長野市議会議員会派

改革ながの市民ネット

「正直、公正、石破茂」について

自民党の総裁選が始まりました。自民党が与党である現在、すなわち、次の首相を決める選挙と言えるでしょう。

安倍晋三首相・総裁に対抗して出馬したのはただ一人、石破茂氏のみでした。そのスローガンが、「正直、公正、石破茂」。ところが、このスローガンが、自民党内から安倍首相に対する批判だ!と、反発されているようです。

「正直・公正」が安倍首相への批判だと思う自民党国会議員。安倍首相が「正直・公正」で「ない」と思っているから反発するわけですよね? それでも、安倍首相を再選させ、「不正直・不公正」な国政を続けようとしているのですか?

道徳教育を教科として取り入れ、子ども達に「正しい生き方」を強制したい安倍首相。「正直・公正」が自分に対する批判だと、自分の仲間達が思う現状をどう思うのでしょうか?

サマータイム導入に反対

東京オリンピックの暑さ対策に、サマータイムの導入が政府において検討されているようです。安倍首相は前向きで、菅官房長官は慎重姿勢とのこと。

サマータイムとは、夏場、時間自体を1・2時間早めるというもので、年2回、日本中の時計の針を変更する労力は膨大なものがあります。オリンピック組織委員会の森会長は、朝7時開始予定のマラソンを朝5時スタートにしたいようですが、だったら時計の針はそのままで朝5時スタートにすれば済む話です。

10年前に超党派の「サマータイム制度推進議員連盟」が盛り上がり、あわや導入となりかけた時は、篠原孝衆議院議員の活躍で流れましたが、→ http://www.shinohara21.com/blog/archives/2008/06/080602.html 今回は、1強の安倍首相が前向きなため、導入されてしまうかもしれません。

膨大な手間がかかるだけのサマータイム制度は導入すべきではありません。篠原代議士が言うように、時刻の切り替えではなく「頭の切り替え」で対応すべきと考えます。

人権と生産性、差別と偽善。

自民党の杉田水脈衆議院議員が、「LGBTは(子どもを産む)生産性がない(から税金を使って支援する必要がない)」と新潮45に寄稿して炎上しています。事実誤認と差別思想に基づいた発言であり、多くの批判が寄せられているため、あえて内容には触れませんが、私が危惧するところを述べたいと思います。

人権は、人間であるという「その一点」を根拠に享受できる不可侵の権利です。「生産性」の有無をはじめとして、条件付きで認められるものではありません。これは、そうしなければ人権侵害が行われ不幸な人が生じるという、歴史から導き出された人類の知恵であり、国会議員たるもの、人権問題において条件を持ち出すべきではありません。また、子どもを産むことを「生産性」と呼ぶことにも違和感を覚えます。

私としては、杉田議員の罪深さは2点あると考えます。

まず、第一点。国会議員の立場にありながら差別的思想を流布すること。

二点目は、杉田議員を批判する立場から過度な反応がなされ、結婚や子どもを持つこと、働くことを推奨することが「差別」とされるようになり、少子化対策や経済対策が取りづらくなってしまうことです。

長野市では、マリッジサポート課を設置し結婚支援を行っています。人口増推進課を設置し、移住・定住人口増に取り組んでいます。その他にも、学生と地元企業とのマッチングや親元就農者支援事業他、あの手この手で人口増を目指した取り組みを進めていますが、これが子どもを産まない人・働けない人への「差別だ!」となってしまうと、行政は機能不全に陥り、地方は崩壊してしまいます。

人権は、当然守るべきです。差別は、いかなる理由があろうとも許されない行為です。同時に、逆差別は差別を助長する原因になるためすべきではありませんし、差別者と呼ばれたくないために、少数者に対して必要以上に配慮することは、偽善ではないでしょうか?

日本には、部落差別という徳川幕府が創った、不合理で愚かな差別が未だに存在しています。人種・性別・宗教等、多数派と違うから弱者だからという理由があっても許されないのが差別なのに、部落差別には、そもそも理由すらありません。ただ単に、徳川幕府が彼らを差別する対象にすると決めただけです。そんな愚かな差別が未だに残っている原因の一つに、被差別者を名乗って、差別と関係なく自らの利益を得るために他者を恫喝した一部の利権者が「部落は怖い」というイメージを作ってしまったことがあるかもしれません。

今回の「杉田水脈」的思想への批判が行き過ぎて、人権を守るべく声を挙げた人が「党利党略だ」「偏向している」と言われたり、少子化対策を「差別思想だ」と言われないよう、批判者は本筋を外さないよう理性的対応を、差別者は炎上商法により自らの望む社会実現に逆行する潮流をつくらないよう、お願いする次第です。

私は、偽善と差別と侵略戦争がどうしても許せず、口下手・あがり症なのに政治家を志してしまった人間です。差別に関する案件は、絶対に許せませんし、同時に偽善者にもなりたくありません。

全ての人に人権が保障され、生存権・幸福追求権が認められる社会、自由で平和で豊かに暮らせる社会、少数者が生きやすい社会であり、かつ、多数者が逆に生きづらくならない、WinWinの社会を創るため、これからも頑張ってまいります(^^)v。

猛暑、ついに「災害と認識」。

連日の猛暑が続いています。気象庁は7月23日、異例の記者会見を開き「命の危険がある暑さ。1つの災害と認識している」と表明。ついに猛暑が「災害」と認識されるまでになりました。

消防庁によると、16日から22日の一週間に熱中症の疑いで救急搬送された方は22,647人で、うち65人が死亡したとのこと。小学校のプールも水温が高すぎて使用中止になるところが続出する等、もはや今までの常識が通用しない時代を迎えています。

