長野市議会議員会派

改革ながの市民ネット

平成30年度の予算編成・施策に対する要望書を市長に提出しました

加藤市長に対し、「改革ながの市民ネット」として、平成30年度の予算編成・施策に対する要望書を提出しました。重要案件が多い中ですが、特に重点的な施策と考える222項目について要望しました。

17予算要望写真1

更に絞った30項目ほどを、政調会長の立場で私が説明し、懇談しました。

17予算要望写真2

まずは、提言の第一歩であり、これからも市民利益実現に向け、会派一同、あらゆる機会を通じて、取り組みを進めてまいります(^-^)。

予算要望書はこちらからご覧になれます ↓

平成30年度予算要望

篠原孝候補、当選!

第48回衆議院議員総選挙において、篠原孝候補が131,883票をいただき、当選いたしました。無所属での出馬となりましたが、変わらぬご支援・より一層のご支援をいただいた皆さま、新たに応援してくださった皆さまに支えられ、前回の96,333票から35,550票を上積みしての勝利を得ることができました。本当に、ありがとうございました。心から感謝申し上げます。

信念を貫いた篠原候補をご評価いただけたことは、長野1区有権者の良識を全国に示した快挙だと思いますし、立憲民主党の躍進と相まって、新たな政治の幕開けを感じます。篠原代議士には、その先頭・中心となって野党再編にご尽力いただくことを切に望みます。穏健保守から中道リベラルによる2大政党の一翼の再結集か、それぞれの主義主張に基づいた複数政党の緩やかな連合体による野党の団結か、私にはわかりかねますが、安倍一強を終わらせる「まっとうな」勢力の結集を期待し、我が恩師である篠原孝代議士の活躍を祈念します。

本当に、ありがとうございました。

篠原孝 個人演説会のご案内

いよいよ総選挙です。篠原孝候補は、信念を貫き無所属で出馬したため、小選挙区で勝たなければ議席を失います。安倍政権の暴走を止めるため、国民の見識を見せつけるためにも、絶対に負けられない選挙です。ぜひ、篠原孝に熱い1票をお願いします。

14日(土)11時30分~ 篠ノ井公民館 西寺尾分館(篠ノ井杵淵212-7)

15日(日)19時~ 篠ノ井公民館 本館3階和室(篠ノ井御幣川281-1)

において、篠原孝個人演説会を開催します。候補の思い・考えを直接聞けるチャンスです。ぜひ、お誘いあわせの上、ご来場ください(^-^)。(駐車場あります)

篠原孝前衆議院議員、無所属での出馬を決意!

篠原孝前衆議院議員が、希望の党からの公認を蹴って無所属での出馬を決断しました。信念を貫く姿勢に賛同し、篠原代議士の弟子であることを心から誇りに思います。

安倍晋三首相の独裁的政権を終わらせるためには野党共闘は必要であり、希望の党が民意の受け皿になれるなら民進党の解党的合流もやむを得ないかとも思いますが、党をあげて反対した憲法違反である安保法制に賛成することを踏み絵とし、排除の論理を振りかざす「上から目線」の小池百合子希望の党党首の価値観に組することはできません。無所属だと比例復活がないため、小選挙区で当選しなければ議席を失うのに、それでも筋を通した篠原代議士は最高だと思います。

総選挙後、更なる政界再編があるでしょう。結果次第で左右されるため予測はつきませんが、篠原孝候補予定者には、その中心となって国民のための政権・政党づくりを行っていただきたいと思います。そのためには、まずは当選しなければなりません。私も精一杯、頑張ります(^^)v。

希望の党に希望はあるか?

政権を担ったこともある野党第1党の民進党が、結党したばかりの希望の党に合流するという前代未聞の事態になりました。安倍政権の暴走を止めるため、との大義があれば、それも一つの選択肢ではありますが、小池百合子希望の党党首は、入党の条件に、安保法制と憲法改正に賛成することを挙げ、踏み絵を迫ってきました。

そもそも、野党の共闘が必要なのは、立憲主義を否定して安保法制を強行採決してしまった安倍独裁政権を倒すためであり、安保法制に賛成するなら、何も共闘する必要も安倍政権を変える必要もないわけです。安倍独裁から小池独裁に変わるだけなら、むしろ経験のある議員を多数有する自民党に支えられた安倍独裁の方がマシだとすら思います。

民進党の両院議員総会で合流案が了承されたのは、全員で希望の党に移る・民進党の理念と政策を新しい党の下で実現する、との説明がなされたからと聞き及んでいます。民進党は、安保法制は憲法違反であるとして党をあげて反対しました。それに賛成することを入党の条件にされるなら、民進党議員は一人も入党できないはずです。また、当選するため、自らの理念や政策に反することに賛成してしまうなら、それは野合以外の何物でもありません。

