長野市議会議員会派

改革ながの市民ネット

酒井Mさんへのお返事

3月7日、酒井Mさんから学校給食のアレルギー対策に関してメッセージをいただきました。同日中にお返事をいたしましたが、届かなかったようで、かといって、届かなかった原因探求に時間をとれる状況でなかったものですから、ついつい改めてのお返事をせずにきてしまい申し訳なく思っていたところ、再度メッセージをいただきましたので、最初のお返事をこの場でさせていただきます。私信のつもりで書いたので、私事まで多少書いてしまいましたが、あえて原文のまま掲載します(^-^)。

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酒井さん、メッセージありがとうございます。

長野市の給食の現状は仰る通りで、改善が必要な状況です。センター方式でない調理場ではアレルギー食に対応していただいておりますが、おかわりは用意されていない状況です。私は、食育・地産地消・災害時の対応等の面から自校式給食に移行するよう求め続けてまいりましたが、長野市の方針はセンター方式で、平成24年6月議会において自校式給食への転換を求めたところ、センター方式があらゆる点で優れている、との理解不能の答弁があったため、今回の質問では取り上げる予定はなかったのですが、第4学校給食センターの建設予算が上程されていたため、急遽、その他として食育推進計画にからめて給食問題を取り上げました。
答弁は予想通りの残念なものでしたが、今後も引き続き「あるべき給食」について取り組んでまいります。そして、万全のアレルギー対策実現に向け全力を尽くします。

自校式の準備がない状況でセンター建設の予算を否決するのは現実問題難しいので、この3月議会最終日、会派を代表しての「賛成討論」の中で強く求めていく形になりますが、「あるべき給食」の姿について、せめて保護者も含めての検討の場を設けられればと思います。また、早急に除去食を用意出来る体制を整備するよう求めてまいります。

私事ながら、私の長男も今年小学校に入学します。長男にはアレルギーはないようですが、その下の長女・二女ともにアレルギー体質のようなので人ごとではありません。私事ではありませんが、子ども達の命を守るため、全力で働いてまいります。

では(^-^)。

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政治は、国家・国民、特に子ども達の命を守り、皆の幸せをつくるためにこそあると確信しています。私は一長野市議会議員に過ぎませんが、政治家として、今後も全力で働いてまいります(^^)v。

TPP意見書否決・可決について

3月14日、長野市議会総務委員会において、私が提出した「環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加に反対する意見書(案)」と、新友会提出の「環太平洋経済連携協定(TPP)に関する意見書(案)」の審議がなされました。

私は当然のことながら、自身の意見書(案)を通すべく論陣を張り、TPPが如何に危険で益少なく害多い協定であるかを説明させていただきました。小林義和委員・池田清委員からもご賛同をいただき、特に小林義和委員は絶対に反対することが国民の利益である旨の討論をいただきました。新友会案は、本文では地方から反対・慎重な声が上がっていることを指摘しつつも、交渉参加を前提にした上で、国民に対し説明をするようにという及び腰のものでした。

残念ながら、新友会・公明党の皆さんは、TPPは農業問題に過ぎず、我が国全体としてはメリットの方が大きいとの観点から私の案には反対で、新友会案を通す情勢になったところ、池田委員から、より良い形で修正出来ないかとのご提案があり、暫時休憩を設け、すり合わせを行いました。新友会も「守るべきは守る」「慎重に」との文言に修正することを了としていただきましたので、私は、自身の反対案と新友会案双方に賛成することにいたしました。新友会案は、交渉参加を前提としたものなので、受け入れかねる気持ちも大きいのですが、「守るべきは守る」というのは、TPP交渉においては、実質的には「交渉参加反対」と同義語なので、悩みつつも賛成することにしました。

採決において、まずは私の反対案が採決され、小林義和委員・池田清委員・小泉一真委員・私が賛成しましたが、賛成少数で否決されました。ご賛同いただいた皆様に心から感謝いたします。

新友会修正案は、小林義和委員以外の賛成多数で可決されました。私も忸怩たる思いで賛成しましたが、反対を貫いた小林義和委員に敬意と感謝を申し上げます。現実問題としては、「慎重に」との意見書も国に上げられないよりは、可決した方がいいのでは?との苦渋の選択から私は賛成しましたが、あの程度の意見書案には反対したかったというのが正直なところです。

3月25日の最終日、思いのたけを述べる「賛成討論」(T-T)を行いたいと決意しております。

否決された私の意見書案です ↓

TPP交渉参加反対の意見書案

小泉一真議員による質問内容が報道されました

「長野市の鷲澤正一長野市長は、5日からの市議会3月定例会と7日発信のメールマガジンで、市役所第一庁舎と市民会館の建て替え工事費が当初の134億円から151億円と、17億円増額となったことについて、「当初の事業費の説明が必ずしも十分ではなく、正確な情報提供という点で配慮が欠けていたことにおわびする」と陳謝した。
(中略)
改革ながのの小泉一真氏の「基本設計決定前の24年7月時点で134億円を超える可能性があると認識していたということでよろしいか」との質問に、寺沢部長は「認識していたかどうかとお尋ねであれば、認識はしていた」と答弁。さらに「23年の設計者選定プロポーザル提案の時点では(設計)金額に関する債務というものは発生していない」との考えを示した。小泉氏は「プロポーザル提案の時点で、金額の縛りがなかったというのが、今回の問題についての原因ではないか。南長野運動公園総合球技場改修のプロポーザル提案では、80億円という上限額を設定し、事業費縮減を要求水準書に明記していたのとは対照的だ」と指摘している。」
(25年3月12日 建設タイムズ)

TPPに「聖域」なきことが判明!