長野市の公営保育園は、塩入学議員を先頭に我が会派を挙げてエアコン設置を要求し続けた結果、全保育室に設置されました。塩入議員の実行力に改めて敬意を表する次第です。

小中学校のエアコン整備は、加藤市長の2期目の選挙公約であり、あと2年以内に全教室に設置すべく「サウンディング型市場調査」を実施し、9月に実施結果の概要が公表される予定になっています。

市民の幸せを実現すべく、時代を先取りした提言を行ってまいります。

長野市役所ご利用の皆さんへ

暑い日々が続いています。熊谷では41.1度と、観測史上国内一番の最高気温を記録したそうです。くれぐれもご自愛ください。

長野市役所の駐車場も緑町の立体駐車場以外は屋根がないため、ちょっと駐車しただけで車内が信じられないような高温になる状況です。車で長野市役所をご利用の皆さんには、ぜひ、屋根があり・ガラガラで・第一庁舎から近い緑町駐車場をお勧めします(^^)v。

緑町駐車場 ← 歩道橋を渡る必要はありますが、第一庁舎北側すぐにある穴場の立駐です。ぜひ、ご利用ください。

 

長野市役所ご利用の皆さんへ

暑い日々が続いています。熊谷では41.1度と、観測史上国内一番の最高気温を記録したそうです。くれぐれもご自愛ください。

長野市役所の駐車場も緑町の立体駐車場以外は屋根がないため、ちょっと駐車しただけで車内が信じられないような高温になる状況です。車で長野市役所をご利用の皆さんには、ぜひ、屋根があり・ガラガラで・第一庁舎から近い緑町駐車場をお勧めします(^^)v。

緑町駐車場 ← 歩道橋を渡る必要はありますが、第一庁舎北側すぐにある穴場の立駐です。ぜひ、ご利用ください。

 

歩道橋を改修していただきました

7月19日、通学路でもある「前田製作所前歩道橋」を部分改修していただきました。穴があいてからわずか2日での早期改修、県長野建設事務所の皆さんに心から感謝申し上げます。

前田製作所前歩道橋 ← 下からパイロンが見えている状態

近年、行政は「予算がない」と口ぐせのように言いますが、必要な事業は必要なのであり、メリハリのある予算執行が求められています。子ども達をはじめとする市民の安全、これこそが最重要課題であり、今回の早期対応を高く評価させていただき、これからのご尽力をお願いいたします。

なお、この歩道橋は、前田製作所がネーミングライツを取得しており、社員の皆さんには子ども達の見守り活動にもご参加いただいております。重ねて御礼申し上げます(^-^)。

合併支所の利用状況を現地視察しました

会派有志で、合併支所の利用状況を現地視察しました。平成の合併により、2町4村が長野市になりましたが、町村役場と支所とでは、職員数が大幅に違うため、公共施設の最適化が問題となっている本市にとって、空きスペースの有効活用は重要課題です。塩入学顧問の発案により、大岡・信州新町・中条・鬼無里・戸隠支所を視察させていただきました。

信州新町図書館 ← 議場の椅子を支所の図書館で活用している信州新町支所

空きスペースを農協に貸したり、会議室として市民に開放したりする等、有効活用している事例も多かったのですが、町長室が物置になっている支所もありました。一番使い勝手が悪いのは「議場」であり、使われていないか物置になっていました。

信州新町議場 ← 信州新町支所では、議場を改修してステージを設置し、ホールとして使用していました。

鬼無里親子広場 ← 鬼無里の親子広場。子育て支援にも使われていました。

地域の実情や改修費用を勘案した上での有効活用、会派としても提言していきたいと思います。

イケめぇんくん ← おまけ:イケめぇんくん、初めて見ました(^-^)。

河川関係の期成同盟会に参加しました

本日は、岡田川改修促進期成同盟会総会と千曲川堤防改修期成同盟会の総会、そして、住民自治協議会塩崎地域委員会に参加しました。

岡田川は、天井川であり、その改修と日頃の浚渫をはじめとするメンテナンスが必須の河川です。県管理のため、常に予算がないと言われ続けていますが、中尾山等の土砂が流入し、支障木が繁茂している状況であり、流域住民の安全のためには、常にメンテナンスが必要です。予算をつけるよう、お願いする挨拶をさせていただきました。

高橋会長をはじめとする同盟会役員の皆さんの働きかけと、県のご理解により、樋門を排水機場にする事業が始まりましたが、千曲川下流の立ヶ花狭窄部の改修なくしては篠ノ井の安全は実現できません。千曲川河川事務所にも早急な対策を要望しました。

塩崎の地域委員会では、それらの同盟会に参加した役員さんもおられ、一日の労をお互いにねぎらい、委員会立ち上げのご苦労話や、今後の取り組みに関し、意見交換をさせていただきました。

信更地区で公共施設のワークショップが開催されました

長野市では、公共施設の今後の在り方を市民の皆さんに考えていただくためのワークショップを各地区で行っています。

母の故郷・芋井を皮切りに、地元・篠ノ井でも実施され私も参加しましたが、お隣の信更でも開催されたため、見学に伺いました。地区ごとに抱える課題は様々で、数回のワークショップで解決できるわけではありませんが、まずは、公共施設維持に関しての厳しい状況を市民の皆さんご理解いただいた上で、地元目線からの提案を行政が認識する機会としては大きな意義があるかと考えます。

地元の皆さんの声を活かした市政が実現できるよう、これからも頑張ってまいります。

信更町ワークショップ

追伸 職員の皆さん、休日出勤お疲れさまです。ちゃんと代休をとって、心身ともに万全の体制で、これからも市民のためにご尽力ください(^-^)。