどして この歩道橋の実態を調べ、今後の参考にしてゆくとのことでした。

 

今回の調査は、所管が この歩道橋の状況改善に向け動き出したと評されるところです。

私の立場においても 引き続き関係機関に対し、利用者の方が滑って転んだりのトラブルに遭う前に せめて最低限の補・改修が行なわれるよう具申してまいりたいと思います。

まちづくりプロジェクト ~いち反対運動が「全体」を見つめる活動に~

議員と市民の有志による「まちづくりプロジェクト」が始動しており、私も縁(えん)あって参加させていただいております。

この日(22日)は「勉強会」が行なわれ、今までの経過を踏まえ 成り行きを整理すると共に、今後の方針などについて意見が交わされました。

 

この活動の発端は、長野市内にある勤労者福祉施設に併設される体育館の存続を求める〝反対運動〟でありました。

長野市は「勤労者福祉施設の再編」として、関係法(勤労青少年福祉法・勤労婦人福祉法)が改正されたことや 各施設の老朽化を理由に、かかる体育館の実質廃止を打ち出し、このことに対し 体育館を恒常的に利用している市民の方々が「反対」を表明したものです。

ところが この「反対運動」は、単なる〝反対のための反対〟に止(とど)まらず、長野市のあるべき将来像にまで触れる有為な市民運動に発展しそうな好機運を孕(はら)んできているのです。

 

 

 

活動に参加された方々は、施設の存続を求めながらも さらに〝その先〟を思慮しておられます。

公共施設の削減ありきで事(こと)を進める長野市の方針に対し、単に一律のうちに考えるのではなく 施設の利用度等を勘案したうえで、逆に市の公共施設を(長野市の)魅力の要素とすべきではないか とか、いわば〝逆転の発想〟で捉えるなど 実にクレバー(賢者)な展開となっています。

 

【参考】4月27日付のブログ記事

        ↓

「長野市の体育館利用を考えてみませんか?プロジェクト」が緒に就く - 倉野立人のブログです。

 

 

そのうえで、かかる方々は 市(担当職員)との会合の場を求め、結果的に 忌憚のない意見交換を行なわれたのでした。

 

【参考】5月17日付のブログ記事

        ↓

2022年5月17日のブログ記事一覧-倉野立人のブログです。

 

市民団体の 体育館の存続を求める活動は、長野市の公共施設の将来像を考える(公共施設マネジメント)こと、さらには 市政課題について部局横断的に取り組むことの重要性を(市職員に)示唆するなど、(前掲のとおり)単なる反対運動を超え ときに長野市の将来像をも考える、いわば建設的な市民運動へと成長を続けていると申せます。

そのため 会(活動)の名称についても「まちづくりプロジェクト」とし、さまざまな視点で課題を検証することとしております。

 

この日は 今回の体育館の実質廃止の論拠ともなっている「公共施設マネジメント」について、とりわけ「学校」との いわば相関関係について話しが及びました。

市民の体育館利用について 多くの利用者(利用希望者)がおられる中、同じ公共施設としての「学校体育館」についても 等しく活用すべきではないか。

 

 

 

ところが現有の(行政の)体制下では、学校体育館は教育委員会の所管で さらに(その使用は)各学校の裁量に任されており、全体の管理体制の中で考慮しにくい状況にあるので、この際は 行政の〝縦割りの垣根〟を取り払い、その有効活用などについて全体の中で考えてゆくべきでないか というものです。

実は この〝学校施設の有効活用問題〟は、かかる体育館のみならず 長野市(だけではなく)の公共施設マネジメントの中でもウェイトを占めるものなのです。

と いうのも、長野市などの行政体の公共施設の床面積の中で 学校施設はかなりの面積を占めることになっており、そこへきての人口減少が伸長する社会状況においては「学校施設をどうするか」が大きな課題となっているのです。

 

 

 

 

その「どうするか」の中には ①廃止 ②有効活用 があるところですが、先ずは有効活用に向けて知恵を絞ることは当然のことであり、そのためには(前掲の)体育館利用をはじめ さまざまな視点で考察を深めてゆくことは非常に重要と捉えられるところです。

