松本市で視察
- 2012年08月28日
- 改革ながの市民ネットからのお知らせ, 活動報告
平成24年8月23日、改革ながの所属議員5名は、次の事業・制度等を視察してまいりました。
・「健康寿命延伸都市・松本」について
・学校給食の放射能測定について
・育児ママヘルプサービスについて
平成24年8月23日、改革ながの所属議員5名は、次の事業・制度等を視察してまいりました。
・「健康寿命延伸都市・松本」について
・学校給食の放射能測定について
・育児ママヘルプサービスについて
改革ながのほかの会派に対し、市から次の事項について協議・報告がありました。
・災害時の応援協定について
・新第一庁舎及び新市民会館の基本設計について
・旧屋代線鉄道施設を活用した屋代・須坂間へのLRT導入の可能性について
・平成23年度決算について
・(仮称)豊野保育園建設用地について
・大岡保育園の存続について
・不活化ポリオワクチンの導入について
・広島県福山市でのホテル火災を踏まえた調査結果について
昨晩、長野市等で発生した集中豪雨災害について、被災した全ての皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
改革ながのは、長野市行政と協力して、災害の復旧に全力で取り組みます。
6月定例会に請願「食品用放射能測定器設置についての請願」・「保育園の給食の放射能汚染対策を求める請願」・「小中学校給食の放射能汚染対策を求める請願」を提出した団体等「りんごほっぺの会」、「原発に頼らない未来を創ろうプロジェクト」と、長野市職員による懇談会に、改革ながのの望月よしひさ議員・小泉一真議員が同席しました。
市民団体側からは独自の調査結果を示した上で、「情報がほしい」、「周囲より突出したベクレル値が測定された調査箇所について、何らかの対応を取ってほしい」といった要望が出されました。
この請願は、経済文教委員会では不採択とすべきものと決定されました。本日の本会議で、望月議員はこの決定に反対し、採択すべきとの立場から討論しました。
討論後の採決では、不採択と決しました。
討論の様子、動画は、こちらからご覧ください → http://www.youtube.com/watch?v=wXhou7SOBMQ&feature=context-cha
全文は、以下の通りです。 ↓
28番、望月義寿でございます。
請願第17号「食品用放射能測定器設置についての請願」を不採択すべきとした経済文教委員会委員長報告に、反対の立場から討論を行います。同趣旨の請願が複数ありますが、そこに共通する、市民、特に子ども達の安全を求める願意に基づいて討論いたします。
東日本大震災と、それによる福島第一原子力発電所の事故以来、我が国は、新たな時代を迎えることになりました。国民の命と生活を守るため、公共施設、特に子ども達が日々過ごし、避難所となる小中学校は当然のこと、民間の建物も耐震対策は急務であり、日頃からの要援護者の把握、いざという時の避難に関する周知や訓練をはじめとして、なすべきことは山積しております。そして・・・放射能対策も必要となりました。
幸いなことに、とは、到底言えませんが、本市においては、空間放射線量も原発事故前と同レベルであり、日常生活には何ら支障はありませんし、農産物も安全です。本市の農産物は安心して食べていただき、子ども達は屋外でも、のびのびと運動させていただきたいと思います。
しかしながら、福島近辺の農産物が安全かと問われた時、「絶対に安全である」と断言出来る方はいらっしゃらないかと思います。出荷段階において国で検査しているから大丈夫、との見解もありますが、実施しているサンプリング検査では、当然、すり抜け、流通してしまう農産物も生じることから、安全確保のためには、販売あるいは消費の段階でも検査が必要となります。
国は、当初1キログラム当たり500ベクレルという暫定基準値を設けましたが、本年4月から100ベクレルに変更しました。これらの基準は、当然、大勢の被験者に、500ベクレル・100ベクレルの穀物・野菜を食べ続けさせた結果、健康被害が生じなかったとの実験結果を基に定めた基準ではなく、科学的根拠としては疑問を呈せざるを得ないものです。故に、国の基準値を守っていれば大丈夫との考え自体が成り立たないと言わざるを得ません。特に、子ども達の被爆に関しては、大人よりも影響が大きいとの見解が通説ですので、せめて、子ども達の食べるものは、可能な限り放射能に汚染されていないものを選ぶべきです。そして、そのためには、どうしても放射能測定器が必要となります。
すべての食材・水・土壌を測定することは、現実的には不可能ではありますが、可能な限り検査することが子ども達の安全につながります。スクリーニングのための機器を数台と、キロあたり1ベクレル以下まで測定できるゲルマニウム半導体検出器を1台購入し、検査体制を整備し、小中学校・保育園の給食食材や水・土壌を検査することにより、子ども達の安全・親の安心・本市農業の発展を実現すべきです。
