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市民団体との懇談

市民団体との懇談

6月定例会に請願「食品用放射能測定器設置についての請願」・「保育園の給食の放射能汚染対策を求める請願」・「小中学校給食の放射能汚染対策を求める請願」を提出した団体等「りんごほっぺの会」、「原発に頼らない未来を創ろうプロジェクト」と、長野市職員による懇談会に、改革ながのの望月よしひさ議員・小泉一真議員が同席しました。
市民団体側からは独自の調査結果を示した上で、「情報がほしい」、「周囲より突出したベクレル値が測定された調査箇所について、何らかの対応を取ってほしい」といった要望が出されました。

望月よしひさ議員本会議討論-「食品用放射能測定器設置についての請願」

この請願は、経済文教委員会では不採択とすべきものと決定されました。本日の本会議で、望月議員はこの決定に反対し、採択すべきとの立場から討論しました。
討論後の採決では、不採択と決しました。

討論の様子、動画は、こちらからご覧ください → http://www.youtube.com/watch?v=wXhou7SOBMQ&feature=context-cha

全文は、以下の通りです。 ↓


28番、望月義寿でございます。
請願第17号「食品用放射能測定器設置についての請願」を不採択すべきとした経済文教委員会委員長報告に、反対の立場から討論を行います。同趣旨の請願が複数ありますが、そこに共通する、市民、特に子ども達の安全を求める願意に基づいて討論いたします。

東日本大震災と、それによる福島第一原子力発電所の事故以来、我が国は、新たな時代を迎えることになりました。国民の命と生活を守るため、公共施設、特に子ども達が日々過ごし、避難所となる小中学校は当然のこと、民間の建物も耐震対策は急務であり、日頃からの要援護者の把握、いざという時の避難に関する周知や訓練をはじめとして、なすべきことは山積しております。そして・・・放射能対策も必要となりました。
幸いなことに、とは、到底言えませんが、本市においては、空間放射線量も原発事故前と同レベルであり、日常生活には何ら支障はありませんし、農産物も安全です。本市の農産物は安心して食べていただき、子ども達は屋外でも、のびのびと運動させていただきたいと思います。
しかしながら、福島近辺の農産物が安全かと問われた時、「絶対に安全である」と断言出来る方はいらっしゃらないかと思います。出荷段階において国で検査しているから大丈夫、との見解もありますが、実施しているサンプリング検査では、当然、すり抜け、流通してしまう農産物も生じることから、安全確保のためには、販売あるいは消費の段階でも検査が必要となります。
国は、当初1キログラム当たり500ベクレルという暫定基準値を設けましたが、本年4月から100ベクレルに変更しました。これらの基準は、当然、大勢の被験者に、500ベクレル・100ベクレルの穀物・野菜を食べ続けさせた結果、健康被害が生じなかったとの実験結果を基に定めた基準ではなく、科学的根拠としては疑問を呈せざるを得ないものです。故に、国の基準値を守っていれば大丈夫との考え自体が成り立たないと言わざるを得ません。特に、子ども達の被爆に関しては、大人よりも影響が大きいとの見解が通説ですので、せめて、子ども達の食べるものは、可能な限り放射能に汚染されていないものを選ぶべきです。そして、そのためには、どうしても放射能測定器が必要となります。
すべての食材・水・土壌を測定することは、現実的には不可能ではありますが、可能な限り検査することが子ども達の安全につながります。スクリーニングのための機器を数台と、キロあたり1ベクレル以下まで測定できるゲルマニウム半導体検出器を1台購入し、検査体制を整備し、小中学校・保育園の給食食材や水・土壌を検査することにより、子ども達の安全・親の安心・本市農業の発展を実現すべきです。

本市では、消費者庁から貸与される検査器が秋には届く予定であり、今までも、長野県北信教育事務所内にNaIシンチレーションスペクトロメータがあり、長野県環境保全研究所にゲルマニウム半導体検出器があることから、それらをお借りしての検査と、これから届く貸与機器で十分との認識ですが、県の機器をお借りしての測定の実情は、本年4月9日から5月31日までの間に、保育園の給食食材を北信教育事務所の検査器で測れたのは、公立保育園18園(18検体)、私立保育園21園(21検体)のみで、つまり、測定できた保育園でも一園一検体しか測れていません。また、小中学校の給食食材の検査は、NaIシンチレーションスペクトロメータとゲルマニウム半導体検出器の併用で本年4月4日から6月7日までの間には10回28検体を測れたのみです。これでは、到底、安全を確保し、安心出来る検査体制とは言えません。新たに貸与される予定の検査器も、年間320検体を検査する予定ですが、例えば、そのうち保育園の給食食材の検査は100件ほどの予定とのことです。80園以上ある保育園の食材検査を年間100回しか行わないということは、一保育園の給食食材の検査は年間1回程度しか行わない、ということになります。様々な食材を使い給食が作られているのに、そのうちの一つの食材を年間1回しか検査しないというのでは、ほとんど検査していないと言われても反論出来ないのではないでしょうか。

