長野市議会議員会派

改革ながの市民ネット

産業創生・長寿社会のまちづくり等について先進地視察を行いました

2月2日~4日にかけて、先進地視察を行いました。少子高齢化対策、定住人口減少対策のため、今回は産業創生・特産品開発・高齢者が過ごしやすいまちづくりに的を絞って視察しました。

岡崎市では、中小企業の新商品開発や経営相談、情報発信等について総合的できめ細かいサポートを行い成功している「OKa-Biz」を視察しました。また、リノベーションによるまちづくりについても併せて説明を受けました。

藤枝市では、農商工連携・6次産業化推進事業を視察し、地元産の農産物を素材に開発された17の事例につき説明を受けました。

柏市では、在宅医療の普及と生きがい就労、住宅整備についてと、大学や民間企業と連携した産業創生やまちづくりについて説明を受けました。

定住人口減少を食い止めるには、地元に就労の場があることは必須であり、安心して暮らせる環境も欠かせません。それぞれの取り組みを長野市に活かせるよう更に調査・研究してまいります。

改革ながの市民ネットの管外視察にて

 2月2日~2月4日、2泊3日で、会派『改革ながの市民ネット』の管外視察をしております。 愛知県岡崎市、静岡県藤枝市、そして本日夜、最終視察場所である千葉県柏市を訪れています。 (藤枝市議会議場にて)  本日(2/3)に視察先の藤枝市は平成23年より、エコノミックガーデニング(EG)を取り入れており、各分野にてこの概念を取り入れた施策を実行中です。私もこのEGについては、昨年の選挙時にも語らせていただいたこともあり、注目をしていたところであります。 そんな中で、今回、EGの概念に基づき藤枝市にて取り組まれている、農商工連携・6次産業化の取り組みについて学ばせていただきました。  平成23年8月より取り組んでおり、現在も試行錯誤を繰り返しながら、その精神である産業振興を目的にご苦労されている話もお聞きすることができました。事業を推進するうちに、本来の目的を見失う事例もあるようで、やはり産業振興は一筋縄ではいかない部分も多いということだと思います。しかしながら、このEGは地域における産業振興を、企業誘致だけに頼るのではなく、地域の中小企業が成長することにより地域経済活性化を目指し、そのために行政や商工会議所、銀行などが連携しながら地元の中小企業が活動しやすく成長できるようなビジネス環境をつくる施策です。働けるまち、そして、暮らしたいまちをつくるためには地域経済活性化の成功事例を参考にしながら長野市においてもこれまでの踏襲ではなく、長野市の産業構造の分析をしっかり行いながら施策を練る必要があると考えます。今月末より長野市議会3月定例会が始まりますが、この産業政策について私もしっかり取り組んでいきたいと思います。

日常活動と夏に向けて

 早いもので2月に入りました。1月は新年会等各種の会合が重なり、また、特別委員会視察など、中々ハードな日々でした。そんな中でも、定期的な活動をさせていただいておりますが、真島地区のKさんから地域の話を伺う機会をいただきました。このKさん、現在96歳ですが、毎朝の散歩を欠かさず、更に凄いのは、頭の回転が速い、御歳を感じさせない地域の大先輩であります。 Kさんより、地域の舗装事情についてお話をいただき、一部については、県道であったため、懇意の埋橋茂人県議とともに県建設事務所に現状確認へ。更に、私道と市道の境目での道路の凹凸について等、地域を広く見渡してみると生活に支障を来す(凹凸で自転車運転中に転倒するなど)事象がたくさんあります。すぐに改修とはいかないかもしれませんが、しっかり地域密着の議員として、時には、国や県のそれぞれの議員と力を合わせて、しっかり働きかけを行わなければなりません。  国・県・市という中で、今夏の参院選に向けて意思表示をされている杉尾秀哉さんの話をお聞きしました。現在58歳、非常に大きな決断するに至った内容の話は感動的なものでした。やはり、百聞は一見に如かず、で実際に話を直接聞いてみると、その思いをしっかり受けとめることができると思います。あと、半年、一人でも多くの人に杉尾さんの話を直接聞いていただき、その人となり、思いを感じ取っていただければと感じた次第です。

長野市役所の駐車場について(空き情報)