本市では、消費者庁から貸与される検査器が秋には届く予定であり、今までも、長野県北信教育事務所内にNaIシンチレーションスペクトロメータがあり、長野県環境保全研究所にゲルマニウム半導体検出器があることから、それらをお借りしての検査と、これから届く貸与機器で十分との認識ですが、県の機器をお借りしての測定の実情は、本年4月9日から5月31日までの間に、保育園の給食食材を北信教育事務所の検査器で測れたのは、公立保育園18園(18検体)、私立保育園21園(21検体)のみで、つまり、測定できた保育園でも一園一検体しか測れていません。また、小中学校の給食食材の検査は、NaIシンチレーションスペクトロメータとゲルマニウム半導体検出器の併用で本年4月4日から6月7日までの間には10回28検体を測れたのみです。これでは、到底、安全を確保し、安心出来る検査体制とは言えません。新たに貸与される予定の検査器も、年間320検体を検査する予定ですが、例えば、そのうち保育園の給食食材の検査は100件ほどの予定とのことです。80園以上ある保育園の食材検査を年間100回しか行わないということは、一保育園の給食食材の検査は年間1回程度しか行わない、ということになります。様々な食材を使い給食が作られているのに、そのうちの一つの食材を年間1回しか検査しないというのでは、ほとんど検査していないと言われても反論出来ないのではないでしょうか。
奇しくも、昨日の信濃毎日新聞に、ある主婦の方が「長野市民測定所」を開設している、との記事が掲載されました。記事によると、2歳の長女を育てる立場から、農家らが気軽に検査できる場所をつくり、母親らの安心につなげようと、独身時代の貯金を取り崩して測定機器を購入し、自宅近くのアパートの一室を借りて「市民測定所」を設置したとあります。「食べるか食べないかは最終的に自分の判断だけれど、放射能物質の数値が分からなければ考える材料がない」と話しておられました。
一主婦が、貯金を取り崩して機器を購入し、有料とはいえ市民の依頼に応じて測定を行っているのに、1500億円以上の年間予算を誇る本市が、消費者庁から貸与される予定の機器一台と県の機器を借りればこと足れりとしている認識には、本当に言葉もありません。
そして、市民の安全・安心を守るため、行政に対し提言を行っていくべき立場にある議員が、それを追認し、子ども達の安全を守ってほしいとの切実な願いのこもった請願を、あっさり不採択としてしまう・・・、そんなことがあっていいのでしょうか。
これは、誇りの問題だと思います。中核市である県都長野市が、主婦でも買える検査機器を購入せず、県の機器を借りて他市町村の検査枠を奪う、そんな方針は改めて、子ども達の安全・市民の安心のため、自前の検査体制を整え、胸を張り、誇りを持って「長野市は充実した子育て支援を行っています」と言えるよう、本請願は採択すべきです。
議員各位のご賛同を心からお願い申し上げ、討論とさせていただきます。
平成24年6月14日付け信濃毎日新聞朝刊に、塩入学議員による13日個人一般質問への答弁内容が掲載されました。
長野市は13日、長野広域連合(長野市)のごみ処理広域化計画で、同市大豆島松岡地区を建設候補地とする新ごみ焼却施設の稼働時期についてて、これまで目標としてきた2014年度中は厳しい-との認識を明らかにした。
長野広域連合長でもある鷲沢正一市長は「急いでやろうとすると反対運動が出てしまう。早くやるために、合意のための協議を重ねていると取ってほしい」と述べた。
ほか、この記事の焼却炉に関する部分は、塩入議員質問への答弁から構成されています。
今日6月7日から、長野市議会6月定例会がスタートしました。
ぜひ改革ながのの所属議員の発言ぶりを、傍聴にいらしてください。
◎改革ながの所属議員一般質問の予定
塩入 学: 6月13日午前11時前後
望月よしひさ: 6月14日午後2時前後
※議事進行状況によって、質問開始時刻は前後します。目安とお考えください。
・市役所第一庁舎7階又は8階の一室で開催されます(案内表示あり)
・議会事務局(第一庁舎7階)で傍聴手続きが必要です
・日程・会場の詳細は、議会事務局にご確認ください。
・傍聴時の注意事項を順守してください
・児童一時預かりサービスあり。前日までに予約が必要です
・詳しくは: http://www.city.nagano.nagano.jp/site/gikai/3828.html
◎ 昨年10月1日に結成された新会派「改革ながの」の活動状況を、信濃毎日新聞折り込みでお知らせしています。お気軽にご意見・ご感想をお寄せください。メール:kaikaku@valley.ne.jp
◎ 予算の限りがあり、長野市内全戸配布はできませんでした。お手許に届かない場合は、お手数ながらファクシミリで送付先明記のうえ、ご請求ください(026-228-1292)。郵送させていただきます。
◎ 近日中に当サイトからダウンロードできるようにいたします。
◎ 一部の字句に誤りがありますので、訂正させていただきます。
・第1面: 「総務省動向を調査」1行目 ×「平成24年」 → 〇「平成23年」
・第3面: 「松木茂盛 守れ市民の足バス路線」上段25行目 ×「1200百万人」 → 〇「1200万人」
下段21行目 ×「祖織」 → 〇「組織」
改革ながのほかの会派に対し、市から次の事項について協議・報告がありました。
1. あいさつ(黒田副市長)
2. 協議・報告事項
(1) 第3次長野市高度情報化基本計画(案)パブリックコメントの結果について
(2) 新市民会館運営管理基本計画(案)について
(3) 長野市スポーツ推進計画(案)に対する市民意見等の募集結果:計画決定報告
「両市の相互理解と友好親善を更に深めるとともに、昨年9月に『中国人個人観光ビザの発給要件』が緩和されたことから、これを好機と捉え、今後の中国個人観光客の本市来訪や人的交流の一層の拡大が図れるよう、現地における誘客イベント、経済懇談会などで“ながの”のPRを行う」目的で、4月19日から24日の間、市関係者16名が訪問。改革ながのからは、望月よしひさ議員が参加しました。
また、34名の市民参加者も訪問し、26日帰国予定です。