その課題(将来に向けた学校施設の多面的な有効活用)の面においても、かかる学校体育館の有効活用の考察は 市の公共施設マネジメントの今後に向けても佳(よ)き一石を投ずるものであり、今後は 教育委員会もイイ意味で巻き込みながら、皆で公共施設の将来像について考えてゆければと思ったところです。

で…話しは これだけでは終わりませんでした。

学校施設(体育館)をスポーツ団体が利用するにあたり、そのスポーツ(競技)について 当該の学校の児童生徒に対しコーチングを行ない ひいては文科省が進める「部活の地域移行」の一助を成すことができるのではないか、との考えです。

 

勤労者福祉施設体育館の存続要望活動は、いつしか長野市の「公共施設マネジメント」を踏まえた長野市のあるべき将来像(全体像)をも考える機会となったのでした。

今後も みなさん共々に勉強・研鑽を重ね、適時適切に(市に)提案すると共に 市行政とも前向きな意見交換を行なってゆきたいということで一致したところであります。

 

新型コロナ感染者数が過去最高を更新 ~長野市も一気に倍増~

7月に入り、新型コロナウィルスが7度目の感染拡大を始め、列島の各地で感染者数が(再び)急増する事態となっています。

7月20日には、ついに全国で(感染者数が)15万人を超え、過去最多を悪しけく更新することとなってしまいました。

 

 

 

その感染拡大傾向は あまねく全国に伝播しており、都道府県のうち 実に30府県で過去最高を更新したことが伝えられています。

 

 

 

その悪しき状況は、残念ながら 長野県・長野市でも例外ではありません。

長野県においては 新たに1,594人が確認され、これまで最多の868人(4月14日)を大幅に上回ることとなってしまいました。

 

 

 

その内訳の中では、やはり長野市がワースト・ワンを記録。その数も 実に352人と、これまでの市内の感染大きく大きく上回ることとなってしまいました。

 

 

 

7/20(水) 長野市におけるコロナ感染症の発生(352人/市19894~20075例・他に1名が茨城県で届出)について

                              [PDFファイル]

                 ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/751873.pdf

 

 

 

 

 

この長野市の他にも、松本市や 県内の7保健所管内で(感染者数)過去最多を更新し、全県に亘って感染が急拡大していることが伝えられています。

長野県によると、19日までの1週間の新規陽性者数も5,571人で過去最多となっています。

主な感染経路は 同居が23,6%で最も多く、次に 学校や児童福祉施設の9,6%などが続いているとのことで、家族間・生徒間の感染に歯止めがかかっていないのが顕著になっているようです。

 

 

 

 

そして(ご案内のとおり)、この状況を悪しけく牽引しているのが、変異株「BA,5」などへの〝置き換わり〟であり、これまで感染が疑われる事例のうち 約6割をBA,5が占めているそうです。

 

 

 

 

この事態において、長野県では 一部の医療機関で外来診療が逼迫しているとして、全県に県独自の医療警報を発令し、長野や松本・上田など8圏域の県独自の感染警戒レベルを「4」に引き上げたとのことです。

 

 

 

この(コロナ感染者数最多更新の)状況は、かなり深刻なものであると捉えざるを得ません。

従前にも触れましたが、例えば長野市においては 6月末にかけて「善光寺御開帳」を大過なく催行し、いよいよ地域経済活動の再開か…と期待を寄せた矢先に この再々拡大です。

この 七度(ななたび)目の悪しき状況には 戸惑いを覚えるほどでありますが、それとて現実。

この期(ご)に及んで 私たちは、(やはり従前に触れたように)社会経済活動⇔感染拡大防止の〝二刀流〟を実践するべく 改めて注意喚起を怠りなくしつつ、日々の生活を送らなければならないところです。

 

