長野市議会議員会派

改革ながの市民ネット

石家庄市訪問記-その6

23日、石家庄市最終日の朝、第43中学校を視察しました。副校長に対応していただき、学校の紹介DVDを拝見した後、現場を視察をしました。第43中学校は、別名、石家庄外国語学校で、幼稚園から高校までの一貫教育の中で英語・日本語をはじめとする外国語教育に力を注いでおり、高校の授業を拝見し交流したところ、日本留学経験がある高校3年生がノー原稿で自身の夢を日本語で語っていました。ほとんど訛りのない日本語・堂々とした語り口に感心しました。


  ↑ 長野市教育長と副校長の歓談


  ↑ 立派な校舎がいくつも林立していました


 ↑ 中国の水道水は飲めないとのことで、子ども達のためにミネラルウォーターが
   用意されていました。


  ↑ バスケット用体育館。マイケル・ジョーダンをはじめとする外国の一流選手や
   中国のバスケ選手が壁に貼られていました。


  ↑ 卓球場。流石は中国! 半地下の卓球場、遥かかなたまで台が並んでいました。


  ↑ ボーリング場までありました

その7に続く

石家庄市訪問記-その5

22日、石家庄市滞在3日目は、市立民間工芸博物館・正定大仏寺・柏林寺を拝見し、昼食は、日本食のお店をご心配いただきました。

 
  ↑ 日本料理店の入っているビルに熱烈歓迎の電光掲示!

宿泊先の亜太大酒店にも熱烈歓迎の掲示を連日していただいていました。

 ← 亜太大酒店前

日本料理店は三四郎という名前で、部屋にそれぞれ日本の地名が付いていました。大勢でお邪魔したため、いくつかの部屋に分かれましたが、私の部屋は奇しくも「長野」でした(^^)v。ところが、何かちょっと…(笑)。


  ↑ 「長野」が「ながのけん」は、ありですね(^-^)。


  ↑ 「神戸」が「てうべ」になっていました(^^ゞ。


  ↑ 「大阪」が「おおてか」・・・(^^ゞ。

余計なお世話かと思いましたが、同席の皆さんと図って、せっかく訪れた「日本人として」、訂正を提案させていただきました(^^ゞ。メモだけしてもらえればと思っていたところ、重厚なサイン帳を出され、これに書いてくれと言われたため、大ごとのようで困ってしまいました(^^ゞ。もちろん、私の悪筆では、更に意味不明の表現になりかねないので(笑)、議会事務局長にお願いし、書いていただいたのがこちらです ↓

 ↑ 「次にお越しいただくまでに直しておきます」と言われてしまいました(^^ゞ。

夕方は、王大虎常務副市長と王大軍副市長主催の晩餐会が開催されました。石家庄市最後の夜でしたが、宴の〆は例によって主催者側からなされました。招かれた側から中締めを提案する北信流(日本全般でしょうか?)からすると違和感がありますが、主催者が様々な要素を勘案した上で、頃合いを見計らって締められるので合理的かもしれません。

その6に続く

石家庄市訪問記-その4

21日、石家庄市滞在2日目は、両市の観光PRから始まりました。石家庄市からは、行政はもちろん、観光事業者や観光専門学校の学生等80名ほどにご参加いただき、本市は、経済懇談会のためだけに訪中いただいた1名以外の訪問団全員49名で参加し、観光コンベンションビューローの滝澤専務や開発公社の徳永専務にご活躍いただき、石家庄市向けのDVDを放映・解説した、わかりやすいアピールの上に、目玉としての「おやき」を、いろは堂の伊藤ご夫妻に作っていただき、日中友好協会の女性陣にもご協力いただきました。石家庄の皆さんに試食してもらえたことにより、「見るだけ」「形だけ」でない、心(お腹?(^^ゞ)に響く観光PRになったのではないか、と思います。

 

その後、張副市長主催の昼食会にお招きいただいた後、午後からは、石家庄市企画館を視察しました。発展を遂げる中国の大都市として、石家庄市も更なる発展に向け、新しく特区を設け、110万人が居住できる都市を整備中です。2020年に再整備が完了した後の石家庄市をイメージしたジオラマは、きらびやか過ぎ、私のような田舎者には別世界のようで逆に実感がわきませんでした…(^^ゞ。(実際に、それだけの発展を遂げているわけですが。)

その後、人民広場に設置されている、長野市からお贈りした「友好の鐘」(善光寺の鐘をイメージした半鐘)を拝見し、ホテルに戻って、人民代表大会常務委員会副主任との会見・晩餐会に出席しました。日中友好協会会長の山根氏によると、人大主催の晩餐会が催されたのは初めてとのことで、山根会長の感動ぶりは、両市の友好が更に進んだことを参加者に知らしめました!

