長野市議会議員会派

改革ながの市民ネット

核兵器は「人権と共存できない、非人道的な絶対悪」魂の訴え

20日、ウィーンで行なわれた、核兵器の人道面での影響について協議する オーストリア政府主催の国際会議の場で、さきの大戦で長崎市で被爆した「日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)」の事務局長のKさん(82才)が「核兵器は、人権と共存できない、非人道的な絶対悪だ」と語り、核廃絶を訴えたことが報じられました。

 

 


齢(よわい)わずか5才のときに 長崎市の自宅前で被爆したKさんは、当時の悲惨な状況を会場の聴衆に聞かせました。

「あのとき、私は自宅前の路上にいました。飛行機の音を聞いたと思ったら その瞬間〝ピカドン〟の光を浴び、爆風で飛ばされ意識を失いました。翌日 爆心地近くを通って逃げましたが、爆心地に近づくにつれ私が見たものは ごろごろと転がった死体「水を 水を…」とうめき声を上げる人の姿でした。爆心地近くの川の橋には、おそらく水を求めて息絶えた死体が積み重なっていました。原爆は、多くの尊い命を奪いました。」と。

そして「その後、生き残った被爆者も 原爆症でバタバタと倒れていきました。被爆者の不安や苦しみは 時が経(た)って消え去るものではありません。逆にどんどん大きくなっていくのです。被爆した 私自身の不安から 子どもの不安へ、そして さらに孫の不安へ、そして、自分以外の全ての人の不安へと広がっていくのです。犠牲者は理由も分からず、周囲に別れを告げる間もなく亡くなりました。このような死は 絶対に許されないものです。」と、被爆者の当時の状況や思い、さらに今まだ抱える不安や苦しみについて訴えらたとのことです。

その上で 今般議論されている「核兵器禁止条約」について「私たちは、核兵器をなくすこと、戦争をなくすことを求めてきて、今もその願いは変わりません。そして この願いが核兵器禁止条約の成立につながったと思っています。この条約は、被爆者の願いそのものです。締約国会議の成功を心から願っております。」と話しました。

さらにKさんは、核兵器禁止条約に署名・批准していない日本政府の対応にも触れ「世界で唯一の被爆国である日本政府は、圧倒的多数の国民の願いに反して 核兵器禁止条約に署名・批准していません。なぜでしょうか。」と訴えておられました。

最後にKさんは 今のウクライナ危機にも触れ「この戦争を目にしたわれわれ被爆者は、武力に武力で対抗する状況を憂い、それ(武力解決)を断じて求めません。」と、対話解決の重要性を説いておられたとのことです。

 

「戦争体験」という言葉があります。

これは 前掲のKさんのように、自らが 図らずも戦禍に身を置くこととなってしまい、その戦禍の中で 苛烈極まる体験をさせられたものです。

そのうえで、それ(戦争体験)を 当事者の人の口(くち)から伝えられることで、その厳しさが実感として伝播されるところです。

私自身、さきの大戦末期に南方諸島に派兵され 船舶で移動中に米軍の攻撃を受け、死を覚悟しながら(ご本人曰(いわ)く)「不思議なことに生き残った」際の苛烈な体験を直接聞かせたいただき、胸が震える思いをしたものでありました。

 

 

さきの大戦、とりわけ戦時末期の日本軍の敗走時の戦況や 究極的には広島と長崎に投下された原子爆弾による戦争被害は、まさに言語に尽くせぬものであったものでしょう。

しかし、戦争とはそういうものなのです。

今般のウクラナ情勢でも顕著なとおり、一度(ひとたび)戦争状態に突入してしまえば、あとは手加減も譲り合いも無く まさに「殺(や)るか殺(や)られるか」の極限状態に陥るもの〝情け無用〟の修羅場となることは目に見えるところです。

そのことについて、とりわけ被爆の末に敗戦国となった日本は その禍(か)の中に入ること自体を 断じて許容すべきではなく、そういう面では 今の世論…軍備を増強して 武力をもって自国を守ろう!との議論には、強い強い懸念を覚えるものの一人です。

 

今回の 日本被団協のK事務局長の訴えは、戦争反対・非核推進すべしを身をもって訴えたものであり、せめての願いは、Kさんたちが味わされた 被爆という苛烈な体験が次世代への平和の構築に活かされることであり、未だに続く戦争の連鎖のような悪しき鎖を断ち切る「力」になってくれるところであります。

 

 

折りしも、22日には 参議院議員選挙が公示を迎えます。

この機会に、戦争の無い社会、絶対に戦争には踏み込まない社会の構築のために、みんなの思いを集結させることの大切さを再認識するところです。

 

 

警報→地震→ポン操激励

◇長野市役所の施設で非常ベルが鳴動

この日(19日)は日曜日でありましたが 役所に所用ができ登庁、いつものとおり「緑町立体駐車場」にクルマを停めようと路地を曲がると…。

いきなり私の耳に、けたたましい非常ベルの音が飛び込んできました。

どうやら この立体駐車場の中で鳴り響いているようです。

ビックリして路肩にクルマを停めると、ほどなくしてサイレンを響かせた消防車(工作車)が駆けつけてきました。

 

 

 

消防車(工作車)が到着しても 非常ベルは止むことなく鳴り続けています。

 

 

 

