緒方夕佳熊本市議会議員が、7ヵ月の赤ちゃんを連れて議会に出席したことが話題になっています。世論の8割以上が反対の意思表明をしているにもかかわらず、一部マスコミや「自称」文化人が肯定的な取り上げ方をして擁護したため、「炎上」しているのが実態です。
結局のところ、熊本市議会としては、マスコミの圧力に負けて、議場での授乳は認めないが、控室で緒方市議が授乳している場合には、採決のタイミングを議会事務局から事前連絡することを約束したそうです。
そもそも、議員たるもの、最初の一年目はともかく、採決のタイミングくらいわかって当然のことなのに、採決前に連絡を要求する素人議員とそれを約束してしまう議長、熊本市議会、大丈夫ですか?という話です。議会最終日の採決ならわかりやすいですが、委員会での採決においては、議論の流れ次第で大幅に時間が押したりしますし、場合によっては、あっさり採決にかけられます。すなわち、採決の前に連絡をよこせということは、「私がいない時に採決するな!」という要求であり、それを飲んでしまった以上、緒方市議が個人的理由で「待ってろ!」と言うだけで採決が出来なくなることになります。
緒方独裁政権誕生ですか・・・(^^ゞ。
0歳児は母乳で育て、母親が常に一緒にいるべき、との考えを広めることは、働く女性の足を引っ張る行為です。女性差別であり、子どもが大好きな父親から子育ての機会を奪う、許し難い差別思想です。
子ども達を愛する父親として、子どもを利用して女性差別を助長する緒方市議に反対の意思表示をいたします。
緒方夕佳熊本市議が、生後7ヵ月の長男を連れて本会議に出席し、開会が40分遅れたそうです。肯定的な意見も多少あるようですが、頑張る方向性を間違った残念な案件だと思います。
私自身も、平成24年3月議会の時、子ども達3人がインフルエンザにかかり、保育園で預かってもらえず、病児保育施設もなく、かといって予算を審議する議会を欠席するわけにもいかず、頭を抱えた覚えがありますので、子どもを連れてでも議会に行きたいという気持ちは理解できます。この時は、私以外の家族全員がインフルエンザでダウンしたため、妻・父・母も家にいて子ども達をみてくれたので私は議会に出席できましたが、みてくれる人がいない方は本当にたいへんだろうと実感しました。故に、翌6月議会に「病後児保育の拡充と病児保育の実施を求める請願」を作成し、連合長野長野地協さんから提出していただき、全会派の皆さんに趣旨と必要性をご説明してご同意いただき、全会一致で採択することができました。議会による全会一致の重みはそれなりにあり、その後、松代病院の施設整備に合わせて病児保育をはじめていただき、現在に至ります。
そもそも、議場は、議員と理事者・職員以外は入れない場所です。裁判所でも、傍聴席の柵を乗り越して入ってくる人がいたら大騒ぎになるでしょう。赤ちゃんは泣くのが仕事と言われるように、泣き出したらどうするのでしょう? 私は、子どもが小さい時には、一瞬も目を離さないようしていたため、トイレに行くのも一緒(笑)ぐらいだったため、子ども連れでは議会に出席していても、とても仕事にならない自信があります(^^ゞ。一度にいくつもの事ができるという女性は違うのかもしれませんが・・・。
海外では、赤ちゃんを連れて議場に行ける国もあり、議会中に授乳している様子も世界中に発信されています。本人が見られてもいいと納得しているなら問題ありませんが、音がするから振り返ったら授乳中で、セクハラ親父呼ばわりされたり、授乳の様子を全世界に発信されたくないから議会中継をやめろ!という話になると、開かれた議会に逆行することになります。また、授乳スペースを設ける配慮も進んできて、赤ちゃん連れでも外出しやすくなりましたが、人前で授乳するのが当たり前な風潮となると、授乳室を設置する意味がなくなり、普通の羞恥心を持つ方は困ることになります。