 ← 友好の鐘

その5に続く

石家庄市訪問記-その3

石家庄市に到着し、亜太大酒店(ヤータイホテル)にチェックイン、ホテル内のレストラン

バイキング形式の昼食をいただき、経済懇談会に出席しました。

 

 ↑ 亜太大酒店(ヤータイホテル)。代表団はA団(市長・議長をはじめとする行政・議会
  の
代表団)とB団(市民代表団)の二団で訪問しましたが、A団に関しては、中国到着
  後の宿泊費・飲食代・バス代等は全て石家庄市負担でした! 同じく、長野市がお迎
  えする時には長野市の負担で歓迎しているとのことです。

  ← 経済懇談会の様子

長野市からも企業家に訪中していただき、経済懇談会が開催されました。きのこ栽培の

殺菌術に関して本市側から説明があったところ、石家庄市側で、ちょうどその技術を

求めて2名の職員を派遣したところだという企業があり、需給がマッチした懇談会になっ

たのではないかと思います。実際に商談が成立するかは、これからですが、こうした事例

は初めてとのことですので、事前に需給に関してすり合わせをしておけば、儀式ではなく、

真に経済交流に資する有意義な懇談会になるのでは、と思いました。

 

その後、程凱副市長を表敬訪問し会見が行われました。TVも来ており、その様子は放送

されたそうです。(本来は、市長への表敬訪問の予定でしたが、急な香港出張のため、副

市長に代理を務めていただきました。石家庄市は1020万都市であり、それぞれの分野を

担当する副市長が7名いるそうです。)

 ← 会見の様子

この席で、鷲澤市長は、石家庄市に対し、「平和市長会議」への加盟を要請しました。

表敬訪問終了後、会場を移して友好都市締結30周年記念式典が開催されました。

 ↑ 石家庄市から、芸術専門学校の生徒さん達をはじめとする、二胡や京劇、踊り等の
  ご披露がありました。返礼に、本市からは、日中友好協会の皆さんから、合唱や楽器
  の演奏をご披露し、盛り上がった記念式典になったのではないかと思います。

 

日本人は、中国のお酒というと「紹興酒」というイメージがありますが、石家庄市ではアル

コール度数が50度前後ある白酒(バイチュー)が一般的だそうです。

 ↑ 北京・石家庄で夕食をとった全ての会場にはグラスが3つ並べてあり、向かって右か
  ら白酒・ワイン・ラスクをつぐようになっていました。白酒用のグラスは極めて小さく、一
  気に飲み干せるよう配慮されていましたが、乾杯(かんぺい)をしたら飲み干さなけれ
  ばならない風習なので、乾杯の集中攻撃を受けたら大変ですね(^^ゞ。
  普通に飲むお酒が度数50度前後というのは、やっぱりカルチャーショックです。その
  ため、山根会長は、敢えて初日に白酒の差し入れをしたのだと、実感した二日目でし
  た(^-^)。

その4に続く

石家庄市訪問記-その2

翌20日、北京のホテルを出発し、300km南の石家庄市まで、バスで移動しました。

 ↑ 大気汚染対策に、ポプラの木が高速沿線に切れ目なく植えられていました。苗木の栽培を行う畑も沿線
  に見受けられ、緑化に対する努力は並々ならぬものがあると感じました。

 ↑ 都市部は高層ビルが林立していましたが、高速沿いの郊外には昔ながらの集落と麦畑が広がっていま
  した。
スモッグと黄砂で見えなくなる先まで広がる麦畑の広大さに、農地が狭く人件費が高い日本農業
  が、「品質の良さで勝てるから自由化すべき」と のたまう評論家・政治家の愚かさを、改めて痛感しまし
  た。

 ↑ 途中で立ち寄ったPA。「スーパーマーケット」は、そのまま「超市」でした(^^ゞ。

 