この立体駐車場は4層(4階)となっています。駆け付けた消防士は、駐車場内を見渡しながら 慎重に火災の痕跡を探していました。

 

 

 

が、全てのフロアを踏査した結果 火災発生の痕跡は認められなかったとのこと。

どうやら「誤報」のようでありました。

 

 

 

非常ベルが鳴った経緯(原因)は この時点では定かでないとのことでありましたが、施設内にあるのが車両(自動車)であり、万一火災がホンモノであれば それは車両火災にも直結することから、いずれにしても予断なく対応しなければなりません。

この日の警報は いわゆる「空振り」だったようですが、たとえ空振りであっても 非常ベルに対応して迅速な出動を行なうことは当然かつ重要なことであり、かかる迅速対応の積み重ねが イザというときに真に役立つことは言うまでもありません。

 

 

◇すわ 地震!石川県では震度6

午後3時頃、日中の用事を終えて一旦帰宅し クルマを駐車スペースに入れた瞬間、スマホからけたたましい信号音が鳴りました。

ビックリして画面を見ると「緊急地震情報(エリアメール)」で「石川県で地震発生。強い揺れに備えてください」という内容でした。

 

 

 

後の報道によると、午後3時過ぎ 石川県の能登地方でマグニチュード5,4の地震が発生、珠洲(すず)市で震度6弱の激しい揺れを観測したとのことで、長野エリアにおいても震度2程度を観測したそうです。

(私自身は、おそらくクルマの中にいたせいでありましょうか このエリアメールの配信を受けた時点では何の揺れも感じませんでした。みなさんの方はどうだったでしょうか)

 

 

 

さらに後報によると、この地震による津波の発生こそありませんでしたが、内陸部では 塀が倒壊したり、神社の大鳥居(コンクリート製)が倒れるなどの被害が散見されたとのことでした。

 

 

 

〝すわ地震〟の報に触れるたびに、私たちは過去に起きたさまざまな地震被害を呼び起こされるところであり、この日も エリアメールを耳にした瞬間、列島の何処(いずこ)かで何らかの被害が発生していることに思いをいたし、どうか(被害が)最小限で済むことを願わずにおれませんでした(今回の地震では5名のケガ人が発生)。

地震などの自然災害は いつ何どき何処(どこ)で発生するか思いも及ばないところであり、今後もそれぞれの立場でイザというときに備えることが肝要でありましょう。

 

 

◇長野市消防(小型ポンプ)操法大会に向けた「結団式」

来る6/26に開催される「長野市消防ポンプ操法大会」に向け、私の住む地域の消防団分団が 大会出場に向けた報告と激励のための「結団式」を行ないました。

式に先立ち、会場前の広場で本番さながらの演技披露が行なわれ 多くの分団のOBや自治会関係者さんらが見守る中、機敏な動きをみせてくれました。

 

 

 

これまでは あまり人気(ひとけ)の無いところでの演技でしたが、今回は大勢の人…それも分団の大先輩らの蒼々(そうそう)たる面々の眼前での〝一発勝負〟の演技でしたが、選手諸君は よく統制され落ち着きの中で俊敏かつメリハリのある そのうえで大きなミスの無い演技を披露してくれ、演技後には大きな拍手を受けていました。

コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となる今大会は、やはりコロナ対策のため「無観客試合」を余儀なくされるところですが、この日の良演技を基(もと)に 本番までに更に制度を上げ、当日は持てる力をいかんなく発揮してくれることを期待するばかりです。

 

奇しくも この日は、消防や災害絡みの事象が重なり、かかるポン操の結団式を通じて 日頃の災害に対する「意識」や「備え」の大切さを再認識したところでありました。

 

 

 

 

 

 

 

◆長野市コロナ報告

6月19(日)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

6/19(日) 長野市におけるコロナ感染症の発生(14人/市17986~17999例)について

                            [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/749963.pdf

 

 

 

[注意喚起]早くも! 収穫前の「桃」が 大量に盗まれる

 去る15日の朝、山梨県笛吹市の果樹畑で 収穫前の「桃」が大量に失くなっているのに農家が気づき 警察に通報、調べてみると 隣接する4つの畑で合計1,400個もの桃が盗まれたとみられることが分かったことが報じられました。

 

 

 

 

 

警察の調べや被害農家さんの話しによると、盗まれたのは 収穫を間近に控えた「日川白鳳」という早生(わせ)品種の桃で、被害は金額にしておよそ42万円分に上(のぼ)るということです。

桃などの果樹は、他に先んじて出荷される早生(わせ)品種は高値をつけることから、犯人(グループ)は このタイミングを狙って犯行に及んだと思われます。

生産者の出荷までの苦労を直前でかすめ取る、許せない犯行です。

この報に触れ、私自身 胸が震えるほどの怒りを禁じ得ませんでした。

 

果樹などの農産品の盗難被害については、残念ながら年間を通じて聞かれるところであり、私の周囲でも 実際に被害に遭った方を知るところです。

一昨年前には 川中島地区で愚直に桃の生産に勤しむ農家さん(Aさん)が、お盆を控えた8月10日前後、街道沿いにある桃畑から やはり収穫直前の桃を大量に盗まれてしまったのです。