日刊ゲンダイDIGITALは、小池党首が入党を拒否する候補者を挙げた「排除リスト」なるものを作成したと報道しました。そこには、党首クラスの大物や左寄りで有名な方々に並んで、我らが篠原孝前衆議院議員の名前が載せられていました。党首クラスでもなく左寄りでもないけれど、絶対に信念を曲げない政治家だから安保法制反対を貫くであろうと、第1次の排除リストに入れられたことを元秘書として心から嬉しく思います。また、小池さんには、宣伝してくれてありがとう、と言いたい気持ちです(これは皮肉です(^^ゞ(笑))。

希望の党に希望が持てるのは、国民のための政治を実行しようとする場合に限られます。極右の政策を小池さんが実行しようとするなら、そこに国民の希望はないと断言します。

「サキベジ」一辺倒の請願に反対する討論を行いました

 健康寿命延伸は、全ての人にとって重要なことであり、行政としても取り組むべき大切な課題です。私も、その観点からスポーツ環境の整備や地域コミュニティーの活性化策、福祉の推進を提言してきました。ですから、この9月定例会に、「健康長寿を目指し、市行政、市議会が食に対する意識啓発に積極的に取り組むことを求める請願」が提出されたこと自体は望むところなのですが、この請願は「サキベジ」の推進に偏り過ぎていて賛成できかねました。サキベジは、10分間、まずは野菜を食べ続けるべき、との運動なので、長野市保健所は、低栄養になりがちな高齢者の健康増進のためにはたんぱく質の摂取を推奨したい立場です。

これらの総合的見地から、我が会派は、この請願を継続審査として更なる議論を行うべきと主張しましたが、サキベジ推進派の公明党と、それに同調する新友会の多数決により、あっさり採択されてしまいました。サキベジは、肥満解消のためには有益のようなので、反対するつもりはないのですが、たんぱく質を意識的に摂取すべき高齢者がサキベジを実践して健康被害を生じたら取り返しがつかないため、我が改革ネットは、請願を採択すべきとした委員長報告に反対しました。特に、我が会派は、総合的な健康づくり推進条例を制定した宇部市を視察させていただいた経緯があるため、黙っているわけにはいきませんでした。

何故、反対するのかを明らかにするため、私が会派を代表して反対討論を行いましたので、その討論を以下に記載します。

「17番、改革ながの市民ネット、望月義寿でございます。

請願第36号、健康長寿を目指し、市行政、市議会が食に対する意識啓発に積極的に取り組むことを求める請願を採択すべきものとした福祉環境委員会委員長報告に反対の立場から討論を行います。

本請願は、請願事項を「健康寿命延伸を目指すまちにふさわしい姿勢を、市民に分かりやすい形で積極的に発信すること」と結ばれており、その趣旨には会派一同大いに賛同するところです。健康寿命延伸は誰しも望むものであり、本市においても、第三次長野市健康増進・食育推進計画「ながの健やかプラン21」を策定し、市民の健康増進に努めています。

しかしながら、健康増進のためには、その人その人に合わせた、きめ細かい総合的な対策が必要であり、例えば、近年、高齢者の低栄養、栄養欠乏が問題となっている状況で、栄養過多の人に効果があるサキベジを一律に推奨すると、かえって健康被害が生じかねません。

会派で視察させていただいた山口県宇部市では、健康づくり推進条例を制定し、行政・市民・事業者・地域・市民団体・健康づくり関係団体が、それぞれの役割を明らかにし、協働・連携して積極的に健康づくりを推進しておられました。

本来は、この請願趣旨をしっかりと受け止め、市民の食生活・運動習慣・医療体制・地域交流・住環境、生活環境、交通環境の整備など、総合的観点からの健康づくりを考え、できれば、議員提案で健康づくり条例を制定することも視野に議論すべきであると考えます。拙速な請願採択に反対し、私の討論といたします。」

自己保身解散に呆れる他なし・・・

安倍首相が解散・総選挙を決めたようです。加計問題を始めとする、「自らの」、言い逃れができないスキャンダルに蓋をするため、民進党が弱っていて、都民ファーストが準備不足のこの時期なら、大義なき解散をしても勝てるという世論調査結果による判断とのこと。どこまで国民を馬鹿にしているのかと呆れる他ありません。

思えば、安倍首相は、全て「自分ファースト」でした。尊敬する祖父である岸信介元首相がA級戦犯とされたこと・日米安保で批判されたことに対する恨みを原点に政治活動を始め、「アメリカのために日本人の血を流さなければ」との信念に従い、自身の思いと趣味により、憲法や国民生活をないがしろにして政治を行ってきました。今回も、北朝鮮からミサイルが飛びまくり、Jアラートが鳴る危機的状況にもかかわらず、「今なら選挙で勝てるから」「スキャンダルをやり過ごしたいから」という、自身の保身のために解散して政治空白をつくることも厭わず、ただただ、自分の利益しか考えない方が首相であることを悲しく思い、かつ、この選挙も勝ってしまうであろうことに絶望を覚えます。

