長野市議会議員会派

改革ながの市民ネット

長野市長選挙 候補予定者から公開質問の回答をいただきました

改革ながの市民ネットとして、平成29年10月29日執行の長野市長選挙の候補予定者に公開質問を行い、回答をいただきました。以下に掲載します。ご判断の一助になれば幸いです。

170812市長選予定候補者に対する公開質問の回答まとめ

辰巳新道改良促進期成同盟会総会が開催されました

6月6日、県道清野篠ノ井停車場線(辰巳新道)改良促進期成同盟会総会が開催されました。辰巳新道は、通明小学校区で最も危険な通学路ですが、70年以上、一部を除いて改良がされず、子ども達を始めとする通勤・通学の方々が危険にさらされてきました。

期成同盟会ができたことにより、ようやく県が改良を進めることになり、昨年度予算で測量、今年度予算で詳細設計を行うところにこぎつけました。しかしながら、県の単独事業であるため、予算の関係で御幣川五差路から旧国道までの3割分を整備するのに8年以上かかる見込みです。

子ども達の安全のため、志半ばで逝去された須坂前会長の思いに報いるためにも、一日も早い拡幅と歩道の設置を、関係する皆さんと一致団結して取り組んでいく決意を新たにしました。

個人質問を行いました

平成29年3月定例会において、個人質問を行いました。

今回は、パンも地元産の小麦で提供すべきとの観点から学校給食の地産地消を、農業振興として効率化や品質向上のために品目別の団地化推進や肥料の空中散布・地域奨励作物支援事業奨励金の品質加算導入・加工所の設置を提案し、子育てや介護をしつつ働きやすい職場環境整備のためのイクボスの育成、地元篠ノ井のこと、放課後子ども総合プランの有料化について質問いたしました。

個人質問11です。ぜひ、ご覧ください(^-^)。→ http://www.city.nagano.nagano.jp/site/siseihousou/150582.html

残念です

会派の同僚議員である倉野立人氏が酒気帯び運転で検挙され、会派離脱と議員辞職を決断しました。

会派としては、事の重大性を勘案すると共に本人の意思を尊重し、会派離脱願を受理しました。議員辞職願を議長に提出するにあたっては、代表・幹事長が同行しました。21:40頃の提出となりましたが、出張中にもかかわらず登庁していただいた議長と、休日にもかかわらず、出勤し遅くまでご対応いただいた議会事務局の職員の皆さんに心からお詫びと感謝をいたします。

信頼。構築するには長い年月を必要とする反面、失うのは一瞬です。一議員の行いであっても、議会・議員に対する信頼は失われてしまったと思わざるを得ません。

微力ではありますが、信頼していただける長野市議会・議員となるよう、頑張ってまいります。

アメリカ大統領選挙・トランプ氏勝利に思うこと

激戦のアメリカ大統領選挙において、大方の予想を裏切りドナルド・トランプ氏が当選し、次期大統領に決まりました。イギリスのEU離脱と同様、世界中の人々が、行き過ぎた自由貿易による格差と貧困、それらを遠因とするテロや戦争に対し、不安と怒りを募らせている結果と考えます。

いずれにしても、アメリカの将来を決定するのはアメリカ国民であり、日本としては、その結果を受け止め対策を講じる以外にはありません。むしろ、既定路線の転換を主張するトランプ氏が次期大統領となることを、我が国の対米依存・新自由主義的貿易の在り方を見直すきっかけとする好機であると考えます。

ところが、残念ながら、安倍政権は、明確にTPP反対・来年1月20日の就任初日に協定からの離脱を宣言しているトランプ氏が次期大統領と決まった翌日に衆議院でTPP承認案を強行採決してしまいました。外交上非礼であり、無意味としか言いようのない拙速ぶりに唖然とします。与党は「再交渉に応じない決意を示した」等とわけのわからないことを述べていますが、協定自体に反対している相手に対して再交渉に応じないと言っても意味不明です。むしろ急いで参加したがっていることを示すのは、アメリカ側から「承認して欲しければもっと譲歩しろ」と言われるだけに決まっているのに、そんなこともわからずに不透明となった新米政権相手に外交交渉ができるのでしょうか。

そんな中、自民党の鈴木憲和衆議院議員は、TPP反対を公約に初当選したことを理由に採決を棄権しました。反対にまわるべきではありますが、この安倍独裁政権の圧力の下、信念に従った行動をとられたことに敬意を表します。

今後、防衛・貿易を始めとする国家の在り方を考え、国益・国民益をいかに守るかの正念場を迎えることになります。日本の在り方は主権者である日本国民が決めることです。共に考え行動してまいりましょう(^-^)。

政務活動費について

富山市議会において政務活動費の不正使用が発覚し、11名もの議員が辞職する等、大問題になっています。長野市議会は大丈夫か?とのご心配のお声を頂戴したことから、長野市議会における政務活動費の現状についてご報告します。