緒方市議には3歳のお嬢さんもおられるようです。ならば、長男も保育園に預かってもらえば、安心して議会に出席できるでしょうに、何故、長男を連れて「事前連絡もせず」強行出席したのでしょう。やっぱり、頑張る方向性が違うと思いますし、パフォーマンスのために子どもを利用しないでほしいと切に願います。長男の顔と名前を全国放送で暴露し、長女の名前も流布させる。自分の選挙対策のため、子ども達を利用したようにしか思えません。共産党の志位和夫委員長は、35歳で書記局長に大抜擢された時、マスコミが殺到しましたが、子ども達は別人格だからと、自身や党の利益のために「さらし者」にすることを拒みました。それでこそ、子を思う親・政治家だと思います。私も、facebook等に子ども達の顔が写った写真は載せませんし、名前も秘密にしています。
緒方市議が求めていた、現状、利用するのは自分だけだが、税金で託児所を設置せよ!というのは、また、それを議員が言うことは、やっぱり、違うと思わざるを得ません。
我が会派の代表である松木茂盛議員の在職50年を祝う会が開催されました。
松木議員は、28歳で初当選してから13期連続当選され、今年で51年目になります。私が生まれる前から議員を務められ、高度経済成長期に初当選してから現在の超少子高齢化時代にまで、時代の変化に対応され、その時々に応じた市民利益・地元利益のために働いてこられました。これは、本当にすごいことだと思います。新しい時代に対応すること自体がすごいことですし、応援していただく皆さんが代替わりしても当選し続けるだけ地元から支持し続けられていることは、本当に温厚なお人柄と日頃の努力の結果だと思います。
私は、「続ければいい」との考えではありませんが、松木議員であれば、これからもしっかり働いた上で「前人未踏の記録」を更新し続けるであろうことから、ぜひ、世界記録を作っていただきたいと思います(^-^)。
なお、せっかくですので、最後までお読みいただいた皆さんに、松木議員から教えて頂いた健康の秘訣をご披露いたします。
それは、「坂元の黒酢」です。私も飲み始めてからてきめんに効果を実感できたため、市政報告会にお越しいただく方々にはお勧めしていますが、毎日酢を飲むというのはハードルが高いみたいです。でも、坂元の黒酢はマイルドで飲みやすいため、ぜひ、一度お試しいただきたいと思います。ホームページはこちらから ↓
http://www.kurozu.co.jp/
加藤市長に対し、「改革ながの市民ネット」として、平成30年度の予算編成・施策に対する要望書を提出しました。重要案件が多い中ですが、特に重点的な施策と考える222項目について要望しました。
更に絞った30項目ほどを、政調会長の立場で私が説明し、懇談しました。
まずは、提言の第一歩であり、これからも市民利益実現に向け、会派一同、あらゆる機会を通じて、取り組みを進めてまいります(^-^)。
予算要望書はこちらからご覧になれます ↓
平成30年度予算要望
第48回衆議院議員総選挙において、篠原孝候補が131,883票をいただき、当選いたしました。無所属での出馬となりましたが、変わらぬご支援・より一層のご支援をいただいた皆さま、新たに応援してくださった皆さまに支えられ、前回の96,333票から35,550票を上積みしての勝利を得ることができました。本当に、ありがとうございました。心から感謝申し上げます。
信念を貫いた篠原候補をご評価いただけたことは、長野1区有権者の良識を全国に示した快挙だと思いますし、立憲民主党の躍進と相まって、新たな政治の幕開けを感じます。篠原代議士には、その先頭・中心となって野党再編にご尽力いただくことを切に望みます。穏健保守から中道リベラルによる2大政党の一翼の再結集か、それぞれの主義主張に基づいた複数政党の緩やかな連合体による野党の団結か、私にはわかりかねますが、安倍一強を終わらせる「まっとうな」勢力の結集を期待し、我が恩師である篠原孝代議士の活躍を祈念します。
本当に、ありがとうございました。