奇しくも、昨日の信濃毎日新聞に、ある主婦の方が「長野市民測定所」を開設している、との記事が掲載されました。記事によると、2歳の長女を育てる立場から、農家らが気軽に検査できる場所をつくり、母親らの安心につなげようと、独身時代の貯金を取り崩して測定機器を購入し、自宅近くのアパートの一室を借りて「市民測定所」を設置したとあります。「食べるか食べないかは最終的に自分の判断だけれど、放射能物質の数値が分からなければ考える材料がない」と話しておられました。
一主婦が、貯金を取り崩して機器を購入し、有料とはいえ市民の依頼に応じて測定を行っているのに、1500億円以上の年間予算を誇る本市が、消費者庁から貸与される予定の機器一台と県の機器を借りればこと足れりとしている認識には、本当に言葉もありません。
そして、市民の安全・安心を守るため、行政に対し提言を行っていくべき立場にある議員が、それを追認し、子ども達の安全を守ってほしいとの切実な願いのこもった請願を、あっさり不採択としてしまう・・・、そんなことがあっていいのでしょうか。

これは、誇りの問題だと思います。中核市である県都長野市が、主婦でも買える検査機器を購入せず、県の機器を借りて他市町村の検査枠を奪う、そんな方針は改めて、子ども達の安全・市民の安心のため、自前の検査体制を整え、胸を張り、誇りを持って「長野市は充実した子育て支援を行っています」と言えるよう、本請願は採択すべきです。
議員各位のご賛同を心からお願い申し上げ、討論とさせていただきます。

塩入学議員の質問が報道されました

平成24年6月14日付け信濃毎日新聞朝刊に、塩入学議員による13日個人一般質問への答弁内容が掲載されました。

長野市は13日、長野広域連合(長野市)のごみ処理広域化計画で、同市大豆島松岡地区を建設候補地とする新ごみ焼却施設の稼働時期についてて、これまで目標としてきた2014年度中は厳しい-との認識を明らかにした。

長野広域連合長でもある鷲沢正一市長は「急いでやろうとすると反対運動が出てしまう。早くやるために、合意のための協議を重ねていると取ってほしい」と述べた。

 

ほか、この記事の焼却炉に関する部分は、塩入議員質問への答弁から構成されています。

託児あります-6月議会の傍聴においでください!

今日6月7日から、長野市議会6月定例会がスタートしました。
ぜひ改革ながのの所属議員の発言ぶりを、傍聴にいらしてください。
◎改革ながの所属議員一般質問の予定

塩入 学: 6月13日午前11時前後

望月よしひさ: 6月14日午後2時前後

※議事進行状況によって、質問開始時刻は前後します。目安とお考えください。

 ・市役所第一庁舎7階又は8階の一室で開催されます(案​内表示あり)
・議会事務局(第一庁舎7階)で傍聴手続きが必要です
・日程・会場の詳細は、議会事務局にご確認ください。
・傍聴時の注意事項を順守してください
・児童一時預かりサービスあり。前日までに予約が必要で​す
・詳しくは:  http://​www.city.nagano.nagano.jp/​site/gikai/3828.html

今朝の信毎折込みに注目! 「改革ながの活動だより」が入ってます

◎ 昨年10月1日に結成された新会派「改革ながの」の活動状況を、信濃毎日新聞折り込みでお知らせしています。お気軽にご意見・ご感想をお寄せください。メール:kaikaku@valley.ne.jp

◎ 予算の限りがあり、長野市内全戸配布はできませんでした。お手許に届かない場合は、お手数ながらファクシミリで送付先明記のうえ、ご請求ください(026-228-1292)。郵送させていただきます。

◎ 近日中に当サイトからダウンロードできるようにいたします。

◎ 一部の字句に誤りがありますので、訂正させていただきます。

・第1面: 「総務省動向を調査」1行目 ×「平成24年」 → 〇「平成23年」

・第3面: 「松木茂盛 守れ市民の足バス路線」上段25行目 ×「1200百万人」 → 〇「1200万人」

下段21行目 ×「祖織」 → 〇「組織」

市から協議・報告を受けました

改革ながのほかの会派に対し、市から次の事項について協議・報告がありました。

1. あいさつ(黒田副市長)
2. 協議・報告事項
(1)  第3次長野市高度情報化基本計画(案)パブリックコメントの結果について
(2) 新市民会館運営管理基本計画(案)について
(3) 長野市スポーツ推進計画(案)に対する市民意見等の募集結果:計画決定報告

