会派有志で、合併支所の利用状況を現地視察しました。平成の合併により、2町4村が長野市になりましたが、町村役場と支所とでは、職員数が大幅に違うため、公共施設の最適化が問題となっている本市にとって、空きスペースの有効活用は重要課題です。塩入学顧問の発案により、大岡・信州新町・中条・鬼無里・戸隠支所を視察させていただきました。
← 議場の椅子を支所の図書館で活用している信州新町支所
空きスペースを農協に貸したり、会議室として市民に開放したりする等、有効活用している事例も多かったのですが、町長室が物置になっている支所もありました。一番使い勝手が悪いのは「議場」であり、使われていないか物置になっていました。
← 信州新町支所では、議場を改修してステージを設置し、ホールとして使用していました。
← 鬼無里の親子広場。子育て支援にも使われていました。
地域の実情や改修費用を勘案した上での有効活用、会派としても提言していきたいと思います。
← おまけ:イケめぇんくん、初めて見ました(^-^)。
本日は、岡田川改修促進期成同盟会総会と千曲川堤防改修期成同盟会の総会、そして、住民自治協議会塩崎地域委員会に参加しました。
岡田川は、天井川であり、その改修と日頃の浚渫をはじめとするメンテナンスが必須の河川です。県管理のため、常に予算がないと言われ続けていますが、中尾山等の土砂が流入し、支障木が繁茂している状況であり、流域住民の安全のためには、常にメンテナンスが必要です。予算をつけるよう、お願いする挨拶をさせていただきました。
高橋会長をはじめとする同盟会役員の皆さんの働きかけと、県のご理解により、樋門を排水機場にする事業が始まりましたが、千曲川下流の立ヶ花狭窄部の改修なくしては篠ノ井の安全は実現できません。千曲川河川事務所にも早急な対策を要望しました。
塩崎の地域委員会では、それらの同盟会に参加した役員さんもおられ、一日の労をお互いにねぎらい、委員会立ち上げのご苦労話や、今後の取り組みに関し、意見交換をさせていただきました。
長野市では、公共施設の今後の在り方を市民の皆さんに考えていただくためのワークショップを各地区で行っています。
母の故郷・芋井を皮切りに、地元・篠ノ井でも実施され私も参加しましたが、お隣の信更でも開催されたため、見学に伺いました。地区ごとに抱える課題は様々で、数回のワークショップで解決できるわけではありませんが、まずは、公共施設維持に関しての厳しい状況を市民の皆さんご理解いただいた上で、地元目線からの提案を行政が認識する機会としては大きな意義があるかと考えます。
地元の皆さんの声を活かした市政が実現できるよう、これからも頑張ってまいります。
追伸 職員の皆さん、休日出勤お疲れさまです。ちゃんと代休をとって、心身ともに万全の体制で、これからも市民のためにご尽力ください(^-^)。
地域の皆さんと、市長をはじめとする行政が、地域課題について話し合う「ながの未来トーク」が開催されました。数十年前に、この信里の提案で始まった事業で、今では全地区で行われている貴重な機会です。
今回は、信里で取り組んだ婚活パーティーの活動報告を中心に運営され、地元からの要望も出され、市の考え方も述べられました。
地元の活性化が進むよう、提言・取り組みを進めてまいります。
7月2日、陸前高田市の復興状況と防災対策について視察させていただきました。
東日本大震災から7年と4ヵ月、甚大な被害の教訓を将来の防災に活かすため、「陸前高田市東日本大震災検証報告書」を作成し、それに基づく「避難マニュアル」を市民に配布し、日頃からの心構えや備えを自覚的に持ってもらい、行政からの情報を待たず、自身で情報を「取りに行く」よう求めておられました。
〇 避難が何より重要-地震発生時にいた場所が津波浸水域となった人で、当日の行動について情報が得られた人のうち、被害がなかった人は、津波到達前までに8割の人が避難していたのに対し、犠牲となられた方は5割程度にとどまり、4割は避難していない結果であった。
〇 避難所に逃げたら終わりではない-津波避難場所として指定していた一時避難所67か所のうち38か所が被災すると共に、9か所で推計303人~411人の命が失われた。当時は浸水2m未満の避難所も避難所に指定していた場合もあったが、現在は東日本大震災で津波が到達しなかった場所で、かつ、仮に津波が到達しても更なる高台へ避難できる場所を指定。
〇 公的な役割を持つ人の安全の確保-東日本大震災では、市民の避難誘導にあたった公的な役割を持つ人が多く犠牲となったことから、津波到達前までに活動を終了し、避難を完了させるために市職員の「初動対応マニュアル」や消防団員の「地震災害活動マニュアル」等を作成した。(犠牲になった市職員111人、消防団員51人、行政区長11人、民生委員児童委員11人)
市街地のかさ上げも行われ、最初は、5年前に訪れた時のままに見えましたが、流された市街地の上に8mの土砂を盛り整備していました。店舗もある程度は営業されていましたが、復興期間の平成32年度までに間に合うか危惧する状況であり、期間の延長が必要と感じました。
ハード面に関しては、これら市街地整備と共に12.5mの防潮堤と遊水地、避難道路の整備などを進めておられました。
陸前高田市が防災にあたり重視していたのは「率先避難」でした。かけがえのない市民の命を1550名(当時の人口24,246人)も失った被災地だからこその「きれいごとでない」防災対策、考えさせられました。