すぐに警察に通報しましたが、然(さ)したる証拠も残っておらず 結局犯人は捕まらずじまい…お盆の中元商戦に載せれば高値をつけることができた 丹精込めた桃たちが、邪(よこしま)な犯人グループによって奪われてしまい、Aさんは「怒りを通り越して、犯人どもが 農家の苦労をかすめ取ることに平気でいられる神経に悲しくなる。」と嘆いておられました。

また、篠ノ井エリアで 人気のブドウ「シャインマスカット」を栽培するBさんの農園では 出荷のピークを迎えようとする時期のある日、土砂降りの雨が降って いわゆる「農休み」として畑に行かなかった日の翌朝、やはり大量のブドウが盗まれているのに気づいたとのこと。

おそらく 雨で農作業が休みになることを見越して、敢えて悪天候の日にブドウ畑に出向き 犯行に及んだものと思われます。

農家さんの裏をかく 狡猾かつ非道な所業(しょぎょう)には、怒りしか覚えません。

 

他方、農地における盗難被害は 農産品だけに止(とど)まらないことが 併せ報じられています。

関東のある県では、スリランカ人のグループ19人が トラクター55台などの農業機械の窃盗を繰り返したとして逮捕されたとのこと。その被害は 東北から東海にかけ11県で約80件、被害総額は1億3,000万円にも上(のぼ)ったとのことでありました。

 

これまで 農業というものは、いわば大(おお)らかのうちに営まれてきました。

そりゃそうです。露地の農地には屋根や鍵(かぎ)をかけるワケにもゆかず 24時間オープンな状態に置かれ、更にこれまでは トラクターなどの農機具には鍵を付けっ放しで置いているものも少なからずあったものです。

いわば、全てが性善説のうえに立って営まれていたものです。

それがどうでしょう、今や 地域社会に至っても油断も隙(すき)もない状況となり、前掲のような悲しく情けない事案が多発する時勢となってしまったのであります。

 

この犯人ども、盗んだ品をどのようにさばいているのでしょう。

農産品うえに 保存期間も限られていることから、早いうちに現金化したいところであろうことから、遠く離れた場所で売るか または組織的犯行の下でバイヤー等に転売するかどうかしているのでありましょうか。

いずれにしても、一年一作 収穫時に今までの苦労や消毒などの投資が報いられるハズの農産品を横から奪う所業は許されるものではなく、厳罰に処せられるべき思い(怒り)を強めるばかりです。

 

この他にも、例えば 丹精込めて育て、玄関先に飾っていた花が盗まれたりする被害報道などに触れる度に、人の心の荒(すさ)みように悲しみを覚えるばかりであります。

 

今回の報を受け、私の立場では 近隣エリアにおける同様の犯行が起きないよう、所轄警察に対し 今のうちから警戒態勢を取るべく準備を怠りなくすることを具申すると同時に、無理のない範囲で防犯に努めるよう 各農家さんに促してゆきたいと思うところです。

 

「国にも事故の責任がある」KAZU1運行会社(社長)の〝言い分〟に思うこと

北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没、乗客と乗務員が代え難い被害を受けた(受けている)沈没事故をめぐり、国土交通省は14日、事業許可の取り消し処分に向けて運航会社「知床遊覧船(北海道斜里町)」から〝言い分〟を聞く聴聞を開催したことが報じられました。

運行会社の社長であるKは欠席し、代わりに代理人が出席して「陳述書」を提出したとのことですが、その(陳述書)の内容や代理人発言について 疑問と非難の声が挙げられています。

社長Kにおいては、さきに行なわれた記者会見では 自分の指示(責任)で出航させた旨の発言があり、真摯に責任を取るつもりでいると思っていましたが、この日の聴聞では (代理人が)「国にも事故の責任がある」と主張したそうです。

聴聞を行なった北海道運輸局によると、陳述書は 社長Kの名で出され、取り消し処分について「知床遊覧船のみに責任があるとするのはおかしい」と不服を述べ、監督官庁である国にも事故の責任があると主張するものだったそうです。

 

 

 

この運営会社ならびに社長Kの態度について、多くの国民(世論)からは「あれだけの事故を起こしておきながら、ロクな謝罪もしないで保身に走るとは何ごとだ!」などと強い非難の声が挙げられています。

私も この「声」には甚(いた)く同感、この 聴聞の際の〝逆ギレ〟とも取れる不遜な態度を耳にしたときには 胸が震えるほどの怒りを覚えたほどでした。

 

しかしながら、です。

こんな劣悪な運営会社に対しても、当局は事業の許認可を与えているのです。

さらに申せば 事故の際に無線が通じなかったことが問題視されていますが、これについても 当局(北海道運輸局)は「通信手段を携帯電話に変更したい」旨の申請に許認可を出していたとのことで、その(許認可の)判断の甘さが指摘されることは免れません。

そこにつけ込むように「確かにウチは悪いが、そこに許認可を与えた当局(国)も一蓮托生じゃないか」の論理…これは 道義的・心情的には許されるものではありませんが、今後 裁判(起訴された場合)や被害者との補償交渉の際には おそらく反論の材料として行使してくることも予想でき、争議や交渉が〝泥試合〟の様相になることが憂慮されるところです。

 