ところで、こんな いわば〝手詰まり感〟を抜け出すために大いに期待されているのが「(コロナの)飲み薬」でありますが、現下 開発が佳境にいる「シオノギ製薬・ゾコーバ」について、20日に行なわれた厚労省の薬事分科会(合同会議)で「緊急承認の適用を見送る」との結論に至ったことが報じられ、周辺の方々と「残念…」の意を共有しました。

 

 

 

合同会議によると、緊急承認の適用を見送った理由は、現時点では 有効性(薬効)を推定できるだけのデータが揃い切っていない中、急いで承認しても 実際に医療現場で使われる見込みが無いとの判断がされたとのことです。

現在 日本(政府)における「コロナ飲み薬」については、アメリカのファイザー社が開発した「パキロビッドパック」と、同じくアメリカのメルク社が開発した「ラゲブリオ」を承認しており、主要な医療機関での「院内処方」等に限って供給が始まっていますが、他の薬との いわゆる〝飲み合わせ〟の課題も少なからずあることから、市販薬のように使用が平準化されるには まだまだ時間がかかるようです。

今回のシオノギ製薬の薬事承認の先送りは残念に尽きないところでありますが、関係者は「最終段階の治験データを待つ」とのことでありますので、さらなる治験と研究を重ね 一日も早い「コロナ飲み薬」が流通し、軽症のうちの服用することで コロナウィルス感染症に罹(かか)っても早期に治癒できる環境が整うことを期待するばかりであります。

 

今回の〝コロナ感染者の過去最多更新〟に際し、長野市保健所長は「もはや コロナウィルスが常にあるという前提で社会活動を行なうべき」旨の発言をしたことが伝えられていますが、それにつけても そこに「飲み薬」があれば、いたずらな感染拡大や重症化の予防に資するのに…と思わずにはおれないところでした。

今はただ 自分自身が「(コロナ対策で)できること」に努め、安易な感染などしないように充分に注意しながら社会生活を送るのみであります。

 

 

なお、21日においても 感染者が300人超えの報アリ、予断ならない日々が続いています。

 

7/20(水) 長野市におけるコロナ感染症の発生(348人/市20076~20428例)について

                              [PDFファイル]

                 ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/751902.pdf

 

コロナ禍〝再確認〟  エアコンの「風の対流」での感染

コロナ禍「第7波」の襲来を受けている列島各地では、連日に亘り 過去最多の感染者数を悪しけく記録するに至っています。

私の住む長野県・長野市も然り…県においては連日の1,500人超え・市においては連日の300人超えの陽性感染者の発生が報じられています。

 

そんな中ですが、この 暑い時期のコロナ感染拡大について「エアコンの風」が(感染拡大の)悪しき要因の一つになっていることが改めてクローズアップされていることから (これまでも本ブログで触れていますが)私の立場でも再度注意喚起させていただき、これ以上感染者を増やさないための一助としていただければと存ずるところであります。

 

「コロナ禍におけるエアコンの風対流感染」については、2020年1月に、中国は広州市のレストランで発生したクラスター(集団感染)の感染経路を解析した際、その主要因が〝エアコンの風〟であったことが報告され、それを耳にした私たちは「そんなところから…」と意外な思いにさせられたのを記憶しているところです。

このレストランのフロアは広さ145㎡もある広いもので、そこに83人の客が15のテーブルを囲み食事していました。

その来店客の中にコロナ陽性感染者(呼称:Aさん)がおり、その人の親族を含む計9人が二次感染した事例でありました。

その中で注目されたのが、感染した全員が「エアコンの風の通り道」に座っていたという事実でした。

 

 

 

感染した9人は、Aさんと同じか隣接するテーブル(3卓)に座っていました。

で、この3つのテーブルは いずれも室内に設置されたエアコンから吹き出す風の通り道に位置しており、この〝風の通り道〟に座っていた人たちが 全て二次感染の憂き目に遭ったものです。

ところが、この風の通り道から外れた他のテーブルの客については感染せずに済んだことから、調査機関は Aさんが食事中に発した飛沫がエアコンの気流に乗って他の(風の通り道の)のテーブルに届き二次感染を招いたと結論づけたとのことでありました。

 