4時間ほどかかり、お昼過ぎに石家庄市到着。チェックイン・昼食とあわただしい後、午後

2:30からは経済懇談会が行われました。

その3に続く

石家庄市訪問記-その1

4月19日~24日まで、長野市友好代表団の一員として石家庄市を訪問いたしました。

1981年の友好都市締結から昨年で30周年を迎えたことから、今までで一番大勢の代

表団を編成し、市長・理事者・議員・日中友好協会の皆さん、他にも公募市民を募って

の、総勢50名の訪問団となりました。市議会議員は、議長の他に、新友会から3名、

共産・公明・改革ながのから1名づつの合計7名で訪問し、私も改革ながのを代表して

参加することになりました。

初日の午後、北京空港に到着して、まず驚いたのは、スモッグと黄砂の影響だと考えら

れますが100m先の建物が霞んで見えることでした。

 ← 北京空港

  ← 北京市内

そして空港から宿泊先のホテルまでバスで送っていただいたのですが、大通りに合流

する時、車線脇のバイク・自転車用の道路に(多少は速度を落としましたが)止まるこ

となく一気に突っ込み、また、車線への合流もかなり強引で、後ろから来たバイク・自

車・自動車が避けるのが当たり前、という運転でした。車優先とは聞いていたのです

が、バスですらこのような運転をしていることカルチャーショックを受けました。

ホテルにチェックインし、訪中後初の夕食を訪問団全員でいただきました。飲み物は青

島ビールとソフトドリンクという感じで、私としては少々物足りなさを感じましたが(^^ゞ、

そんな中、日中友好協会会長の山根氏から白酒(バイチュー)の差し入れが振る舞

れました。白酒は度数が50度前後ということで驚きましたが、何故、訪問初日にわざ

わざ白酒の差し入れをいただいたのか、その意味が理解出来たのは、次の日からで

した・・・(^^ゞ(笑)。

 

その2に続く・・・

長野市友好代表団の一員として訪中します

4月19日~24日まで、長野市友好代表団の一員として中国の石家庄市を訪問しま

す。長野市は、1981年4月に石家庄市と友好都市となり、交流を深め、石家庄市か

らはレッサーパンダが贈られ、その繁殖に成功したことから、長野市立茶臼山動物園

は、レッサーパンダに関しては全国一の動物園になり、昨年度の入園者数は23万人

を超えるにいたりました。近年では、5年ごとに、市長や議長をはじめとする議員が

相互訪問する習わしになり、昨年11月に、王大軍副市長を団長とする8名の記念訪

問団をお迎えしたことから、今月、長野市からも、訪中団を派遣することになり、私も

会派を代表して参加することになりました。

中国は、地理的に近く、国連安保理の常任理事国で核兵器保有国です。経済成長

も著しく、我が国にとって極めて重要な貿易相手国でもあります。その他諸々の観

点からも、日中友好は極めて重要な問題だと考えます。河村たかし名古屋市長の

問題発言もあり、もしかしたら石を投げられるかもしれませんが(^^ゞ、草の根の友

好活動、少しでも進展出来ればと考えています。長野市産の農産物の安全性につい

てもアピールしたいと考えています(^^)v。言葉は通じませんが…(^^ゞ(笑)。

 

小さな子ども達を残して6日も家を空け、帰国後2日目には千曲衛生施設組合の視察

 で2日間家を空けますので、寂しい思いをさせる子ども達のためにも、有意義な訪問

にしたいと思います。訪中中、地元他で11件の総会等が開催されます。出席したい

のは山々なのですが、このような事情のため、申し訳ありませんが、ご理解のほど、

よろしくお願いします(^-^)。

必ず無事に帰り、市民生活向上のため、これからも働いてまいります(^^)v。

高橋まゆみ人形館に行きました

4月8日(日)、後援会のバス旅行を企画し、高橋まゆみ人形館と高田城址公園の桜

を見るツアーを開催しました。今季は、4月になっても「当たり前」に雪が舞う異常気

のため、お花見ツアーなのに桜が咲いていない中での開催となりました(^^ゞ(笑)。

 ← 車窓からの、咲いていない桜…(笑)。

 

バス2台でそれぞれ出発し、まずは、今話題の高橋まゆみ人形館を時間差で見学

しました。「古き良き田舎」を表現した、いい表情の人形達に、皆さん感心・感動して

おられました。写真撮影禁止のため、画像をアップ出来ないのが残念ですが、いい

見学になりました。その中で、昭和の時代を表現した食堂の人形群があり、ラーメン

550円・お酒1合400円等々とのメニューまで壁に貼る、凝った展示がありましたが、

「この時代に、お酒1合400円は高いだろう」とのご意見もありました(笑)。(それは、

また別の話ですが…(笑)。)

 

