一般質問(個人)で登壇しました。
令和3年6月定例会がはじまりました
長野市議会の令和3年6月定例会が、6月10日に始まりました。
提出議案
今回は議案14件、承認6件、報告12件。
補正予算関係
- 令和3年度長野市一般会計補正予算
条例関係
- 長野市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例
- 長野市市税条例の一部を改正する条例
- 長野市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例
- 長野市保護施設の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
- 長野市指定障害福祉サービスの事業等の従事者、設備及び運営の基準等に関する条例等の一部を改正する条例
- 長野市放課後子ども総合プラン事業の実施に関する条例の一部を改正する条例
- 長野市樽池運動公園広場の設置及び管理に関する条例を廃止する条例
- 長野市人権同和教育集会所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
- 千曲衛生施設組合規約の変更について
- 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について
その他
- 財産の取得について(中条情報通信施設サーバ機器)
- 市道路線の認定、変更及び廃止について
- 工事請負契約の締結について(資源再生センター基幹整備工事)
があります。
条例改正の関係は、押印廃止に関するものや、国の法令改正に準拠した改正、施設の廃止等に伴うものなどがあります。
今市議会の話題
長野市は、今年11月に現在の市長の任期が終わります。
10月末に行われる市長選挙に関し、現在2期目の加藤久雄市長は、公の場では、続けるのか、やめるのか、態度を明らかにしていません。そんなこともあり、マスコミや、議員の中でも、市長が進退をいつ発表するかに注目が集まっています。
最近の一部の報道では、今期で市長の職をおりるつもりらしい・・とありました。先輩議員によると「6月議会の冒頭のあいさつで、通常なら進退についても触れるってもんじゃないかな」とのこと。しかし、その議会冒頭あいさつでは触れずにおわりました。
6月10日の議会初日終了後、マスコミに囲まれ「身体をいつ表明するのか」と問われた市長は、「一般質問で問われたら応える」と言っていました(当日のNHKニュース)
となると、6月16日から始まる議会一般質問が、がぜん注目度が増してしまいます。6月は代表質問がありませんが、個人質問の冒頭は、各会派が時間を多めにとる傾向があります。質問通告などからみても、その中で問うていくとみられます。
市としては重要なことです。しかし、市政にはほかにもたくさんの懸案事項があります。この問題ばかりに集中せず、補正予算案や条例改正等を慎重かつ丁寧に審議し、議会本来のチェック機能にゆるみが生じてはいけないと肝に銘じています。
また報道各社のみなさんにも、市長進退、市議選以外の案件にも関心を持ち、報道に取り上げていただければ幸いです。
請願
今回、請願は8件提出されました。
「請願」は、地方自治法に定められた、市民が自治体に要望を伝え、議論させる方法です。課題や要望をお持ちの方は、議員を通して手続きをご検討いただき、有意義にご活用いただければと思います。
一般質問
6月16日(水)10:00からは一般質問が始まります(18日(金)お昼まで)。39人いる議員のうち、24人が質問に立ちます。
私も年度初めまでは質問する予定でしたが、会派内の調整で、今回は質問なしになりました。
自分が議員になって感じているのは、個人質問は、議員の信念、課題認識など、一人ひとりの個性が見て取れる、という点です。あらかじめ質問を伝え(質問通告)、答弁書も事前に用意され、質問する方も、答える方も原稿を読んでいる点では「学芸会じゃないか」という見方もあります。
でも、そこが表現の場であり、皆それぞれに工夫しているとみています。
もし、ちょっと時間があって「議会が何やっているか見てみよう」という方におすすめなのは、ご自分が投票したり応援している議員「以外」の質問も見ることです。
39人もの議員が、それぞれの思いで用意している質問、それへの理事者の答弁。会派(党派)や地域にかかわらず興味がわいたり、共感するような話が出てきたりするものです。
議会質問を見てみたいという方は、議場で傍聴できます。
事前のお申し込みにより、託児サービス 、手話通訳 、要約筆記 のサービスが無料でお使いいただけます。(お問い合わせ 長野市議会議会事務局 Tel:026-224-5057 Fax:026-224-5105)
でも今は、コロナ禍でもあり、インターネット中継をお勧めしています。長野ケーブルテレビ でも《地上11ch》で中継してくださいます。
今回は、市長選の件もあり、議場に取材に訪れるマスコミが多く、密になりかねないですね。
東方の動き
今定例会では、所属する福祉環境委員会において、これまで継続して要望している児童センターの密解消等について、引き続き改善を求めていきたいと考えています。
また、所属委員会とは違う委員会での審査になりますが、請願が提出されている「働く女性の家」の講座継続要望については、私自身も担当課に要望をしていることもあり、これにも特に注目しています。
また、個人質問の準備がない分、休会日に外部の会議や勉強会に参加するなど、自身の課題にかける時間が確保できているのはありがたいです。どれも地域を良くすることにつながる内容と考えています。
それぞれの分野の関心の高い方、ご経験豊富な方々にいろいろ教わったり、実際にどう実現化していくかを考えています。やりたいこと、目標に向けてどうアプローチするかなど、いろんなアイデアが頭をグルグル。ちゃんと課題整理して、今後にいかしていきますので、どうぞご期待ください。