この事例から「エアコンの風」が コロナ感染の悪しき要因となっていることが再認識されました。

そんな中で 今の時節は夏…それも例年に増して厳しい暑さに見舞われることとなっていることから、家庭や職場などの施設内では「エアコンのフル稼働」の様相となっています。(さきの中国広州の事案は「冬季」の出来事で、エアコンの機能は「暖房」でありました)

そして そのこと(エアコンのフル稼働)は即ち「コロナのエアコン(の風)による感染拡大」の懸念材料になってしまうところです。

 

そのうえで、この悪しき状況を軽減させるために欠かせないのが「換気」ということは ご案内のとおりです。

ところが この「換気」について、現下の猛暑の気候の下(もと)では 寒い時期以上に行われにくくなっているのが現状と言われています。

このクソ暑い中、せっかく冷やした部屋の窓をむざむざ開ければ また室温が上がってしまう。

そんな心理から、かえって盛夏の方が換気をしない傾向にあるようで、そのことが残念ながら 今の感染者数増加を悪しけく後押ししているようでもあるのです。

前にも触れましたが、一部の最新機器を除いて 多くのエアコンは、室内の空気を(冷やしたうえで)対流させているだけなので、万一 部屋の中にウィルスがいれば、エアコンによって それ(ウィルス)を拡散させることになってしまいます。

そんな状況に陥らないためにも、暑い時期においても「換気」を行なうこと、これは習慣としていただきたいと切に願うところであります。

この換気については、何も窓を全開にする必要はないとのことです。

換気のコツは「風が通り抜ける導線を確保する」とのこと。

部屋の窓の一ヶ所だけを開けるのではなく、2ヶ所以上の窓を細く開けるだけで 風の入→出の〝通り抜け〟が成立し、部屋の空気の排出(入れ替え)ができるそうです。

 

 

 

(なお、部屋に窓が一ヶ所しかない場合は、扇風機を外に向けて作動させることで ウィルスが排出できるとのことです)

 

 

 

ここにきて急激に勢力を増してきた新型コロナウイルス感染症。

「第7波」と称して、私たちの社会生活を またも脅かすこととなっていますが、それに対峙するのも私たちです。

暑い時期ではありますが「エアコンの風感染」に陥らないよう、適切に換気を行なうことで いたずらな感染拡大を防ぐよう努めてゆきたいところであります。

 

コロナ感染者の避難所対応について

列島は 東北地方を除いて梅雨明けを迎えています。

総じて空梅雨(からつゆ)だった今年(の梅雨)でしたが、ここへきて その分を取り戻すかのように雨がよく降る陽気となっています。

長野エリアにおいても 断続的に雨の降りやすい日々が続く中、九州をはじめ西日本地方においては 数年前の豪雨災害を彷彿(ほうふつ)とさせるような激しい雨が降っていることが報じられています。

ここ数日 前線に向かって非常に暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、九州は南部や東シナ海側で雨雲が発達し 激しい雨が降っています。

 

 

 

20日の早朝は 雨雲が鹿児島県や宮崎県などに次々と流れ込み、その後は雨雲のラインがやや北上したことから 雨の中心は長崎県や熊本県などに移り、断続的に激しい雨になっているとのこと。9時までの1時間に 熊本県人吉市で30mmの激しい雨を観測したとのことです。

さきの令和2年に大きな水害を起こした球磨川にも氾濫注意情報が出され、流域の住民に 再び注意喚起がなされているとのことです。

 

 

 

但し この雨、夕方以降は湿った空気の流れ込みが少しずつ解消し 雨の降り方はだんだんと弱くなる見込みとのこと。

しかしながら、警戒しなければならないのは むしろこれからなのかもしれません。

これまでの大雨によって 既に土の中には多量の水(雨水)が滞留していることから、状況によっては大規模な土砂災害が発生しやすい状況となっています。

急な斜面や崖の近くの建屋などは土砂災害の危険に晒されることから、雨足が弱まったからといって油断せず、引き続き警戒しながら過ごすよう呼びかけられています。

 

 

 