選挙前なので投票依頼はできませんが、戦後最悪の安倍政権を倒すべく、微力ながらも全力を尽くす覚悟を述べさせていただきます(^^)v。

個人質問を行いました

平成29年9月定例会において個人質問を行いました。取り上げたのは、

(1) 南部図書館の建替えと公共施設マネジメント指針について

(2) 学校給食費の自治体徴収について

(3) 放課後子ども総合プランの配分金について

(4) 犀川南北間の渋滞解消に向けた市長の決意について

です。いつもよりカミカミですが(^^ゞ、内容的には意義のある質問になったかと思います。ぜひ、ご覧ください。↓

http://www.nagano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=gikai_result&gikai_day_id=66&category_id=3&inquiry_id=2067

 

議員の不祥事についての所感①

最近、議員の不祥事が続き、大きく報道されています。論外の事例も多く、あえてコメントしませんでしたが、やはり、私の所感を述べるべきかと思い、それぞれの案件について発言したいと思います。

まずは、豊田真由子衆議院議員の暴言・暴行報道について。

あの音声は衝撃的でしたね。音声や映像が実情を伝える素晴らしいツールであることを改めて認識しました。論外の案件であり、豊田議員をフォローするつもりは全くありませんが、衆議院議員の秘書経験者として、実情の一端を推測してご説明したいと思います。

暴言・暴行は、当然のことながらあってはならないことです。国会議員たるもの、誰よりも人格者であるべきだと私は思います。ただ、たった一人しか当選できない小選挙区制で勝ち残るためには日頃の努力が重要であり、真面目な議員ほど、議員活動も選挙活動も頑張り、いかに効率的に効果的に働くかを考え、実行しています。当然、国会議員は優秀な方が多いので、必然的に秘書は自身より能力が劣る人がなるわけです。国会議員としては、「何でこんな簡単なことができないんだ!」「何でこの程度のことにこんなに時間がかかるんだ!」という不満を抱えつつ秘書を雇う状況になります。しかも、個人事務所なので、雇う・解雇するを議員が決定できる、まさに、秘書の「生殺与奪」を握っている独裁的立場にあるわけです。

そういう状況なので、よほどの人格者でなければ、無能な秘書に対し怒りが爆発し、非難の言葉を吐くことは、容易に想像できます。自民党の重鎮から「あの程度のことを言う男の議員はいくらでもいる」とのフォローもありました。

かく言う私は、篠原孝衆議院議員の下で2年間修業させていただきました。知らないことだらけの私を、厳しくも優しくご指導いただき、本当に心から感謝しています。我が人生において、篠原代議士ほど優秀で、裏表なく、パワフルに働く方を知りません。しかも、価値観がほぼ同じなので、「篠原孝政権」ができることを熱望しています。

選挙において、それぞれの候補者の実情は、有権者としては知る機会が少ないかと思いますが、それでも、ぜひ投票に行っていただき、より良さそうな方を選んでいただければ幸いです。長野1区においては、「篠原孝」で間違いないと、「私は」断言します(^^)v

民進党代表選について

民進党の代表選が始まりました。

前原誠司氏、枝野幸男氏の一騎打ちですが、私は今回、前原候補を応援しています。平和主義者であり、行き過ぎた自由貿易に反対する私の政治姿勢からすると、憲法改正論者で新自由主義者と目される前原氏を応援することを意外と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、理由は社会保障政策にあります。

民進党は、尊厳ある生活保障総合調査会(前原調査会長)で、井出英策慶応大学教授の提言を基に新しい社会保障政策をまとめました。これは、すべての人が応分の負担をし、すべての人が受益者となる社会の実現を目指すもので、画期的なものだと考えます。今までの社会保障は、ともすると貧しい人・困っている人を「助けてやる」的な偽善的傾向があり、格差拡大・中間層の没落が、「弱い者が更に弱い者を叩く」分断社会をつくってしまいました。この悲しい流れを転換し、すべての人が受益者となると同時に、すべての人が応分の負担をする、自律した個人が尊厳を持って、安心して生きていける社会を創らねばならないと考えます。

前原候補は、井出教授を三顧の礼をもって口説き落とし、その提言に基づいて代表選を戦っています。

民進党にとって、おそらくこれが最後のチャンスとなるでしょう。代表選において堂々と議論を交わし、国民の皆さんに政策を知っていただく機会になることを願っています。