無論、こんな〝開き直りの論法〟が通用するとは思いたくもありません。

確かに (運行会社に)許認可は与えたものの、その後のずさんな運行や船舶管理・また 天候が荒れたら引き返す(実際には引き返さなかった)との「条件付き出港」などの あり得ないイイ加減運行の常態化・出航中は事務所に詰めているべき社長Kが不在でいたことなど「許認可さえもらえばこっちのモノ」とばかりの劣悪経営には同情の余地すら無いところです。

残念ながら この運行会社は、船舶の運行許認可を〝錦の御旗〟として高々と掲げ、その後は 自社の運営やりたい放題の所業(しょぎょう)→果ては重大事故の発生と、まさに絵に描くようなずさん運営へと墜(お)ちていったのでした。

 

いわば「許認可」に守られていたが故(ゆえ)に経営内容が堕落し、あげく重大事故を起こしてしまった今回の事例は いわば最悪の事例といえるところです。が、社会の中には ここまで酷(ひど)い結果を招かないまでも「制度の庇護(ひご)」に甘んじて 良(よ)ろしくない顛末(てんまつ)を辿っている事例が散見されます。

過般、ブレーンのMくん率いる 障がい者を支援するグループ(Gota)が、障がい者の低劣な給与(工賃)や 偏向的な職場環境の改善などについて当局の職員を質(ただ)したところ「そういう事実があったとしても、私たちの立場では 制度上どうすることもできません。」旨の まるで木で鼻をくくったような素気(すげ)ない返答をよこしたのです。

これは、一見的には(職員は)自らの立場を忠実に守っているように思われますが、事態を客観的に見れば (職員は)制度という殻(から)の中に閉じ籠(こ)もることにより、制度によって自分を守ると同時に「制度上だから~」の言葉を〝錦の御旗〟として掲げ、それ以上の努力を拒否していると言わざるを得ないところです。

「KAZU Ⅰ」の運営会社(社長)が、許認可(制度)を翳(かざ)して好き放題に事業を行なったのとは逆のパターン…制度を理由に何もしないことを美徳とした、制度を逆手に取った〝無策の権化(ごんげ)〟とも言える 残念な所業でありました。

 

 

社会は多様化の中にあり、これから私たち一人ひとりは「自分だけが守られればイイ」とか「自分さえ良ければイイ」などという 偏重かつ利己的な考えに止(とど)まらず、ときに他者や全体の幸福のために汗をかこうという考えの下(もと) 勇気を持って行動することが大切であると強く思います。

そんな中、今回「KAZU Ⅰ」の運営会社(社長)の為(な)した醜聞行為に触れ、それでも それを許してしまった「制度」の甘さ、さらに他の場面(障がい者支援)で見た 割れそうで割れない「制度」の薄いけど固く割れない殻(から)の様子を見せつけられ、忸怩(じくじ)たる思いを募らせたところであります。

 

 

 

 

 

 

 

◆長野市コロナ報告

6月16日(木)・17日(金)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

6/16(木) 長野市におけるコロナ感染症の発生(19人/市17914~17932例・他に1名が東京都で届出)について

                          [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/749782.pdf

 

 

6/17(金) 長野市におけるコロナ感染症の発生(20人/市17933~17952例)について

                          [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/749932.pdf

 

 

「天気病(気象病)」気候(気温)の乱高下に身体がついてゆけない…

ここのところ、気象の〝乱高下〟ともいえる急変ぶりに戸惑うような日々が続いています。

暦の上では6月…季語は「夏」となっており、陽の差す日中は汗ばむほどですが 曇天や雨天の際には季節が逆戻り、上着を羽織らければ鳥肌が立ってしまう日もあります。

何より顕著なのが 朝晩の極端な気候でしょう。

日中は暑くなっても 日が暮れれば寒くなり、晴れた朝には放射冷却も手伝って 身震いするほどの朝を迎えることもあります。

また 陽気のイイ夜も、 だからといって剥(む)き出しで寝てしまって 朝方になって寒さで目が覚めることも間々あります。

このように 寒い→暑い→寒い の周期が短いサイクルで巡ってくる日々、身体がついてゆけないと思うのは 私だけではありません。

私の周囲にも この頃の極端な陽気のせいで、身体に不調を訴える人が複数おられます。

(前掲のとおり)朝の急な冷え込みのせいで風邪を引きかけたり、朝 寝室からトイレに行く際に急に胸の痛みを覚え、あわやヒートショックになりかけたり、雨が降りそうな陽気になると 昔の古傷が痛み出したり…

そんな中 ある妙齢の女性(Aさん)が、気候が急変した際 曰(いわ)く「言葉にできないような不調」を訴えられており、同情に堪えないところでした。

その方がおっしゃるには「天候が急に悪くなると、それに合わせるように 偏頭痛や片頭痛・肩凝(こ)り また倦怠感にも見舞われ、何とも往生しているの。」とのこと。

最近では、天候が崩れ始めると それを予兆したように(身体)の不調が始まるようになるとのこと、Aさんは「もう慣れたわ」と 半ば諦(あきら)め顔でおられました。

この 気候変化に伴う体調不良は、Aさんだけでなく 多くの方々が同様の症状を訴えておられることから、これを照会してみると どうやらそれは「気圧の変化」に関係があり、それは「天気病(気象病)」として知られているそうです。

 

 

 

 

季節の変わり目や気候の急変時には、主に寒暖差により「気圧の変化」が起こり それが身体の器官に影響を及ぼしていま気候変化に伴い 気圧が上がったり下がったりすると、耳の奥(内耳)が気圧の変化を感じ取り、さらにそれに自律神経が反応し 交感神経を刺激することでさまざまなストレス反応を引き起こすそうです。