石家庄市友好都市締結30 周年記念訪問

「両市の相互理解と友好親善を更に深めるとともに、昨年9月に『中国人個人観光ビザの発給要件』が緩和されたことから、これを好機と捉え、今後の中国個人観光客の本市来訪や人的交流の一層の拡大が図れるよう、現地における誘客イベント、経済懇談会などで“ながの”のPRを行う」目的で、4月19日から24日の間、市関係者16名が訪問。改革ながのからは、望月よしひさ議員が参加しました。
また、34名の市民参加者も訪問し、26日帰国予定です。

旅程詳細はこちら。

平成23年12月定例会の会議録がUPされました

長野市のホームページに、12月議会の会議録が掲載されました。改革ながの所属議員の発言をCheck!してください。

12月7日代表質問:倉野立人

P97以降

12月8日一般質問:望月義寿

P186以降

12月8日一般質問:小泉一真

p215以降

12月16日本会議請願討論:小泉一真

P293以降

※平成24年3月定例会の会議録upは、5月下旬の予定です(長野市議会事務局)

改革ながの議員が3月市議会で質問します

2012年2月23日より、長野市議会3月定例会が開かれています。

改革ながの所属議員の本会議一般質問は、次のとおりの日程・内容にて予定されています。市民であれば誰でも傍聴できますので、ぜひ議場にお越しいただいた上で、ご意見をお寄せください。

◎代表質問

・松木茂盛議員: 2月29日(水曜)午後3時10分頃から

(1) 鷲澤市長の政治信条について
ア  マニフェストの達成度合いについて
イ 施策課題と達成に必要な年限について
ウ 市長の理想的任期について
(2) 平成23年度の決算見込みについて
(3) 平成24年度の予算編成方針について
ア 重点施策について
イ 市議会からの要望についてどう反映されたか
ウ 改革ながのからの要望について
エ 基金の積み立て目標について
(4) 都市宣言の検証と今後の在り方について
(5) 長野市版都市内分権とその将来像について
(6) 合併後の行政改革の進捗について
ア 組織機構の見直しについて
イ 職員定数の在り方について
(7) 指定管理者制度の課題について
ア  経費節減とサービスの向上について
イ 評価方式と指定の適正化について
ウ 地元企業の育成について
(8) 国の幼保一元化と本市の取組について
(9) 高齢者介護施策の現状と対策について
(10) 環境対策について
ア ごみの減量と生ごみ分別による堆肥化について
イ ソーラー・小水力発電などの新エネルギーの推進と補助対策の向上について
(11) PFI事業の検証と今後の活用について
(12) 産業振興対策について
ア 観光振興対策について
イ 雇用対策の促進について
ウ 農業の振興と地産地消の向上策について
エ 野生鳥獣対策の向上について
オ 農業振興条例の制定について
(13) 公共交通対策について
ア 公共交通機関の統合と市内総合循環交通について
イ 市内公共交通の新システム構築について
ウ 長野電鉄屋代線の対応について
(14) 教育問題について
ア いじめ・校内暴力・不登校の実態と対策について
イ 学校施設耐震化の促進について
ウ 県短期大学の4年制化への取組について
エ ACながのパルセイロと信濃グランセローズへの対応について
(15) 市街地再開発事業の検証と今後の課題について
ア トイーゴの市街地再開発事業と今後の課題について
イ 権堂B-1地区市街地再開発事業とその課題について
ウ セントラルスクゥエアの土地交換と利用について
(16) 長野駅善光寺口駅前広場の整備事業について
(17) 東京電力柏崎刈羽原子力発電所の情報連絡について
(18) その他

◎個人質問

・塩入学議員: 3月2日(金) 午前10時40分頃

(1) 少子高齢化と人口減少時代について
(2) 市の会派議員への協議報告会の開催について
(3) 行政機構、職員定数、行政改革について
(4) 市職員への市長の年頭あいさつについて
(5) 教育振興計画について
(6) 雇用対策について
(7) 男女共同参画活動の取組について
(8) トイーゴの現状分析・検証について
(9) 長野駅・善光寺間の公衆トイレ設置への取組状況について
(10) その他

倉野立人議員:3月5日(月) 午後1時頃

(1)  東日本大震災被災地への今後の支援について
ア 環境面での支援
イ 産業面での支援
(2)  施策の陰になる市民の存在について
ア 障害程度の等級判定基準
イ 児童館・児童センターなどの指導員
(3)  まちづくり施策への横断的取組について
(4)  その他

・小泉一真議員 :3月5日(月) 午後3時15分頃

(1) 市発注建設工事における市内企業活用の促進について
(2) オリンピック記念館等について
(3) その他

※傍聴を希望される方は、本会議の当日、傍聴席入口の受付(市役所第一庁舎9階)で、所定の用紙に住所・氏名をご記入の上、入場してください。なお、傍聴席の数に限りがあります(55席)。

※長野市によるインターネット生中継はこちらからご覧になれます