新第一庁舎供用開始からもうすぐ1ヵ月になります。開庁にあわせて駐車場を有料化したことから、目的外利用の方が減り、以前より停めやすくなりましたが、やはり庁舎から近い駐車場は混む傾向にあり、他方、停めてから少し歩くことになる駐車場は空いていることが多いようです。特に、第一庁舎北西にある緑町立体駐車場は、存在自体があまり知られていないようで、いつ見てもがら空き状態です。

緑町立体駐車場 ← 第一庁舎7階から撮影した緑町立体駐車場。がら空き状態です。

長野市役所は、本市の拠点施設であるにもかかわらず、周りに狭い道が多く、しかも、南東から入る道は一方通行と、不便な立地にあるため、駐車場が混んでいると立ち往生してしまう経験をされた方もいらっしゃるかと思います。

歩くことを苦にされない方には、緑町立体駐車場がお勧めです(^-^)。

位置関係はこちらをご覧ください。→ https://www.city.nagano.nagano.jp/site/siyakusyoannai/5487.html
駐車料金に関しては、こちらから。→ https://www.city.nagano.nagano.jp/soshiki/shomu/119060.html

初めての管外行政視察

1月20日(水)~22日(金)、市議会総合計画調査研究特別委員会9名で行政視察に行ってまいりました。私にとっても初めての行政視察であり事前準備等でも慌ただしかったのですが、大変勉強になる視察となりました。 まず、長野市は、平成19年度を初年度として来年度の平成28年度を目標年次とする第四次長野市総合計画において「~善光寺平に結ばれる~人と地域がきらめくまち“ながの”」を将来像に掲げ、その実現に向けて進められています。既に、人口減少の局面を迎えるとともに、人口構成が変わるなど、今までにない大きな変化が起こっている中で平成29年度を初年度とする新たなまちづくりの指針となる第五次長野市総合計画等を策定しているところであります。 今回は、総合計画及び連携中枢都市圏について先進市である熊本市、姫路市、尼崎市の3市を視察させていただきました。各市で規模も異なる部分もありますが、簡単ではありますが、ご報告いたします。 1月20日(水) 熊本市視察  <熊本市第6次総合計画の取り組みについて> 熊本市第6次総合計画は平成21年度~平成30年度にかけて実行中。 平成26年12月に市長が変わり、市長が選挙の際に掲げたマニフェストを途中盛り込んだ形で行われている。 まちづくりの基本理念として『湧々都市熊本』~九州の真ん中!人ほほえみ 暮らしうるおう 集うまち~を掲げ7つの重点的取り組みの下で分野別施策を掲げている。 計画期間の中間年にあたる平成25年度に全体的に見直しを実施し、熊本市を取り巻く状況の変化を鑑み強化する取り組みとして1.定住促進 2.少子化対策 3.交流人口の増加3つのことを挙げている。加えて、平成24年に政令指定都市となったことを受け、区別計画及び危機管理を新たな項目として取り組んでいる。 区別計画については2,000万/区で自由に使えるとして5つある区の特色を生かしたまちづくりを推進している。 第6次計画における成果と課題としては、先の7つの重点的取り組みの達成度を基にした評価では、Aランク1つ、Cランクが3つ、Dランク3つと厳しい評価をしている。Aランクとしているが観光客の満足度では目標値80を上回る86(平成26年度)としている。 達成度に低い施策の中で、自家用車を使わずに出かけることが多くなったと感じる市民に割合、つまり、公共交通の充実に関しては市としても利便性に向上を中心とし公共交通形成計画にて解決を図っていくとの方針である。 熊本市第7次総合計画(平成28年度~平成35年度)策定にあたり広く市民の意見を反映する手法を講じている。市民ワークショップ、区ごとのワークショップ、市内18か所における市民懇話会、中高生ワークショップなど積極的に市民意見を聴取し政策・施策に反映する仕組みを取ることが第6次までとの大きな相違点としている。 長野市においてもPB、審議会に留まることなく広く意見を聴取する手法を積極的に採用すべきではないか。また、熊本市では計画の推進体制について事業の見直しや廃止、予算算定、人事配置に適切に反映されていなく、評価制度の効果的かつ適切な運用を課題としており、長野市においても今日までの総合計画についての推進体制自体を更に検証すべきではないかと考える。  (熊本市議会議場内、演台の高さは手元で調整が可能) 1月21日(木) 兵庫県姫路市 <播磨圏域連携中枢都市圏構想について> 播磨圏域連携中枢都市圏形成について、平成25年3月より研究会を立ち上げ姫路市が幹事市となり総務省に対し財政措置を要望してきた経緯を踏まえ、まさに連携中枢都市都市圏構想のパイオニア的な自治体である。 平成27年2月には「連携中枢都市宣言」、4月に連携中枢都市圏形成に係る連携協定を7市8町と締結している。 そんな中で、播磨圏域の経済の活性化、圏域の魅力の向上、住民に安心快適な圏域づくりに取り組みながら、人口減少社会でも光り輝く播磨圏域を目指し連携中枢都市制度を推進している。 経済成長戦略については最先端科学技術施設を軸に革新的技術、新素材及び新製品の開発につなげながらものづくりの強化を図り、一方で企業誘致に取り組むことにより産業振興、雇用の創出を圏域全体で図っている。雇用の確保は外せないという理念を持っている。 成果としては、公共施設の利用についての交流が進み、更に、小中学生が無料で利用できるなど圏域全体として生活関連サービスが向上した面もある。 しかしながら、市民が望む雇用環境には施策として追いついていないことも現実的な課題としている。また、連携中枢都市圏を持続していく上で、国の動向について財政面から不安視するなどの側面も持ち合わせている。また、市民にとって連携中枢都市圏がどのようなメリットを与えているのか、まだまだ周知が充分とはいえない部分もある。  連携中枢都市圏を進めていく上で、市町毎の体制が異なる上、職員の意識等で温度差があることが施策面での濃淡があり連携が実務的に難しい場面もあり今後推進体制を維持強化していく上で課題となる。そうしたことを踏まえれば、まずは、出来ることからやっていく、少しずつでも効果を出しながら市民に発信していきながら進めていくという姿勢であろう。 先の労働環境については、圏域内においては全国的にも比較的恵まれた圏域であるところは姫路市としても認識している上で、市民としては更なる上昇を望んでいる気風があるとのこと。 (今回視察した3市では、それぞれ議会棟がある) 1月22日(金) 兵庫県尼崎市 <第5次尼崎市総合計画について> 平成25年度~34年度の10か年での第5次総合計画実施中。第4次にて平成4年度から37年度の35か年での計画を策定したが第5次では第3次までと同様の10か年とした。 尼崎市域の36%が工業系用途地域であり企業との結びつきが強い自治体である。 尼崎市では昭和45年をピークに人口減少、少子高齢化が他市と比較しても進行しており、中でも子育て世帯の減少、ひとり暮らし、また、高齢者世帯の増加が加速している現状の中で、特に子育て世帯の減少に関しては、尼崎市としての大きな課題を抱えていると思われる。毎年行っている市民アンケートにも表れているように、重要度が高いにも関わらず満足度が低い項目として、学校教育・子ども子育て支援・生活安全・就労支援の子育て世帯にとっては最も重要な項目への積極的な取り組みを期待したい。気になるのは生活安全について、治安という言葉が使われていた。子育て世帯がまちの治安に対し不安を持ちながら暮らすことへの対策を強化すべきではと感じる。 尼崎市としても合計特殊出生率の向上(自然増)は難しいという認識でおり、そうしたことから社会増に期待し、若い世帯の収入を増やすという施策も考えているようだが、平成22年度の尼崎市の完全失業率が7.5%で、40歳未満の完全失業率がそれを上回る8.2%(全国概ね5%)への対策には更に踏み込んだ施策も必要ではと感じる。 施策の評価を毎年度行っており、効果や課題、進捗度を点検・確認し、市長が重点化施策を決定し予算に反映させるといった手法をとっている。また、第5次総合計画ではこれまでの行政主体から市民・事業者・行政が基本的な考えを共有しならが進め、ありたいまちづくりの実現に向け施策ごとにマトリックス型にて進めていくということなので、そうしたきめ細かな取り組みを生かし、市全体として人口減少、少子高齢化に向けての市民意識との乖離がある施策(上述)を重点課題とし更なる取り組みが必要ではないか。 39名の尼崎市総合計画審議会委員には12名の市議会議員を加えて構成されている。 以上のように3市三様ではありますが、それぞれの地域の特性も異なりますが、大事なのは市民が総合計画や連携中枢都市圏構想の実現により希望の持てるまち、安全に安心して暮らせる、これからも暮らしていきたいまちとならなければいけません。私も議員としてしっかり検証を行い、市民益に適うものとすべく取り組んでまいります。