とりわけ九州エリアにおいては、常に大雨による水害の危険に晒(さら)されることとなっており、同情に堪えないところであります。

とりわけ昨今は 強力な雨雲である「線状降水帯」の発生に伴い、際限のない降雨が続き 思わぬ災害の要因となっていることから「たかが雨」と侮(あなど)ることなく イザというときには速やかに避難できるよう「備え」を怠りなくすることが求められているのは ご案内のとおりです。

 

そんな中、(これまでも触れていますが)災害時の避難において〝難儀な課題〟として挙げられているのが「コロナ陽性感染者・濃厚接触者の避難所対応」であることは コロナ禍発生以降の焦眉の課題となっています。

特に 7月に入って以降、列島は〝コロナ第7波〟に見舞われつつあり、もし 今、避難所設営の危機が到来したとき どのように対応すべきか、関係者は頭を悩ますところです。

被災者(避難民)の中にコロナ陽性感染者がいた場合、または被災した時点で 当該の市民がコロナ陽性になっていたときには、避難所を運営する行政当局は 非常に慎重かつ丁寧な対応が求められることになります。

被災した住民は、等しく被災者として それぞれの社会環境やそのときの状況を度外視したうえで等しく避難所に受け入れられることとなります。

それが、如何なる疾病を抱えていても たとえそれがコロナ感染症であっても、それを理由に(避難所の)受け入れを拒むこと(拒まれること)は あってはならないところであります。

一方で コロナ陽性者を同じ空間に留め置くことは、そこ(避難所)でのコロナ再拡大を助長することにもなりかねないことから、避難所の運営者は 平等避難⇔感染拡大防止の狭間(はざま)の中で難しい選択を迫られることになってしまいます。

さきの「令和元年東日本台風」の際には、コロナ感染症のような疫病は存在しなかったことから、いわば混在のままに避難所へ(被災者を)収容できました。

 

 

 

しかし、現下のコロナ禍の最中(さなか)においては 感染者とそれ以外の人を混在させるワケにはゆきません。

全ての被災者の受け入れと感染拡大防止という いわば相反するものを〝共存〟させることは難しい限りであると思います。

このことについて 長野市に紹介してみると「ケースバイケース」とのことでありました。

避難民の中にコロナ陽性者がいた場合、先ずは医療機関と連携し 病院に収容すべき人はそちらに行っていただくものの、そうでない場合(自宅療養程度)は 避難所において 別の空間(別室・別棟)を設営することを検討するとのことです。

 

 

 

また 避難所においても、これまでの混在型では無く キチンと世帯ごとに区画を設け、ある程度の距離をおいた配置に努めるとのことでありました。

 

 

 

そのうえで 私や行政機関が再確認したことは、たとえコロナ陽性者といえども (避難所の)受け入れを拒否するようなことはあってはならない、ということであります。

災害の危険が迫ったら「迷わず避難」このことを住民相互の合い言葉に据え、コロナ禍などによって避難のためらいが生じたり 避難行動に支障が生じたりすることの無いよう最大限配慮してゆくことを、関係者と共々に再認識するところです。

 

 

 

各地で、またも聞かれる災害の報。

それはコロナ禍の如何に関わらずやって来るものであり、私たちは 如何なるケースにおいても、等しく住民(被災者)の保護にあたらなければならないところであります。

 

【参考】長野市避難所運営マニュアル

     ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/747441.pdf

 

コロナ禍 社会経済活動平常化の中での再々発に どう対峙するか

新型コロナウィルス感染症…ここのところ 私の周辺でも感染事例が頻繁に聞かれるようになってきました。

同じ町内に住まわれ、公私共にお世話になっている高齢女性・地域で公職も担われている やはり高齢の男性、また域内の小学校や高校でも学年・学級閉鎖の情報・さらには地域の基幹病院でもクラスター発生の情報アリと、これまでの第6波では聞かれなかったような身近なところでコロナ感染の報に接するようになってきたことは、(私の住む地域でも)コロナ禍は「第7波」の突入をみたことを示しているようです。

 