いよいよ総選挙です。篠原孝候補は、信念を貫き無所属で出馬したため、小選挙区で勝たなければ議席を失います。安倍政権の暴走を止めるため、国民の見識を見せつけるためにも、絶対に負けられない選挙です。ぜひ、篠原孝に熱い1票をお願いします。
14日(土)11時30分~ 篠ノ井公民館 西寺尾分館(篠ノ井杵淵212-7)
15日(日)19時~ 篠ノ井公民館 本館3階和室(篠ノ井御幣川281-1)
において、篠原孝個人演説会を開催します。候補の思い・考えを直接聞けるチャンスです。ぜひ、お誘いあわせの上、ご来場ください(^-^)。(駐車場あります)
篠原孝前衆議院議員が、希望の党からの公認を蹴って無所属での出馬を決断しました。信念を貫く姿勢に賛同し、篠原代議士の弟子であることを心から誇りに思います。
安倍晋三首相の独裁的政権を終わらせるためには野党共闘は必要であり、希望の党が民意の受け皿になれるなら民進党の解党的合流もやむを得ないかとも思いますが、党をあげて反対した憲法違反である安保法制に賛成することを踏み絵とし、排除の論理を振りかざす「上から目線」の小池百合子希望の党党首の価値観に組することはできません。無所属だと比例復活がないため、小選挙区で当選しなければ議席を失うのに、それでも筋を通した篠原代議士は最高だと思います。
総選挙後、更なる政界再編があるでしょう。結果次第で左右されるため予測はつきませんが、篠原孝候補予定者には、その中心となって国民のための政権・政党づくりを行っていただきたいと思います。そのためには、まずは当選しなければなりません。私も精一杯、頑張ります(^^)v。
政権を担ったこともある野党第1党の民進党が、結党したばかりの希望の党に合流するという前代未聞の事態になりました。安倍政権の暴走を止めるため、との大義があれば、それも一つの選択肢ではありますが、小池百合子希望の党党首は、入党の条件に、安保法制と憲法改正に賛成することを挙げ、踏み絵を迫ってきました。
そもそも、野党の共闘が必要なのは、立憲主義を否定して安保法制を強行採決してしまった安倍独裁政権を倒すためであり、安保法制に賛成するなら、何も共闘する必要も安倍政権を変える必要もないわけです。安倍独裁から小池独裁に変わるだけなら、むしろ経験のある議員を多数有する自民党に支えられた安倍独裁の方がマシだとすら思います。
民進党の両院議員総会で合流案が了承されたのは、全員で希望の党に移る・民進党の理念と政策を新しい党の下で実現する、との説明がなされたからと聞き及んでいます。民進党は、安保法制は憲法違反であるとして党をあげて反対しました。それに賛成することを入党の条件にされるなら、民進党議員は一人も入党できないはずです。また、当選するため、自らの理念や政策に反することに賛成してしまうなら、それは野合以外の何物でもありません。
日刊ゲンダイDIGITALは、小池党首が入党を拒否する候補者を挙げた「排除リスト」なるものを作成したと報道しました。そこには、党首クラスの大物や左寄りで有名な方々に並んで、我らが篠原孝前衆議院議員の名前が載せられていました。党首クラスでもなく左寄りでもないけれど、絶対に信念を曲げない政治家だから安保法制反対を貫くであろうと、第1次の排除リストに入れられたことを元秘書として心から嬉しく思います。また、小池さんには、宣伝してくれてありがとう、と言いたい気持ちです(これは皮肉です(^^ゞ(笑))。
希望の党に希望が持てるのは、国民のための政治を実行しようとする場合に限られます。極右の政策を小池さんが実行しようとするなら、そこに国民の希望はないと断言します。