平成19年10月、初当選した私と、新友会を割って出た2名、市民ネットから2名の合計5名で、議会改革を目指す新会派「政信会」を立ち上げました。代表の塩入学議員を中心に改革を先導し、日当の廃止、グリーン車の利用禁止、政務調査費の減額、一問一答方式の導入、市議会だよりへの発言議員名・議決状況の掲載等々の改革を実現してきました。政務活動費の使途基準も明確化し、議会事務局のチェック体制もしっかりしているため、長野市議会においては不正使用はないであろうと考えます。現在、会派を再編し「改革ながの市民ネット」となりましたが、今も更なる改革を目指して提言を続けているところです。

ただ、実情をお話ししますと、議員報酬は、名目だけは高いのですが、そこから日々の活動資金や慶弔費を捻出するため、可処分所得がかなり低いのが現状です。仕事の重さに比較して可処分所得が少なすぎるため、全国の市町村議会において定員割れを起こしています(おそらく村議は持ち出しになっている方が多いはずです。市議会議員の場合でも、それなりに有能なサラリーマンよりかなり低いため、志があっても家族の反対で出馬できない事例を仄聞しますし、やはり、退職金が入った後の経済的余裕のある方でないとなりずらい面があります。)。もちろん、不正受給は論外ですが、「高い報酬をもらっている」と思われるのは、一部の大都市を除いて、全国の市町村議員としては実情をわかっていただきたいと思う方が多いであろうと推察します。

地方行政は、首長と議員の二元代表制でチェック&バランスにより適切な運営を図る形になっていますので、議会が機能しないと首長の独裁になりかねない危険があります。また、地区の声を行政に反映するためにも地元議員の存在は重要だと考えます。より良き市町村政・市町村民益のために、より良き議員が活躍できるようご理解いただけましたら幸いです。

やりがいはあるのに収入が少ないのでなり手がいないって、何か農業みたいですね。そういう仕事ばかり選んでしまう私と結婚してくれた妻に改めて感謝です(^^ゞ。

野党共闘について

7月10日は第24回参議院議員選挙の投票日です。今回の選挙は、改憲勢力が3分の2を確保するか否かが最大の争点であり、戦後71年間平和を維持してきた日本の在り方を左右する大切な選挙です。ぜひ、平和・人権を守り、国民の命と暮らしを大切にする政党・候補への1票をよろしくお願いいたします。(長野県選挙区においては、「杉尾ひでや」をよろしくお願いいたします。)

安倍政権のあまりの暴走ぶりから、32の1人区において野党共闘が実現しました。自党の利益度外視で他党の公認候補を応援する決断をした共産党さんに心からの敬意を表します。まとまりがないことで有名な民進党も、「安倍政権下での改憲阻止」で一致し共闘に合意しました。

安倍首相をはじめとする与党は、この英断を「野合」と批判していますが、むしろ、小異どころか大異を残して大同につかねばならないほど安倍政権が危険極まりない存在である自覚を持っていただきたいと思います。祖国防衛のための最小限の武力の行使は現憲法下で認められています。「侵略戦争に参加し日本人の血を流したい・個人の人権を制限したい」安倍政権は一刻も早く倒さなくてはいけません。

先人が残してくれた平和な日本を子や孫たちに引き継いで行くため、共に頑張りましょう!

地方創生と言うけれど・・・

現在、長野市議会3月定例会開催中であり、本日は、建設企業委員会において、駅周辺整備局・建設部の審査が行われました。

駅周の審査で、本年度も、国からの社会資本整備総合交付金が6割しか交付されない事態が判明し、平成30年度に手続きを含めて事業を終了する予定の長野駅東口の区画整理事業が延長せざるを得ない状況の説明がなされました。それを受けて、建設部の審査において、道路・橋梁・河川・市営住宅などの整備に対する社会資本整備総合交付金の内定率を委員が質したところ、5割前後しか交付されない状況との説明がありました。

地方創生と言っておきながら、継続して取り組んできて終了を迎える事業に対して予算を削り、市民のための(特に子ども達の安全のための)道路整備の予算を削り、効果のほどもわからない新規事業に予算を配分する安倍政権の在り方は、まさに、「地方軽視」「口だけ創生」と言わざるを得ません。必要な予算がつかないことにより、長野市の公共事業は延期を余儀なくされ、市民が望む整備が更に遅れてしまいます。

民主党政権時代にも、駅周の予算が削られたことがありましたが、その時は、市の職員が、地元選出の篠原孝衆議院議員・北澤俊美参議院議員等に要望活動をしたことにより、結果、満額の交付があり、篠原代議士の元秘書であった私に対し、当時の駅周局長から感謝の言葉をいただきました(私は何もしていませんが・・・(^^ゞ)。

「口だけ創生」の地方軽視安倍政権、やはり、退陣させなければ地方は疲弊する一方になると実感した委員会審査でした。

新議場初の質問を行います

3月4日(金)13:45頃から3月定例会において個人質問を行います。公共施設再配置における市長の基本姿勢・南部図書館の建て替え・市役所駐車場無料時間の延長とレストランの夜間営業・神楽などの用具に対する補助制度の1つが休止になった件・新幹線通学への補助・私有除雪機の有効活用による通学路の除雪について質問いたします。

新議場における初めての質問となりますので、ぜひ、傍聴にお越しください(^-^)。

追伸 質問の動画が長野市議会のHPにアップされました。ぜひ、ご覧ください。個人質問10です。↓

http://www.city.nagano.nagano.jp/site/siseihousou/127158.html