本市の防災に活かしていきたいと思います。
←防潮堤の上で。海岸線の再生も進められていました。「故郷」の再生を心から願うばかりです。
内容は、
(1) 組織改編と名称変更の影響について
(2) 現地調査の秋実施の効果検証について
(3) 農業振興地域除外の個別対応について
(4) ふれあい会食の単価について
(5) 胃がんリスク層別化検査について
です。
皆さんからいただいたご意見・ご提案・ご要望を基に質問した案件が多かったのですが、(5)の胃がんリスク層別化検査については、近年、取り入れている自治体が増えていることから、3年前に北澤議員が質問した案件でしたが、そろそろ長野市でも、と思い、提案しました。
胃がんリスク層別化検査は、まずは血液検査のみで済むため、今までのバリウムを飲んでのX線検査より負担が大幅に少ないため、受診しやすい検査方法です。しかも、平成26年度から本格実施した町田市の事例では、それまでのX線検査の時、年間3000人前後だった受診者が、平成26年度は23,628人、平成27年度は14,603人と、2年間で約4万人が受診し、受診者が5~8倍、胃がんの発見は10倍以上、胃がん発見率が0.52%と、従来のX線検査の4倍となり、胃がん発見者1人当たりの検診コストが90万7千円と、5分の1になったとのことです。
受診者の負担が少なく・胃がん発見数が10倍以上・発見率が4倍・発見者一人当たりの経費が5分の1!
市民の健康と命を守るため、長野市においても取り入れるべきと考えます。質問の様子は↓をご覧ください。
http://www.nagano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=gikai_result&gikai_day_id=85&category_id=3&inquiry_id=2311
平成30年6月定例会で個人質問を行います。内容は、
1. 組織改編と名称変更の影響について
2. 現地調査の秋実施の効果検証について
3. 農業振興地域除外の個別対応について
4. ふれあい会食の単価について
5. 胃がんリスク層別化検査について
です。6月13日15:30頃の予定です。傍聴・ケーブルTV・インターネット中継でご覧になれます。
ぜひ、ご覧ください(^-^)。
今回は、健康・安全・農業・財政・教育をテーマに質問しました。項目は、
(1) 健康長寿のまちづくりと「ながのベジライフ宣言事業」について
(2) 消防団の装備充実による安全なまちづくりについて
(3) 親元就農者支援事業の予算確保について
(4) 教育問題について
ア 情報モラル教育について
イ 主権者教育について
ウ 部活動指導員と教員の働き方改革について
(5) その他(篠ノ井のまちづくりに関して、必要に迫られたため、急遽「要望」しました。)
です。ぜひ、ご覧ください。↓
http://www.nagano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=gikai_result&gikai_day_id=81&category_id=3&inquiry_id=2256
最近、加藤市長は「カムバックtoながの」を合言葉に、若者のUターン就職の環境づくりに積極的に取り組んでいます。各種会合において、本人の挨拶だけでなく、代理の挨拶でも話すように指示しているようで、しきりに耳にしますが、いいことだと思います。特に、成人式において触れたのは時宜を得た秀逸な取り組みと評価しています。
長野市の若者は、8割が県外へ進学し、そのうちの6割が地元に帰ってこない状況で、これでは、いくら男女のマッチングや子育てしやすい環境づくりをして自然増を達成しても、本市の人口は減少する一方です。
帰ってくるためには職場が必要ということで、地元企業とのマッチングに力を入れ、都内で「ナガノのシゴト博」の開催や、地元企業へのインターンシップツアーの実施、合同就職説明会の開催など、UJIターン就職につながる取り組みを進めています。
その積極的な取り組みに賛同すると共に、私の立場でも、最も地元にいる必要がある「農林業」で生活できる市政を目指すよう、提言を続けてまいります(^^)v。
蓮舫元民進党代表が離党届を提出し、立憲民主党へ入党するとのことです。選挙対策も、ここまでくると呆れる他ありません。
離党の理由に挙げたのは、「大義である掲げる旗、政策がない」とのことですが、民進党に理念・政策があることは代表を務めた本人がご存知のはずだし、入党先の枝野代表ご自身が、立憲民主党の理念・政策は民主党・民進党時代からのものをブラッシュアップしたものである、と明言しているにもかかわらず、支持率の高い政党に鞍替えする理由に理念や政策を挙げるとは、本当に呆れるやら悲しいやら、です。
安倍首相言いなりの自民党議員・希望の党へ逃げ出した元民進党議員・立憲民主党に逃げ込もうとする民進党議員、政治家は落ちたら終わりとはいえ、最低限の節操ぐらいは持つべきと考えます。
代表を務めた政党から逃げ出した蓮舫氏を他山の石として、私は自らの信念を貫く政治家として、時代の変化や支持者の思いにも応えつつ、筋を通して頑張っていく所存です(^^)v。
ちなみに、民進党綱領はこちらから→https://www.minshin.or.jp/about-dp/principles