これは「自律神経気象病内耳ストレス」といわれ、Aさんみたく「言葉にできない不調」を起こすとのことです。
気圧変化によって自律神経のうち交感神経が刺激されますが、この交感神経は 慢性痛を増強させる効果があり、これが〝古傷〟の痛みの再来にもつながっているとのことです。

 

この「天気病」の原因は (前掲のとおり)自律神経の乱れからくるものですが、この自律神経の乱れは 気象変化の急変と併せて、現代人の生活様態にも影響があるようです。

人間の身体は 暑い・寒いなど外部環境の変化によるストレスにある程度耐えられるようになっており、そのバランスを司(つかさど)るのが自律神経です。

その自律神経を正常に作用させるには、暑い場所なら汗をかくなど 自然の成り行きに(身体を)合わせることが肝要です。

しかし、空調が完備された環境で暮らしていたり 夜更かしで睡眠のリズムが乱れたりしていると、自律神経が正常でなくなってしまい、その結果 気象の変化についていけない身体となってしまっているようなのです。

 

いずれにしても、この頃の気候の急変は 私たちの生活ペースをはるかに凌駕(りょうが)し、思わぬ体調不良を招いている現状には憂慮に堪えないところです。

やや話しは飛躍しますが、ここのところ 新聞の「おくやみ欄」の掲載数が、こんな温暖な時期なのに存外に多くあり これもやはり季節の変わり目のせいか…と思わされるところです。

マ、この「天気病」が 直ちに生命の安否に関わることはないとは思いますが、この時期の陽気が人の健康に影響を及ぼしていることは間違いないことから、ここは改めて互いに気をつけてゆきたい、(私も含めて)体調管理や 気候の変化に対応できる身体づくりなどに努めてゆくべきと思いを新たにいたしたところです。

 

 

 

 

 

 

◆長野市コロナ報告

6月15日(水)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

6/15(水) 長野市におけるコロナ感染症の発生(18人/市17896~17913例)について

                               [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/749694.pdf

 

長野市(小型)ポンプ操法大会の訓練(練習)が行なわれています

早朝、消防団による「(小型)ポンプ操法大会」の練習(訓練)が行なわれています。

 

 

 

私の住む地域においては「川中島古戦場史跡公園(八幡原)」の駐車場で 団員が一丸となって研鑽を重ねています。

 

 

 

 

「ポンプ操法大会」とは、有事(火災)に備え 消防団に配備してある消防ポンプの操法を競う大会です。

同大会には「ポンプ車操法の部」と「小型ポンプ操法」の部があり、いずれも防火水槽から吸水した水を「火点」と呼ばれる的(まと)に当てるための動作を競うものです。大会では 隊員の動きの機敏さや速さだけではなく、機器の正確な操作が勝負の分かれ目となります(減点法で採点)。
大会の目的としては、各消防団(分団)が切磋琢磨を重ねて上位大会の出場をめざすと同時に、大会出場(競技)にあたり 上位入賞をめざして厳しい訓練を重ねることで、その中(操法訓練)で培われたポンプ操作の技術や ホース結合確認などの安全確認・確実作業の会得(えとく)が、実際の災害で役立つことを期しているのです。

 

このポンプ操法大会、現下の〝コロナ禍〟の影響を受け 過去2回の大会が中止を余儀なくされており、今年は実に3年ぶりの再開となっています。

それだけに 各分団は否応なく力(ちから)が入るところですが、引き続くコロナ禍の影響や 昨今の消防団活動に伴う団員はじめ関係者の負担軽減を慮(おもんばか)り、大会に向けた練習も週3回に止(とど)めるよう厳しい通達が出されているとのこと、いわば出場する各分団は 制約の中で結果を出すべく奮闘努力を重ねているのです。

 

午前5時前から集合した分団員は、大会に向け実力を如何(いかん)なく発揮できるよう 早朝から全力を尽くしています。

 

 

 

本番を想定して 指揮者の「操法、開始!」の号令と同時に機敏な動きをみせてくれます。

 

 

 

各選手は それぞれの職分に則(のっと)り、機敏に行動します。

 

 

 

操法の見せ場でもあり重要な技量は、ホースの投てき。いかに直線の軌道で消防ポンプと火点とを結ぶことができるか、力(ちから)だけでない バランス感覚も求められます。

 

 

 

ホース投てき後は火点にまっしぐら!