新庁舎を現地調査しました

新第一庁舎が竣工し、平成28年1月4日から供用開始となりました。市民のための拠点施設であり、災害時には対策本部になるこの庁舎、現時点での運営状況、今後の予定について、現地において説明の機会を設けていただきました。

総合窓口・災害対策本部・障害福祉課などを調査し、その改善点について評価するとともに、気づいた点につき指摘し、更なる改善を求めました。

学び多い週末

 週末、日頃よりお世話になっている長野県農団労ながの農協労組2016年団結旗開きに出席させていただきました。昨年の農協法改正により、ながの農協さんも、北信地方5農協の9月合併に向け、労組としても、これから組織再編対策に向け取り組まれるようです。困難なことも多いかと思いますが、前向きに捉えながらより充実した職場環境を作っていく、という力強い決意を確認しあった旗開きとなったのでは、と思います。  16日の土曜日、昨年は私も役員として運営に携わった更北地区青少年健全育成住民集会に出席。真島小学校4年生による防災についての学習発表では災害時の心得等、内容の濃いものでありました。授業の中で大学教授を呼び学んだ際に、「人命を守れれば100点満点」との話しがあったそうです。また、AEDを用いた発表や、児童の皆で防災マップを作成したりと、千曲川が近くにある学校でもあり、その意識の高さには驚かされるとともに、私の立場でも更に防災について取り組まなければならないと感じた次第です。  後半は、SBCラジオ「坂ちゃんのずくだせエブリデー」でも御馴染みの峯岸悦子さんの講演を拝聴しました。おもてなしの気持ちが地域をつくると題してのお話しは私自身の活動に大きな力を与えるものであり、基本は、あいさつであったり笑顔であったり、私の心にすっぽりと落ち着く学び多い貴重な時間となりました。    

3連休最終日

 元TBS報道局専門記者室長の杉尾秀哉さんと初めてお会いさせていただきました。長野県、そして長野市も人口減少社会に向けてUターンやIターンを推進している中で、杉尾さんもIターンということになります。これからしっかり信州長野県に腰を据えて、県民の声に真摯に耳を傾けていただける方だと感じました。  夕方、私の活動報告をご覧になったとのことで、地域の方から電話をいただきました。ここ数年は豪雨災害が日本全国で起きている、そんな中、この更北地区は昭和20年に水害があった地域である。水害対策をしっかりやれ!今のままだと心配だ!という内容でした。昨年12月の市議会定例会では水害対策をソフトの面から質問をさせていただきましたが、ハードの面からも私自身勉強を深めていかなければ、と改めて気が引き締まる次第でした。

3連休の中日

 3連休の中日、1月10日の今日は地元丹波島地区では「どんど焼き」が行われました。地元神社である「於佐加神社」の氏子役員さんが中心となり、育成会がお手伝いする形で地区で新年最初の行事となっております。私も昨年に引き続き準備のお手伝いをさせていただきました。天候にも恵まれ役員さん達の手慣れた作業で参加した子どもたちとともにスムーズに進められました。1年の始まり、地域の皆様が健康に安全な暮らしが送れることでしょう。    週末は「出初式」に初めて出席させていただきました。地域の防災の要として活動されていることに改めて敬意を表する次第です。地元更北第一分団の「出初式」にも出席をさせていただきましたが、私も今後は団員の方々としっかり連携を取りながら安全安心のまちづくりを進めていきます。

一本の電話

 後援会役員の方と5日に打ち合わせを行うことになっていたのですが、私の勘違いにより急遽、時間の変更をお願いすることとなってしまったのでした。朝から、街頭演説、挨拶回り、会派内業務と腰の落ち着かない行動となったこの日ですが、前日に役員さんと、腰の落ち着かい中でも目途がついた段階で一本の電話をいれることとなっておりました。しかしながら、この一本の電話をするタイミングを逸してしまい、役員の皆様には大変なご迷惑を掛けてしまいました。役員の皆様も私に気遣っていただいたのですが、私共の仕事は信頼関係が一番。一事が万事、国会議員秘書時代にも気を付けていたことですが、携帯電話の普及で連絡などタイムリーに出来る世の中、一本の電話、時として命取りになりかねません。この日のことを教訓にしなければなりません。反省反省です。