 その後、高田城址公園を通り、咲いてない桜を確認した上で、岩の原葡萄園を訪

ました。無料の見学なのに、職員の方から丁寧なご説明があり、5種類のワイン

を無料で試飲させていただきました。無料の試飲、葡萄園として大丈夫なのかと勝

手に心配していましたが、やっぱり、何だかんだ言っても色々買っちゃうものですね

…(^^ゞ(笑)。

 

 ↑ 半地下のワイナリー。雪を有効活用して醸造を行っているとのこと。

 

その後、赤倉ニューホテルで宴席を設け、帰りに、あらい道の駅で鮮魚の買い物を

するツアーとさせていただきました。

 

後援会のバスツアーは、今回で2回目ですが、皆さんに楽しんでいただけたようで、

本当に嬉しい限りです。私自身も楽しませていただきました(^-^)。

来年も、開催する予定ですので、行きたい所がありましたらご連絡ください(^-^)。

 

追伸 バスは、赤倉ニューホテルさんのバス部門にお願いしましたが、いい運転手

さんに恵まれました。特に1号車の運転手さんが気のきいた方で、色々なご配慮をい

ただいた上、上越の地滑り現場近くを通っていただき、状況の解説までしていただ

きました。流石に観光地では、皆さん「おもてなし」の何たるかをご存じで、実践され

ているんだな、と感心しました。長野市においても、当たり前に「おもてなし」が行える

ようなソフト面での対策をとらねば北陸新幹線の金沢延伸で通過駅になってしまう、

との心配が現実になる危険性が高いと感じました。観光振興、頑張ってまいります。

長野市マジック愛好会発表会が開催されます!(告知)

4月1日(日)13時より、若里市民文化ホールにおいて、長野市マジック愛好会の発

表会が開催されます。

長野市マジック愛好会は、日頃から技術を磨き、お祭りや小学校・老人ホーム等でマ

ジックを披露し楽しんでいただいており、4月1日は、年に1度の集大成の発表会です。

入場無料ですので、皆様方のご参加を、是非ともお願いいたします。

ゲストとして、地元若穂出身の和妻マジシャン、和田奈月氏にもマジックをご披露いた

だけます。→ 和田奈月氏のプロフィール http://natsu-plan.com/profile.html

 

マジックに関する私の持論は、「マジックは科学的芸術である」です。

信じられない現象を、合理的な方法で実現出来る、そして、観客の皆さんに楽しんで

もらえる素晴らしい芸術だと思います。

愛好会会員である私自身は、議員活動が忙しすぎて練習する時間がとれず、今回は

手伝いに専念しますが、来年こそは、満を持して発表会に参加したいと思います。

 

水野晴郎さん風に言わせていただくと、「マジックって本当にいいですね~」です(^-^)。

よろしくお願いいたします。

長野市議会3月定例会が閉会しました

3月19日、3月定例会が閉会しました。平成24年度予算案をはじめとする重要議案

を審議する大切な定例会ですので、しっかりと事前準備をした上で臨み、所属する

福祉環境委員会においても、病後児・病児保育の充実・新設や放射能検査体制の

整備等につき、積極的な提言・要望・指摘をいたしました。

平成24年度一般会計予算案は、国政における子ども手当の制度変更等により対

前年度当初予算比29億円・1.9%減の1,518億6千万円でありますが、景気に配慮し、

普通建設事業費は前年度並みの268億7千万円を確保した予算となっております。

福祉医療費給付事業の小学校6年生までの拡大や学校図書館の蔵書充実と図書

館職員手当増額、有害鳥獣対策のための緩衝帯維持管理支援事業の新設など、

様々な面で市民利益向上が図られた予算ですので、「改革ながの」としては、予算

案に賛成することといたしました。

しかしながら一方で、未だ市民合意が得られていない長野市民会館建設事業につ

き実施設計の予算が計上されていること、目的や内容を含めて未だ未確定な部分

が多い次世代エネルギーパーク整備については、市民合意を得る努力をする事や

しっかりと内容を精査した上での実施が必要なことから、私が会派を代表して「賛成

討論」を行い、問題点に関しては慎重なる対応を求めるとともに、他にも、子ども達

の安全や子育て支援・食育、農業振興、地元からの土木要望の早期実施、中心市

街地の効果的な活性化や篠ノ井・松代へのハード面での取り組み、公共交通網の

抜本的な整備、AC長野パルセイロへの支援等、要望する形での「賛成討論」を行

いました。

「賛成討論」の動画を視るにはこちらをクリックください→http://www.youtube.com/watch?v=yZa6NzmeQBs&feature=youtu.be

 

市民生活に対し責任を持ちつつ、チェック機能を果たしてまいります(^-^)。