コーチ役の団員も追走します。

 

 

 

その後 直ちに送水がされ、号令後 数十秒のうちに正確な放水作業となっていました。

 

 

 

一見的には正確無比に行われているように思える操法ですが、改善点は枚挙に暇(いとま)が無いようです。

通し訓練(演技)の後には、かつて出場経験のある先輩団員からチェック・指導が入ります。

 

 

 

大会の上位入賞…イヤ それ以上に、安全確実な操法=イザというときに事故なく初期消火活動を行なうこと を果たしてほしいとの願い(思い)を込め、いわば〝愛のムチ〟を当ててくれているのでした。

 

 

 

このように、ポンプ操法大会は 選手だけでは為(な)し得るものではありません。

練習に際しては ほぼ全ての団員が早朝から出張(でば)り、まさに「縁の下の力持ち」の役割を担ってくれています。

 

路面にできた水溜まりを直ちに除去する団員。

 

 

 

幾度となく繰り返されるホース投てきの度には 傍(かたわ)らに控える団員が直ちにホースを回収、再び巻いては次なる訓練に備えます。

 

 

 

 

で、この ホース巻き取りは、一見 単純に思えるものですが、その実(じつ)は成績の成否を分ける大切な作業なのです。

ホースの巻きが弱かったり 曲がって巻き取られたりすれば、選手が(ホースを)投げた瞬間に バラけたり真っ直ぐゆかなかったりと、トラブルの要因となってしまいます。

そのことをヨク知る団員諸君は、互いに掛け声をかけ合いながら 慎重にホース巻き取りに臨んでいました。

 

 

 

 

上位大会に向けた第一関門である「長野市大会」は 来たる6月22日、コロナ対策を踏まえ「無観客」で行なわれるとのこと。

いずれにしても、出場する分団におかれては 持てる力を如何(いかん)なく発揮していただくと同時に、前掲のとおり この厳しい訓練が、実際の災害(火災)の際に真に役立つものになるよう 名実共に体得してもらいたいと期待を寄せるところであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆長野市コロナ報告

6月14日(火)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

6/14(火) 長野市におけるコロナ感染症の発生(32人/市17864~17895例・他に4名が東京都で届出)について

                           [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/749561.pdf

 

 

国会の 旧「文通費」議論先送りなど〝お手盛り体質〟顕著に

国会議員に月100万円が支給される「調査研究広報滞在費(旧 文書通信交通滞在費)の使途公開を実現させる「歳費法」の改正が、この国会会期中での結論が見送られる方向になったことが報じられました。

このことについて与野党は「今(こん)国会中に結論を得る」とのことで一致していましたが、公開対象などで合意できなかったとのこと…残念というか何というか、私こと地方議員からすると 何ともやり切れない気分にさせられたところです。

 

 

 

問題となっている、旧 文書交通費=今の「調査研究広報滞在費」とは、国会議員が、国政に関する調査研究・広報・国民との交流・滞在等の議員活動を行なうために支給される手当とされ、国会法第38条に規定されています。

このことについては みなさん既にご案内のとおり、昨年の衆院選で初当選した新人議員が 在職わずか1日なのに10月分の100万円が満額支給されたのはおかしいと声を上げたことをきっかけに注目が集まったものです。

その後 臨時国会等で与野党は、日割り支給への変更に合意したものの、使途公開の内容等で折り合わず 立法作業が遅れていました。

それでも 高額の〝領収書いらず〟の手当について、何らか改善(情報公開)の動きが起きるかと思っていたら、国(国会議員)は 制度(手当)の名称を「調査研究広報滞在費」に変えることだけを決めただけで 会期末を迎えようとしているのです。

使途不明瞭が許容される「文通費」についての今回の検討(結果)は、いわゆる〝見える化〟が進むのではなく〝名称変更〟に伴い、解釈によっては かえって使い道の幅を広げることもできる、国会議員にとって都合のいい〝改革〝となっただけでありました。

旧 文通費の支給目的の条文は「公の書類を発送し、公の性質を有する通信をなす等のため」でしたが、名称変更後の条文は「国政に関する調査研究・広報・国民との交流・滞在等の議員活動」に〝拡大解釈〟され、まさに「何でもアリの手当」と化してしまいました。

法の網(あみ)の目が細かく(厳しく)なったどころか、輪をかけて〝ザル法〟となってしまった感です。

 

これに比して 私たちが身を置く地方議会では、(国会でいう)文書交通費にあたる「政務活動費」について 非常に厳正のうちに支弁(支給)されています。

使われた費用については「領収書を添付したうえで公開」が大前提となっており、その支給についても、議会活動で経費を使うときは 一旦自身や所属会派の身銭(みぜに)で支弁し、後で領収書を添付して議会事務局に請求、それを受けた議会事務局が 使途が適切かどうかを厳しくチェックした上でようやく支給する(される)「後払い方式」を取っています。

このため、経費(政務活動費)は 使った分しか支弁されないので、政務活動費自体は予算計上されても、使わなかった分は支出されない仕組みとなっており、やれ「余ったらどうする」などの議論自体が起きない合理的な仕組みとなっているのです。

 

仕事場が国会だからといって、国会議員が 領収書を添付して使途を明確化できない理由はどこにもありません。にもかかわらず、特に与党がそれを拒否するのは 使途を明確化できない理由に使われているのではないかと疑われても仕方のないことでしょう。

かかる手当については〝事実上の第2の給与〟として 本来の目的以外の経費(私設秘書人件費や事務所経費 果ては投機など)に使われている実態があるとのこと。

そのうえでの〝名称変更〟に止(とど)まったことは、問題の是正ではなく さらなる不明瞭化を助長することとなりました。例えば〝国民との交流〟との項目などは 使途内容がハッキリせず、今まで以上に拡大解釈して使われてしまう懸念は拭えないところです。

前掲のとおり、地方議会では情報公開・使った分だけの後払い制となっているほか、一般企業では そんなこと(経費に領収書を添付しての実費精算)は常識中の常識であることは言うまでもありません。

