長野市議会議員会派

改革ながの市民ネット

青春プレイバック?

 10月8日から3連休の方が多いかと思いますが、各地で様々なイベントが開催されております。私の地元更北地区では毎年恒例の『川中島古戦場まつり』が23回目を数え開催されました。午後2時30分に開会セレモニーが行われ、川中島古戦場太鼓、川中島古戦場音頭、そして地元更北中学校吹奏楽部の演奏とステージイベントが進むにつれ会場となった八幡原史跡公園内には来場者で溢れ、大変な賑わいとなってまいりました。 今年私はメインイベントの大花火大会には出席出来ませんでしたが、天候が心配されましたが、無事にすべてのプログラムを終えることが出来たそうです。秋の風物詩となったこのイベント、開催に向けて大変なご苦労をされた関係者の皆様には感謝です。大変ではありますが、来年も大いに盛り上がる地域のビッグイベントとしてたくさんの方々を向かい入れていただきたいと思います。  古戦場まつりを後にし、急いで上京。昨年より計画していた大学時代のサークル仲間との同窓会に出席。出身地も学部、現在地もバラバラで、それぞれの結婚式に出席以来の再会で実に10年以上振りに久しぶりに懐かしい昔話、現況の報告などで大いに盛り上がりました。そんな中、今回、残念ながら出席できなかった友人、居場所が分からない友人などもおりましたが、これからも2~3年に一度は開催しようと決意を固め合いました。それにしても、髪が寂しくなったり、お腹回りが倍以上になったり、やや風貌に変化は生じているものの、それぞれのキャラクターがそのままであったことは、日頃、各々がそれぞれの悩みやストレスを抱えながら、当時とは全く違った環境下にいるものの、そうした事をお互い忘れ、久方ぶりに会った仲間同士が若かりし頃の純な自分たちを呼び戻したのだと思います。懐かしさをかみしめた次第です。  本日(10/9)、午前中は大学野球応援を予定しておりましたが、降雨で開始時刻が遅延するとのことで、残念ながら断念を余儀なくされました。それでもわずかな時間でも、同じ学び舎で青春を共に過ごした仲間との再会が新たな活力となったのは言うまでもありません。それぞれが後ろ髪をひかれる思いで、それぞれの地に戻っていく、なんか青春プレイバックのようでした。  

阿吽の呼吸

 連日、長野市議会決算特別委員会が開かれ、ハードな調査審議議論を行っております。ご報告の通り、この決算特別委員会では全ての部局において前年度(平成27年度)の歳出歳入の中身について最終的に採決を行う重要な委員会であります。同時に現年度、そして次年度に生かすために委員として要望事項も述べられる場でもあります。  この特別委には私が所属をしている会派『改革ながの市民ネット』から先輩の倉野議員、そして私の2人が委員を務めておりますが、阿吽の呼吸とでも言いましょうか、私の発言において言葉足らずや核心に今一つ届いていない場合では、先輩倉野議員がしっかりフォローをしてくださり、特に打ち合わせを行っている訳ではないのですが、助けられております。  前年度の決算を審議する場ではありますが、先に記しているとおり要望を伝えることが許されている場でもあるので、しっかり問題点、課題等を見極め、そして何より市民益の向上に繋げていかなければならない貴重な場でもあります。本日も要望させていただきましたが、しっかり他部局と連携を取りながら進めるべし、そうすることのより、安全安心に繋がるという案件も見受けられます。  本日含め、連日予定の時間をオーバーしており、心身ともに疲労も溜まっていきますが、それだけの重責を担っていることを自覚しながら、先輩議員との阿吽の呼吸を持って、改めて、明日からの委員会審議に臨んでまいりたいと思います。

