平成25年12月10日(火)、議会改革・活性化のため、「代表質問権」の人数要件の緩和と次期改選に向けて議員定数の検討を行うことを正副議長に申し入れました。
3月定例会と12月定例会では、会派を代表して市政全般にわたる「代表質問」が行われるのですが、全国の中核市で代表質問権を5名以上の会派と規定しているのは本市のみであり、2名以上としているのは旭川市議会をはじめ10市にのぼることから、2名以上の会派には代表質問権を認めるべきであると申し入れました。
また、前回の市議選において、我が改革ながのの議員全員が「議員定数の削減」を訴えた経緯から、次期改選に向けて定数の検討を行うよう申し入れました。
2013年12月6日(金)、とうとう、特定秘密保護法案が可決されてしまいました。可決寸前まで修正し、今後も第三者機関等々、詰めていかなければと政府・与党が言っている欠陥法案が罪刑法定主義に反する内容のまま法律になってしまいました。審議不十分の強行採決といい、信じがたい暴挙で、呆れ・怒り・今後の運用を恐れるほかありません。国民の命と暮らしを守るため、3年後に予定される国政選挙において、再び政権交代を成し遂げ、廃止しなければと、思いを新たにするところです。
ただ、安倍首相は、結構、正直にご自身の考えを述べられていると私は思っています。故にこのタイトルです(^-^)。
そもそも、安倍首相の唱える「戦後レジームからの脱却」とは、戦後の平和や教育が間違っているので変える、ということだと私は理解しています。また、「日本を、取り戻す。」とは、戦前・戦中の日本を取り戻すことに他なりません。安倍首相の言動を見るに、それ以外の解釈のしようがないのですが、「そんなことはない」と思っておられる方もいらっしゃいます。侵略戦争が出来る国を取り戻すべく、集団的自衛権の行使が出来るよう解釈改憲を図ると同時に、憲法自体の改正も図り、その前提として言論の自由を封殺する特定秘密保護法案を成立させました。安倍首相は正直にやりたいことを述べられていますので、これに関しては、「だまされた方が悪い」と言える案件だと思います。もちろん、一番悪いのは国民を不幸にしようとする政権ですが…。
ご自身やご家族の命・暮らしが大切だと思われる皆様、戦後最悪の政権に対し、断固反対の意思表示を、共に貫いてまいりましょう(^^)v。
平成25年12月3日(火)、請願の勉強会を開催しました。今議会には、「特定秘密保護法案に反対する請願」2件と「消費税の軽減税率制度の導入を求める請願」「介護保険制度における新たな地域支援事業の導入に係る請願」の4件が提出されました。しっかり精査して対応してまいります。
11月15日、加藤久雄市長に「改革ながの」の平成26年度予算要望書を提出しました。重点項目に絞っているのですが、毎年、項目が増える傾向があり、本年は178項目の要望となりました。
← 向かって左端が私です(^-^)
加藤新市長のご就任以来の言動を見るに、活発で、前例にとらわれない発想の下、新しい長野市を創るべくお取組みいただいていると評価しております。
市長と議会は二元代表制の下、車の両輪としてそれぞれの立場から市民のために市政にあたることが求められています。チェック・アンド・バランスの観点から、支えるべきはお支えし、チェックすべきはチェックして、市民利益向上という共通目的のために頑張ってまいります(^-^)。
長野市議会9月定例会が、9月5日から25日までの21日間開催されました。
平成25年9月議会で「放課後子どもプラン施設への社会福祉協議会からの配分金減額について」を質問いたしました。実をいうと、本年度、子ども達の預かりを受託してくれている社会福祉協議会は、児童館・児童センター・子どもプラザの運営費を一律に大幅カットしてしまいました。1施設当たりの平均配分金と今年度の減額は、児童館・児童センターでは配分金約46万6千円を約5万8千円、11.2%の減、子どもプラザでは配分金約30万1千円を約5万3千円、15.1%の減、と、1割以上のカットです。現場では、減額されたことを前提に予算を組み、消耗品費や保育材料費を大幅に減額して運営しています。社協は、予算が不足した時には相談に応じるとしているようですが、児童センター・子どもプラザの職員さん達、予算の範囲内で運営しようと努力するに決まっており、足りなくなるような運営をしないことから、減額された予算内で運営してしまいます。そして、今年度、減額された予算で運営出来たことから来年度も減額のまま、場合によっては更なる減額が待っています。
子ども達の「より良い育ちのために」事業を運営しているはずなのに、「育ちのために必要な予算」を削ろうとするとは本末転倒と言わざるをえません。必要であれば追加すると言っていますので、各児童センター・子どもプラザの皆さん、早急に予算要求して子ども達の保育材料費を前年並み以上に確保してください。既に半年が経過し、前年度より減額された予算内で運営されることは確定してしまったかと思いますが、来年度に向け、お取組みをお願い申し上げます。
2つの小学校区において放課後子どもプラン運営委員を仰せつかっていたため気が付きましたが、私が気が付かなければ長野市中の児童センター・子どもプラザにおいて来年度予算が更に削られていただろうことを思うと、本当にぞっとします。これからも、子ども達の健やかな育ちを応援してまいります(^-^)。
詳しいことは質問動画をご覧ください → http://www.city.nagano.nagano.jp/site/siseihousou/77945.html
改革ながのほかの会派に対し、市から次の事項について協議・報告がありました。
・8月市議会臨時会提出議案について
・新交通システムの導入可能性について
・平成24年度決算について
・広域ごみ焼却施設建設に伴う大豆島地区7区からの要望事項について
・南長野運動公園総合球技場整備工事について
・市立公民館への指定管理者制度導入について
改革ながのほかの会派に対し、市から次の事項について協議・報告がありました。
・新第一庁舎及び新市民会館の第一工区工事の再入札について
・長野市やまざとビジネス支援補助金審査結果の報告について
この長野市議会6月定例会で、子どもがつくる「弁当の日」を提案しましたが、実施が難しい理由を「これでもか」と述べられて、一応「検討する」ということになりました(^^ゞ。出来ない理由を探すのではなく、子ども達の成長を促す教育が行われるべきと思い、めげずに今後も取り組んでまいりますが、私の提案がダメ出しされて日をおかず、塩尻市洗馬小学校で、児童233人が自分で握ったおにぎりを学校に持ち寄る「弁当の日」を実施した新聞報道がありました。調理前の食材に触れ、自分で作ることで食の大切さを学ぶ意義ある取り組みであり、友達同士で交換し、相手に食べてもらう喜びも学んだそうです。
そう! 難しく考えず、おにぎり1個でもいいのです。
おにぎりひとつ作れない人間、お茶は買うもの・魚は切り身で泳ぐもの・・・、そんな、おかしな認識は変えていかなければならないはずなのに、子どもが自分でお弁当を作って学校に持っていく「弁当の日」という取り組み、長野市の教育委員会は、意義は認めつつ、実施するのは難しいとの判断です。
農作業体験・調理体験は、絶対、子ども達の育ち・成長・全人教育に資するはずです。これからもめげずに取り組んでまいります(^-^)。