この件での国会での議論の中で「精算業務が煩雑になる」との意見があったようですが、今は経理業務もIT化が進み 領収書の一発電子化も容易に行なえる時代となっていることから、そんな言い訳は言い訳にもならないと言わざるを得ません。

にも拘わらず 国会議員が改善(改正)を拒み続けるとするならば、私たち国民は「きっと後ろめたい使い方をしているに違いない」と疑念を抱いてしまうのは無理からぬところでしょう。

報道によると、共同通信社が昨年12月の臨時国会中に行った世論調査では、文通費見直しについて「今国会で、日割り支給に加え 使い道の公開なども義務付けるべきだ」との意見が8割を超えていたと伝えられており、如何に国会(議員)と国民との認識が乖離(かいり)しているかを如実に物語っていました。

今月には参議院議員選挙が控えていますが、この件についても議論を交わし、ややもすると政治不信の温床となる案件について、使途の明確な基準づくりと公開・余剰分の国庫返納または後払い制度を早急に実現し、透明性の確保に努めなければならないと強く思うところです。

 

 

 

で…この際 さらに申せば、さきの報道で 衆議院が4月から「赤坂議員宿舎(東京都港区)」の家賃を 月額約1万3000円引き下げて、約12万5000円とすることに決めたことが報じられ、このことについても〝国民感覚・一般的相場とのズレ〟を禁じ得ませんでした。

 

 

 

これは 建設時から15年が経過することに伴う措置とのことですが、都心の一等地にある赤坂宿舎は 豪華な3LDK(82㎡)で「民間マンションなら月約50万円の家賃」と言われるところ。それが、値上げではなく〝値下げ〟されるのです。

議院運営委員会の理事会に所属する与野党の各会派などが了承したとのことで、ある紙面では「国会のテレビ中継では激しいバトルを展開する与野党も、こういう分野では一致団結するようだ。」と皮肉っていました。

 

よく聞かれる「永田町の常識は 国民にとっての非常識」こんなところにも顕著に現れていました。

こういう面では、われわれ慎(つつ)ましい地方議員の日常を見習ってもらいたいものです。

 

 

 

 

 

 

◆長野市コロナ報告

6月12日(日)~13日(月)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

6/12(日) 長野市におけるコロナ感染症の発生(25人/市17832~17856例)について

                           [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/749445.pdf

 

 

6/13(月) 長野市におけるコロナ感染症の発生(7人/市17857~17863例)について

                           [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/749480.pdf

 

 

「自遊学舎」地域に根ざした循環型社会活動

この日(12日)の夕方、飯綱高原を拠点(居住地)として活動されているNPO団体「自遊学舎(じゆうがくしゃ)」さんの会合(総会)にお招きいただき 陪席させていただきました。

 

 

 

 

こちらの自遊学舎さんは 地域(飯綱エリア=中山間地域)に内在する様々な自然エネルギーの「価値」に着目し、それらを有効活用することで 地域発の循環型社会構築に一助を成すべく、継続的に活動展開されています。

中山間地域の自然エネルギーといえば「木」が代名(だいめい)されるところであり、自遊学舎さんは 薪(まき)ストーブの材料となる薪の確保・販売・宅配をはじめ、循環型エネルギーとして着目されている「ペレット」の宅配、また かかるペレットを燃料とする「ペレットストーブ」の販売、さらに 住居区に乱在する支障木の伐採やエリア内の観光施設の整備など、さまざまな面で 地域の持続的発展のために多岐に亘る活動を重ねておられます。

また、秋には「自然エネルギー体験会」として 域内の児童や保護者を対象にした体験型イベントを催し、自然のエネルギーの大切さと有効性について学ぶ機会を設けておられます。

 

 

 

[過去のイベントの模様]

     ↓

自然に親しむ~エネルギーの原点回帰~ - 倉野立人のブログです。

 

 

飯綱エリアについては グリーンシーズンの新たな観光拠点として注力され、さきには「長野フォレストウ"ィレッジ/森の駅DAIZAHOUSHI」がオープンし 新たな賑わいを供出しています。

 

「長野フォレストウ"ィレッジ」ホームページ

        ↓

https://naganoforestvillage.eternal-story.com/

 

 

 

かかる観光拠点を中心として地域活性化を図ることは非常に重要でありますが、私としては 一方で 地域に根ざした地道な「持続的・継続的事業」こそが、そこに暮らす方々を含めた地域全体の社会生活環境の維持(保守)に欠かせぬ存在であり、そのうえで 地域の団体等が、かかる観光事業とも有機的に連携するなどして 結果、エリア全域を〝持続的活性化〟に導く原資となると強く思うところであります。

そのような重要性をもちながらも、多分に洩れず こちらの団体も、コロナ禍や時勢の影響を受けて 活動は潤沢というワケにはゆかないようでありますが、いずれにしても「継続は力」に据えて 今後も息の長い活動を続けていただくことを期待するばかりであります。

 

折しも 長野市は、国(内閣府)が取り組みを緒に就け全国から募集した「SDGs未来都市」として、その理念の中でも 特に「環境」について「新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域」として都市」として選定され『長野市SDGs未来都市計画』として活動を始めています。

 

『長野市SDGs未来都市計画』

      ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/367808.pdf

 

 