健康寿命延伸は、全ての人にとって重要なことであり、行政としても取り組むべき大切な課題です。私も、その観点からスポーツ環境の整備や地域コミュニティーの活性化策、福祉の推進を提言してきました。ですから、この9月定例会に、「健康長寿を目指し、市行政、市議会が食に対する意識啓発に積極的に取り組むことを求める請願」が提出されたこと自体は望むところなのですが、この請願は「サキベジ」の推進に偏り過ぎていて賛成できかねました。サキベジは、10分間、まずは野菜を食べ続けるべき、との運動なので、長野市保健所は、低栄養になりがちな高齢者の健康増進のためにはたんぱく質の摂取を推奨したい立場です。
これらの総合的見地から、我が会派は、この請願を継続審査として更なる議論を行うべきと主張しましたが、サキベジ推進派の公明党と、それに同調する新友会の多数決により、あっさり採択されてしまいました。サキベジは、肥満解消のためには有益のようなので、反対するつもりはないのですが、たんぱく質を意識的に摂取すべき高齢者がサキベジを実践して健康被害を生じたら取り返しがつかないため、我が改革ネットは、請願を採択すべきとした委員長報告に反対しました。特に、我が会派は、総合的な健康づくり推進条例を制定した宇部市を視察させていただいた経緯があるため、黙っているわけにはいきませんでした。
何故、反対するのかを明らかにするため、私が会派を代表して反対討論を行いましたので、その討論を以下に記載します。
「17番、改革ながの市民ネット、望月義寿でございます。
請願第36号、健康長寿を目指し、市行政、市議会が食に対する意識啓発に積極的に取り組むことを求める請願を採択すべきものとした福祉環境委員会委員長報告に反対の立場から討論を行います。
本請願は、請願事項を「健康寿命延伸を目指すまちにふさわしい姿勢を、市民に分かりやすい形で積極的に発信すること」と結ばれており、その趣旨には会派一同大いに賛同するところです。健康寿命延伸は誰しも望むものであり、本市においても、第三次長野市健康増進・食育推進計画「ながの健やかプラン21」を策定し、市民の健康増進に努めています。
しかしながら、健康増進のためには、その人その人に合わせた、きめ細かい総合的な対策が必要であり、例えば、近年、高齢者の低栄養、栄養欠乏が問題となっている状況で、栄養過多の人に効果があるサキベジを一律に推奨すると、かえって健康被害が生じかねません。
会派で視察させていただいた山口県宇部市では、健康づくり推進条例を制定し、行政・市民・事業者・地域・市民団体・健康づくり関係団体が、それぞれの役割を明らかにし、協働・連携して積極的に健康づくりを推進しておられました。
本来は、この請願趣旨をしっかりと受け止め、市民の食生活・運動習慣・医療体制・地域交流・住環境、生活環境、交通環境の整備など、総合的観点からの健康づくりを考え、できれば、議員提案で健康づくり条例を制定することも視野に議論すべきであると考えます。拙速な請願採択に反対し、私の討論といたします。」
安倍首相が解散・総選挙を決めたようです。加計問題を始めとする、「自らの」、言い逃れができないスキャンダルに蓋をするため、民進党が弱っていて、都民ファーストが準備不足のこの時期なら、大義なき解散をしても勝てるという世論調査結果による判断とのこと。どこまで国民を馬鹿にしているのかと呆れる他ありません。
思えば、安倍首相は、全て「自分ファースト」でした。尊敬する祖父である岸信介元首相がA級戦犯とされたこと・日米安保で批判されたことに対する恨みを原点に政治活動を始め、「アメリカのために日本人の血を流さなければ」との信念に従い、自身の思いと趣味により、憲法や国民生活をないがしろにして政治を行ってきました。今回も、北朝鮮からミサイルが飛びまくり、Jアラートが鳴る危機的状況にもかかわらず、「今なら選挙で勝てるから」「スキャンダルをやり過ごしたいから」という、自身の保身のために解散して政治空白をつくることも厭わず、ただただ、自分の利益しか考えない方が首相であることを悲しく思い、かつ、この選挙も勝ってしまうであろうことに絶望を覚えます。
選挙前なので投票依頼はできませんが、戦後最悪の安倍政権を倒すべく、微力ながらも全力を尽くす覚悟を述べさせていただきます(^^)v。