長野市の限定隣接学校選択制度

 10月4日付けの長野市民新聞に掲載されておりますが、去る9月28日に開かれた「活き生き更北みんなでトーク」にて、長野市教育委員会として下氷鉋小学校通学区域から真島小学校に通えるよう検討することを表明しました。実は、私もお伝えの通り、この会には参加しておりましたのでしっかりと受け止めていたのですが、昨年の市議会議員選挙において、小規模校維持という観点から、限定隣接学校選択制度の運用ができないかということを提案したい、と謳わせていただきました。地域の活力の源でもある小学校は、地域の歴史そのものであり、あらゆる知恵を絞って小規模校の維持を図るべきで、そのような観点から制度の運用として、例えば、下氷鉋小と青木島小から隣接である真島小学校への選択入学が出来るような、まさに弾力化した運用が必要だとの考えを述べさせていただきました。  現在、本市では限定隣接学校選択制度を有しており、当該制度の趣旨は、大規模校解消、つまり児童数が多くなりすぎて行き届いた教育に支障が生じるような場合、通学区を超えて隣接の学校に通学できる、というものであると理解しております。 湯谷、朝陽、昭和、下氷鉋、三本柳小がそれぞれ隣接する小学校に選択通学でき、例えば、私の母校である下氷鉋小は篠ノ井東、青木島、川中島の各校への選択が可能であり、同校の26年、27年度の2年間における申請件数を調べてみると下氷鉋から篠ノ井東へ15人、青木島へは13人、川中島へは3人となっており、大規模校の児童数を調整するという面で一定の実績があります。  そして昨年、初当選を果たし初めて臨んだ12月定例会においても上述とおり提案したところ、当時の教育長より「導入可能」という答弁を引き出すことができ、その後も、教育委員会とも意見交換をさせていただいたり要望を重ねてまいりました。  今回、地域の方々がこの案件を取り上げていただいたことで、更に前進したと思います。制度の運用が出来るからと言って、児童数が直ぐに増えたり、劇的に何かが変わることはないのかもしれませんが、あらゆる施策を講じることが必要です。私も、議員として2年目を迎えたところで、今回のように少しでも形となっていくことで、大きな遣り甲斐を改めて感じているところです。 【平成27年12月定例会議事録より一部抜粋】 鈴木:   現在、本市では、限定隣接学校選択制度を有しておりますが、当該制度の趣旨は、大規模校解消、つまり児童数が多くなり過ぎて、行き届いた教育に支障が生じるような場合、通学区を越えて、隣接の学校に通学できるというものであると理解しております。  そこで伺います。  小学校維持という観点から、限定隣接学校選択制度の運用ができないかということであります。 地域の活力の源である小学校は、地域の歴史そのものであります。あらゆる知恵を絞って、小規模校の維持を図るべきだと考えますが、このような弾力化した運用のお考えはありますでしょうか。所見を伺います。 教育次長:  子供たちが就学すべき小・中学校は、市町村教育委員会が指定をすることとされており、本市でも通学区域を設定し、就学する学校を指定しております。  しかし、本市では、主として大規模校の規模の適正化を図るため、通学区域を弾力化した限定隣接学校選択制度を、平成18年度から小学校5校で例外的に導入しております。  この5校は、19学級から30学級のいわゆる大規模校と言われる学校で、本市の小学校は、55校のうち19校が、この大規模校に該当します。  一方、本市には、6学級から11学級以下の小規模校や、5学級以下の過小規模校と言われる小学校が合わせて22校あり、こうした学校の在り方が、喫緊の課題となっております。  議員御提案の小規模校維持という観点から、限定隣接学校選択制度を運用できないかという点につきましては、導入可能でございます。ただ、隣接する学校の規模、通学距離や交通手段、通学の安全確保、児童・生徒の居住地域とのつながり等、検討しなければならない課題もございます。  子供にとって集団で学び合える環境と、地域に根差した魅力ある学校づくりを進めるために、こうした通学区域の在り方を含め、市全体の小・中学校の将来像や具体的な方向性について、今後、検討してまいります。