この「第7波」…これまでの6つの〝波〟と 状況が異なる側面をがあると思われます。

それは〝社会経済活動が本格再開した後の感染再々拡大〟ではないか と。

これまでの〝波〟は、コロナ禍が蔓延する中、外出を控えるなど 社会経済活動を抑制した中で発生してきました。

人々は コロナをことさらに畏怖(いふ)する中で(コロナと)対峙し〝波〟にもまれながら過ごしてきました。

それが、第6波が収まるに合わせて「もうイイでしょう。」という感じで社会経済活動を本格再開する流れになりました。

このことについては「コロナで経済が潰(つぶ)される」との深刻な声もあり 万(ばん)やむを得ない対応でありましたが、その中にあっての「第7波」の襲来です。

そういう意味で 私たちは、今まで以上に難しい局面の中でコロナと向き合ってゆかなければなりません。

飲食店は ほぼ通常営業に戻り、行楽地のアトラクションも順次再開、休日には多くの観光客が各地に足を運ぶようになっています。

で…これら社会経済活動を維持する中で、私たちは BA5との変異株などの発生により今まで以上の感染が悪しき再開する状況を踏まえ、引き続き日常生活を送ってゆかなければならないのです。

 

 

長野県域においても、その感染者数は 6月に一旦収まる様子を見せるも、7月に入り一気に右肩上がりの様相となっています。

 

 

 

従前にも触れましたが、現下のコロナ禍に際し 私たちは〝二刀流〟の社会生活を送ることを求められています。

平常化された社会経済生活を送る中で、再々発生したコロナ禍に対峙してゆかなけれなならない。

非常に悩ましいところではありますが、コロナがなかなか収束をみない中 もしかしたら私たちにとって かかる〝二刀流生活〟は、避けて通れない道なのかもしれません。

 

 

ところで、関係者と話す中 コロナ感染症における「濃厚接触者の定義」や「感染の際の待機期間」などについて お互い「どうだったっけ?」となってしまったので、改めて厚労省のHPを開いてみました。

それによると、まず「濃厚接触者の定義」については 下記のとおりだそうです。

・陽性者の同居者

・陽性者と長時間(概ね2時間以上)接触した人

・マスク等未着用で陽性者を看護していた人

・陽性者の唾液等に直接触れた人

・陽性者とマスク等未着用のまま、1m以内の人間(じんかん)で15分以上接触した人

 

 

 

この定義からすると、家族(マスク無し)は否応なしに濃厚接触者となり、また例えば 湯茶や飲食を共にした人(マスクを外して15分以上同席した人)は濃厚接触者となることになります。

他方、例え(陽性者と)同席していても、マスクさえしていれば(長時間でない限り)濃厚接触者にはならないことになります。

 

そのうえで、もし身近な人が陽性者になった場合、その人が発症した日から2日間遡って接触した人に限って 自己チェック(PCR検査)する必要があるとのことです。

逆に言えば、それ以前の接触については問題ないということになります(それでも心配な人は検査するに越したことはないでしょうが)

で、陽性になった場合は 症状の有無に関わらず「待機期間は10日間」が定められているので、もし(コロナに)罹(かか)ってしまったときには 10日間は療養しなければならないのは共通認識としておきましょう。

 

 

 

 

いずれにしても 私たちは、新型コロナウィルス感染症は 自分らの直(す)ぐ身近にいることを大前提とし、そのうえで社会生活を送らなければならない。

このことを、ことここに至り 改めて認識したいところであります。

 

 

 

 

 

 

◇長野市コロナ報告

7月18(月)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

7/18日(月) 長野市におけるコロナ感染症の発生(88人/市19525~19612例)について

                              [PDFファイル]

                 ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/751821.pdf

 