2013年3月12日付の日本農業新聞に、第16回のTPP交渉会議において、日本が交渉に参加した場合は、既に確定した内容について再交渉も文言修正も認めない上、新たな提案もさせないと、アメリカが各国交渉官に対し伝えていたことが判明したとの記事が掲載されました。要は、交渉の余地はほとんど全くない、とのことです。

まあ、だからこそTPPであり、だからこそ私は絶対反対を貫いているわけで、目新しい情報とは感じませんが、嘘八百並べ立てて「聖域」を守れる・その交渉力が自分にはあると豪語した安倍総理の、お気の毒な実態が明らかにはなりました。日米首脳会議における共同声明の問題点については、篠原孝衆議院議員がブログに書いていますのでご参照くださいhttp://www.shinohara21.com/blog/archives/2013/03/5130312.html#more

同時に、民主党の前原誠司元国家戦略相は、11日の衆議院予算委員会で、民主党政権時代のTPP交渉においてアメリカ側から突き付けられた要求が「あまりに不平等で、参加表明に踏み切れなかった」と述べました。真の国益の何たるかをおそらく理解出来ていない、TPP推進派の筆頭だった前原氏ですら「あまりに不平等で、参加表明に踏み切れなかった」協定に参加しようとする政治家の、知性と志・愛国心を疑わざるを得ません。

14日、長野市議会3月定例会の総務委員会にTPP反対の意見書を提出する予定です。副委員長の立場で意見書の提案は控えるべきかもしれませんが、タイムリミット寸前の現在、ご寛恕を賜り、対案で出される予定の「慎重に」ではなく、「反対」の意見書を通すべく全力を尽くします。

倉野立人議員・小泉一真議員による質問内容が報道されました

「長野市が建て替えを進めている市役所第一庁舎と長野市民会館の建設事業費が134億円から151億円に増額されることについて、市議会3月定例会で5日から始まった一般質問で、質問や批判が相次いでいる。鷲沢市長は『正確な情報提供という点で配慮が欠けていたことにお詫びする』として陳謝した。
(中略)
改革ながの代表の倉野立人氏は代表質問で『(建設地の変更など)計画が二転三転する中で情報の出し方がその場しのぎになっており、議会や市民の中に新たな不信感が広がりつつある』と言及。同じく小泉一真氏の質問に対する市側の答弁で、昨年8月の基本設計の決定前に134億円を超える認識が市にあったことが分かり、小泉氏は『大きな失政だ』とただした。」
(25年3月9日 長野市民新聞)

※5会派(無所属1人含む)の議員の質問が掲載された中で、改革ながのの2人の質問が最初に配置されました。

塩入学議員による一般質問内容が報道されました

「長野市議会3月定例会は一般質問2日目の6日、市清掃センター(松岡)のごみ焼却施設をめぐり、運営保守管理の業務委託契約に対する質問などが出た。
同業務委託は、これまで1社との随時契約が続いている。市は2月に初めて随時契約の相手以外から希望者を募ったが応募がなく、「条件は厳しく、公正な競争原理が働かない」とただす質問が出た。
市のよると、応募条件は「1日当たりの処理能力450トン以上の施設を過去10年以上継続して単独元請けで受注した実績」「市の施設を建設した日立造船(大阪市)の技術供与・支援が受けられる」といった内容。小林博環境部長は、施設は1982(昭和57)年建設で老朽化が著しく「10年以上の実績」の条件を設けたと説明した。市は来年度もこれまでと同じ日立造船の子会社、日神サービス(川崎市)と随時契約を結ぶ予定。」(平成25年3月7日信濃毎日新聞)

倉野立人議員による代表質問内容が報道されました

「改革ながのの倉野立人代表は、2015(平成27)年に予定されている北陸新幹線長野以北開業や善光寺御開帳に向け、新長野市民会館建設など大規模な公共工事が進められることに触れ『市民にとって長野市政の舵取りを誰が担っていくかは重大関心事であり、その覚悟を示した上で市政運営に当たることは市民に対する責任の表れだと思う』と主張。その上で『内心を知りたい。自分の思いを語っていただきたい』と問いただした。市長は『様子を見たいと申し上げている。(中略)意欲があるか、ないかと言われれば意欲がないなんてことは11月まではやらなければならないのですから必死にやります。意欲はあります』と述べた。」(平成25年3月7日長野市民新聞)

「第1庁舎と長野市民会館の建設事業費を134億円から151億円に増額した方針をめぐり、鷲沢正一市長は『134億円は建物の概要が決まっていない時点で、他市の類似施設の決算ベースの建設費を基に算出した』と説明。算出根拠の説明が十分とは言えなかった―とし、『正確な情報提供という点で配慮が欠けていたことについてお詫びを申し上げたい』と述べた。」(平成25年3月6日信濃毎日新聞)

3月議会で質問いたします

3月7日の11時30分前後から個人質問をいたします。

今回は、篠ノ井祇園祭が100周年を迎えることを受け、市内各地の周年事業に対し何らかの支援をすべきでは?との観点から「周年事業への支援について」と、南長野総合球技場改修のための事業費の内訳として寄付金を6億円見込んでいる市当局の楽観的観測に対する危機感から効果的な寄付募集策を提案し、首都圏へのアンテナショップの開設による、観光・農畜産物宣伝・企業誘致を進めるよう提案し、学校給食をセンター方式としながら如何に食育を進めるのかを質す質問をいたします。

ほとんど提案型の質問ですが、答弁次第では追求型になるかもしれません(^^ゞ(笑)。ご高覧いただけましたら幸いです(^-^)。