そして、その志向は「自遊学舎」さんのそれと一致するものが多いことから、今後 私の立場でも、この団体の活動が「長野市SDGs未来都市計画」の一助を成していただけるよう 適切に支援してまいりたいと存ずるところです。

 

 

 

ところで、この日の会場は 大座法師池の畔(ほとり)にある「こしかけCafe」さんでした。

 

 

 

訊けば、こちらのオーナーのパートナーさんは キューバに縁(ゆかり)のあるカナダ国籍の女性で、この日 供された料理は、スパイシーなキューバ料理でした。

 

 

 

まさか 山国ナガノの湖の畔でキューバ料理をいただけるなんて思いもしませんでしたが、そんな〝ミスマッチ感〟も手伝って、後の懇談会は大いに盛り上がったものでした。

で、こちらのパートナーさんは とにかく明るい。

せっかくなので全員写真をと声をかけたら「Oh,Yes!」と言ったと思ったら、みんなの膝に飛び乗って 満面の笑顔を見せてくれました。

 

 

 

この〝多様性〟こそが 地域活性化の原資なのかもしれません。

旧来は いわば閉鎖的であった長野の中山間地域が、にわかに(イイ意味での)グローバル化の予兆をみせてくれた感でした。

 

会合の帰途、大座法師池の上には まあるいお月さまがポッカリと浮かんでいました。

 

 

 

神秘的かつ幻想的な、ナガノの自然の風光でありました。

長野市議会 令和4年6月定例会

さきの9日(木)、長野市議会 令和4年6月定例会が開会を迎えています。

 

 

 

 

いわゆる「新型コロナウイルス禍」から3年目となり、感染症による健康被害や社会経済の著しい鈍化など(コロナ禍の)様々な影響が続く中、最近では ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に伴う世界的な政情不安定も加り、社会全体が不安定と不安に満ちた状況に至っています。

長野市においても、令和元年に発生した東日本台風被害からの復旧・復興が道半ばのうちに 前掲の社会(世界)情勢の影響を少なからず受けることとなっており、いかにして 日常の市民生活を取り戻し、将来に向けて希望のもてる政(まつりごと)を為(な)してゆけるかが焦点となっているところです。

 

この定例議会においては、国の(コロナ禍)緊急対策としての「市民税非課税世帯等臨時特別給付金(1世帯10万円)」のうち、今年度 新たに市民税非課税となった世帯(約5,000世帯)に同特別給付金を給付するための経費(3億6,141万4千円)を初め、コロナ禍等で落ち込む地域社会経済活性化を期して発行される「プレミアム商品券」のための経費(43億3,750万円)・さきに発表された「飲食推し店チケット」に加えて 小売/サービス業にも対象を拡大した「推し店プラチナチケット事業」に対する経費(2億8千万円)など、総額56億6,424万5千円が計上された令和4年度6月補正(追加を含む)予算など議案10件・承認4件・報告11件が審議の遡上に載ることとなっています。

 

このうち「推し店プラチナチケット事業」については、当初 今回の(事業の)対象が「飲食店のみ」となっていましたが、対象から外れることとなった 小売り・サービス業の方々から強い不公平感が寄せられたことなどから、この議会において追加補正されることとなりました。

この件については、私の下(もと)にも かかる〝不公平感〟について異論が寄せられ、所管課に強く具申した経過があることから「公平」が担保されることになったことは評価するところですが、これからも さまざまな施策が行なわれる際には、あまねく関係する方々に光が差すよう(=公平感の担保)に配慮すべきことは言うまでもありません。

同様に、補正予算で計上されている「市民税非課税世帯等臨時特別給付金」についても、非課税世帯にまではならないものの 同様に困窮する世帯が数多(あまた)おられることを考えると、制度上の基準での線引きはやむを得ない面はありながらも その狭間で苦しんでいる方々がおられることにも心を配るべきであると考えるところです。

このことについては、議会中に行なわれる「総務委員会」の場で意見してゆきたいと考えております。

 

また、この議会においては「放課後子ども総合プラン」の新たな運営主体として「一般財団法人」を設立するための準備経費として その経費(263万2千円)が計上されています。

市民の期待と需要が大きい「放課後子ども総合プラン事業」については、現有の運営体制では限界があるとして 市(こども未来部)が先んじて対策を講じ〝今のうちから〟新たな運営主体を設立すべく施策を緒に就けることとなりました。

このことについては〝後追い行政〟が常態化する中、先見した取り組みとして高く評価するところでありますが、新たな取り組にゆえに様々な課題も発生することであろうことから、準備期間中に諸課題を検証し、あくまで「チルドレンファースト」の大義に立って 万全の準備が整うよう期待するところであります。

 

いずれにしても、前掲のとおり 社会情勢は不安定な中ではありますが、日々送られる市民生活は安寧(あんねい)なものになるよう、私共の立場でも全力を尽くしてゆくことは やはり言うまでもないところであります。

 

 

 

 

 

 

◆長野市コロナ報告

6月9日(木)~11日(土)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

6/9(木) 長野市におけるコロナ感染症の発生(24人/市17751~17774例)について

                           [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/749272.pdf

 

 

 

6/10(金) 長野市におけるコロナ感染症の発生(24人/市17775~17798例について

                           [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/749378.pdf

 

 

 

6/11(土) 長野市におけるコロナ感染症の発生(33人/市17799~17831例について

                           [PDFファイル]

                ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/749439.pdf