新たな任務

 10月に入り「衣替え」でネクタイをしっかり締めている方が目立った今日(10/3)でしたが、蒸し暑さを感じる一日でした。2週間振りに篠原孝衆院議員による朝の長野駅前街頭演説のお手伝い、そして長野市議会決算特別委員会、その後、この10月より「千曲衛生施設組合議会」議員を仰せつかっており、定例会に出席してまいりました。  千曲市の屋代にある千曲衛生センター(汚泥再生処理センター)は千曲市・長野市(篠ノ井・川中島・松代)、坂城町のし尿、浄化槽汚泥を標準脱窒素処理方式の高度な水処理施設として重要な役割を果たしております。長野市、千曲市、そして坂城町のそれぞれの議会議員により施設組合議会を形成しており、私も新たに加わっております。任期は1年で、まだまだ知識不足故に勉強しなければなりませんが、しっかりと取り組んでまいります。  今日は、平成28年度第3回定例会で、平成27年度千曲衛生施設組合一般会計歳入歳出決算認定について審議が行われるにあたり招集されたわけです。  この施設は、昭和35年に開設され平成10年の搬入量138,684.3kl/年をピークに水洗化整備により搬入量が年々減少しており平成27年度は35,862kl/年となっております。これから千曲市で議論が始まろうとしておりますが、平成33年の施設移転に向けて、いよいよ険しく厳しく、そして何より市民の方々に充分な説明を行いながら乗り越えなければならない課題に真正面から向き合うことになります。市民の合意形成を進めながら時代に合った施設としていかなければなりません。  私もそんな重要な時期に組合議会議員となったわけですが、これからの1年、将来に向けて現実と向き合いながら取り組むことが求められます。それでも現施設が稼働している訳ですので施設の維持管理、保守管理を徹底するとともに、より環境保護の更なるレベルアップを目指し、役割を果たす施設とすべく私も新たな任務を与えていただいたことに感謝しながら施設議会議員として務めてまいります。

政務活動費について

富山市議会において政務活動費の不正使用が発覚し、11名もの議員が辞職する等、大問題になっています。長野市議会は大丈夫か?とのご心配のお声を頂戴したことから、長野市議会における政務活動費の現状についてご報告します。

平成19年10月、初当選した私と、新友会を割って出た2名、市民ネットから2名の合計5名で、議会改革を目指す新会派「政信会」を立ち上げました。代表の塩入学議員を中心に改革を先導し、日当の廃止、グリーン車の利用禁止、政務調査費の減額、一問一答方式の導入、市議会だよりへの発言議員名・議決状況の掲載等々の改革を実現してきました。政務活動費の使途基準も明確化し、議会事務局のチェック体制もしっかりしているため、長野市議会においては不正使用はないであろうと考えます。現在、会派を再編し「改革ながの市民ネット」となりましたが、今も更なる改革を目指して提言を続けているところです。

ただ、実情をお話ししますと、議員報酬は、名目だけは高いのですが、そこから日々の活動資金や慶弔費を捻出するため、可処分所得がかなり低いのが現状です。仕事の重さに比較して可処分所得が少なすぎるため、全国の市町村議会において定員割れを起こしています(おそらく村議は持ち出しになっている方が多いはずです。市議会議員の場合でも、それなりに有能なサラリーマンよりかなり低いため、志があっても家族の反対で出馬できない事例を仄聞しますし、やはり、退職金が入った後の経済的余裕のある方でないとなりずらい面があります。)。もちろん、不正受給は論外ですが、「高い報酬をもらっている」と思われるのは、一部の大都市を除いて、全国の市町村議員としては実情をわかっていただきたいと思う方が多いであろうと推察します。

地方行政は、首長と議員の二元代表制でチェック&バランスにより適切な運営を図る形になっていますので、議会が機能しないと首長の独裁になりかねない危険があります。また、地区の声を行政に反映するためにも地元議員の存在は重要だと考えます。より良き市町村政・市町村民益のために、より良き議員が活躍できるようご理解いただけましたら幸いです。

やりがいはあるのに収入が少ないのでなり手がいないって、何か農業みたいですね。そういう仕事ばかり選んでしまう私と結婚してくれた妻に改めて感謝です(^^ゞ。

9月10月は大変です!