健康寿命の秘訣→継続こそ力→継続のためには「楽しむ」こと

齢(よわい)94才になるオフクロは、実家(自宅)で暮らす中、補助具なしでは移動困難になっています。

自宅の狭い廊下を 四輪タイヤの付いた歩行器で トイレなどを行き来し、台所へは そこらにつかまる伝い歩きや、ときに宅内でも杖を使って移動しています。

それでも 本人は至って元気。

その秘訣は何か?と、自分のオフクロながら観察してみると どうやら「継続」と「それ(継続)を楽しむ」ことのようなのです。

歩くのがやっとのオフクロですが、テーブルコタツの椅子に座っている間に いわゆる「ルーティーン」を継続しているとのこと。

毎朝8時15分、朝の連ドラを観ながら 椅子に座った状態で足上げ運動を50回・足首(足先)の上げ下げを50回、これを欠かすこと無く行ない それから朝食に取りかかるそうです。

この運動(ルーティーン)について かかりつけ医さんに伝えると「非常によろしい」とお褒(ほ)めの言葉をいただきました。

みなさん既にご案内のとおり 長時間に亘り座ったままの状態でいると、ふくらはぎなどの下半身に血流が滞り 場合によっては血栓が生じることもあるので、その予防のために 足を適度に動かすことは非常に有効で、さらに 足の上げ下げは(高齢者なりに)筋力アップにつながることから、宅内転倒など不測の事故の予防にもつながるとのことでした。

で さらに大切なことは、そんな些細な運動でも「継続すること」これが最も有効なことだそうです。

件(くだん)のオフクロに「毎日よく(運動を)続けるね。」と水を向けると「だって楽しいもの。」との返事が。

何でも、運動のパートナーは 朝の連ドラだとか。連ドラのテーマソングに合わせて足をエッチラオッチラ上げ下げすると、何だか運動に弾みがついて調子が出るそうです。

それ(運動)をしながら、ドラマのヒロインの演技に一喜一憂するのが何とも楽しい、とのことでありました。

「人生100年時代よ。どうせ年を重ねるのなら 楽しんで毎日を過ごさなければ損じゃない。」と宣(のたま)うオフクロは、今日も連ドラ観ながら足上げ運動に勤しんでいることでしょう。

 

さきには「第77回東日本ソフトテニス選手権大会/65才以上シニアクラスの部」が長野市で開催されました。

 

 

 

その際にも、永年に亘りソフトテニスを愛好され 年を重ねても元気に白球を追うシニア選手の姿がありました。

さらに このシニアクラスならではの佳(よ)き光景は、プレイヤーのみならず スタンドのみなさんも一緒になって楽しみ、ときに大きな声援を送っている後ろ姿でありました。

 

 

 

 

これは、会場にいる全てのみなさんが ソフトテニス=生涯スポーツを楽しんでいることの証左であり、このこと(楽しむこと)こそが 健康長寿の秘訣であると再認識させられたところです。

読者のみなさんにおかれても、おそらく それなりに年を重ねておられることと存じますが、それぞれに社会生活を送られる中 それぞの生活環境の範囲内で「楽しむ」こと、そのうえで それを「継続」していただければと存じます。

そのこと(楽しむこと)自体が、自らの健康を維持し さらにその先の人生をも豊かなものにしてくれる…高齢者の所作をみては、改めて実感させてもらったところでした。

 

「健康寿命の延伸」このことは 長寿高齢化の中で、持続可能な社会運営のために 何か当事者(長寿者)にとっての〝責務(義務)〟のように捉えられがちなところでありますが、あまりにそれ(健康寿命延伸)を重く考えすぎると、せっかくの いわば〝人生の集大成〟とも言える大切な時期そのものを重く考えなければならなくなってしまいます。

日々の時間を楽しみながら、それでいて いたずらに医者にかからず、健康な生活を送ることによって 結果、社会全体に貢献する。

そんな 理想的といえる人生を、お一人おひとりが送れることを願わずにはおれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

◇長野市コロナ報告

7月16日(土)・17日(日)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

7/16日(土) 長野市におけるコロナ感染症の発生(159人/市19194~19352例)について

                              [PDFファイル]

                 ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/751806.pdf

 

 

 

7/17日(日) 長野市におけるコロナ感染症の発生(172人/市19353~19524例)について

                              [PDFファイル]

                 ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/751811.pdf