 10月1日、私も市議会議員として1年が経過。中々大変な一年ではありましたが、フル稼働で無我夢中で過ごして参りました。この数日も忙殺されておりブログのアップも滞ってしまいました。  秋、運動会シーズンです。小学校は春に移行したところが多いとは思いますが、幼稚園・保育園、そして地域では秋に行われるケースが圧倒的に多いようです。そんな中、私が40年前に卒園した幼稚園の園庭運動会にお招きをいただきました。数年前に園舎を全面改築し、合わせて園庭も天然芝となり、ここで運動会が出来る子どもたちは幸せです。  9月定例会が終わりましたが、平成27年度一般会計についての「決算特別委員会」が行われております。昨年度に引き続き、私も委員を務めており、9月末~10月中まで、みっちりと審議調査を行います。この委員会では、すべての部局の歳出歳入についてチェックをしますので、大変ではありますが、本当に勉強になります。  丁度良い時期に地元更北地区での「活き活き更北みんなでトーク」が過日開催されました。市長はじめ担当部局長も出席し市民の質問要望に答弁を行うものですが、私も初めて参加させていただきましたが、私がこれまで議会でも取り上げさせていただいた案件に関し、地域の方にも取り上げていただき、極めて前向きな答弁がありました。これは収穫です。少しずつでも前に進んでいることが分かりました。更に前に進めていけるように地域の皆様とともに取り組んで参ります。  上述のように議員として1年が経過しますが、私も多くの要望をお聞きします。やはり、道路を中心としたインフラの整備に関することが多いのが現状です。そんな中、先日、地元にて区長さん等と役所担当部署、そして地元議員による土木要望の現地調査が行われました。確かにこれは直ぐに対応しなければならない箇所が多いのですが、ここ数年、同じ要望を繰り返している、というのも現実です。  決算特別委員会でも所管部局に対して改めて要望を行ってまいりますが、何年経っても何にも変わらない!では行政そして議会に対しても不信感を招いてしまいます。予算の関係があるのは分かりますが、住民サービスということを考えれば、期間を明確に区切ってしっかり出来る出来ない、いつ頃出来る、と示さなければなりません。まさに市民ファーストです。      

9月10月は大変です!

 10月1日、私も市議会議員として1年が経過。中々大変な一年ではありましたが、フル稼働で無我夢中で過ごして参りました。この数日も忙殺されておりブログのアップも滞ってしまいました。  秋、運動会シーズンです。小学校は春に移行したところが多いとは思いますが、幼稚園・保育園、そして地域では秋に行われるケースが圧倒的に多いようです。そんな中、私が40年前に卒園した幼稚園の園庭運動会にお招きをいただきました。数年前に園舎を全面改築し、合わせて園庭も天然芝となり、ここで運動会が出来る子どもたちは幸せです。  9月定例会が終わりましたが、平成27年度一般会計についての「決算特別委員会」が行われております。昨年度に引き続き、私も委員を務めており、9月末~10月中まで、みっちりと審議調査を行います。この委員会では、すべての部局の歳出歳入についてチェックをしますので、大変ではありますが、本当に勉強になります。  丁度良い時期に地元更北地区での「活き活き更北みんなでトーク」が過日開催されました。市長はじめ担当部局長も出席し市民の質問要望に答弁を行うものですが、私も初めて参加させていただきましたが、私がこれまで議会でも取り上げさせていただいた案件に関し、地域の方にも取り上げていただき、極めて前向きな答弁がありました。これは収穫です。少しずつでも前に進んでいることが分かりました。更に前に進めていけるように地域の皆様とともに取り組んで参ります。  上述のように議員として1年が経過しますが、私も多くの要望をお聞きします。やはり、道路を中心としたインフラの整備に関することが多いのが現状です。そんな中、先日、地元にて区長さん等と役所担当部署、そして地元議員による土木要望の現地調査が行われました。確かにこれは直ぐに対応しなければならない箇所が多いのですが、ここ数年、同じ要望を繰り返している、というのも現実です。  決算特別委員会でも所管部局に対して改めて要望を行ってまいりますが、何年経っても何にも変わらない!では行政そして議会に対しても不信感を招いてしまいます。予算の関係があるのは分かりますが、住民サービスということを考えれば、期間を明確に区切ってしっかり出来る出来ない、いつ頃出来る、と示さなければなりません。まさに市民ファーストです。